第4号 - 上松町

平成27年6月11日発行
№4
上松町役場
★介護保険制度改正のお知らせ★
介護保険制度は3年毎に制度が見直しされることになっています。制度が始まって14年が経過
し、介護サービスは高齢者の介護になくてはならないものとして定着してきました。それととも
に介護保険の利用者数や給付額は年々増加しており、これからも増加していくことが見込まれて
います。今後も制度が持続可能になるために、平成27年度に下記の内容で制度の一部が見直さ
れます。
平成27年4月から
制度改正
■平成27年4月から介護保険サービス利用料が変更となりました。
介護報酬の改定により介護サービス利用料が変更されました。
■特別養護老人ホームに入所できるのは、原則として要介護3以上の方となりました。
特別養護老人ホームは、これまでも重度の要介護状態で、ご自宅での生活が難しい方を優先
的に入所していただくこととしていましたが、4月以降新規で入所される場合は要介護3以
上の方のみ入所できることとなります。(すでに入所されている方については継続して入所
できます。)なお、要介護1、要介護2の方であっても、やむを得ない事情により特別養護
老人ホーム以外での生活が困難な方については、町や広域連合と協議のうえで特例的に入所
が認められる場合があります。
■介護保険施設等の多床室の居住費が見直されました。
利用者負担額の2段階及び3段階の方の多床室の負担限度額が日額320円から370円に
なりました。現在受給者証をお持ちの方につきましては、320円を370円に読み替えて
いただくことになりますので、再発行の必要はありません。
平成27年8月から
■所得が一定以上ある方について介護保険サービス利用料が1割から2割に変更になります。
介護サービスを利用する場合には、費用の一定割合を利用者の方にご負担いただくことが必
要です。利用者の負担額について、これまでは所得にかかわらず一律にサービス費の1割と
していましたが、今後も持続可能な制度とするために、65歳以上の方のうち、本人の合計
所得金額160万円(年金収入280万円以上)の方にはサービス費の2割をご負担いただ
くことになります。(ただし月額の上限があります。また、世帯の状況に応じて1割負担の
場合もあります。)
7月末までに、サービス利用者の方には木曽広域連合から「介護保険負担割合証」が交付さ
れますのでご承知下さい。
■食費・部屋代の負担軽減の基準が変わります。
施設入所やショートステイを利用する方の食費・部屋代については、ご本人による負担が原
則ですが、住民税非課税世帯の方は負担軽減してきました。今後は、在宅で暮らす方や保険
料を負担する方との公平性を高めるため、一定額以上の預貯金等(預貯金、有価証券、投資
信託など)の資産をお持ちの方は、住民税非課税世帯の場合でも、負担軽減の対象となりま
せん。負担軽減の対象外となる方は次のとおりです。
・預貯金等が、配偶者のいる方は2000万円を超える場合、単身の方は1000万円を超
える場合。
・配偶者に市町村民税が課税されている場合には、世帯が分かれていても負担軽減の対象外
です。
■特別養護老人ホームの多床室に入所する住民税課税世帯の方等は、室料相当の額を負担して
いただくことになります。
現在負担軽減を受けていない方が対象となります。具体的な部屋代の負担額は、各施設にお
問い合わせください。
■月々の負担の上限(高額介護サービス費の基準)が変わります。
同一世帯に65歳以上の課税所得145万円以上の方がいる場合には「現役並み所得相当」
とみなされ、月々の負担の上限額が、37,200円から44,000円になります。
ただし、下記の場合は「現役並み所得相当」に該当しません。
・同一世帯内の65歳以上の方の収入が、単身で383万円未満
・同一世帯内の65歳以上の方の収入が、2人以上で合算した収入額が520万円未満
*該当しない旨をあらかじめ町に申請することで負担上限月額は37,200円となります。
現在要支援1,2の方が受けているサービスのうち訪問介護(ホームヘルパーによる訪問サービ
ス)と通所介護(デイサービスなどへの通所サービス)が、平成29年4月から、町で行ってい
る地域支援事業で実施することとなります。実施方法としては、現在の介護保険事業所によるサ
ービスに加え、NPOやボランテイア、民間企業等によるサービス、住民主体によるサービス、
専門職によるサービスに分類されます。今後、高齢者のみの世帯の増加や認知症の方の増加に対
応するため、予防支援のほか生活支援サービスの充実をはかり、地域の高齢者を支える仕組みづ
くりが必要となってきます。木曽広域連合及び町では、平成29年4月からの実施に向けて、事
業を検討し実施できる体制を整備していきます。今後とも、ご理解とご協力をお願いします。
【お問合せ先】住民福祉課福祉係・地域包括支援センター 電話52-5550
木曽広域連合 介護保険係 電話23-1050
「児童手当・特例給付
現況届」をご提出ください
児童手当等の受給者は、毎年6月1日から同月30日までの間に、現況届を提出していただくこ
とになっています。この届は、毎年6月1日における状況を把握し、児童手当等を引き続き受け
る要件(子どもの監護や、生計同一または維持)を満たしているかどうかを確認するためのもの
です。現況届を提出する必要がある方へは既に用紙を配布しました。必要な書類を添付し、期限
までに提出してください。
現況届の提出が無い場合、6月分以降の支払いを受けることができなくなってしまいますので
必ずご提出ください。
【現況届に必要な添付書類】
・健康保険証の写しまたは年金加入証明書
・前住所地の市区町村長が発行する所得証明(平成26年分)
(1月1日時点で上松町に住民登録がなかった方)
・別居監護申立書(子どもと別居している方)
その他、必要に応じて提出する書類
【提出期限】 平成27年6月30日(火曜日)
*児童手当受給者の方は、「子育て世帯臨時特例給付金」の申請書も提出をお願いします。
【お問合せ先】 教育委員会子育て支援係 (電話:52-2111)
◆◆◆
緊急当番医予定表(平成27年7月分)◆◆◆
年
月
日(曜日) 医院名
平成27年 7月 5日(日) ひよし診療所
12日(日) 原内科医院
19日(日) 芦沢医院
20日(月) 古根医院
26日(日) 田沢医院
町村名
木曽町
木曽町
上松町
大桑村
木曽町
電話番号
26-2001
22-2678
52-2018
55-1188
44-2008
ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ被害)について
~住民の皆様にお願い~
広葉樹が枯れているのを発見した方は、役場までご連絡をお願いいたします。また、被害木の持
ち出しや、持ち込みはしないでください。
◆ナラ枯れとは
近年、日本各地でミズナラやコナラなどが大量に枯れる「ナラ枯れ」が発生しています。「ナ
ラ枯れ」とは、ナラ菌がミズナラ等の樹幹内で繁殖し水を吸い上げる機能を阻害して枯死させ
ます。ナラ菌はカシノナガキクイムシにより健全なミズナラ等の樹幹内に大量に運ばれます。
◆長野県の状況
長野県では、平成16年に飯山市と信濃町で被害が初めて確認されました。木曽管内では、平
成24年に南木曽町で、平成25年に9月に大桑村で確認され、被害が北に広がっています。
◆ナラ枯れの被害木の特徴
・樹木の根元に、細かな木くずが大量に散乱している。
・樹皮の表面に、つまようじの先端程度の穴が沢山空いている。
・梅雨明け後~晩夏に急に枯れる。
・葉が赤褐色や茶色に変色し、落葉しない。
・大径木にカシノナガキクイムシが集中する傾向がある。
◆予防及び駆除 予防及び駆除には次の方法があります。
予防・樹幹注入(殺菌剤を注入し、ナラ菌の繁殖を防ぐ)
・被覆剤塗布(樹幹に被覆剤を塗布し、カシナガの穿入を防ぐ)
・ビニール被覆(樹幹にビニールを巻き、カシナガの穿入を防ぐ)
駆除・伐倒、被覆くん蒸(被害木を伐倒後、薬剤で幹と伐根をくん蒸)
・伐倒、焼却(被害木を伐倒後、幹は持ち出し焼却、伐根はくん蒸)
◆被害を減らすには
ナラ枯れの被害を減らすには、被害の発生を迅速に把握し、初期段階で防除を行うことが最も
重要です。被害発生初期での防除は本数も少ないため比較的容易ですが、極めて多数の被害が
発生した後では、人的・資金的な問題から、有効な防除を行うことが困難です。
また、昔は薪や炭に利用していた広葉樹ですが、近年では利用されなくなってきたことにより
大径木が多くなってきたことも被害拡大の要因となっていますので、利用していくことが重要
です。
松くい虫被害拡大防止について
~住民の皆様にお願い~
マツ材線虫病(以下「松くい虫」という。)による被害木が、平成25年に町内で発生し、伐倒
破砕処理を行いました。甚大な被害ではないので、今のところ被害市町村に認定されてはいませ
んが松くい虫被害の拡大を防止するため、皆様のご協力をお願いいたします。
1.アカマツの変化を観察してください。春から秋にかけ、急速に枯れるようなアカマツを発見
した場合は、役場に連絡をお願いします。
2.被害地のアカマツは被害拡大の原因となるマツノマダラカミキリやマツノザイセンチュウが
入っていることも考えられますので、南木曽町・大桑村からのアカマツ材の持ち込みをしな
いでください。
3.健全なアカマツを伐採し放置すると「カミキリ」が産卵する恐れがあるため、早急に薪割を
行い、木材を乾燥させてください。
【ナラ枯れ・松くい虫
お問合せ先】産業観光課農林係
TEL52-4804(課直通)
◆◇◆2015 信州ねんりんピック スポーツ交流大会参加者の募集について◆◇◆
高齢者に適したスポーツを通して、生きがい・健康づくりや社会参加を促進するとともに、明る
く活力ある長寿社会づくりを推進し、より多くの高齢者にスポーツを広める契機とするため、下
記の日程によりスポーツ交流大会が実施されます。参加を希望される方は、役場福祉係(健康増
進センター内)に申込書がありますのでご利用ください。
○日
時
平成27年10月3日(土)
○会
場
長野運動公園総合運動場、犀川第二運動場マレットゴルフ場
○参加資格
長野県内在住の60歳以上の方(昭和31年4月1日以前に生まれた方)
※競技種目によっては、チーム編成等において年齢制限規定があります。
○参 加 費
1人500円(資料・保険料等)
○競技種目
ダンススポーツ、グラウンド・ゴルフ、ゲートボール、ソフトテニス
ソフトバレーボール、ペタンク、ウォークラリー、弓道、テニス
マレットゴルフ
※参加チーム数に制限があります。
○申込期限
平成27年7月31日(金)
○問合せ先
2015信州ねんりんピック実行委員会 事務局
公益財団法人 長野県長寿社会開発センター 本部
(電話:026-226-3741・FAX:026-226-8327)
ホームページ: http://www.nicesenior.or.jp/
◆2015 信州ねんりんピック 長野県高齢者作品展の開催及び作品の募集について◆
高齢者の創作活動を通じ、生きがいや健康づくり、社会参加を促進するとともに明るく活力ある
長寿社会づくりを推進することを目的に、長野県高齢者作品展が開催されます。作品の大きさや
材質等について規定があります。出品を希望される方は、役場福祉係(健康増進センター内)に
募集案内及び出品票がありますのでご利用ください。多くの出品をお待ちしております。
○日時及び会場
〔審査会〕平成27年9月3日(木)
〔作品展〕平成27年9月4日(金)10時~17時
5日(土)10時~17時
6日(日)10時~正午
千曲市総合観光会館(千曲市上山田温泉2-12-10)
○出品資格 長野県内に在住する60歳以上(昭和31年4月1日以前生)でアマチュアの方
○部
門 日本画・洋画・彫刻・手工芸・書・写真の6部門(規格に制限があります)
○出 品 数 1人1点(出品者により創作されたもので、未発表のもの)
○出 品 料 無料(ただし、作品の運搬料、保険料は出品者の負担とします)
○出品票の提出(申し込みの締め切り) 平成27年7月31日(金)までに上松町健康増進セ
ンター又は、木曽保険福祉事務所福祉課に提出してください。
【問合せ先】 公益財団法人長野県長寿社会開発センター
(電話:026-226-3741 FAX:026-226-8327)
ホームページ http://www.nicesenior.or.jp
◇◇◇暴力団追放運動に活用するポスター・標語の募集について◇◇◇
(公財)長野県暴力追放県民センターでは、「暴力団追放運動に活用するポスター・標語」の募
集を行っています。
●内 容:暴力団を許さない、暴力団を排除する意識への高揚を訴えるもの
●締 切:9月1日(火)当日消印有効
【要領等の詳細問合せ先】(公財)長野県暴力追放県民センター
(026-235-2140)