自分の仕事は 自分でつくる。 - 早稲田大学社会科学部空間映像ゼミナール

自分の仕事は
自分でつくる。
since 2010
contents
◆ activity of seminar /ゼミ活動
concept /コンセプト
program /プログラム
◆ project & result /プロジェクト & 成果
independent PJ /主体的 PJ
collaborated PJ /共同 PJ
trusted PJ /委託研究
◆ member /メンバー
◆ 41satoyo /佐藤洋一
CV /略歴と業績
classes /担当授業関連
activity of seminar
/ゼミ活動
> concept なぜゼミがあるのか
自分の可能性や能力を広げたい
そんな自由意志に基づいた文化的集団です
ゼミという場を「利用したい」
「やりたいからやる」
という気持ちとともにゼミはあります
やりたいことをど
のようにやってい
けるのか、をずっ
と考えることが必
要です。
activity of seminar
/ゼミ活動
> concept ゼミとはどんな場でしょうか
相互に能力を開発する場です
問題を発見、設定し、解決策を提示できる
基本を忠実に。繰り返してスキルアップ
自分で自分の仕事をつくる、みつける
持続する場です
毎年メンバーは変わるが、場はあり続ける
関心を持続できるテーマを中心に活動
蓄積された活動や成果は、新たな創造の源泉
企画→調査・研究→まとめ→発表を行ないます
activity of seminar
/ゼミ活動
> program ゼミのプログラム
年次ごとにすすむ gradual work
<2年>課題を発見、共有し、グループで答えを探します
<2年〜3年>個人の関心や疑問を深め、命題を明確にし
ます
<3年>レポート作成とともにアカデミックなスキルを身
につけます
<4年>卒業論文、または、外部への発信を前提とした卒
業制作をまとめます
> program 学年問わずにすすめる horizontal work
関心の近い人が学年を越えてユニットをつくります
内外の事例や取り組みをキュレーションし、紹介します
調査研究の手法や成果を見せる技術を学びます
horizontal work 6つのテーマ >>
教える場、学びの場をつくること(教育 / ワークショップ実践)
フィールドワークから発見すること(フィールドワーク方法論)
新たな関係をつくるメディア、ツール、デザイン(ソーシャル
メディアデザイン)
埋もれたもの/人/出来事を掘り起こし伝えること(アーカイ
ブ実践)
日常を記録すること(考現学)
映像作品を読むこと、語ること(フィルムスタディーズ)
> program スキルを獲得する workshop
基本的なことを繰り返し行ないます。
映像制作と編集 〜リサーチ、フィールドワークの手段
撮る、観る、選ぶ 〜写真にまつわるスキルアップ
見せる場をつくる 〜発表・共有・関係づくりの実践
形にする 〜情報編集と仕上げ。そして蓄積へ
> program
合宿/遠征/展示 camp, expedition and exibition
日常の授業の他に、以下のプログラムがあります
合宿/日常を離れ、集中的に学習、ワークショップを行な
います。2012 年度は9月と2月に予定。
遠征/普段の旅行では行きにくい場所に行き、フィールド
ワークをします。2011 年度はロシアへ、本年度はウズベ
キスタンへ行く予定。
展示&発表/成果をまとめて、発表し、社会に還元します。
本年度は5月8日〜 13 日、ワセダギャラリーで開催。
project & result
/プロジェクトと成果
> project ゼミのプロジェクト
①自由意志に基づく主体的プロジェクト
②学内他箇所と他箇所とコラボレートした共同プロジェク
ト
③学外の自治体、行政機関などからの委託プロジェクト
> project 主体的プロジェクト
居心地のよい場所 PJ <2011->
<概要>情報化が加速する都市空間において「居心地のよ
い場所」は一体どういう場所なのか? 2011 年度ゼミナー
ル1の共同研究 PJ。
震災と映像 PJ <2011->
<概要>東北大震災からの復興過程において映像はどの
ような役割を果たすのか。福島県各地での実践を含む、
2011 年度ゼミナール2の共同研究 PJ。
震災と都市生活 PJ <2011->
<概要>震災によって、都市生活はどう変わったのか、変
わっていないのか。311 以降の都市生活の変化をウォッ
チングする。2011 年度ゼミナール2の共同研究 PJ。
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> project 共同プロジェクト
田野畑 PJ <2011->
<概要>三陸の田野畑村での震災復興を映像制作でサポー
トしています。2011 年度は村民のみなさんへのインタ
ビュー映像の DVD とブックレットができます。早田研究
室を母体とした田野畑観光プラットフォームとの共同 PJ。
2012 年度は観光プロモーション映像を制作予定。
いわき PJ <2011->
<概要>画家藪野健さん(理工学術院教授)が描いた震災
前のいわきの風景を追うドキュメンタリー。新たに描く絵
と風景に深くかかわる人々のお話しを収録する。
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> project 委託プロジェクト
朝霞市 <2010->
<概要>米軍基地「キャンプドレイク」跡地を中心とした
町の記憶をアーカイブ化アーカイブ化していく PJ。聞き
取り、映像制作などを行なう。
台東区 <2007->
<概要>区が所蔵する写真映像資料から、町の歴史を伝え
るコンテンツを作る。上野にある下町風俗資料館で随時公
開されている。
新宿区 <2010->
<概要>高田馬場駅を中心とした戸塚地区の町歩きムー
ビーの作成。
築地銀鱗会 <2010->
<概要>築地市場内の親睦団体が所有する写真資料のアー
カイブ化。
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members
/メンバー
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[email protected] / 佐藤洋一
◆略歴と研究成果
1966 年東京生まれ。学院→理工学部建築学科→大学院修了。博
士(工学)。芸術学校空間映像科教員を経て 2010 年から社会科
学部。都市空間形成史の研究とともに、都市の歴史的な写真や
映像を用いたコンテンツの制作に従事。一言で専門を断定でき
ないところが強みでもあり弱みでもある。
主な研究フィールド:東京各地、東北アジア(ロシア極東、中
国東北、朝鮮半島)
◇主な著書
「図説 占領下の東京」河出書房新社 2006
「帝政期のウラジオストク」早稲田大学出版部 2011
「地図物語シリーズ(浅草、銀座、日本橋、新宿、神田神保町の
計5冊)」武揚堂 2007-2009
◇共著
「東京2時間ウォーキング 銀座・日本橋」中央公論新社 2008
「目で見る台東区の 100 年」郷土出版社 2008 ほか多数。
◆継続的な疑問 〜ライフワーク
1. 都市イメージがどのように作られるのかを常に考えています。
実際の都市空間とそれを表象するイメージ。それらを行き渡ら
せるメディア。あるいはそれに準じた何か。それらの役割を追う。
2. もう一つはアジアの近代と写真の関係。植民地にやってきた
欧米人がもたらした写真は、どう「現地化」していったのか。
そこで撮影されたイメージがその後の近代化とどう関連したか。
それらがどのようなコンテクストで使われ、その写真とともに
何が語られていったのか。どういう表現を生み出したのか。
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◆ちょっと広めの個人的キーワード
落語/小さい頃になりたかったあこがれの職業。寄席大好き。
groove /ずっとバンドやってます。ジャンル問わず。話すと長い。
町歩き/探索かフィールドワークか、無目的な放浪が好き。
東京/親戚が全て東京なので、僕には田舎がありません、、、
蓄積/文化的な蓄積をどう活かして、新たな価値をどうつくるのか。
発掘/埋もれたもの、忘れられたものから意味や価値を見いだす。
構え/どのような「モード」で環境と接することができるのか。
場を作る/新たな価値を創造する場をつくることが目標です。
◆主な担当授業と目標(2012 年度)
大学は共に学ぶ場です。一番勉強させてもらっているのは佐藤です。
◇学部前期
「環境表現論1」・・・表現を通して環境に対する構えをつくる。
「社会言語としての映像」・・・読み書きそろばん映像。基本編。
「社会デザイン実習2」・・・「型」を学び各自 zine をつくって発表。
「ビジュアルイメージ研究1」・・・歴史的名画からの温故知新。
「Urban History of Tokyo」
・・・東京を歴史的に理解。留学生を対象。
◇大学院前期
「ヴィジュアルリテラシー1」・・・読み書きそろばん映像。実践編。
◇学部後期
「環境表現論2」・・・東京の町を読む。情報発信する。
「美術史研究のための写真入門」
・・・撮る選ぶ見せる。実践的写真講座。
◇大学院後期
「ヴィジュアルリテラシー2」
・・・読み書きそろばん映像。実践編2。
◆連絡先
[email protected]
<twitter @41satoyo
<facebook 100001806009415 で検索。
研究室 14 号館 914 号室
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(c)早稲田大学社会科学部空間映像ゼミナール 2012