第 56 号 おたより・へいわ 社会福祉法人なごや平和福祉会 〒460-0021 名古屋市中区平和 2-2-36 ℡052-331-6660 fax052-322-7244 E-mail [email protected] 愛知・三重合同キャリアパス研修のご報告! 今年度より、介護職員処遇改善加算制度の仕組 みが変わり、加算Ⅰを申請・取得した場合、計 画書を提出し、キャリアパス研修の実施やキャ リア形成のための支援制度の創設がその法人・ 団体に義務付けされました。 本会も加算Ⅰを申請・取得したことから、今夏 からこれら施策に取り組んでいます。ただ、研 修ひとつにしても講師料などの費用がかかるこ とから、本会と親類関係にある三重県の社会福 祉法人(三重高齢者福祉会)と合同してこれらの 実施を図ることにしました。 まず、両法人で支援金額は若干異なるものの、 介護職員に対して、様式を同じにして新たな介 護資格を取得するための支援金制度を設けまし た。この実施は、対象職員に資格取得のための 支援金を支給するだけなので比較的容易なので すが、研修はなかなか大変です。 すでに8月に、名古屋第一法律事務所の弁護 士先生に両法人の職員15名程が本研修として、“成年後見制度について”のお話し をへいわ会館でお聞きしました。そして、この10月には“嚥下障害と食の問題につ いて”、鈴鹿医療科学大学の先生に三重・協和苑でご講義頂いたところです。(写真) 今後、 “口腔ケア”や“認知症”、 “ 「老い」や「障がい」への理解”の問題などを取 り上げ、順番に介護職員を中心とした職員の皆さんに学習頂く予定です。また、愛知・ 三重の相互開催としていることから、互いの施設を見学し合い、デイサービスの昼食 などを試食し合うのも勉強になります。 ともあれ、このキャリアパス研修を通し、私たちは更なる研鑽を積むと共に、相互 研修という利点を生かし、互いの施設を見つめ直す場にしたいと思っています。 デイサービス 今年のハローウインは、少々奇抜で賑やかなものに なりました。 いつもは、2階のデイルームのみの飾り付なのです が、今年は1階の玄関口から飾り付を行い、入口ドア にも南瓜の切り絵などを張り付けて、北米生まれの行 事の雰囲気を醸し出しました。 そして、10月28日には毎年恒例となった中保育 園との交流会。中保育園児の皆さん(3歳児20名)がハローウインの恰好で先生3名 に引率されて来所。グループホームのご入居者も2階のデイルームに降りられ、ご一 緒に園児との交流を楽しみました。(写真上) また、10月は 運動会の季節。今年も“へいわオリンピック”と称して、ご 利用者皆さんに様々な競技を楽しんでいただきました。 さて、11月は何と言っても「お寿司の日」 。皆さんに十分 に味わっていただこうと元お寿司屋さんの中島さんをはじめ、 厨房一同いまから張り切っています。 グループホーム 朝夕の寒気が身に染みる時節になりました。この時期と言えばインフルエンザの流 行ですが、今のところは大きな流行もなく、鳴りを潜めているようです。散歩やレク リエーションで健康な身体作りを施し、外出からの帰所の際、手洗いとうがいをいつ も以上に徹底することで、今後来るであろうインフルエンザへの対策をしていきます。 もとより、私たち職員は、より一層外出する楽しさを知っていただきたいと言う想 いから、全員で外出できる機会を常々探しています。10月は 18 日に予定を定め、 久しぶりに全員参加の喫茶レクを計画していました。ご入居者皆さんにも話したとこ ろ、いつもは散歩が乗り気でないご入居者さんも「行くよ。当たり前だがね」とこれ 見よがしに仰っていました。ただ、当日は諸事情もあって全員で行くことは叶いませ んでしたが、参加されたご入居者さんにはいつもとは違った雰囲気 の中で飲まれる一杯に、自然と思い出話が出てしまうほど心地良い 時間を提供できたと思っています。 なお、10月 27 日は名古屋城へ菊人形展を見に行きました。月 に一度の外出行事なので、今度は全員参加を目標に、そしてご入居 さん全員に楽しんでいただける時間を提供できるよう努めていきま す。 グループホーム1部屋空き有:ショート利用も可。℡331-6660 ヘルパーステーション・居宅介護支援 最近、訪問介護サービスで「通院同行」のご依頼が増えています。 「通院同行」は、事前にケアマネージャーとご相談いただき、 「居宅介護サービス 計画書(以下、ケアプラン)」に「通院同行」を加えることで、徒歩や公共交通機関 (タクシーも可)を利用し、安心、安全に「通院」できるよう身体的な介護や各種手 続きを支援します。 病院内での介助については、原則、病院の看護師やヘルパー等が介助するべきで、 介護保険では適応外との前提があります。しかし、病院側の対応状況やご利用者の心 身の状況を踏まえ、事前にケアマネージャーが「病院内での介助の必要性」をケアプ ランに記載することにより例外的に院内介助を実施することが可能となります。 ただし、例外的に院内介助を実施できたとしても、診察、処置、検査実施時間に ついては、ヘルパーは「単純な待機時間」に該当することとなり、通院同行実施時間 からは間引きます(介護保険適応外) 。 「ヘルパーステーションへいわ」では、通院実 施時間から間引いた時間については、自費サービス(介護保険との併用単価)として 取り扱い、ご請求させていただきます。 最近、要支援のご利用者より、 「通院介助」についてご質問がありました。単純に 「要支援=通院同行はできない」ということではありません。しかし、要支援のご利 用者へのサービスは、「自立支援」の観点から成り立っており、繰り返しになります が、ケアマネージャーにご相談いただいた際に、「通院同行の必要性」について明ら かにすることができれば、通常のサービス提供時間内で「通院同行」が可能となりま す。 介護保険で適応とならない場合でも、 「ヘルパーステーションへいわ」では、安価 で自費サービスをご用意しておりますので是非ご活用ください。なお、 「通院介助」 で不明な点などありましたら、サービス提供責任者までお問い合わせください。 配食サービス 今年は“柿”が豊富との事で、あるTV番組で柿 とアイスクリームで作るプリンを紹介していました。 【材料】 柿200g(約 2 個分)バニラアイス 90g 牛乳大さじ6【作り方】 ①柿・バニラア イス・牛乳をミキサーに入れ、1 分間液状になるま でミキサーにかける。②カップに液を入れる。③冷 蔵庫で3時間冷やせば出来上がりです。 それにしても、なぜプリンが出来るか不思議ですね。その理由は、柿に含まれる「ペ クチン」と牛乳やバニラアイスに含まれる「カルシウム」によってゼリー状に固まる のです。また、柿の味や香りよりもバニラアイスの味や香りの方が勝るのでプリンの ような香りに仕上がります。火を使わないので、 一度作ってみてはいかがでしょうか。 秋は「スポーツ」 ・ 「読書」 ・ 「学習」に最適な季節です。学生さんの場合だと、日 本の新学期は春ですが、外国では夏の終わりから初秋が新学期という国が圧倒的で す。へいわ会館での教室・サークル活動はお手頃なお値段で受講出来、お友達も沢 山作れます。是非、この秋、へいわ会館3階の地域交流室を覗いてみて下さい。 ≪地域交流室:生きがい教室・サークル活動:開催日一覧 ※上段は午前、下段は午後≫ 日 月 火 水 木 金 土 空き 空き 健康体操 空き フラダンス 空き 初級英会話 ヘーゲル 更級日記の 第 2/4 火曜 の会 会・第1月曜 空き 中学教科書 空き 空き 中級英会話 第1日曜 英語(中3ク 夕方は書道 ラス) (児童も可) ※会場は、へいわ会館3階で、参加者は50歳代後半から80歳代の皆さんです。 ※受講料は(教室の場合)、入学金なしの月謝制で、3500円~5500円です。 「ADL」とは ADL(Activities Of Daily Living)は「日常生活動作」と訳され、日常生活を営むうえで、 人が普通に行っている行為・行動のことをいいます。具体的には、食事や排せつ、整容、移 動、入浴などの基本的な行動を指します。またリハビリテーションや介護の世界では、どの 程度自立的な生活が可能かを評価する指標としても使われるとても重要な概念であり、例え ば寝たきりの状態は「ADL が非常に低い状態」だと考えることができます。 (介護応援ネット HP「高齢者介護の基本」より) 認知症サポーター養成講座受講がきっかけで「何か少 しでもお手伝いできたら」と時々ですが、ボランティア に参加させて頂いています。デイサービスでのおしゃべ りや活動・食事・入浴等が、今 何よりの楽しみと語られ るご利用者さんの穏やかな笑顔が印象的で素敵です。 デイサービスセンターへいわ ℡052-331-6660 ヘルパーステーションへいわ ℡052-322-6716 居宅介護支援事業所へいわ ℡052-322-6726 グループホームへいわ ℡052-331-6660 食事サービス事業へいわ ℡052-331-6660
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