横須賀水交会会員 各位 横須賀水交会 会長 土井 克彦 「隊員留守家族への支援対策」のHP掲載に寄せて! 本会では、昨年来「隊員留守家族の支援対策」に就いて鋭意検討を続けて参りましたが、 この度、本会担当幹事と総監部管理部との調整結果、別添の通りの支援形態での合意が 得られました。当該案を9/13(土)に実施しました本会「幹事会」に掛けた処、妥 当で有るとの審議結果が得られましたので、会員各位宛てその内容を郵送すると共に、 更なる周知徹底を図るため本会のHP上にも掲載することと致しました。 隊員留守家族支援策は、3.11事案の教訓と昨今の内外情勢の変化に鑑み、その必要 性が論じられて来たものでありますが、ともすれば会員に過度の負担を強いるのではと の危惧が先立ち、成案を得るのに少々手間取りました。当然、会員側に於かれても同様 の危惧をお持ちになられるものと思われますので、HP掲載に寄せて蛇足ながら敢えて この一文を添えることと致しました。 本支援策を発動する事態は、数十年に一度有るか無いかの発生頻度と予測されますが、 その発生確度が間違いなく上がって来ていることは衆目の一致する処であり、それに備 える早期の態勢創りが希求されます。その態勢の根幹は、現役隊員家族と本会会員家族 との交流に依る信頼関係の醸成に他なりません。 これまでの本会活動は、どちらかと言えば精神的支援に留まり、隊員・会員相互の存在 は近くて遠い関係にあったと言っても過言では無く、家族相互間に至っては何をか況や であります。今回の隊員留守家族支援策の最大の眼目は、この状況の打破にあります! 隊員家族との交流の場を如何に構築するかは、今後の総監部との調整にも依りますが、 支援を必要とする隊員家族と支援を提供できる本会会員家族が明確になれば、その実現 は決して難しい問題とはならないものと考えております。 対象となる隊員は横須賀近辺に在住する者が主体となりますので、支援に当たる本会会 員家族も必然的にその近辺在住の方々に限定されることが予測されます。しかしながら 今回の趣旨からしますと、本件は本会揚げての支援活動となりますので、遠隔地に在住 の会員家族に於かれても、積極的に斯かる交流の場にご参加頂き、隊員家族との交流を 通じて間接的とは言え物心両面に亙る支援に当たって頂ければと考えます。 本格的活動に入れば、予期せぬ問題も生起するものと踏んでおりますが、先ずは立ち上 げ、その都度ブラシュアップを重ねることで強靭で恒久的活動形態を目指したいと思い ます。なお、その実績を踏まえて「横須賀曹友会」等にも働き掛け、支援の輪を広げて 行く所存でおります。 最後に今次支援策は一旦緩急時のみに発動されるものであり、決して子育て支援等に類 するものでは無いことを銘記し、HP掲載に当たってのご挨拶とします。
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