飯塚富郎さん(73回生)写真集「昭和の神戸」を出版 昭和29年 星陵高校商業科卒業の写真愛好家、飯塚富郎さん(73回生)の写真集 「昭和の神戸」が本年6月下旬に出版され、当時を知る人に好評を得ておられます。 平成24年の兵庫県民展の写真の部で入賞した「50年前の神戸」と題した30枚組 の写真が、「昭和の京都」「昭和の奈良」「昭和の大阪」といった写真集を発行している 京都の出版社(光村推古書院)の目に留まったことが出版の切っ掛けになったとのこと です。 高校卒業後就職した住友海上神戸支店では写真好きの先輩方が多く、その影響で 写真好きとなり、会社近辺の神戸港・元町・三ノ宮・山手異人館等を撮り続け、神戸支 店在籍中の10年間に撮った1万点を超えるフイルムネガを現在自宅に保存されてお られます。 写真集には、この古い傷ついたフイルムを飯塚さんの奥さんが不眠不休で半年間 をかけデジタル化に取り組み、この中から約500枚を選び、さらに出版社が厳選した 作品約220点が掲載されております。 昭和30年代~50年代が中心で神戸港、三ノ宮、元町、旧居留地、北野町、六甲、有 馬、須磨、塩屋等のモノクロ写真が解説と共に掲載されており、昭和の神戸の懐かし い風景等が満載となっております。 巻末には、カメラを通じて知遇を得た、故・ハナヤ勘兵衛氏による戦前、戦後の神戸 の風景写真16点も所収されております。 4代目ハナヤ勘兵衛の桑田 敬司氏(右) と 飯塚富郎さん(左)
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