平成27年10月1日(木) 多摩市立連光寺小学校長 阿 閉 暢 子 9月の連小まつりには、たくさんの参観をいただき、ありがとうございました。おうちの方が来て下 さったことは、子供たちの大きな励みになりました。また、子供たち同士でも、お店屋さんやお客さん として、いろいろな学年の子と様々な交流をしました。たっぷり楽しみながら、充実した一日にするこ とができました。 ≪1年 ウサギと触れ合って≫ 春に生まれた4羽の赤ちゃんウサギもすくすく大きくなりました。も う体の大きさでは、お母さんたちとの区別はつかないほどです。 そんなウサギたちと、1年生が触れ合っていました。最初のうちは 怖々だった子も、少しずつ慣れて、そっと手を伸ばすことができていま した。ニンジンをあげたり、背中を触ったり、優しく抱っこしたり…。 「ふわっふわだぁ!」 「あったか~い!」ウサギと触れ合ううちに、みんな優しい笑顔になっていました。 ≪2年 夏の思い出俳句≫ 9月になると毎年低学年の教室前には、夏休みの宿題の絵日記が掲示されます。今年も一人ひとりの 思い出が貼り出されていたので、毎日楽しみながら読ませてもらっていたのですが・・・。おやおや、 数日後に、絵日記の上に短冊が重ねて貼り出されています。よく見ると、 短冊には「夏休みの思い出 「おおさかで 俳句」が書かれていました。 たこやき食べた あつかった」「なつやすみ なまこ をふんで ぬめぬめだ」等など。日記でもくわしい様子が分かりますが、 俳句には、その時の気持ちが凝縮して表されていて、感心してしまいま した。子供の感性は素晴らしいですね。 ≪3年 シラソの冒険≫ 音楽では、3年からリコーダーの練習が始まります。低学年でも使う 鍵盤ハーモニカは、息を吹いて鍵盤を押せば音が出ます。けれどもリコ ーダーは、複数の指先を使って穴をしっかりふさいだり、息の吹き入れ 方を調節して音を出したりと、難しい要素がうんと増える楽器です。 それでも4月から練習を重ねてきた3年生は、9月の音楽集会でその 成果を披露しました。全員の指がそろって動いている様子は、本当に見 事でした。一生懸命な姿と力強い演奏に、全校児童から大きな拍手をもらいました。 ≪4年 教育実習生 長谷川先生≫ 5月から毎週水曜と金曜に、大学院生の長谷川先生が、4年1組を 中心に、教育実習に来ています。そして、今週と来週は、2週間連続で の教育実習期間です。国語や算数、体育、道徳、総合などの教科・領域 ごとに、効果的な発問の仕方や黒板の使い方等、教え方が異なってきま す。子供たちの反応を予想しながら一生懸命準備した長谷川先生の授業 を、子供たちも一生懸命受けていました。 本当の先生になると、毎日4~6時間分の次の日の用意をしなくてはいけません。先生達の毎日の動 きをよく見ながら、ぐんぐん吸収してくれることを願っています。 ≪5年 稲刈り&結束&はさかけ≫ 実りの秋を迎え、5年生は谷戸田で稲刈りを行いました。「こがねも ち」という種類のもち米を、一束ずつカマを使って刈り取りました。 「意 外と力が要るんです。グッて感じで…。」と話してくれる女の子。その 言葉から、体験しなければ感じられない力を入れる時の感触が、私にも グッと伝わってきました。 コンバインを使って収穫すると、稲刈りと同時に結束された状態で、 次々と収穫ができるそうですが、谷戸田のお米は、そうはいきません。はさかけして干しても崩れない ように、しっかりとわらで結ぶのもまた一苦労です。乾燥させたら次は脱穀する予定です。 ≪6年 中学校の授業では≫ 今年も聖ヶ丘中学校で、6年生を対象にした体験授業と部活動体験を計画いただきました。 聖ヶ丘中学校は、授業を体験させていただける数少ない学校の一つで す。その体験授業は、数学、英語、理科、技術、音楽に分かれて、中学 1年生が使っている教室で、聖ヶ丘小学校の6年生と一緒に受けました。 どの教室でも、中学校の先生が「小学生にも楽しめように」と工夫して 下さった授業に、真剣に取り組む6年生の姿が見られました。教室の雰 囲気や机の高さ、先生の話のスピードなど、中学校の校舎でなければ味 わえない貴重な体験をさせていただきました。 その後の部活動体験でも、先輩たちのかっこいい姿を見たり優しく声をかけてもらったりしながら、 進学への期待を膨らませた様子でした。 ※ 明後日10月3日(土)は学校公開日です。たくさんのご参観&ご参加お待ちしています。
© Copyright 2024 ExpyDoc