■部会 Report 政策部会の活動紹介政策部会長松島聡日本風力開発株式会社 2014 年度活動報告定例部会を第 2・4 水曜日の月 2 回実施、スピード感を持って事業環境の改善に対応した。各 WG の活動概況を以下に報告します。（１） FIT・長期導入目標 WG 足元の事業環境、中長期的な事業環境の課題を考慮のうえ、より良い事業環境の整備に努め、関係各所への積極的な情報提供を行った。（２）法アセス WG 環境アセスの迅速化、リプレース時の環境アセスの合理化をテーマに、風力発電に係る環境影響評価の課題に対する検討委員会を 2014 年度も設置し、引き続き提言書を取り纏めるとともに、関係各所への要望活動を行った。（３）規制緩和 WG 洋上風力発電の実証プロジェクトおよび開発進行中プロジェクトの状況の把握に努めるとともに、洋上風力発電に係る対象法規制リストを作成し情報交換の場を設け課題の抽出をした。農林水産省に関して農山漁村再生可能エネルギー法が機能するよう働きかけを行った。経済産業省および環境省に関しては環境アセス期間短縮を引き続き働きかけた。その他、規制についての意見を各事業者から募り、対策を検討していった。（４）系統連系枠拡大 TF 系統部会・技術部会合同で系統連系拡大について技術的側面、経済的側面、法規制的側面から分析し系統連系に係る負担が偏在しないかたちで提言書を作成し、関係各所に情報提供を行った。（５）風車安全対策 TF 2014 年度は風車検査スキーム WG に引き続き、風力発電業界としての公衆安全に関わる事故対策を事業者定期安全管理審査試行の計画としてまとめた。取締役 2015 年度活動計画各 WG の活動計画を以下に報告します。１.JWPA 会議室にて毎月 1～2 回開催２.部会実施体制統括： 1 名、副統括： 2 名部会長： 1 名、副部会長： 4 名３.部会事業計画風力発電の導入・普及推進における政策的・制度的課題全般について、協会における各方面への情報発信窓口としての役割を担うことを目的として諸活動を展開する。今年度は昨年度に引き続き、以下の 3 ワーキンググループ（「規制緩和 WG」、「法アセス WG」、「FIT・長期導入目標 WG」）と「風車検査スキーム WG・各種委員会 WG・広域機関に関する報告」を設置する。また、国内外の業界動向や知見の集積を効果的に行うため、西村あさひ法律事務所による情報共有の時間を設けることとする。（１）規制緩和 WG ・洋上風力発電に係る法的課題の把握・リプレース・リパワリング/風力発電機用基礎の処分についての事例収集および課題の抽出（２）法アセス WG ・ガイドライン作成に向けた要望・提言の方向性の確認・既存ルールの共有化、ルール作りの検討（３）FIT・長期導入目標 WG ※広域運用を鑑みた再編成を予定（４）風車検査スキーム WG・各種委員会 WG・広域機関に関する報告［風車検査スキーム委員会 WG 報告］・今秋施行を目指した手引書、検査要領書、素案等の作成・関係官庁等諸機関との連携［広域機関に関する報告］・電力システム改革その他に関する報告・外部委員会の開催・動向等に関する報告（５）情報共有（西村あさひ法律事務所）・法律家の視点を交えた業界動向の情報共有