不動産取引におけるJCB取扱い特約の承諾書 加盟店契約を締結するにあたり、カード決済の対象商品は下記記載の商品の初回請求金額についてのみとし、JCB加盟店 規約ならびに特約の内容を遵守します。本承諾書の記載対象外商品の取扱いを行った場合は、加盟店契約を解除されることに あらかじめ同意します。 <カード決済の対象商品> ・月次賃料・管理費 ・敷金 ※敷金のうち一定の金額を返還しない旨の特約条件を設けている契約(敷引等)は除く ・礼金 ・仲介手数料 ・駐車場、駐輪場代金 ・トランクルーム ・レンタルルーム (お申込者記入欄) 平成 年 月 日 会社名 確認印 代表者名 店舗名 店舗電話番号 不動産取引におけるJCB取扱いに関する特約 本特約は「コイニーJCB取扱に関する特約」に付帯して、Coiney 加盟店が会員に対して、不動産賃貸借にかかる第4条に定める対象債権について信用販 売を行う場合のJCBと Coiney 加盟店との間の契約関係を定めるものです。なお、本特約における用語の意味は、本特約で特に定めない限り、JCB加盟店 規約(以下「原規約」という)およびコイニーJCB取扱に関する特約(以下総称して「原規約等」という)の規定に従うものとします。 第1条(Coiney 加盟店の表明保証) Coiney 加盟店は、以下の事項が本特約に基づき信用販売を行うために必要な要件(以下「前提条件」という)であることを確認するとともに、自らが前提条 件を備えていることを表明し保証するものとします。 (1)次の①もしくは②またはその両方に該当する者であること。 ①不動産を所有し、当該不動産を賃貸に供している個人、法人または団体であること。 ②不動産の所有者(以下「所有者」という)との間で当該不動産に関する不動産管理委託契約(以下「委託契約」という)を締結し、当該不動産の管理 を委託されている個人、法人または団体であること。 (2) 第(1)号の要件に該当する者は、自ら不動産賃貸およびこれに関連する事業を行う個人、法人または団体に限定されるものとし、モールまたは決 済代行システム等の運営を目的とする個人、法人または団体はかかる条件を満たさないこと。 第2条(支払区分) 原規約等の定めにかかわらず、本特約に基づく信用販売において Coiney 加盟店が取扱うことができる支払い区分は、ショッピング1回払いのみとします。 第3条(広告) Coiney 加盟店は、不動産賃貸借、その媒介および信用販売にかかる広告にあたり、宅地建物取引業法、不動産の表示に関する公正競争規約、不当景品類及び 不当表示防止法、その他関係諸法令を遵守するものとします。 第4条(対象債権) 1. Coiney 加盟店は、原規約等および本特約に従って、不動産賃貸借に関する以下の請求債権(以下「対象債権」という)について信用販売を行うことがで きるものとします。なお、本項および次条第1項にいう「初回」とは、不動産賃貸借契約または次条第1項各号の契約が最初に締結された時点を指し、こ れらの契約が更新された時点を含まないものとします。 (1)Coiney 加盟店または所有者と会員との間の不動産賃貸借契約に基づく、Coiney 加盟店または所有者の会員に対する初回賃料債権および初回管理費請求 債権 (2)Coiney 加盟店と会員との間の不動産賃貸借に係る媒介契約(以下「不動産賃貸借媒介契約」という)に基づく、Coiney 加盟店の会員に対する仲介手数 料請求債権 (3)Coiney 加盟店または所有者と会員との間の不動産賃貸借契約に基づく、Coiney 加盟店または所有者の会員に対する礼金請求債権 (4)Coiney 加盟店または所有者と会員との間の不動産賃貸借契約に付随する敷金契約に基づく、Coiney 加盟店または所有者の会員に対する敷金請求債権、 ただし敷金のうち一定の金額を返金しない「敷引」は除きます。 (5)Coiney 加盟店または所有者と会員との間の不動産賃貸借契約に付随する、駐車場賃貸借契約および駐輪場賃貸借契約に基づく、Coiney 加盟店または所 有者の会員に対する初回賃料債権 2. Coiney 加盟店と会員との間の不動産賃貸借契約、不動産賃貸借媒介契約および Coiney 加盟店と所有者との間の委託契約の内容のいかんにかかわらず、 Coiney 加盟店は対象債権を代理して譲渡する権限(Coiney 加盟店がコイニーに当該譲渡権限を付与する権限を含む)および債権譲渡にかかる代金債権の支 払いを代理して受領する権限(Coiney 加盟店がコイニーに当該受領権限を付与する権限を含む)を有していることを表明して保証するものとします。ただ し、会員または所有者から Coiney 加盟店がかかる権限を有していないとの申出がなされた場合、JCBは Coiney 加盟店を無権限者として取り扱うことが できるものとします。 3. Coiney 加盟店は、対象債権について、予め会員にその課金体系および課金条件等について明示する方法で事前に告知のうえ、その証跡を Coiney 加盟店も しくは所有者と当該会員との不動産賃貸借契約または不動産賃貸借媒介契約の終了後1年間保管する義務を負うものとします。 4. Coiney 加盟店は対象債権について会員との間で返金が生じた場合は、第7条に従って手続きを行うものとします。 5.Coiney 加盟店は、JCBから要請があった場合、直ちに、所有者についてのJCB所定の事項をJCBに届け出るものとします。なお、Coiney 加盟店は、 自己の責任と費用負担で、前文に基づく届出に必要な所有者からの承諾を事前に取得するものとし、所有者との間で、紛争等が発生した場合には、これ を解決し、JCBに一切の迷惑をかけないものとします。 第5条(Coiney 加盟店の責任等) 1. Coiney 加盟店は、所有者をして、原規約等および本特約その他これに付随する合意(いずれも「Coiney 加盟店」を「所有者」に合理的に読み替える)を 遵守させるものとする。前文に違反した場合、JCBは、Coiney 加盟店との間の加盟店契約を解除することができるものとします。また、Coiney 加盟店 は、第1文に違反したことに起因または関連して、JCBまたはカード会社に損害等が生じた場合、直ちにかかる損害等を賠償するものとします。 2. Coiney 加盟店は、所有者に起因する会員からの抗弁の申立て、苦情等に対して適切な処理を行う体制を整えるものとします。 3. Coiney 加盟店およびJCBは、JCB加盟店規約第34条(反社会的勢力との取引拒絶)第1項における表明保証の対象者として、所有者ならびにこれ らの親会社・子会社等の関係会社、役員、従業員等の関係者(関係会社の役員、従業員を含む)が含まれることを確認するとともに、これを前提として 同条各項が適用されることを確認するものとします。 4.第4条第2項に定める代理権の不存在等に起因または関連して紛争等が生じた場合、Coiney 加盟店は、自己の責任と費用負担でこれを解決するものとし、 JCBに一切の迷惑をかけないものとします。第4条第2項に定める代理権の不存在等に起因または関連してJCBまたはカード会社に損害等が発生し た場合、Coiney 加盟店は、直ちにかかる損害等を賠償するものとします。 第6条(信用販売等の変更、改善または中止請求) JCBは、Coiney 加盟店が行う信用販売が原規約等または本特約に違反すると判断したときは、Coiney 加盟店に対し、対象債権、不動産賃貸借およびその媒 介ならびに宣伝広告表現および信用販売(以下総称して「信用販売等」という)の方法等の変更もしくは改善または信用販売等の中止(特定の所有者に係る 信用販売等の中止を含む)を求めることができ、Coiney 加盟店は当該求めに応じるものるものとします。 第7条(信用販売の取消し) 1.原規約第18条(信用販売の取消し)のほか、本特約に基づく信用販売の取消しについては、次項以下の規定に従うものとします。 2. Coiney 加盟店は、信用販売の取消しまたは解約等を行う場合には、直ちにJCB所定の方法にて当該債権譲渡の取消しを行い、売上集計表に当該売上票 を添付してJCBに送付することとし、JCBは原規約第15条(売上債権の譲渡)の定めに準じて処理するものとします。ただし、信用販売日に対応す る締切日より60日を経過した対象債権については、この限りではなく、Coiney 加盟店の責任において会員に対して返金を行うものとします。 3. Coiney 加盟店は、会員との間で対象債権の一部につき返金を行う必要が生じた場合は、当該対象債権の全額について前項に基づく取消しの手続を行った うえで、当該対象債権から返金を行うべき金額を差し引いた金額について新たに債権譲渡の手続きを行うものとします。ただし、信用販売日に対応する締 切日より60日を経過した対象債権については、この限りではなく、Coiney 加盟店の責任において会員に対して返金を行うものとします。 4. Coiney 加盟店は、前二項により債権譲渡を取消した対象債権の債権買取代金が支払い済みの場合には、直ちにこれを返還するものとします。また、この 場合、JCBは当該代金を次回以降に Coiney 加盟店に対して支払う債権買取代金から差し引くことができるものとします。 第8条(買戻特約) JCBは、原規約に定める事由のほか、以下のいずれかの事由に該当する場合についても、承認番号取得の有無にかかわらず、対象債権についての債権買取 を取消し、または解除できるものとします。なお、かかる債権買取の取消しまたは解除については、原規約第21条(買戻特約等)に定める事由により債権 買取の取消しまたは解除が行われた場合と同様に扱われるものとします。 (1)第1条に定める前提条件が満たされなくなったとき (2)Coiney 加盟店が宅地建物取引業の免許を喪失したとき (3)第9条第5項に違反する信用販売を行ったとき (4)その他 Coiney 加盟店または所有者が原規約等または本特約に違反したとき 第9条(Coiney 加盟店の義務ならびにJCBの免責) 1. Coiney 加盟店は、宅地建物取引業法に定める宅地建物取引業の免許を適法に取得・保持していなければならないものとします。 2. Coiney 加盟店は、JCBが会員との間の不動産賃貸借契約書もしくは不動産賃貸借媒介契約書の原本または売上票の提出、所有者との間の委託契約書の 原本の開示を求めた場合には、速やかに応じるものとします。なお、不動産賃貸借契約書、不動産賃貸借媒介契約書、委託契約書の開示については、当該 契約の相手方である会員、所有者の同意をその責任において得るものとし、紛争等が発生した場合には、これを解決し、JCBに一切の迷惑をかけないも のとします。 3. Coiney 加盟店は、自己または所有者をして、敷金その他会員に対し返還義務の生じる債務については、宅地建物取引業法、およびこれに付随する政令、 規則、ガイドライン等に則り不動産賃貸借契約に従い返還するものとし、当該返還に関わる紛争等についてJCBに一切迷惑を掛けないものとします。 4.JCBは、Coiney 加盟店と会員との間の不動産賃貸借契約、不動産賃貸借媒介契約、Coiney 加盟店と所有者との間の委託契約に関する紛争等について、 一切責任を負わないものとします。 5. Coiney 加盟店は、宅地建物取引業法、消費者契約法、犯罪による収益の移転防止に関する法律等の関係諸法令を遵守して、信用販売を行うものとします。 第10条(有効期間) 本特約の有効期間は原規約等と同一とするものします。ただし、原規約等が終了または失効した場合には本特約は当然に終了しその効力を失うものとします。 第11条(本特約の違反) Coiney 加盟店および乙は、Coiney 加盟店による本特約の違反が原規約等に定める解除事由となることを確認するものとします。 第12条(本特約に定めのない事項) 本特約に定めのない事項については、原規約等の定めを適用するものとします。
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