PS060WL-0784

認
定
書
月
22
号日
年
６
２
成
平
３９“
第
指
住
国
108
未来工業株式会社
代表取締役社長山田雅裕様
国土交通大臣
太田
下記の構造方法等については、建築基準法第 68条の 26第 1項 (同法第 88条第 1項にお
いて準用する場合を含む。)の規定に基づき、同法施行令第 129条の 2の 5第 1項第七号ハ
(防火区画貫通部 1時間遮炎性能 )の規定に適合するものであることを認める。
記
認定番号
PS060WL-0784
2.
認定をした構造方法等の名称
ケーブル・電線管・給水管 0排水管 /セラミックファイバーブランケット入
膨張黒鉛 0石油ワックス混入クロロプレン系ゴム充てん/壁耐火構造 /貫通
部分 (中空壁を除く)
3.認定をした構造方法等の内容
別添の通り
(注意 )この認定書は、大切に保存しておいてください。
別
l構造名
添
:
ケーブル・電線管・給水管・排水管 /セラミックファイバープランケット入膨張黒鉛・石油ワックス
混入クロロプレン系ゴム充てん/壁耐火構造 /貫通部分 (中空壁を除く)
2寸法等の仕様
:
寸法等の仕様を表 1に示す。
項
表 1 寸法等の
仕
目
開口部
面積
様
矩形
形状
一般部貫通工法の場合
床置き工法の場合
占積率
ー
プル・配管の断面積の総合
(開日面積に対するケ
017m2以下 280×
0085m2以下
600m l以
下
(140× 600nII以
下)
)
482%以下
計の割合)
片面強化せっこうボード重張/軽量鉄骨下地間仕切壁
(国土交通大臣認定耐火構造 : FP060ヽ P0007、 FP060NP 0046、
貫通する壁の構造等
FP060NP-0049、 FP060NP-0075、 FP060NP-0185、 FP060NP-0189、
FP060NP-O192、 FP060NP-0233、 FP060NP-0250、 FP060NP-0258、
FP060NP-0294、 FP060ヽ P-0345、 FP060NP-0360)
厚さ42oul以上
-1-
3主構成材料の仕様
:
主構成材料の仕様を表 2に、ケーブル・電線管の仕様を表 3に示す。
表2 主
項
の
仕
目
様
材料
セラミックフアイバープランケット入膨張黒肝石油ワックス混
入クロロプレン系ゴム
形状
成形品 :プロック形状
寸法
幅 200Ш ×高さ 1001111× 厚さ20111以上
開口部とケープル
使用箇所
(図
5参照
)
配管の隙間
隙間無く充てん (壁厚方向寸法 10伽耐
使用量
材料
膨張黒鉛・石油ワックス混入クロロプレン系ゴム
形状
シート状
密度
13(■ 0 0 ycm・
厚さ
05111以上
熱膨張性
耐熱プロック
外層材
組成
(質
量 %)
￨
充てん材
芯材
熱膨張性
耐熱バテ
材料
セラミックファイパープランケット (IIS R 3311)
密度
128kg/n3ジスJヒ
厚さ
25111以
上 (圧縮して挿入
)
材料
膨張黒鉛・石油ワックス混入ブチル系ゴム
形状
バテ状
密度
12(■ 0'ノ Cm3
組成
(質量
%)
使用箇所
使用量
材料
J金属管 (銅管・鋼管・ステンレス鋼管、被覆材付含む)の周囲
b)必要に応じて、熱膨張性耐熱プロック及びケープル・配管の間
熱膨張性耐熱プロック片面から30111以上隙間無く密に充てん
①又は②
①鋼板 (めっき仕上げ含む
)
② ステンレス鋼板
熱膨張性耐熱プロック
受け材
①又は②
①L形金具 (図 5参照
(長さ71 8mm以上、折り返し30Ш 以上、厚さ081111以上
)
形状
)
②建築用鋼製下地材 (スタッド等
)
{断
使用条件
面寸法 50× 45Dul以上
壁開口下部に設置
-2-
)
(床置き工法の場合は不要)
表 3 ケープル
項
の仕様
仕
日
導体 (又は芯線 )
の断面積
32511m2以下
総合計
2710m2以下
(銅等の金属類
)
26 5kg/mルス￢
F
総有機量
導体 (又は芯線
の種類
1本あたり
様
)
銅、ガラス繊維、その他これらに類する不燃性の材質
4 5mm以下
厚さ
塩化ビニル系
絶縁体
ケープル
厚さ
ポリエチレン系
31皿 m以下
EPR(エチレンプロピレン系)
介在
(円
形に調整
する充てん材
紙、ジュート、又はポリオレフィン
)
ポリエチレン系
シース
塩化ビニル系
ポリオレフィン系
合成ゴム系
結露防止層付硬質塩化ビニル管
外層 :塩化ビニルスキン層
中間層 :塩化ビニル発泡層
内層 :硬質塩化ビニル層
9 5Du以下
(結露防止層
φ76皿以下
(内層
)
25Ш
以下
波付硬質合成樹脂管
OIS C 3653附属書 l lFEP管 ))
材質 :ボリエチレン樹脂製
)
φ 103111以下
合成樹脂製可とう電線管
OIS C 84‖ CD管、 PF管 )、ただし呼び 54の
CD管
呼び 54の PF管
(0 601un)、
(φ
64 5ola)は
0645m以下
HS C 84Hと同等の性能 :可とう性、圧縮復
元性、耐衝撃性、耐熱性、耐燃性、絶縁耐力、
絶縁抵抗
)
合成樹脂製可とう管
(さ
や管
)
IIS C 84H ICD管 )に適合した性能
材質 :ポリエチレン樹脂製
電線管
)
力、絶縁抵抗、耐燃性、耐熱性
)
硬質ポリ塩化ビニル管
JIS K 6776
OIS K 6741 JIS K 6742、
■
VP、
(ヨ己
ラ
VU、
HT))
o114m l以下
厚さ
配管と
いう
配管の種類
外径
硬質塩化ビニル電線管 OIS C 8430‖ E管 )、
ただし呼び 100の VE管 {φ ‖疏耐は JIS C 8430
と同等の性能 :耐圧縮性、耐衝撃性、絶縁耐
給水管
排水管
(以下、
o601111以下
)
7 6mm以下
φ 11 41ul以下
φ48mm以下 ※
7 6nun以下
o34mll以下 ※
43Ш 以下
o34Ш 以下 ※
3 21ul以下
ボリエチレン管 01S K 6761、 HS X 6769、
HS K 6787、 JXPA 401(架橋ポリエチレン管
工業会規格 )又はこれらの規格における引張
降伏強さ、耐圧性、浸出性、耐塩素水性、ゲ
ル分率の規程に適合する管
)
ポリブテン管
(HS K 6778、
JIS K 6792)
被覆付可とう塩化ビニル管
外層。内層 :ポリ塩化ビニル樹脂、
断熱層 :ポリエテレン系樹脂
銅管 OIS H 3300
o37111以下
(内径 0 251ul以
下
6nul以下
)
φ 38 111ul以下 ※
2 0oul以下
0 34 01nII以下 ※
6 4oul以下
φ38 111ul以下 ※
6 41ul以下
鋼管
(JIS G 3442、 JIS G 3452、
G3455、 JIS G 3456、
〕IS
JIS G 3454、 JIS
G 3458、
JIS C 8305)
ステンレス鋼管
(IIS G 3447、 JIS G 3448、 JIS G 3459)
つづく
-3-
つづき
ポリエチレンフォーム
ポリプロピレンフォーム
ポリウレタンフォーム
ポリスチレンフォーム
塩化ビニル系フォーム
)
り又はなし)
厚さ
(あ
外径
フェノールフォーム
被覆材
(後付タイプ
配管
20oul以下
合成ゴム系フォーム
(ニトリルゴム、ステレンゴム、クロロブレ
ンゴム、エチレンプロビレンゴム)
グラスウール OIS A 9504)
ロックウール OIS A 95041
※ :後付で被覆材を用いることの出来る配管の外径
4副構成材料の仕様
:
副構成材料の仕様を表 4に示す。
成材料の仕様
4
項
仕
目
(あ
潤滑剤
り又はなし
(あ
接着材
り又はなし
)
)
材料
使用量
使用箇所
材料
使用量
使用箇所
様
シリコーン系樹脂
T
4 7g/m2じ人
必要に応じて、熱膨張性耐熱プロックの表面に塗布
両面テープ等
585g/ゴ以下 (有機質量
)
熱膨張性耐熱プロック受け材 lL形金具 )と躯体との仮止め
材料
膨張黒鉛・石油ワックス混入クロロプレン系ゴム
(熱膨張性耐熱プロックの外層材と同一材料
形状
シート状
密度
13(■ 02ノ c肛
厚さ
0 5mm以上
)
補助材
(あ
り又はなし
)
3
組成
(質量 %)
使用箇所
材料
留付材
(あり又はなし)
5構成説明図
寸法
熱膨張性耐熱プロックとケープル・配管の隙間
(隙間が生じる場合に使用、必要に応じて熱膨張性耐熱バテを併用
)
タッビンねじ (鋼製又はステンレス鋼製)
o35× 321ul以上
留付間隔
200ml以下
使用箇所
熱膨張性耐熱プロック受け材に建築用鋼製下地材
躯体との留付け
:
構成説明図を図 1∼ 図 5に示す。
-4-
(ス
タッド等 )を使用する場合に
単位
一般部貫通工法の場合
被覆付配管
ull l
※1
×l
被覆付配管
″
ゴ
往
Ａ
片面から充てん)
立面図
ケープル
被覆付配管 ×
電線管
×
被覆付配管
(金属管の例
(電線 )
l
1
)
(樹脂管の例)
４
600以下
)
A― A′
断面図
図 1 構造説明図
1)配管の被覆材 (後付タイフ〕はあり又はなし
,ケープル配管等の配置は一例を示す
エベギ
１
片面から充てん)
単位
一般部貫通工法の場合
n lll
壁
30以上
被覆付配管
×l
片面から充てん)
辮
プロック受け材 (スタッド
T
‥
42以上
ロ
熱膨張性耐熱プック受け材がスタッド等の場合
42以上
熱膨張性耐熱プロック受け材が L形金具の場合
B― B'断面図
30以上
30以上
被覆付配管 X]
む )の周囲に
金属
片面から充てん
)
42以上
熱膨張性耐熱プロック受け材が L形金具の場合
熱膨張性耐熱プロック受け材がスタット等の場合
B― B′ 断面図
い
(壁厚方向につて充てん位置をずらした例 )
1)配管の被覆材 (後付タイプ)はあり又はなし
図2
構造説明図
-6-
単位
床置き工法の場合
null
壁
／
立面図
(設置例 1)
壁
／
だ
ゴ
「バ
写
A
・ J_
立面図
(設置例
2)
片面から充てん)
1)配管の被覆材 (後付タイフつはあり又はなし
υケープル・配管等の配置は一例を示す
図3
構造説明図
-7-
単位
床置き工法の場合
IIII l
42以上
被覆付配管 Xl
属管の例
)
片面から充てん )
D―
C― C'断面図
D′
断面図
2)
(設置例
(設置例 1)
42以上
※
被覆付配管
(金属管の例
l
被覆付配管
Xl
)
片面から充てん )
D― D'断面図
C― C'断面図
(設置例 1)
(設置例
2)
(壁厚方向について充てん位置をずらした例 )
1)配管の被覆材 (後付タイプ)はあり又はなし
υケープル
図4
構造説明図
-8-
配管等の配置は一例を示す
単位
バープランケ
レ
外観図
平面図
側面図
熱膨張性耐熱プロック詳細図
熱膨張性耐熱プロック受け材 (L形金具)詳細図
図5
構造説明図
-9-
Dlll
6施工方法
:
施工図を図 6及び図 7に示す。
施工は以下の手順で行う。
(1)開口部の確認、開日
仕様に適合した壁及び開口 (形状・面積)であること。
(a熱膨張性耐熱ブロック受け材による開口下部の補強 (床置き工法の場合除く
)
L金具を粘着テープ等で開口下部に並べて貼付する。開回端部でL金具 l枚分が収まらない場合は
重ねてもよい。また、L金具の代わりに建築用鋼製下地材 {スタッド等)を壁面に強固に固定して
使用してもよい。なお、床置き工法の場合は必要ない。
3)ケーブル・配管の施工
ケーブル・配管を施工する。
14)熱膨張性耐熱プロックの施工
開日とケーブルの隙間に、熱膨張性耐熱プロックを充てんする。充てんしにくい場合は、熱膨張
性耐熱プロックの表面に潤滑剤を塗布して充てんする。隙間に対して熱膨張性耐熱プロックの大
きさが大きい場合は、折り曲げて充てんしてもよい。また、プロックを切断し同材料 {外層材 )の
キャップを施してから充てんしてもよい。
(D熱膨張性耐熱パテ及び補助材の施工
金属管 (鋼管・銅管・ステンレス鋼管、被覆材付含む)の周囲には壁厚方向 30Eun以上熱膨張性耐熱
パテを充てんする。また、熱膨張性耐熱プロック、ケープル、金属管以外の配管周りに隙間が生
じる場合は補助材を充てんする (必要に応じて熱膨張性耐熱パテを併用する)。
-10-
単位
一般部貫通工法の場合
の例
被覆付配管
×l
l llll
)
電線管
ケープル (電線
)
片面から充てん )
可︱築Ｔ且
30以上
片面から充てん)
1)配管の被覆材 (後付タイフ)はあり又はなし
,ケープル配管等の配置は一例を示す
図6
施工図
-11-
単位
床置き工法の場合
nul
片面から充てん)
42以上
属
片面から充てん )
1)配管の被覆材 (後付タイカはあり又はなし
,ケープル・配管等の配置は一例を示す
図 7
施工図
-12-

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