3-2 学生原子力施設見学会の報告 日本原子力研究開発機構 片山 雅弘

学生原子力施設見学会の報告
(未来を担う原子力施設見学会)
近畿大原子炉前で(2014-9月関西編)
JT60SA-コイル試作品前で
(2013-9月原子力機構那珂核融合研究所)
原子力研究開発機構 片山 雅弘
施設見学会概要
●企画の源
福島原子力発電所事故以降、原子力業界へ就職を希望する学生(特に機械・
電気系)の減少が著しく、将来の原子力技術を支える人材の確保が憂慮されて
いる。そこでこのような状況を打開するために将来の進路を決めていない機
械・電気系の学生を主な対象とした施設見学会を企画した。
●ねらい
・対象は高校の数学物理化学を理解しているレベル(大学学部レベル)
・原子力機器の製造現場と研究施設を見学して原子力を肌で感じてもらう。
・原子力産業が様々な学問からなる総合産業であることを知ってもらう。
・原子力施設を見てもらい、原子力技術に興味を持って(魅力を感じて)もらう。
一言で言えば彼らのエンジニア魂に火をつける!
そのためには色々な原子力関連施設を見てもらい
面白そうだ!と感じてもらいたい。
●見学先
学生が幅広い視野を持つエネルギー技術者へ成長することを願い、原子力発電
関連、加速器や核融合、放射線施設等多岐に渡る原子力施設を対象としている。
●PR方法(ちらし 下記は今回の関東編)
・ネットワーク参加大学窓口先生へ送付(北海道から九州まで)
・関東、関西大学理工系学部(ネットワーク参加していない大学)に
学生へのPRを依頼(掲示)
・懇意な先生へ個別に学生へのPRを依頼
●「原子力」を知るための絶好の機会です。特に将来の進路をこれから決めようとしてい
、高専生の皆さんの
る機械・電気・化学・物理等を専攻している大学生(学部、修士、博士)
参加をお待ちしております。
●原子力研究設備や原子力機器の製造現場を見学し肌で原子力を感じてください。
●参加費無料。ただし集合場所までと解散場所からの交通費、及び昼食代は参加の方に負
担していただきます。
申込締切り 2015 年 1 月 20 日(火)
お問合せ・参加申込みはこちらまで
原子力人材育成ネットワーク事務局 片山宛
E-mail:[email protected]
下記事項を明記の上、E-mail にてお申し込みください。
*氏名(ふりがな) *性別 *生年月日 *学校,学部,学科,学年
*住所(郵便番号含む) (1、2 月に郵便が受け取れる所) *電話番号
*関東参加と明記してください
担当
原子力人材育成ネットワーク事務局
予定行程
8時
10 時半着
13 時
13 時半頃
15 時半頃
16 時頃
17 時半頃
20 時頃
片山
029-282-5875
2015 年 2 月 27 日(金)
新宿駅西口集合、バスで出発
日本原子力研究開発機構 那珂核融合研究所(那珂市向山) 着
概要説明後見学、及び質疑応答
昼食後 那珂核融合研究所 出発
日立製作所 臨海工場(日立市大甕)着
概要説明後、原子炉内構造物等の見学及び質疑応答
日立製作所 臨海工場 出発
日立製作所 海岸工場(日立市幸町)へ到着、タービン等の見学
見学終了 日立製作所 海岸工場を出発
新宿駅西口着、解散
*茨城県からの参加の方は東海駅から参加、日立駅で解散 OK です。
(事前に申請をお願いします)
*ご連絡いただく情報は、原子力施設に入る際に必ず必要なもので、それ以外の目的では用い
ません。
*お申し込みいただいた方には追って詳細案内(集合場所、諸注意等)と予習用資料をお送り
します。
*なお、本見学会は採用選考とは関係ありません。
*見学する施設に関しては諸事情で変更することもあります。
3
●参加者の事前準備
学生へは約一か月前に見学する装置概要を説明した資料(パンフレット等見学先に用意して頂
いた資料、または自前作成)を送付している。⇒予習をして問題意識を持った上で見学
に臨んでもらう。(下記はその一部の例)
放射線医療応用(自前パワーポイント)
高速増殖炉の反応
(原子力機構もんじゅ資料)
核融合
(原子力機構
那珂研資料)
加速器の基礎
(自前パワーポイント)
4
企画内容
[昨年度第一回]
●行程
●見学先
2013年9月6日(金) 東京新宿発着バス日帰りツアー(朝8時出発~夜8時帰着)
原子力機構那珂核融合研究所(茨城県那珂市)⇒JT-60 (改造中の核融合施設)
日立製作所 臨海工場(大甕)、海岸工場(日立) ⇒炉内構造物、タービン等
●参加者
19名(学年平均3.6年)M1は5年、D1は7年で計算
●費用 参加者負担は集合場所までの
学校
専攻
学年
1 福島高専
機械
2
交通費と昼食代は自費、参加費は無料
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
福島高専
長岡技大
長岡技大
東工大
金沢大
東工大
電機大
中央
長岡技大
埼玉大
慶応
電機大
東工大
東工大
理科大
長岡技大
長岡技大
長岡技大
建設環境工学
電気電子情報工学
電気電子情報工学
高分子工学科
理工学域物質化学類
理学部 地球惑星科学科
未来科学研究科ロボットメカトロニクス
物理
原子力システム安全工学
機械
物理情報工学科
電気電子工学科
生命工学科生物プロセス専攻
生命工学科生物プロセス専攻
薬科学
材料工学専攻
機械創造工学専攻
機械創造工学専攻
2
4
4
3
4
3
M1
4
M1
1
3
2
M1
M1
M2
D1
M1
M1
は遠方から
の参加者
JT60SA真空容器試作品を前に5
[昨年度第二回]
●行程
●見学先
●参加者
2014年2月21日(金) 東京新宿発着バス日帰りツアー(朝8時出発~夜8時帰着)
◎原子力機構 大洗研究開発センター
①高速実験炉 “常陽”
②高温工学試験研究炉 “HTTR”
◎原子力機構 原科研
③大強度陽子加速器施設“J-PARC”
④研究用原子炉No.3 “JRR-3”
22名(学年平均 2.4年)
性別
は遠方から
の参加者
は第一回
参加者
(リピーター)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
男
男
男
男
男
女
女
女
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
女
学校
茨城
茨城
茨城高専
茨城高専
茨城高専
お茶大
お茶大
お茶大
近畿
近畿
近畿
埼玉
千葉
中央
中央
中央
東工大
東京都市
長岡技術
長岡技術
長岡技術
日大
学部
工
工
理
理
生活科学
理工
理工
理工
工
工
理工
理工
理工
生命理工
工
工
工
工
理工
学科・専攻 学年
電気電子
機械
電子制御
電気電子
電気電子
物理
物理
人間環境
応用化学
応用化学
電気電子
機械
電気電子
物理
物理
物理
生命科学
原子力安全
電気電子
電気電子
電気電子
物理
*印 高専4年は大学1年に相当
3
4
4*
4*
4*
3
3
4
1
1
1
1
2
3
3
3
2
2
3
4
4
3
J-PARC ターゲットの模型を用いて説明
6
[今年度第一回]
昨年度、関西地区の先生方や学生から学生向け施設見学会を是非
関西でも開催してほしいという要望があり、今年度第一回施設見
学会は関東関西両地区で企画し実施した。
●実施日
・関西 2014年9月4日(木) 近畿大9時半集合
JR西明石駅18時半解散
・関東 2014年9月8日(月) JR稲毛駅9時集合
JR川崎駅18時解散
●見学先
・関西 午前 近畿大学原子力研究所
午後 三菱重工 神戸造船所
及び二見工場(明石)
・関東 午前 放射線医学総合研究所
午後 東芝 京浜事業所
●見学内容詳細
[関西]
[関東]
(近畿大学)
(放医研)
●原子力概要講義
●HIMAC重粒子癌治療装置
●研究用原子炉とその制御盤
●開発中のオープンPET装置
●中性子画像等の解説
●静電加速器
(三菱重工)
(東芝)
神戸造船所
●コアバレル
●海上風力発電ポール
●ベントフィルター
●原子力総合保全訓練センター
●放医研向け重粒子新型ガントリー
二見工場
●核融合イーターコイル&ケーシング
●汚染水タンク
●タービン
●核融合イーターコイル&ケーシング
★配布資料
[関西]
①原子力の基礎知識(近畿大学)
②放射線の性質と利用(近畿大学)
③近畿大学原子力研究所パンフレット
④三菱重工パンフレット
⑤PWR原子力発電プラントについて
(パワーポイント、三菱重工)
⑥核融合の基礎(パワーポイント)
⑤⑥は当日、それ以外は事前配布
[関東]
①放射線、加速器の基礎と医療応用(パワーポイント)
②HIMAC重粒子がん治療装置(放医研)
③分子イメージング装置(放医研)
④加速器入門文献(放医研)
⑤東芝京浜事業所パンフレット
⑥核融合の基礎(パワーポイント)
⑤⑥は当日、それ以外は事前配布
●参加者
は遠方からの参加者
関西(21名)
性別
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
女
男
男
男
男
男
女
男
男
男
男
女
女
男
男
男
女
男
男
男
男
学校
神戸
神戸
神戸
神戸
福井工大
福井工大
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
大阪
大阪
大阪
大阪府立
九州工大
鳥取
徳島
学部
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
関東(15名)
学科・専攻
学年
海事科学
海事科学
海事科学
機械
原子力技術応用工学
原子力技術応用工学
合成・生物科学
工業化学
原子核
物理材料科学
原子核工学
工業化学
物理
物理工学科材料科学
電気電子情報
電気電子情報
環境・エネルギー
量子放射線、化学生物
マテリアル工学
電気電子
知能情報
D2
D2
D1
B4
B1
B2
M2
B4
M1
B2
B4
B2
B3
B3
D3
M2
B4
M1
M1
B3
B3
性別
備考
中国
中国
ミャンマー
ベトナム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
女
女
男
男
女
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
学校
お茶の水
お茶の水
帝京
埼玉
埼玉
埼玉
埼玉
室蘭工大
日大
日大
日大
日大
福井
東工大
東工大
平均学年
学部
理
理
理工
理工
理工
理工
理工
工
理工
理工
理工
理工
工
工
工
関西 4.57年
学科・専攻
学年
物理
物理
航空宇宙工学
応用化学
応用化学
応用化学
応用化学
応用物理
土木
機械
物理
精密機械
原子力
機械
電気電子
関東 4.53年
当日キャンセル 関西1名 関東3名
参加学生
←三菱重工
原子炉模型
を背に
→
東芝タービン
模型の前で
B3
B3
M2
M2
M1
M1
M1
B2
B4
B3
B3
B3
M2
B4
B4
備考
[今年度-関西]
見学会の様子
[今年度-関東]
原子力概要の講義 (近畿大 橋本先生)
原子炉の前で中性子画像の説明(近畿大 若林先生)
放医研概要の講義 (放医研 笠井さん)
現物を前にHIMAC加速器の説明
(放医研 丹正さん)
アンケート結果
[アンケート
①本企画を何で知ったか
先生の勧め
チラシ( 掲示)
38
25
その1(過去4回の通算)]
We b
6*
友人の誘い
8
②参加の動機
見学する装置に興味 製造現場に興味
30
31
原子力に興味
50
その他
2
先生の勧め
7
③今回もっとも興味深かった見学先( 見学終了後)
昨年度第一回 JT-60( 那珂研) 日立臨海工場( 大甕) 日立海岸工場( 日立)
3
5
11
常陽
J-PARC
昨年度第二回
H TTR
4
11
3
近大原子炉 MH I神戸造船所 MH I二見工場
今年度第一回
9
3
11
関西
放医研静電加速器
放医研PET
今年度第一回 放医研H IMAC
4
6
5
関東
④このツアーで原子力に興味が深まったか
大変深まった
やや深まった
変わらず
41
42
2
⑤他に見たい原子力施設
商業用発電所
昨年度第一回
4
昨年度第二回
8
今年度関西
12
7
今年度関東
31
合計
核融合
―
15
9
10
34
*は京大内We b
就職先に検討中
13
時間があった
13
その他
5
は回答数の多かった項目
JRR-3
1
東芝
12
嫌になった
0
加速器・放射光 原発シュミレーター
9
1
―
7
5
4
4
2
18
14
メーカ製造現場
1
3
4
5
13
医療用放射線
10
4
8
―
22
研究用原子炉
4
―
―
5
9
その他
1
2
1
2
6
SP-8
JAEA
[アンケートその2(過去4回の通算)]
⑥ツアーの時期は適当か
適当
他の時期が良い
69
4
⑦本企画が1~2泊程度のツアーになったら参加するか
参加したい
日帰りが適当
見学先による 費用負担による
22
32
15
12
⑧本企画はためになったか
ためになった
ためにならなかった
61
1
どちらでもない
11
⑨半年先 に見学先を変えた同様なツア ーがあればあなたは参加しますか
行かない
是非参加したい 都合が合えば
見学先による
46
15
3
8
原子炉制御盤の説明
(近畿大 堀口先生)
泊まりがけにすると、費用により参加は左
右されるようだ。
どちらでもないと答えた学生も、次回も都合が合えば
参加したいと答えた学生が多かった。
行かないのではなく修論の準備、旅行等
で行けないとの事。
開発中のPET装置の説明
(放医研 山谷さん)
静電加速器の説明
(放医研 及川さん)
[アンケートその3(昨年度第一回のコメント抜粋)]
●核融合に関して事前学習資料が配布され,当日の説明が理解しやすかった。
(ほぼ全員) 内容もあまり深すぎず丁度良かった。
●他分野を専攻している自分でも、核融合・原子力に理解・興味を深めること
ができた。(複数)
●一つの装置が多くの技術の集まりだということが理解できた。
●今後の選択肢が広がった。
●エネルギー教育は国の産業を支えるうえでとても重要なので是非力を入れて
企画してほしい。
●このような機会を提供すれば原子力に対する世間の考え方も変わるのでは?
●機械工学系の話は専門外なのでついていけなかった。
[アンケートその3(昨年度第二回のコメント抜粋)]
●資料は見学後の復習にも使いたい。
●今後の日本のエネルギーの関して、自分が何ができるのかを考えるよいきっかけと
なった。
●何のための勉強か、考えるきっかけになった
●複数の施設を要領よく見学できるこの企画は貴重である。
●関東だけではなく他の地域でも企画してほしい。(近畿大)
●稼働中の施設を見たかった。
13
[関西関東共通]
[アンケートその3(今年度第一回のコメント-関西、関東)]
●事前の資料で当日の説明が理解しやすかった。(ほぼ全員)レベルも丁度良かった。(多数)
●普段見ることができない施設を見学でき、現場の方の生の声を聴ける貴重な機会であった。スケール感も
実感できた。(大多数)
●続けて企画してほしい。(複数)
[関西]
●近大原子炉を運転しているところ、それを利用した(ミニ)実験を是非見たい。(複数)
●橋本先生(近大)の講義では技術者の生の声(ストイックな姿勢)を聞けて良かった。
●世界トップレベルの物つくりの現場を目の当たりにして驚かざるを得なかった。特に壮大さと正確さを両
立した溶接は見ていて憧れた。
●核融合の部品の製造過程を見学できるとは思っていなかったので非常に感激した。講義で学んだことが実
感できた。
[関東]
●今まで“ふわっと”した原子力・放射線に対する知識理解がしっかりしたものになった。
●重粒子の特性を生かして癌治療を行っている等、医療応用について知らない事ばかりだったが大変勉強に
なり興味を覚えた。
●最新放射線医療研究や精度の良い大物加工物を目の当たりにして驚きの連続であった。(複数)
●このような技術発展のために勉強しようと強く感じ、起爆剤となりました。
●ベントフィルターを付けることが義務付けられたこと、その製作現場を見学できたことに感動した。
[改善へのコメント]
●見学が駆け足である。質問時間ももう少し欲しかった。(過去数人)
●事前資料が易しかった。(関西原子力系修士学生、他過去数人)
●核融合の資料も事前に欲しかった。
(当日配布した他、三菱重工で当日説明して頂いたが、事前に欲しかった)
●見学の前の座学があるとよりわかりやすい。
14
2014年度第二回施設見学会企画
[企画内容]
(関東)2013年9月と同じ行程
●2015年2月27日(金)新宿駅西口8時発 20時帰着
●見学先(昨年度第一回と同じ)
・原子力機構那珂核融合研究所
改造中のJT60SA
・日立製作所 臨海工場、海岸工場
各種原子炉内機器 及びタービンの製作現場
(関西)
●2015年3月27日(金) 京都駅八条口8時発 20時帰着
●見学先
・若狭湾エネルギー研究センター
加速器 及び 各種照射室(分析技術、材料改質技術、粒子線がん治療
イオンビーム育種)
・原子力機構 もんじゅ
15
高速増殖原型炉
[参加者]
関東関西とも満員御礼
平均学年 関東3.48年 関西3.83年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
性別
男
女
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
女
男
男
学校
茨城
工学院
工学院
工学院
東京都市大
東京都市大
東京都市大
東京都市大
東京高専
日本
日本
近大
近大
近大
近大
東工大
東工大
東工大
上智
上智
上智
理科大
理科大
山梨
東京電機
学部
工
エンジニアリング
工
工
工
工
工
工
理工
生産工学科
理工
理工
理工
理工
工
工
理
理工
理工
理工
工
工
工
理工
学科・専攻
電気電子
機械創造
機械
システムデザイン
原子力安全
原子力安全
原子力
原子力
機械情報
航空宇宙
マネジメント
応用化学
応用化学
電気電子
電気電子
電気電子
化学
物理
物理
機能創造
機能創造
機械
機械
機械
情報デザイン
学年
B4
B4
B4
M1
B4
B4
M1
M1
1
B3
M2
B2
B2
B2
B2
B3
B3
B4
M1
B4
B3
M1
M1
B3
B2
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
性別
学校
学部
学科・専攻
学年
男
女
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
京都
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
工
エネルギー科学
地球工学科
物理原子核
建築
化学
化学
化学
化学
化学
化学
化学
物理
物理
物理原子核
物理原子核
物理原子核
物理材料
物理材料
M2
B2
B2
B4
M1
M1
B4
B2
M1
M1
B4
B2
B2
B2
B2
B2
B3
B3
男
男
京都
京都
男
男
男
男
男
琉球
福井工業
近大
近大
鳥取
工
物理
情報 通信情報システム
B2
D3
教育
工
工
工
工
M2
B1
M2
B2
B3
関東は昨年度第二回参加者。関西は今年度第一回参加者 (リピーター)
関東13と関西24は同じ人物(両方参加)
関東で8名の方定員オーバーでお断りした。(うち5名リピーター)
原子力応用工学
エレクトロニクス
電気電子
電気電子
16
全参加学生データ(昨年度、今年度 計6回)
②参加者学科別内訳
①参加大学内訳
関東
大学名
過去 今回 合計
長岡技大
9
9
東工大
8
3 11
埼玉
6
6
日大
5
3
8
お茶の水
5
5
中央
4
4
近畿大
3
4
7
茨城高専
3
3
茨城
2
1
3
福島高専
2
2
金沢
1
1
東京電機
1
1
2
理科大
1
2
3
慶応
1
1
東京都市
1
4
5
千葉
1
1
福井
1
1
室蘭工大
1
1
帝京
1
1
工学院大
3
3
東京高専
1
1
上智
2
2
山梨
1
1
合計
56 25 81
女性
8
2 10
海外学生 インド
関西
大学名
前回 今回 合計
京都
8 20 28
大阪
3
3
神戸
4
4
福井工大
2
1
3
大阪府立
1
1
九州工大
1
1
徳島
1
1
鳥取
1
1
2
近畿大
2
2
琉球
1
1
合計
21 25 46
女性
5
1
6
海外学生 中国
2
ミャンマー
ベトナム
機械
電機
物理
化学
原子力
生物
その他
関東
関西
過去 今回 前回 今回 合計
5
0 26
12
9
13
4
3
3 23
12
3
4 10 29
8
3
2
7 20
3
4
4
1 12
3
2
5
5
2
1
4 12
56 25 21 25 127
見学会参加学
生総数(のべ)
複数回参加者
(リピーター)10名
③参加者平均学年
*赤字は遠方よりの参加
*黄色塗はネットワーク
未参加の学校
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総括
①予習用資料(これまでは研究所中心)は好評なので今後とも続けてゆきたい。
一方学生にとって工場の製造技術(溶接等)はなじみの薄い内容のようであ
り、今後の見学会では工場用の資料もできるだけ用意したいと考えている。
②参加学生学科別では当方の意図通り色々な学科の学生が参加している。た
だし学科別学生総数を考えると、より機械電気系の学生に参加してもらいた
い。また傾向として夏季実施の見学会は平均学年が高く春実施の見学会はや
や若い学生が多い傾向にある。(特に若い学生は最初は緊張気味で質問も少な
い)
③参加動機では先生からの紹介が多く、今後とも先生方からの紹介をよろし
くお願いします。またネットワーク参加以外の大学にもちらしの掲示をお願
いしているが、こちらも効果があるので続けていく。
④見学先として研究所と工場の組み合わせは、装置が使われている現場とそ
れを製造している場面の両方を実感できてるのでより良い見学会となる。今
後できるだけこの組み合わせとなるように企画したい。
⑤見せる側も例えばビームラインでは実験ハッチの中まで見学させる等、見せ方に
よっても見る側の興味が変わってくると思われるので見せる側の工夫も必要
である。(装置側の都合も考慮しなければいけない)
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[総括続き]
⑥毎回見学後のアンケート結果では前向きな回答(興味を持った、感動した、
原子炉運転中の実験を見たい 等)が大多数であり、学生に原子力技術に興味
を持ってもらうという目的はある程度達成していると考えている。
⑦ 一泊二日程度のツアーとして、装置について座学をした後に見学をし、夜
は先輩との懇談(技術者経験談)の時間があればよりよい見学会(理想の見学
会)になると考えている。
最後に
●本活動は、結果がすぐに数字に表れず地味ではありますが、原子力人材を絶
やさないためにも必須な活動と考えており、この企画そのものが“原子力の
未来を担う見学会”となるように、今後もより実りのある見学会を開催して
いきたいと考えている。
●本企画は皆様方のご理解ご協力の上に成り立つものですが、これまで見学を
快く受け入れていただいた企業様に御礼申し上げるとともに、今後とも是非
ご指導ご協力をお願いします。
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