島特だより (学校だより) 第4号 平成 27 年9月30日(水) 沖縄県立島尻特別支援学校 八重瀬町友寄 160 番地 文責:大城 政之 2学期の目玉行事 9月1日(火)から、2学期が始まり、子ども達は夏休みの思 い出を語る間もなく、運動会練習に励む9月でした。 9月には、運動会に向けた取組みだけではなく、卒業後を見す えた講演会等、さまざまな取組みも開催されました。 就業支援キャンペーン -雇用拡大、障害者就労支援の充実をめざして9月10日(木)に、本校高等部2年生2名と 校長、教育庁関係者で、 「イオン琉球株式会社」本 社を訪問し、企業への積極的雇用拡大についてお 願いし、情報交換を行いました。 また、高等部生徒の就業体験受け入れ促進につ いてもお願いしてきました。 企業側の受け入れ体制も理解が深まり、十分ご 理解していただけました。 翌日の9月11日(金)には、保護者進路研修 会として、翁長 克さん(障がい者雇用管理コン サルタント:トータルサポート商会代表)をお迎 えして、 「社会に出て必要な力と就職との関係」に ついて、具体的な事例を紹介しながら、卒業後を 見据えて、今からできることをお話いただきまし た。高等部の保護者が主な参加者でしたが、全保 護者にも大切なメッセージがあり、今後も引き続 き、翁長氏とはつながりをもっていきたいと思い ます。 現在、沖縄県教育委員会は、「高等学校段階における特別支援教育充実事業」として、翁長氏を就 職支援コーディネーターとして委託し、沖縄高等特別支援学校や本校を含む(モデル協力校)を対象 に県立特別支援学校高等部100名就職内定、全卒業生に対する企業就職率35%をめざして取組み を推進しています。 運動会に向けて -夢に向かって嵐をおこせ!! めざせ最高の運動会- 10月4日(日)第22回運動会が開催されま す。 幼稚部から高等部まで、幼児児童生徒一人一 人の持てる力を存分に発揮し、日頃の「体づく り」や体育で身につけた力を披露してくれます。 運動会の準備に向けては、PTAの皆様にも、 運動場周辺の草刈作業等にご尽力いただきまし た。 本当にありがとうございました。 最近の動き 今年7月23日(木)に県教育委員会会議 において、県立南部商業高等学校の敷地内に 県内2校目の高等特別支援学校を併設する ことを決定しました。 また、8月27日(木)には、学校名も決定 し、「県立やえせ高等支援学校」と命名され ました。 9月6日(日)に、県立南部商業高等学校 において、第1回目の学校説明会が開催さ れ、併設型高等支援学校の概要や入学選抜に ついての説明がありました。(左写真) ※併設型高等支援学校とは、 これまで、沖縄高等特別支援学校の分教室は、県立中部農林高校・陽明高校・南風原高校に設置さ れていましたが、いずれも分教室の運営管理はうるま市にある本校が果たさなければならず、分教 室運営が大変でした。今回、併設型の学校を新設することで、南部商業高校の学校長が、やえせ高等 支援学校の学校長でもあることから、学校運営が円滑に進む利点が挙げられました。今後、現在の分 教室も併設型への移行を検討しているようです。
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