静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱 (趣旨) 第1条

静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱
(趣旨)
第1条 静岡市は、農林業の振興及び生活環境の保全を図るため、有害鳥獣による農作物及び
林業生産物並びに生活環境への被害(以下「有害鳥獣による被害」という。
)が発生するおそ
れのある地域において有害鳥獣による被害を防止するための事業を行う有害鳥獣被害対策協
議会に対し、予算の範囲内において補助金を交付するものとし、その交付に関しては、静岡
市補助金等交付規則(平成15年静岡市規則第44号)及びこの要綱の定めるところによる。
(定義)
第2条 この要綱において、
次の各号に掲げる用語の意義は、
当該各号に定めるところによる。
(1)有害鳥獣 次の表に掲げるものをいう。
カルガモ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラ
ス、カワラバト(ドバト)、イノシシ、ニホンジカ、サル、ツキノワグマ、ノウサギ、
ハクビシン、タヌキ、キツネ、タイワンリス、ノイヌ、ノネコ、アナグマ及びアライ
グマ
(2)有害鳥獣被害対策協議会 農業協同組合又はその構成員が、地域の特性に応じた有害鳥
獣による被害を防止する活動を行うために当該地域ごとに組織する団体(設置、活動内容
等を定めた規約等を有するものに限る。
)をいう。
(補助対象団体)
第3条 補助金の交付の対象となる団体は、有害鳥獣被害対策協議会として市長が認めるもの
とする。
(補助事業)
第4条 補助金の交付の対象となる事業(以下「補助事業」という。
)は、有害鳥獣被害対策協
議会が実施する次に掲げる事業であって、市長が必要があると認めるものとする。
(1)狩猟免許(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第39条の
狩猟免許をいう。以下同じ。
)の取得後3年以上継続して市内において有害鳥獣の捕獲に従
事することが見込まれる者に対し、狩猟免許の取得費用及び取得のための講習会への参加
に係る費用を助成する事業(以下「有害鳥獣狩猟者担い手育成支援事業」という。
)
(2)有害鳥獣を捕獲するための網又はわな(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行
規則(平成14年環境省令第28号)第2条第2号及び第3号に掲げる網又はわなに限る。以
下同じ。
)を地域に配備する事業(以下「有害鳥獣捕獲機材配備事業」という。
)
(3)有害鳥獣の被害を軽減するための方策についての研修会及び防護柵の設置等の実地研修
会を開催する事業(以下「有害鳥獣の被害防除対策等研修事業」という。
)
(4)有害鳥獣による被害が現に発生した地域において撮影機器等を用いて有害鳥獣の生息状
況について調査を実施する事業(以下「有害鳥獣生息環境調査事業」という。
)
(補助対象経費)
第5条 補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。
)は、次の各号に掲げ
る事業の区分に応じ、当該各号に定める経費のうち、市長が必要と認めるものとする。
(1)有害鳥獣狩猟者担い手育成支援事業 狩猟免許の取得に係る手数料及び狩猟免許取得の
ための講習会の受講料
(2)有害鳥獣捕獲機材配備事業 網又はわなの購入費又は修繕費
(3)有害鳥獣の被害防除対策等研修事業 講師謝金、講師旅費、資料作成費、広報費、会場
使用料、原材料費及び消耗品費
(4)有害鳥獣生息環境調査事業 機器購入費、消耗品費、印刷製本費及び原材料費
(補助金の額)
第6条 補助金の額は、次の各号に掲げる事業の区分に応じ、当該各号に定める額とする。
(1)有害鳥獣狩猟者担い手育成支援事業 補助対象経費の額に2分の1を乗じて得た額と10
万円を比較していずれか小さい額
(2)有害鳥獣捕獲機材配備事業 補助対象経費の額に2分の1を乗じて得た額と10万円を比
較していずれか小さい額
(3)有害鳥獣の被害防除対策等研修事業 補助対象経費の額に2分の1を乗じて得た額と10
万円を比較していずれか小さい額
(4)有害鳥獣生息環境調査事業 補助対象経費の額に2分の1を乗じて得た額と5万円を比
較していずれか小さい額
(補助金の交付の制限)
第7条 前2条の規定にかかわらず、補助対象経費の額が1万円未満である場合は、補助金は
交付しない。
2 補助金の交付は、1協議会につき、1年度1回限り受けることができる。
(交付の申請)
第8条 補助金の交付を受けようとする有害鳥獣被害対策協議会は、有害鳥獣被害対策協議会
事業補助金交付申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出しなければなら
ない。
(1)事業計画書(様式第2号)
(2)収支計画書(様式第3号)
(3)規約その他団体の概要を確認することができる書類
(4)構成員名簿
(5)前各号に掲げるもののほか、市長が必要があると認める書類
(交付の決定)
第9条 市長は、前条の規定による申請があった場合は、法令、予算等に照らしてその内容を
審査し、必要があると認めるときは、現地調査等を行い、補助金の交付を決定したときは、
有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付決定通知書(様式第4号)により、当該有害鳥獣被
害対策協議会に通知するものとする。
(交付の条件)
第10条 市長は、前条の規定により補助金の交付を決定する場合において、規則第6条第1号
から第3号までに定めるもののほか、次に掲げる条件を付すものとする。
(1)補助事業の実施により取得した資材は、管理台帳を設ける等の方法により適正に管理す
るとともに、他人へ譲渡し、又は貸し付けてはならないこと。
(2)前号に掲げるもののほか、市長が必要と認める条件
(変更、中止又は廃止の承認申請)
第11条 第9条の規定により補助金の交付の決定を受けた有害鳥獣被害対策協議会(以下「補
助事業者」という。
)は、補助事業の内容を変更し、又は中止し、若しくは廃止しようとする
場合は、あらかじめ有害鳥獣被害対策協議会事業補助金変更・中止・廃止承認申請書(様式
第5号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出し、その承認を受けなければならない。
(1)変更事業計画書(様式第2号)
(2)変更収支計画書(様式第3号)
(3)前号に掲げるもののほか、市長が必要があると認める書類
(変更、中止又は廃止の承認)
第12条 市長は、前条の規定により承認の申請があったときは、これを審査し、承認すべきと
認めたときは、有害鳥獣被害対策協議会事業補助金変更・中止・廃止承認通知書(様式第6
号)により補助事業者に通知する。
(実績報告)
第13条 補助事業者は、当該補助対象事業が完了したとき(補助事業の廃止の承認を得た場合
を含む。
)は、速やかに有害鳥獣被害対策協議会事業実績報告書(様式第7号)に次に掲げる
書類を添付して、市長に提出しなければならない。
(1)事業実績書(様式第8号)
(2)収支決算書(様式第9号)
(3)前各号に掲げるもののほか、市長が必要であると認める書類
(補助金の額の確定)
第14条 市長は、前条の規定による実績報告書を受理した場合は、その内容を審査し、必要が
あると認めるときは、現地調査等を行い、その報告に係る補助事業の成果が補助事業の決定
の内容及びこれに付した条件に適合するかどうかを調査し、適合すると認めるときは交付す
べき補助金の額を確定し、有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付確定通知書(様式第10号)
により通知する。
(請求)
第15条 前条の規定による通知を受けた有害鳥獣被害対策協議会は、速やかに請求書を市長に
提出しなければならない。
(概算払)
第16条 前条の規定にかかわらず、市長は、補助事業の目的を達成するため特に必要があると
認めるときは、補助金を概算払することができる。
2 補助事業者が前項の規定により概算払を請求するときは、有害鳥獣被害対策協議会事業補
助金概算払請求書(様式第11号)を市長に提出するものとする。
3 概算払により交付した補助金の額に資金計画書その他市長が必要があると認める書類を添
付して、これと第14条の規定により通知した額とに過不足を生じたときは、速やかにこれを
精算するものとする。
第17条 補助対象経費に含まれる消費税相当額のうち、消費税法(昭和63年法律第108号)に規
定する仕入れに係る消費税額として控除することができる部分の金額(以下「消費税仕入控
除税額」という。
)がある場合の取扱いは、次のとおりとする。
(1)補助金の交付を受けようとする者は、第8条の規定による補助金の交付の申請時におい
て、当該補助金に係る消費税仕入控除税額等(消費税仕入控除税額と当該金額に地方税法
(昭和25年法律第226号)
に規定する地方消費税の税率を乗じて得た額の合計額に補助金の
額を補助対象経費で除して得た率を乗じて得た金額をいう。以下同じ。
)がある場合には、
これを補助金所要額から減額して申請すること。ただし、消費税仕入控除税額等が明らか
でない場合は、この限りでない。
(2)第9条の規定により補助金の交付の決定を受けた者(以下「補助事業者」という。
)は、
第13条の規定による実績報告書(以下「実績報告書」という。
)を提出するに当たり、消費
税仕入控除税額等が明らかになった場合には、その金額(前号の規定により補助金の交付
の申請時において、補助金に係る消費税仕入控除税額等を補助金所要額から減額した場合
にあっては、その金額が当該減じた額を上回る部分の金額)を補助金の額から減額して報
告すること。
(3)補助事業者は、実績報告書を提出した後において、消費税及び地方消費税の申告により
消費税仕入控除税額等が確定した場合には、その金額(前2号の規定により減額した場合
にあっては、その金額が当該減じた額を上回る部分の金額)を消費税仕入控除税額等報告
書(様式第12号)に次に掲げる書類を添えて、速やかに市長に報告するとともに、市長の
返還請求を受けたときは、これを市に返還しなければならないこと。
ア 補助事業を実施した会計年度の消費税及び地方消費税の確定申告書の写し
イ アに掲げるもののほか、市長が必要があると認める書類
(4)市長は、第9条の規定により補助金の交付の決定をする場合において、前2号の規定を
遵守することを条件として付すものとする。
(雑則)
第18条 この要綱に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、別に定める。
附 則
この要綱は、平成24年度の補助金から適用する。
附 則
この要綱は、平成25年度の補助金から適用する。
様式第1号(第8条関係)
有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付申請書
年
月
日
(宛先)静岡市長
所在地
名称
申請者
代表者氏名
㊞
電話
補助金の交付を受けたいので、静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱第8条
の規定により、次のとおり関係書類を添えて申請します。
1 交付申請額
円
2 事業名
3 事業の概要
4 添付書類
(1)事業計画書(様式第2号)
(2)収支計画書(様式第3号)
(3)規約その他団体の概要を確認することができる書類
(4)構成員名簿
様式第2号(第8条、第11条関係)
事業計画書(変更事業計画書)
事業名
実施主体
実施主体の目的
実施主体の
活動範囲
防除対象鳥獣
実施主体の
構成員
実施期間
その他
様式第3号(第8条、第11条関係)
収支計画書(変更収支計画書)
収入
円
支出
円
収入の部(円)
項目
金額
内容
金額
内容
合計
支出の部(円)
項目
合計
様式第4号(第9条関係)
第
年
号
月
日
様
静岡市長 氏
名 印
有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付決定通知書
年 月 日付けで申請のあった補助金の交付については、次のとおり決定したので、
静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱第9条の規定により、通知します。
1 交付決定額
円
2 交付の時期
3 交付の条件
(1)
申請した事項
(軽微なものとして市長が認めるものを除く。
)
を変更しようとするときは、
あらかじめ市長の承認を受けること。
(2)
補助事業が予定の期間内に完了しないとき、
又は当該事業の遂行が困難となったときは、
速やかに市長に報告して、その指示を受けること。
(3)補助事業の内容を変更し、又は中止し、若しくは廃止しようとする場合は、あらかじめ
有害鳥獣被害対策協議会事業補助金変更・中止・廃止承認申請書(様式第5号)に次に掲
げる書類を添えて市長に提出し、その承認を受けなければならない。
(4)補助事業の実施により取得した資材は、管理台帳を設ける等の方法により適正に管理す
るとともに、他人へ譲渡し、又は貸し付けてはならないこと。
(5)当該補助対象事業が完了したとき(補助事業の廃止の承認を得た場合を含む。
)は、速や
かに有害鳥獣被害対策協議会事業実績報告書
(様式第7号)
に次に掲げる書類を添付して、
市長に提出しなければならない。
(6)補助対象経費に含まれる消費税相当額のうち、消費税法(昭和63年法律第108号)に規定
する仕入れに係る消費税額として控除することができる部分の金額(以下「消費税仕入控
除税額」という。
)がある場合は次のとおり取り扱うこと。
ア
要綱第13条の実績報告書を提出するに当たり、消費税仕入控除税額等(消費税仕入控
除税額と当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)に規定する地方消費税の税 率を
乗じて得た額の合計額に補助金の額を補助対象経費で除して得た率を乗じて得た金額を
いう。以下同じ。
)が明らかになった場合には、その金額(補助金の交付の申請時におい
て、補助金に係る消費税仕入控除税額等を補助金所要額から減額した場合にあっては、
その金額が当該減じた額を上回る部分の金額)
を補助金の額から減額して報告すること。
イ
要綱第13条の実績報告書を提出した後において、
消費税及び地方消費税の申告により
消費税仕入控除税額等が確定した場合には、その金額(補助金の交付の申請時及び実績
報告書の提出時において、補助金に係る消費税仕入控除税額等を補助金所要額から減額
した場合にあっては、その金額が当該減じた額を上回る部分の金額)を消費税仕入控除
税額等報告書(様式第12号)に次に掲げる書類を添えて、速やかに市長に報告するとと
もに、市長の返還請求を受けたときは、これを市に返還しなければならないこと。
(ア)補助事業を実施した会計年度の消費税及び地方消費税の確定申告書の写し
(イ)
(ア)に掲げるもののほか、市長が必要があると認める書類
(7)
(1)から(4)までに掲げるもののほか、市長が必要があると認める事項を遵守するこ
と。
様式第5号(第11条関係)
年
月
日
(宛先)静岡市長
所在地
名称
申請者
代表者氏名
㊞
電話
有害鳥獣被害対策協議会活動事業変更・中止・廃止承認申請書
年 月 日付け 第
号により補助金交付の決定を受けた補助事業について、次の
とおり変更・中止・廃止したいので、静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱第
9条の規定により申請します。
1 変更・中止・廃止の理由
2 変更の内容
変更の内容
変 更 前
変 更 後
3 添付書類
(1)変更事業計画書(様式第2号)
(2)変更収支計画書(様式第3号)
様式第6号(第12条関係)
第
年
号
月
日
様
静岡市長 氏
名 印
有害鳥獣被害対策協議会事業変更・中止・廃止承認通知書
年
月
日付けで申請のあった有害鳥獣被害対策協議会事業の変更・中止・廃止
について承認したので、静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱第12条の規定に
より、通知します。
様式第7号(第13条関係)
有害鳥獣被害対策協議会事業実績報告書
年
月
日
(宛先)静岡市長
所在地
名称
報告者
代表者氏名
㊞
電話
年
月
日付け 第
号により補助金の交付の決定を受けた補助事業が完了し
たので、関係書類を添えて報告します。
添付書類
(1)事業実績書(様式第8号)
(2)収支決算書(様式第9号)
様式第8号(第13条関係)
事業実績書
事業名
実施主体
実施主体の目的
実施主体の
活動範囲
防除加害鳥獣
実施期間
事業の効果
様式第9号(第13条関係)
収支決算書
収入
円
支出
円
差引返納額
円
収入の部(円)
項目
予算額
決算額
内容
合計
支出の部(円)
項目
合計
予算額
決算額
内容
様式第10号(第14条関係)
第
年
号
月
日
様
静岡市長 氏
名 印
有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付確定通知書
年
月
日付け 第
号により決定した補助金の交付については、静岡市有害
鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱第14条の規定により次のとおり確定したので、通知し
ます。
1 交付決定額
円
2 交付確定額
円
様式第11号(第15条関係)
有害鳥獣被害対策協議会事業補助金概算払請求書
年
月
日
(宛先)静岡市長
所在地
申請者 名称
代表者氏名
㊞
電話
補助金の概算払を受けたいので、静岡市有害鳥獣被害対策協議会事業補助金交付要綱第6
条の規定により、次のとおり関係書類を添えて申請します。
1 概算払申請額
2 事業名
3 概算払を請求する理由
4 添付書類
(1)資金計画書
円
様式第12号(第17条の2関係)
消費税仕入控除税額等報告書
年 月 日
(宛先)静岡市長
法人にあっては、その主
住所
報告者 氏名
たる事務所の所在地
法人にあっては、その名
称及び代表者の氏名
㊞
電話
年 月 日付け 第 号により補助金の交付の決定を受けた静岡市有害鳥獣被害対策協議会事
業の補助金に係る消費税仕入控除税額等が確定したので、次のとおり報告します。
1 補助金の確定額( 年 月 日付け 第 号による額の確定通知額)
金
円
2 補助金の交付の申請時及び実績報告時に減額した消費税仕入控除税額
金
円
3 消費税及び地方消費税の申告により確定した消費税仕入控除税額
金
円
4 補助金返還相当額(3の額から2の額を差し引いた額)
金
円