セイコーエプソン株式会社 会社説明会 「省・小・精の技術」で新たな価値を創出する 2015年 8月 (証券コード:6724) ©SEIKO EPSON CORPORATION 2015. All rights reserved. 1 本日お話しさせていただく主な内容 エプソンとは – エプソンの理念 – 会社概要 – 事業概要・業績の推移 株価推移・配当の基本方針および推移 エプソンの成長戦略 – 強みの源泉と各領域で目指す姿 2 エプソンの経営理念とグローバルタグライン 3 会社概要(2014年度[2015年3月期]実績) 会社名 : セイコーエプソン株式会社 上場市場 : 東証1部(証券コード6724)/JPX日経インデックス400銘柄 創 立 : 1942年5月 本社所在地 : 長野県諏訪市 社 長 : 碓井 稔 資本金 : 532億円 売上収益 : 10,863億円(IFRS・連結) 事業利益※ : 1,012億円(IFRS・連結) グループ会社数 : 94社(国内21社/海外73社) 従業員数 : 連結69,878名(うち海外51,251名)/単体11,810名 ※事業利益とは、国際会計基準(IFRS)の適用にあたり、エプソンが独自に開示する日本基準の営業利益とほぼ同じ概念である利益。 本社 本社 4 エプソンブランド ― 2015年は40周年 ― 1968年9月 事業領域を広げる発端となった、 世界初の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」を発売 EP+SON=「EPSON」 1975年6月12日 エプソンブランドを制定 「EPSON」には、この Electric Printerが新しい価値をお客様に提供したように、 さまざまな分野で、価値ある製品・サービスであるSON(子ども)たちを 多く生み出し続けていこうという思いが込められている 5 イノベーションを起こしてきたエプソン製品群 さまざまな分野で 新しい価値をもたらす 多くの子どもたち「EPSON」は 今も生まれ続けている 6 事業概要 売上収益 12,000 10,000 8,000 10,863 11,300 13 1,734 10 1,800 1,771 2,000 プリンティングソリューションズ 7,308億円 1,910 プリンター:5,111億円 6,000 4,000 2014年度実績 売上収益:10,863億円 7,308 7,570 34 10 2014実績 2015予想 インクジェットプリンター ビジュアル コミュニケーション 1,771億円 プロフェッショナル プリンティング: 1,991億円 ウエアラブル・ 産業プロダクツ 1,734億円 ウエアラブル機器 0 全社費用・ 調整額 ロボティクス ソリューションズ 事業利益 1,012 1,020 103 194 110 230 1,114 1,130 -3 -10 -396 -440 2014 実績 2015 予想 2,000 1,500 1,000 500 0 全社費用・ 調整額 USD EUR 109.93円 138.77円 117.00円 127.00円 SIDM PC、その他 マイクロデバイス他 水晶 半導体 その他 13億円、全社・調整額 34億円 SIDM: シリアルインパクトドットマトリクスプリンター ※各事業セグメントの売上収益は、セグメント間取引を含む。 7 長期ビジョン「SE15」、中期経営計画 SE15後期 新中期経営計画(FY2013-2015) 売上成長を過度に追わず 着実に利益を生み出すマネジメントの推進 既存事業領域の転換 新規事業領域の開拓 目標 「SE15」のビジョンステートメント 「省・小・精の技術」を究め極めて、プラットフォーム化し、 強い事業の集合体となり、 世界中のあらゆるお客様に感動していただける 製品・サービスを創り、作り、お届けする ROS: 10% ROE:継続的に10%以上 戦略に基づき取り組んだ成果が 着実に業績に表れる ROS:売上収益事業利益率 ROE:親会社所有者帰属持分当期利益率 8 業績の推移 上場以降の業績実績および2015年度業績予想 SE15前期 中期経営計画 業績低迷 SE15後期 新中期経営計画 長期ビジョン SE15(FY2009-2015) 単位:億円 18,000 16,000 14,132 14,797 14,160 8,000 1,000 13,478 1,012 1,020 900 1,127 700 844 ※2 11,224 12,000 9,853 909 774 380 556 503 257 △ 179 6,000 4,000 9,736 575 190 △ 15 △ 70 182 △ 1,113 327 102 8,779 246 50 △ 197 ※1 0 △ 100 △ 200 ※1.業績改善に伴う一時的な税金費用 減少を含む ※2.年金制度改定益、固定資産売却益 などの一時的な利益を含む 当期純利益(日本基準)・当期利益(IFRS)/右目盛 0 600 200 212 営業利益(日本基準)・事業利益※3(IFRS)/右目盛 800 400 8,512 売上高(日本基準)・売上収益(IFRS)/左目盛 2,000 1,200 15,495 14,000 10,000 単位:億円 上場来 最高益 △ 400 △ 600 △ 800 FY2003 FY2004 FY2005 FY2006 FY2007 FY2008 FY2009 FY2010 FY2011 ※3.事業利益とは、国際会計基準(IFRS)の適用にあたり、エプソンが独自に開示する日本基準の営業利益とほぼ同じ概念である利益。 FY2012 FY2013 (IFRS) FY2014 (IFRS) FY2015 (IFRS) 7/30予想 △ 1,000 9 株価推移 [株価:円] 東証一部上場後の株価推移 2003年6月以降(∼2015/7/31) 3,000 2,750 株価 2015/4/1を効力発生日として1株につき2株の割合をもって 株式分割を実施。分割前の株価については遡及修正して表示 2,500 上場来最高値(終値)2014/12/8 5,890円(当時)/ 2,945円(遡及修正後) 時価総額1兆円に 2,250 2,000 業績悪化 1,750 世界的金融危機 東日本大震災 タイ洪水 超円高 1,500 1,250 1,000 750 500 250 株価低迷期 上場初値 2003/6/24 3,690円(当時)/1,845円(遡及修正後) 業績改善 上場来最安値(終値)2012/11/6 432円(当時)/216円(遡及修正後) 0 10 配当の基本方針および推移 基本方針 成長戦略に基づく投資・強固な財務構造の構築 積極的な利益還元 今期の配当予想:連結配当性向30%となる 1株あたり年間60円 ※ 2015年4月1日付で、 1:2の株式分割を実施 円 140 120 上場後の1株あたり配当実績および今期配当予想 100 期末配当 80 40 0 18 9 9 26 13 13 60 30 80 中間配当 60 20 115 32 32 16 16 16 16 16 16 26 7 19 10 10 20 10 10 26 13 13 20 7 13 37 13 35 60 50 40 30 50 32 70 30 FY2003 FY2004 FY2005 FY2006 FY2007 FY2008 FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015 (予想) 20 10 0 11 エプソンの成長戦略 創業来培った「省・小・精の技術」を基盤とした 独創の「コア技術・コアデバイス」と「垂直統合型ビジネスモデル」で お客様の期待を超える プリンティング ビジュアル コミュニケーション 生活の質向上 ものづくり革新 営業 お客様の声に 真摯に対応 製造 高度なものづくり 設計 強い製品の 企画・設計 企画 新たなコア技術 エプソン独創のコア技術 コアデバイス 独創の コアデバイスの開発 12 プリンティング領域での革新 マイクロピエゾ技術によりテクノロジーシフトを引き起こし あらゆるプリンティング領域でインクジェットによる 高速・高画質印刷を実現する インク対応性・ 高耐久性 高速・高画質 商業 ホーム オフィス エマージング市場 産業 13 オフィス向けインクジェットプリンター拡大 オフィスにおけるお客様のご要望に、 インクジェットプリンターが実現する 価値でお応えする 新開発PrecisionCoreプリントヘッド搭載による 基本性能の向上とラインアップ拡充 インクジェットプリンターの特長※ 印刷コスト約1/2 消費電力約1/10 1枚目印刷が速い 課金ビジネス市場への参入 事務機業界 新 コンセプト 75,000枚印刷可能な 大容量インクパック ※当社同等クラスのカラーレーザープリンターとの比較。 14 エマージング市場での顧客価値実現 エマージング市場での顧客価値を実現 大容量インクタンクシステム搭載プリンター 低プリントコスト・連続大量印刷 インクをタンクへ直接注入 純正品質 & メーカー保証 販売地域・販売台数は順調に拡大 先進国にも投入開始 万台 600 4 エマージング市場 30 90 130 カ国 + 先進国 400 200 0 FY2010 11 12 13 14 15 (予想) 15 プリンティングの未来 マイクロピエゾ技術により、あらゆるプリントをインクジェットで行う 服飾布地 Tシャツ 写真・ポスター CAD / POP 屋外看板 食品ラベル 16 ビジュアルコミュニケーションの革新 マイクロディスプレイが創り出す 感動を与える映像 プロジェクターの基幹部品 HTPS(高温ポリシリコンTFT) オフィス プロジェクター 14年連続世界シェアNo.1※ ホーム ※2001年から14年連続、500lm以上のプロジェクターにおいて(Futuresource Consulting Limited調査) 教育 大会議室・ホール 17 次世代ビジュアルコミュニケーションを実現するスマートアイウエア スマートグラス スマートヘッドセット 両眼・シースルー ハンズフリー 2015年9月発売予定 自由なスタイルで映像を楽しむ 自由なスタイルで映像を楽しむ 仕事のやり方を変える 仕事のやり方を変える 18 生活の質向上への貢献 半導体・水晶デバイス事業の融合によるセンシング技術と、 ウオッチ事業を有するエプソンが実現する豊かな生活基盤 スポーツ モーション 健康 バイタル ウオッチ ポジション 生活 産業 19 ウエアラブル機器で人々の生活の質を向上 圧倒的に高精度なエプソンのウエアラブル機器 GPS機能付きランニングウオッチ「WristableGPS」 ポジション(GPS)センサー搭載 脈拍計測機能付き活動量計「PULSENSE」 脈拍センサー搭載 GPSソーラーウオッチ 「アストロン」 ポジション(GPS) センサー搭載 ゴルフスイング解析システム 「M-Tracer for Golf」 モーションセンサー搭載 20 ものづくり革新 省エネルギー・小型・精密な制御などを 製品性能として実現する「省・小・精の技術」。 これを基盤とした独創のロボティクス技術 小型・軽量・高可搬重量、 スペースあたりの生産性にも優れたロボット 世界シェアNo.1※ の スカラロボット 動作などを高精度で 感知できる ロボットに部品の向きや形を 正確に認識させる センシング技術 画像処理技術 ※産業用スカラロボットの2014年の金額および数量ベース出荷実績において(株式会社富士経済『2015ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望』調べ) 高性能な 6軸ロボット 21 ものづくりの未来 ロボティクス技術により、生産現場の自動化を進め ものづくりのあり方を革新する ロボットが自律して作業、 生産ラインの変更にも柔軟に対応 3Dプリンターで、 適宜、自由な形状の部品を製造 22 Exceed Your Vision 私たちエプソンは、製品・サービスを通して、常にお客様に驚きや感動をお届けします。 私たちは、技術革新を通じて、世界中の人々の創造力をかきたて、 それを具現化する力となっていきます。 本資料に関する注意事項 この資料に記載されている業績予想数値は、当社および当社グループ会社の事業に関連す る業界の動向、国内外の経済情勢、各種通貨間の為替レートの変動など、業績に影響を与 える要因についての現時点で入手可能な情報を基にした見通しを前提としております。 同数値は、市況、競争状況、新商品導入の成否など、多くの不確実な要因の影響を受けま す。したがって、実際の業績は、この資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があります ことをご承知おきください。 なお、本資料に関する著作権は、すべてセイコーエプソン株式会社に帰属します。許可なく、そ の全部または一部を複製・転載し、あるいは改変するなど、当社の著作権を侵害する行為は、 これを一切禁じます。 24 25
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