議第10号議案 若者が生き生きと働ける社会の実現のため「若者雇用

議第10号議案
若者が生き生きと働ける社会の実現のため「若者雇用対策法」の早期
成立を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出いたします。
平成27年3月16日提出
提出者
新座市議会議員
賛成者
提
案
理
亀 田 博 子
〃
並 木
傑
〃
笠 原
進
〃
島田久仁代
〃
塩 田 和 久
〃
川 上 政 則
由
若者が生き生きと働ける社会の実現に向けて、関係法を 制定し、環境づくりを
進めることを求めるため、この案を提出する。
若者が生き生きと働ける社会の実現のため「若者雇用対策法」の早期
成立を求める意見書
政府は、今通常国会に若者の雇用対策に関する初めての法案成立を目指してい
る。厚生労働省の審議会は、法案提出に先がけ、1月23 日法律整備に向けた報
告書をまとめた。法案は、若者の正規雇用や育成に積極的な企業を認定する制度
の創設や、ハローワークでブラック企業の求人を受け付けないようにすることな
どが柱になっている。
具体的には、若い社員の職場定着率や有給休暇取得率、平均残業時間などで、
一定の基準を満たす企業を「若者育成認定企業」(仮称)に指定し、優秀な人材
を集めやすくするほか助成金を支給する。また、企業側が学生を募集する際も、
学生の求めに応じて、離職者を含む募集・採用状況や、育児休暇の取得状況など
の情報を提供するよう義務付ける方針も明ら かになった。
こうした積極的な情報の提供と共に、労働条件の的確な表示の徹底も求められ
ることから、現在多くのブラック企業が 行っている脱法的な「固定残業代」の問
題の解消にもつながる。
若者を始め働く人間を過酷な労働に追い立て、モノのように 「使い捨て」、
「使い潰す」ブラック企業は、しっかり と規制しなければなりません。違法行為
へのペナルティ強化と長時間労働の是正、労働条件などの情報公開、パワハラを
やめさせることなどは、若者が生き生きと働ける社会の実現のために必要です。
若者が将来に希望を持って社会で活躍できる環境づくりのため、「若者雇用対
策法」の早期成立を求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成27年3月
日
埼玉県新座市議会
内閣総理大臣
様
厚生労働大臣
様