窯業技術センターあり方検討報告書のポイント

窯業技術センターあり方検討報告書のポイント
本県窯業の現状
● 本県を代表する伝統産業である『砥部焼』『菊間瓦』
● ライフスタイルの変化等に伴い、両産地とも生産額はピーク時から大幅に縮小し、経営環境は厳しい
● 産地振興に向けて、
や
に る新商品開発や 業 との ラ な に る新規 要の り し
産地(砥部焼・菊間瓦)が取り組むべき課題
●
●
●
●
安定的な
と品質安定化
産地
の
を かした商品開発
伝統的技術・技法の伝承
情報発信 ・営業 の強化
産地(
・組合・
≪基本方針≫
窯業技術センターの現状と課題
●
化・
化の しい進
● 合 化されていない研究開発・技術支援環境
● 高 で
な技術課題への的確な対応
● 要求される技術支援への迅速な対応
会)と役割分担した“窯業技術センターの機能強化”が必要
窯業技術センター機能強化の基本的考え方
◆ 中核的試験研究機関としての『研究開発・評価分析機能の強化』
◆ 産地 地 支援機関としての『産地へのきめ細やかな技術支援の強化』
◆ 伝統産業支援拠点としての『産地振興に向けた地元との連携の強化』
≪
な産地の取組 ≫
◆ 産地存続への危機感を持って、『攻守のバランスのとれた事業展開』と『
強化すべき機能
“研究開発分析機能”
に重点
を
えた本 の ラン
』
公設試としての中核的役割を果たすために
①産地ニーズに応える『研究開発機能の強化』
・
の安定的
と品質安定化への研究強化
・釉薬安定化への研究強化
・高品質で高付加価値製品の製造技術研究強化
・新たな用途展開提案への開発サポート強化
・前進への意欲ある事業者との共同研究推進
③成功への手助けとなる『技術支援機能の強化』
・技術課題や技術相談への対応強化
・技術移転や新技術紹介の促進
・機 の
と 用促進
・産地との密接な関係づくり
⇒IT 用したバーチャル分室的機能の導入検討
②産地の い技術や
を評価する『分析機能の強化』
・新製品の開発につながる試験分析機能強化
・安心で快適な瓦屋根への試験機能強化
④モノづくりのヒントを得る『情報収集・提供機能の強化』
・情報収集と発信機能の強化
・
室機能の強化
施設・運営体制
機能強化を確実に実現するために
◇ 求められる施設規模
・研究環境の改善と
で 十分な設 の充実
・機能を十分に発揮できる規模
・適 な 地環境
⇒現在地での拡張は困難、『移転建替』が望ましい
地元市町・産地組合が果たす役割
◇ 研究員のあるべき姿とノウハウの蓄積
・産地から信頼される研究員
・提案 の高い研究員の
・情報共有化とノウハウの蓄積
・市町・大学等との協働
センター機能の肥大化を避けるために
◇ 産地を担う人材の育成・
受け継がれてきた技能の伝承
◇ 伝統産業の拖 ・
を
感じる機会の提供
◇ 産地へアプローチする
プラットフォーム形成
・熟練者から
への技能伝承
・他産地にシェアを奪われない事業承継
・他産地の 向を る/知る取組み
・ く
向けに伝統産業への
を深めることのできる機会の提供
・人的
を促進する産業
・地元市町・産地組合・商工会を軸
に、産地と市場をつなぐ仕組みづくり
・人/モノ/情報の橋渡し機能
地元との重層的な連携のもと、地域の経済・生活・文化を担う伝統産業を振興