ZW3D2015SP リリースノート

ZW3D2015SP リリースノート
目
次
ディスプレイ&UI........................................................................................ 1
データ変換 ................................................................................................... 3
ヒール .......................................................................................................... 6
スケッチ&ワイヤー ..................................................................................... 7
パートデザイン ............................................................................................ 8
アセンブリデザイン ................................................................................... 11
点群 ............................................................................................................ 12
溶接 ............................................................................................................ 13
図面 ............................................................................................................ 14
電極 ............................................................................................................ 15
CAM .......................................................................................................... 16
ディスプレイ&UI
1 属性フィルターのTrueColor対応
ブラシアイコンを利用して、既存のフェースカラー情報を取得することが可能になりました。
 2015までは18色の中から近いものが指定されていました。
2 ローテーション中のハイライト無効
グラフィックウィンド内で要素のローテーションまたはパンニング中は、要素のハイライトを無効にする
ように改善しました。
3 ローテーションセンターの改善
既存の要素を検出して、最適なローテーション中心位置を決定します。
また、マウスポインタが要素にふれた場合は、その位置がローテーション中心になります。
 ローテーションセンターの初期設定は[ZW3D設定]にて行います。
ローテーションセンターには青色の●が表示されます。
回転中心
1
4 ファイルダイアログサイズの調整
ファイルダイアログのサイズをドラッグで調整するこが可能になりました。
2014
2015
5 履歴表示
履歴の再生成のスピードを向上しました。また、コマンド実行後、ヒストリーバーが常に見えるように
フィーチャーリストがスライドされます。
2015
2015SP
2
データ変換
6 インポーファイル (サポートファイルおよびバージョン)
以下リストはインポートをサポートしているファイルフォーマットとバージョンです。
赤字記載のバージョンはSPバーションで更新されたものです。
フォーマット
拡張子
バージョン
DXF/DWG
.dxf, .dwg
2013
IGES
.iges, .igs
5.3
Parasolid
.x_t, .x_b
26.1
STEP
.stp, .step
AP203, AP214
STL
.stl
-
VDA
.vda
-
VRML
.wrl
-
ACIS
.sat, .sab, asat, asab
R1-R25
CATIAv4
.model, .exp, .session
4.1.9-4..2.4
CATIAv5
.catpart, .catproduct
R8-R25(V5-6R2015)
CATIAv6 (*)
.catpart, .catproduct
V6R2015
Inventor
.ipt.
V6-V2015
.iam
V11-V2015
NX
.prt
11-NX10
Creo(Pro/E)
.prt, .prt.*, .asm, .asm,.*
16-Creo3.0
SolidEdge
.par, .asm, .psm
v18-ST7
SolidWorks(**)
.sldprt, .sldasm
98-2015
(*)・CATIAv6はCATPart/CATProductとしてエクスポートされたv5形式ファイルをサポートします。
(**)・SolidWorks2015のファイルインポートはWindows7および8の64bitOSに限ります。
3
7 Parasolidインポートおよびエクスポートの強化
Parasolid変換のインポート品質を向上しました。
点およびワイヤーフレーム(スケッチを除く)のインポートおよびエクスポートをサポートします。
8 STEP/IGESのインポート速度向上と品質向上
オープンエッジの発生を低減しました。
9 DWG/DXFエクスポートの機能追加
図面内の投影図エクスポートにおいて、ビュー内の要素をブロックとするか、曲線とするかを指摘できる
ようになりました。
 ブロック出力した場合に、インポート側のCADで寸法や図形がグルーピングされる場合があります。
10 VRMLファイルのインポート強化
インポートに失敗する場合がある不具合を改修しました。
4
11 エクスポートファイル (サポートファイルおよびバージョン)
以下リストはエクスポートをサポートしているファイルフォーマットとバージョンです。
赤字記載のバージョンはSPバーションで更新されたものです。
フォーマット
拡張子
バージョン
DXF/DWG
.dxf, .dwg
R11-2013
IGES
.iges, .igs
5.3
Parasolid
.x_t, .x_b
v7.0-v25.0
STEP
.stp, .step
AP203, AP214
STL
.stl
-
VDA
.vda
2.0
VRML
.wrl
2.0
ACIS
.sat
R7-R24
CATIAv4
.model
4.1.9-4.2.4
CATIAv5
.catpart, .catproduct
R15-R24
Image
.bmp, .gif, .jpg, .jpeg, .tif, .tiff, png
PDF
.pdf
5
ヒール
12 ギャップタイトコマンドを追加
指定した公差に基づき、フェース間の接続をチェックし、接続精度を向上することができます。
一見ソリッドまたはフェース間が問題なく接続(オープンエッジなし)しているような場合でも、部分的に
モデリング公差以上のギャップを持っている場合があります。このような個所を検出し、修復します。
13 縫合せコマンドの強化
より効果的にオープンエッジが削減されるように強化しました。
14 チェックとヒールコマンドの改善
チェック機能および修復機能を強化しました。
またメッセージに色を付け、わかりやい内容に改善しました。
6
スケッチ&ワイヤー
15 スケッチのグレーアウト表示
作成したスケッチ要素はパート内にてグレーで表示されます。これにより、ワイヤーフレームやエッジの
要素との区別を明確にしました。
16 円/円弧の中心点を明示
スケッチにおいて、作成した円/円弧の中心点を+で表示します。
17 ジオメトリ拘束の強化
ワンタッチトリム等でジオメトリをトリムした場合、その状態の拘束を保持するようになりました。
7
パートデザイン
18 データム平面の強化
2要素間指定のデータム作成において既存データム平面に対応しました。
19 データム平面の削除
グローバル原点にあるオリジナルのデータム平面に対して、他の要素と同時に選択された場合、消去され
ないようにしました。個別指定でのデータムの消去は可能です。
20 ブーリアン演算の強化
シェープの[ブーリアン]、[分割]、[トリム]のコマンドに公差オプションを追加
コマンド実行エラー時に公差を緩めることで、演算を可能にすることができます。
2015
2015SP
8
21 パターンの改善
パターンコピー時にブーリアンを実行した場合にエラーとなる問題を改善しました。
22 ラップパターンに曲線沿いを追加
曲線上にラップを配列コピーすることが可能になりました。
23 フェースパターンの強化
フェースオフセットおよびDEフェースオフセット、パターン等の機能を強化し、演算エラーを低減させま
す。
2015
2015SP
9
24 マージンボックスの強化
STLに対してマージンボックスを適用することができるようになりました。
25 2エッジ間のフィレットを強化
エッジに対してフィレットを保持する機能は従来からありましたが、より多くのケースで正しく処理でき
るように強化しました。
26 メッシュの表示
メッシュコマンド実行時の要素入力の情報を見やすくしました。
2015
2015SP
10
アセンブリデザイン
27 干渉チェックの改善
干渉部の確認を容易にするために、干渉したコンポーネントは透過表示になり、干渉していない要素は非
表示になります。また、1番目の干渉部がズームアップされます。
干渉結果欄での干渉確認用の表示チェックを設けました。
2015
2015SP
11
点群
28 メッシュ分割を追加
STLを矩形またはポリンゴで範囲指定し、領域内のパッチを分離することが可能になりました。
また、分離したパッチを別のSTLにグループ化することも可能です。
12
溶接
29 鋼材コマンドを追加
[鋼材レイアウト]および[トリム]にギャップオプションを追加しました。
これにより鋼材間に隙間を設けることが可能になります。
2015
2015SP
30 溶接部品表
溶接部品の材質や重量、長さ等の属性を取得し表にします。
部品表はエクセルに出力することができます。
13
図面
31 部品表からのパート呼出し
部品表に記載されたコンポーネント名からパートオブジェクトを開くことができます。
32 穴属性呼出しの穴数量
パターンコピーされた穴に対して穴の数量を正しくカウントできるようになりました。
14
電極
33 電極のリボンを用意
2015までは電極のコマンドはモールドリボン内にありましたが、新たに電極リボンを追加し、電極専用
コマンドおよび関連するコマンドでまとめました。
15
CAM
34 QM荒取りのアプローチの改善
QM荒取りで形状によっては加工材の外からアプローチする機能が一部有効にならなかった部分を改善し
ました。
2015
2015SP
35 QM荒取りのアプローチの改善
QM荒取りにおけるアプローチ干渉が発生する問題を解消しました。
2015
2015SP
16
36 QMプロファイルの改善
微小切削ピッチを設定した場合における、とぎれとぎれになってしまうツールパスの発生を減少させまし
た。
2015
2015SP
37 QMスキャロップのZ切り込み
QMスキャロップの「Z切り込み設定」機能を改善しました。
急斜面への過剰な切削パスを避けることができます。
2015
2015SP
17
38 等高線加工の多軸変換
4/5軸オプションが必要です
3軸QMの等高線加工に軸制御を追加しました。
リードおよびチルト角度を設定することで、工具軸を傾斜させた等高線加工が可能になります。
39 CAMマネージャー
マネージャー内にリスト表示された工具、加工面をドラッグし、目的の加工オペレーション名でドロップ
することで入力設定ができます。
18
19
Windows は、Microsoft Corp.の米国およびその他の国における登録商標です。
その他、全ての会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
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ZW3D 2015SP リリースノート
2015 年 9 月 24 日 第 1 版
株式会社実践マシンウェア
http://www.zissen-mw.jp