ながさき女性活躍推進企業等表彰実施要綱

ながさき女性活躍推進企業等表彰実施要綱
(趣旨・目的)
第1条 女性の登用や能力開発等に積極的に取り組み、女性が職場でいきいきと活躍している企業、
団体又はグループ(以下「企業等」という。
)を表彰することにより、女性の活躍を推進する気運
を醸成する。
(対象)
第2条 県内に本店、支店又は事業所等を置く企業等(行政機関を除く)を対象とする。
2 表彰は年間3企業等以内とし、別表に掲げる選考基準により、女性の活躍推進に積極的に取り組
んでいる企業等に対して行う。
(募集)
第3条 表彰の対象企業等は公募することとし、自薦他薦を問わないものとする。
2 応募用紙はながさき女性活躍推進会議事務局(長崎県中小企業団体中央会)が受け付ける。
(表彰者の選考及び決定)
第4条 表彰者は、選考委員会が選考し、ながさき女性活躍推進会議代表が決定する。
(事前調査の実施)
第5条 ながさき女性活躍推進会議事務局は、必要に応じて事前に応募企業等の実地調査又はヒアリ
ングを行い、調査結果を選考委員会に提示できるものとする。
(表彰の方法)
第6条 表彰は、毎年 1 回、表彰状及び副賞を授与して行う。
(その他)
第7条 この要綱に定めるもののほか、表彰に関し必要な事項は、別に定める。
附 則
この要綱は、平成 27 年 10 月 28 日から施行する。
別表(第2条関係)
ながさき女性活躍推進企業等表彰 選考基準
応募企業等の取組について、以下の基準を勘案して、選考するものとする。
項 目
1 女性の能力 ①女性を対象とした人材育成の研修を行っている、又は研修への参加を奨励している。
開発
②女性の資格取得や自己啓発を支援する取組(例:受講費用の助成、特別休暇など)
を行っている。
③女性職員間のネットワーク作り(例:交流フォーラムの開催、ホームページの開設
など)に取り組んでいる。
2 女性の職域 ④今まで女性が少なかった職務・部署への女性の配置に積極的に取り組んでいる。
拡大
⑤女性が使いやすい器具・設備の導入や作業方法・作業工程等の見直しに取り組んで
いる。
⑥性別に係わらない能力活用等の意識啓発等を行っている。
3 女性の登用
⑦採用時に、性別により職種等を限定していない。
⑧採用活動において、女性の応募を促す取組を行っている。
⑨過去 3 年以内に、非正規(パート、アルバイト、派遣、登録スタッフ等)などから
正規雇用となった女性職員がいる。
⑩係長クラスの女性が 3 年前に比べて増加している。
⑪課長クラス以上の女性が 3 年前に比べて増加している。
⑫企業の経営方針等に女性の活躍や女性の採用にあたっての女性比率の目標を掲げて
いる。
4 働きやすい ⑬所定外労働の削減のための工夫(例:毎週 1 回の「ノー残業デー」の導入、事前届
職場環境
出の徹底、業務見直しなど)を行っている。
⑭1 人当たりの平均所定外労働時間数が 3 年前と比べ減少している。
⑮有給休暇が半日単位又は時間単位で取得できる。
⑯ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)のための有給の特別休暇制度(例:
結婚記念日休暇、ボランティア休暇など)を導入している。
(年次有給休暇を除く)
⑰フレックスタイムや在宅勤務など柔軟な労働時間制度がある。
⑱育児・介護休業法の義務規定を超える育児・介護休業制度、勤務時間短縮等の措置、
または看護休暇制度を設けている。
⑲その他、独自に働きやすい職場環境のための制度を設けている。
⑳各種制度を利用しやすくするための取組を行っている。
5 その他
㉑女性活躍について、他企業等に比べ特に優れた取組を行っている。
㉒ながさき女性活躍推進会議の会員である。