全国拡大教材製作協議会主催第 4 回勉強会へのお誘い 平成 27 年 9 月末日 今年の夏は猛暑に始まり、台風、洪水、火山の噴火、地震と異常気象が続きましたが、 やっと気持ちのいい秋になりました。皆さまご健勝の事と思います。そろそろ 28 年度の依 頼も来ている頃でしょうか。日頃の皆さまのご尽力には深く感謝いたしております。 これまで「拡大写本の今後をさぐる」ということで、弱視者の学習環境をトータルに整 備するお手伝いができるようになればと、3回にわたって勉強会を続けてきました。今、 協議会では拡大教科書の充実の次に来るものとして、副教材や一般図書の拡大も視野に入 れ、実践に必要な知識を深めるなど諸問題を解決すべく活動しています。 今年、多くの小学校で使われている『新版 みんなのうた』光文書院の拡大本を届けた利 用者のお母様から以下の様なお礼のメールをいただきました。 ―『みんなのうた』は、今まで見えていなくて何が書いてあるか分からず、学校では、 歌う時にただ恰好だけで本を持っていたようですが、今回頂いた拡大本は見えるようで、 本の文字を見ながら、楽しそうに文字の確認をしておりました。『すごくよくわかる! すごい!』 と、一所懸命本をながめており・・・ (メールから抜粋) このような嬉しい声を聞きますと益々実際の教育現場や利用者のことをもっと深く理解 する必要性を感じます。今回の勉強会では「拡大教材利用の現場への理解を深める」をテ ーマに、弱視学級で子どもたちを実際に指導し、研究を続けられている経験豊富な先生、 岡山県で弱視学級(支援学級)と一般校での学校生活を経験し、出版社とボランティアの 両方で作られた拡大本を使ってこられた弱視生徒のお母様、また、双子の母でありお仕事 と子育てを両立させながら、現在中学校に通うお子様の学習環境をはじめとする情報交換 会(ロービジョン・キッズ・ラボ)を立ち上げられたお母様、この 3 名の方のお話を聞く機会 を用意しました。是非多くの皆さまの参加をお待ちします。 全国拡大教材製作協議会世話人代表 佐藤邦隆 記 日 時:2015 年 11 月 22 日(日)12:00~15:00 (11:30 受け付け開始)遠方からの参加者 もあり、通常より開会時間を早めました。 (会議室でお弁当を食べることもできます) 場 所:東京都障害者福祉会館 会議室A1&A2 テーマ:拡大教材利用の現場への理解を深める ―学習の環境をトータルに整備するための第 1 歩として 講 演:笹原小学校教諭 川嶋 栄子先生、 吉本 幸子さん、 ゆうさん 講演の後に質疑応答の時間を設けます。 ※ 会場の地図、講演者のプロフィールはちらしをごらんください ※ グループ同士の交流を深めるために、それぞれの会の写真や冊子などがありましたらお 持ちください。
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