計測用GPSロガー WP00017G 1/4 GPSデータ(時刻・緯度・経度・速度)ロギングで移動情報収集 GPS ナビや移動軌跡・時間・速度・距離・位置の附帯情報のデータロギング GPS-LOGGER/W0043X18 GPSレシーバーを簡単に使いこなす便利グッズです! カーナビで進化が目覚しい GPS 応用技術が安価で簡単に利 GPS ロギングソフト/GPS18Monitor の操作画面 用できるようになりました。GPS システムは、時計の精度(約 10-11 程度)や、座標検出精度(約 3m 程度)、速度演算精 度(約1%程度)など、非接触センサーシステムと考えると、精度 とコストパフォーマンスが大変優れていると言えます。 そこで、当社では、移動体などの諸計測システムに対して、 その附帯情報として有効な時刻、速度、距離、位置情報を 提供する安価な GPS ロギングシステムを開発しました。 WindowsPC を主体とした計測システムに対し、同時に本装置を接続し付属のロギングソフトウェア[GPS18Monitor]を起動 することで、計測データと並行して、時刻・緯度・経度・移動速度の 200 ミリ秒ごとの LOG ファイル(CSV 形式)が記 録できます。これらのデータは MS-EXCEL で簡単に分析できますので、計測データの附帯情報が簡単に得られます。 又、同時に、ナビ用 LOG ファイル(NMEA0183 形式)も記録しますので、市販のナビゲーションソフトや地図データを利用す ると、地図上に移動軌跡が表示できます。又、ナビゲーションソフトによるリアルタイムナビも可能です。WindowsPC とは USB インタフェースで接続します。例えば、輸送機器の性能試験・鉄道・船舶などの乗心地振動履歴計測・トラック輸送などの貨 物の衝撃振動・温度履歴計測・作業機械の作業領域行動軌跡分析・車両乗車勤務の移動履歴分析等に、既存の WindowsPC 計測システムに追加接続し簡単にシステムアップできます。 発注型番 構成品 ■ GPS-LOGGER/W0043X18 本体 1 台、GPS レシーバー(ケーブル 5m 付き)1 個、6LR16(9V)乾電池 1 個、AC アタプタ (9V)1 個、 GPS ロギングソフトウェア/GPS18Monitor(CD-ROM)1 枚、RS232C 通信ケーブル1本、USB シリアルアダプタ 1 式 GPS は 5PPS でデータサンプリングが細かくなり、受信感度も向上! WP00017G 2/4 ■操作画面 RS-232C インタフェースコネクタ ■主な仕様 ● 本体外形寸法・重量 90(W)×135(D)×35(H)mm、約 200g ● 供給電源電圧:乾電池 6LF122(9V)×1 個 AC アダプタ 9V(500mA) ● 電池持時間:アルカリ乾電池で約 5 時間 ● 通信インタフェース(GPS レシーバー仕様準拠) RS232C、19200bps、8N1 (USB に変換されます) GPS センサー用コネクタ DC9V 入力 電源スイッチとランプ ● 使用コード:NMEA0183 フォーマット、GPGGA,GPVTG 座標系 WGS84 ■一般的なパソコンを使った移動体計測システムの例 GPS レシーバー 本システム範囲 WindowsPC W0043X18 各種センサーデータ USB アダプタ AD 変換入力 ■電池での使用時間 下図は標準電池での放電試験データです。 ■GPS レシーバー(GPS18SG)の定格・性能 ●型名:GPS18X-5Hz(GARMIN 社製) 本システム用にプログラム・コネクタ変更し GPS18SG とする ●外形:直径 61×厚み 19.5mm ●ケーブル:5m 長(RJ45 コネクタ) ●使用温度:-30℃~80℃ ●防水性:水深 1m 中 30 分 ●受信感度:12 衛星並列受信・-185dBWmin ●初期化時間:ホーットスタート 1 秒、コールドスタート 45 秒 初期化(全て不明の時)5 分 ●オプション電源/DC UPS Adapter/W0069 標準の電池(9V)で 5 時間使用できます。時間が短い ●測位精度:DGPS モード時 3~5mRMS WAAS モード時 3m 以下 RMS 場合は、外部電池パックとして W0069 が利用出来ます。 ●速度精度:0.1m/secRMS(一定速度時) 7 時間以上使えます。 ●力学環境:時速 1850km、2G ●時計精度:5PPS(1μsec) ●インタフェース:RS232C、19200bps、8N1 ●使用センテンス:GPGGA、GPVTG(本システム用プログラム) MS-EXCEL で速度・距離トレンドグラフや、移動軌跡座標グラフが作成出来ます! WP00017G 3/4 ■MS-EXCEL での解析例 CSV フォーマットのログデータ GPS18xData.csv は MS-EXCEL で簡単に読 込めます。読込んだデータは、右図のように 8 列 CSV で記録 されます。[JST(日本時)・速度・緯度(°)・(’)・経度(°) (‘)・品位・衛星数]品位は受信データが保障される場合、1,2 が表示されます。2 の時は DGPS にて測位を意味します。 下図左は、MS-EXCEL にて 2 列目の速度データ・8 列目の衛星数 を示し、速度を積分し移動体の距離を求めたグラフです。 下図右は、MS-EXCEL 散布図にて緯度・経度の座標に移動軌跡 をグラフにしたものです。 時 録 計測 ゙ 時 衛星数・速度・距離のトレンド 合 緯度・経度座標の移動軌跡 ■GPS18SG の速度性能 GPS を利用した速度検出は、非接触センサーとして大変有効な手段です。一般に、移動体の速度測定では何らかの速度センサー をその移動体に設置する必要があり、その工事費用増と手間は大きな負担でした。仮に、GPS の受信環境が良ければ(地 下鉄など受信出来なければ使えません)、非常に簡単で安価な速度計となります。ところが、今までの 1PPS タイプの GSP16SG は速度そのものは正確ですが、位相が遅れる欠点がありました。特に加速・減速域でリアルタイム方式の速度計との位相遅れが 問題でした。この度採用した GPS18SG は、5Hz 周期でサンプリングするため、これらの位相遅れが完全に改善されました。下 図は、1PPS の GPS16SG と 5PPS の GPS18SG を自動車に設置し、その速度データを比較したものです。 自動車のフロント部に 2 つの GPS レシーバーを置いて、速 度試験を実施。右はその結果。 市販のソフトを活用すると応用範囲は無限です。 WP00017G 4/4 NMEA0183 フォーマットデータ/GPS18xLog.NMEA ■GIS 応用例 右図は、同時に生成される NMEA0183 フォーマット LOG デ ータです。このデータ形式は、GPS 関係の汎用ソフトで活 用可能です。 フリーソフトの「カシミール 3D」を使いますと、W0043X18 をパ ソコンと接続し、数値地図上でリアルタイムナビが可能です。 下記はカシミール 3D のホームページアドレス(2010.02 現在) http://www.kamir3.com/index.html 下記は国土地理院の地図検索ホームページアドレス (2010.02 現在) http://watchizu.gsi.go.jp/ フリーのナビソフト[カシミール 3D]で軌跡を表示。地図は国土地理 GooglEarth を利用した軌跡を表示。左図と全く同じ LOG デ 院の 2 万5千分の 1 地図参照。行動軌跡を赤で表示して ータを使っています。尚、GooglEarth を使う場合は、NMEA います。 ファイルを KML(KMZ)ファイルに一旦変換する必要があります。 ■販売店 ■製造元 URL 販売 WEB http://www.wattsystem.com/ 〒365-0041 埼玉県鴻巣市小松 4-2-27 http://www.wattsystem.co.jp mail:[email protected] B101 Tel/Fax 048-541-9551
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