みどりのゆび会報最新号

NPO法人みどりのゆび
会報 平成27年(2015)9月初秋号発行
初秋の9月になり、さわやかな季節が始まります。
里山のフットパスを楽しみましょう。
5~8月の活動報告です。
ご挨拶
フットパス・イベント(6月~8月)
詳細はホームページの多摩丘陵フットパス・ウォークへ掲載。
去る8月26日に27年度の総会を行いました。去年1年の活
動結果です。今年は英文マップの発行なども加え、さらに活
発化していきたいと計画しております。(神谷由紀子)
2014.6~2015.5活動告
○フットパス専門家講座(12回)
6/15 山田隆彦:--横須賀猿島
10/18 高見沢邦郎:まちだ街中
10/26 山田隆彦:宿緑地の植生
11/15 宮田太郎:東京タワー渓谷
11/22 山田隆彦:城ケ島のイソギク
12/06 小島政孝:国分寺、小金井
2/28 加藤隆昭:交流館記念事業
3/14 田邊博仁:七国山フットパス
3/28 加藤隆昭:桜の小野路
4/02 田邊博仁:江戸東京フットパス
4/25~26 山田隆彦:新地・相馬
5/10 松本清:多摩丘陵北西部
○講演・アドバイス(8回)
6/16 相馬市
6/20 新地町2回目
8/27 安心院
9/29 南魚沼 1回目
10/4~5 尾留川氏 鹿野町
12/4 南魚沼 2回目
1/27 熊本県 尾留川さんと
2/6 日立市
○フットパス協会総会(1回)
9/20~21 上富良野
○悠々園(2回)
10/21 宮田先生講演
10/24 七国山 ウォーク
○教育(7回)
6/9 海城中学3年生大橋弘幸君
8/10 文教大学 木林三崎
10/15 エコツーリズム
11/30 エコツーリズム
○他の町のフットパス(8回)
12/27 学生来訪
7/10~12 秋田県 仙北市
9/4~5 山中湖村—長池フットパス 12/29 大学院生 来訪
10/29 山中湖村—旭日丘フットパス 7/22 拓殖大学拓殖大学
10/31 長井市—最上川フットパス (IDEC) 石川 一喜先生、学生さん
11/29 奥多摩—峰谷集落
○取材(2回)
3/21 千倉—大貫古道
6/1 ポルト取材
4/25~26 山田隆彦:新地・相馬
6/11 youtube大人女子会
5/30 柏市
○交流(11回)
7/13 中間市:玉川学園コースへ
9/25 千倉:小野路
10/9 柏市:小野路
114/14 由利本荘市 北浦さん
12/6 秋田仙北市 美彩館
12/15 栄村 浅野さん 小野路
1/19 大分県安心院
1/29 田邊氏 栄村 嶋崎さん
2/23~24 北海道エコネットワーク 津
久井
4/22 林野庁 松本さん
5/4 近鉄 下釜さん 小野路
○緑地・竹林管理(8回)
6/22 緑地管理
11/09 緑地管理
12/14 竹林管理
2/21 緑地管理
3/29 緑地管理
4/12 竹林伐採
4/19 竹林伐採
5/31 緑地管理
○恵泉女子学園大学(4回)
6/14 田植え
8/9 福島キッズキャンプ
10/11 稲刈り
12/20 餅つき
【他のまちのフットバスを見てみよう:奥多摩
町】 ~奥多摩ー幻の梅沢三滝と集落~
6.14(日) 講師:原奥多摩観光協会の原島会長、ガイドの
小宮山さん、大沢さん 参加者:11名 天気:晴
人気の奥多摩フットパス、今回は海沢三滝のコースを歩い
た。奥多摩駅を9時半出発、杉林の林道を歩くこと約2時間、
海沢園地へ。途中、白い葉の「マタタビ」とその可愛らしい白
い花が多く咲いていた。海沢園地から石がゴロゴロ、岩がツ
ルツルの山道を慎重に登ったり、降ったり、一部ロープの助
けを借りたりと、「かよわなみどりのゆび」にはかなりハードな
山道でしたが、海沢三滝の三ツ釜ノ滝、ネジレノ滝、大滝を全
員無事に歩き通しました。昼食は「おくたまふれあい農園」で
地元特産のわさびごはん、ジャガイモを自家製の味噌で美味
しく、手作り窯焼きのピザなどを食べ、ワサビアイスクリーム
で閉めた。再び、1時間歩き、奥多摩駅に戻った。反省会と称
し、ビールと珍しい「麦きり(麦のそばのくずきり)」などいただ
きながら、おしゃべりをして、帰途についた(17:30)。
奥多摩観光協会の原島会長、ガイドの小宮山さん、大沢さん
にはすっかりお世話になりありがとうございました。また今秋
も企画しますのでよろしくお願いします。(田邊博仁)
【他のまちのフットバスを見てみよう:長野県
栄村】 ~横長野県栄村のフットパスコースを歩く~
6.27(土)、28(日) 講師;NPO法人信州アウトドアプロジェ
クト 島崎 晋亮、ガイド 商工観光斉藤課長
参加者:5名 天気:晴
2011.3.12震災復興途上の長野県栄村に美しい自然が戻っ
た。次は村の心の絆にと、地域おこしの処方箋であるフットパ
スを復興支援の若者と村の人々が始め、三つのコースが出
来上がった、今回はそのコースを歩いた。
1
栄村に来て初めて知った。東日本大震災の翌朝未明、長野
県最北端の栄村で震度6強の巨大地震が2時間以内に3回も
相次いで発生。道路、鉄道、田畑、住居の崩壊など甚大な被
害、東日本大震災の陰に「忘れられた被災地」であったのだ。
地震発生後、復旧・復興が始まり4年が経過。真新しい復興
住宅が建ち、新築、修復の家々、震災前の「にほんの里100
選」の緑豊かなやすらぐ村を取り戻しつつある。復興支援の
ため大阪や千葉などから栄村へ移住した若者たちが村民と
ともに、今回は栄村「7.85フットパス」のコースを新設、27日に
コースのオープニングイベント、28日にフットパスコースを歩
いた。歴史ある仁王門の常慶院を見ながら歩く田んぼの小径、
でっかい堀切を持つ戦国期の山城仙当城跡へ登る遊歩道を
歩く気持ちのよいフットパスコースでした。そして、公民館で地
元のおもてなしの昼食を頂き、フットパスイベントは終了した。
(田邊博仁)
~以下は地元の人との思いである会話から~
「震災後、なんもかも破壊され、なんもやる気が起こらず、な
んの目標もなくなった。そんな中から、古道(善光寺街道)を
復興しようとの声が上がり、なんもかも忘れて皆で埋もれてい
た古道を掘り起こした。」(古道コースの小滝村の方)「冬は雪
の白一色、何もできない。何もできないということも良いもん
だ。」(村びと)「百合居温泉の看板の薄れた字を書きなおして
くれ。昼のおかづ1ヶ月分でどうだ?」(村びととから若者へ)
「栄村へ来るときは必ず作業着に着替えて来る。高齢者の方
が即、あれやってくれ、これやってくれっと」(中学同窓会へ参
加の埼玉の栄村出身者)
【他のまちのフットバスを見てみよう:北海道
南幌と余市】~全道フットパスのつどいinなん
ぽろとマッサン余市観光~
講師:エコネットワーク小川浩一郎
7月4日(土)、5日(日)
7月4日、「全道フットパスの集いinなんぽろ」に参加させて
いただき、ここにしかない素晴らしい遺産を堪能しました。
NHKのハイビジョンでイギリスの運河でボート(narrow boat)の
上で生活している人々の映像があってその感性が素晴らしい
なと思ったことがあったのですが、それが日本で実現できる
唯一の地域が南幌なのです。というか、歴史的にも自然的に
も必然的に南幌でしか経験はできないと思います。よく屋形
船とかクルーズとかありますが、イギリスのように本物の歴史
や自然を感じながら2時間運河を楽しめるところは他にないと
思います。ここで、イングリッシュ・ティーや地元の食材を活か
した食べ物など味わいながら
近藤先生や濱田先生から開拓に始まる苦労の末の運河や
泥炭地の歴史話を聞き、回りの自然を楽しめば、北海道の別
な一面を肌でかんじる最高の観光にもなるでしょう。
夜に出た南幌野菜の洋風料理も、運河の終点でレストランと
して出せば若い女性が全国から来るようになると思います。
泥炭地を苦労して改良した豊かな小麦畑が白樺の防風林の
間から見えるというヨーロッパでも珍しい風景も、南幌ならで
はの魅力です。
母を久しぶりに連れての旅だったのですが、こんな深い自然
があって羨ましいとしきりに言っておりました。母には皆さん
が入れ替わり立ち替わりお声をかけてくださって北海道の人
の格の高さを改めて感じました。
何度でも行きたいところです。(神谷由紀子)
7月5日、小川浩一郎さんわざわざのご案内でマッサンの余
市に行きました。蒸留所は町の真ん中にあり、確かにマッサ
ンのまちという感じでしたが、さほど観光ズレしているというこ
ともなく、蒸留所は大きく、広く、実際に稼働しているので見応
えがあって、予想よりはるかに面白いところでした。余市のま
ち自体も、小樽などよりもまちのでき方が自然で、地元の人
に人気の並んでも食べたいお店も多く、まちばから海、里山
まで含めた浩一郎さんが地元の方々と開拓しているフットパ
スなどは、凄くいいものになりそうです。札幌の近くだけでも、
南幌も運河のような独特の素晴らしい遺産があり、恵庭市も
イングリッシュ・ガーデンを含めた浩一郎さんも認める北海道
一二の素敵なフットパスがあるとのことなので、面白いものが
幾つもありそうです。白老のスミレなども山田スミレ博士と共
に行ってみたいところです。北海道は奥が深いですよー!
(神谷由紀子)
2
【他のまちのフットバスを見てみよう:青森県
八戸市種差海岸】~名勝 種差海岸とウニ採り放題~
講師:NPO法人理事長町田直子
7月18日(土)、19日(日)
今回は青森県八戸市『種差海岸』のフットパスを紹介します。
種差海岸は、3.11に津波によって被害を受けた地域です、
現在は地域再生を目的として、2013年5月に『三陸復興国立
公園』に指定され、また同年9月に同じ地域が『三陸ジオパー
ク』として日本ジオパークに認定されています。
この三陸復興国立公園を核としたプロジェクトのひとつとし
て、『みちのく潮風トレイル』が指定されました。区間は、八戸
市蕪島から福島県相馬市松川浦までの総距離700kmに及ぶ
ロングトレイルで、以前に紹介した、相馬市、新地町が南の
起終点、この種差海岸の蕪島が北の起終点です。
今回は、2015年7月18日から2日間に亘り種差海岸を歩き
ました。まずは、1日目の日中編、第2弾で、1日目夜のフット
パスと2日目をご紹介します。
案内していただいたのは、八戸で地域活性化の活動をされ
ている「NPO法人 ACTY」「株式会社 ACプロモート」代表の
町田さんと副代表の坂本さんやスタッフの方々です。
同法人は、「種差海岸インフォーメーションセンター」の運営
から、観光、イベント企画、運営、アイデア満載のお菓子の開
発、販売まで手掛けています。(尾留川朗)
NPO法人ACTYのページは、
http://npo-acty.jp/
里山管理
【休耕田再生:恵泉女学園大学生との田植え
も5年目】
6月13日(水)
谷戸田の休耕田を復活しようと、恵泉女学園大学と市民と
みどりのゆび会員とのコラボで始めた田植えも、今年で5年
目です。午前中は、社会園芸科3,4年生のゼミのみなさんと
「もち米」の田植えを。午後からは、社会園芸科の1年生、上
級生、教員の方含め70名くらいで田植え実習、「うるち米」の
田植えを行いました。恵泉の学生さんたちの麦わら帽子の
「生活園芸スタイル」がよくお似合いでした。そして、足の「泥
パック」も。10月の稲刈り、12月の餅つきと楽しみが待って
います。うまく、育ってほしいなあ。(田邊博仁)
写真は一日目 種差海岸、種差ビジターセンターのひとコマ。
【小野路宿緑地管理】
一日目は、鮫駅からみちのく潮風トレイルの北の起終点であ
る蕪島を通って、種差海岸を歩き、種差ビジターセンター、種
差海岸駅まで行きました。その後、種差海岸駅から八戸線で
鮫駅に戻り、かつて漁港に活気があった時代に栄えた酒場
街をしのんで「居酒屋三軒はしごフットパス」(ほとんど歩いて
いませんが…)、二日目は、朝からの「館鼻岸壁朝市」を楽し
んだ後、八戸市街散策、そして、昨日に引き続き種差海岸を
大久賀駅から南浜漁協の港まで歩きます。漁港ではウニとり
体験やウニ、ヒラメなどのご馳走をいただきました。(尾留川
朗)
下の写真は、一日目夜の居酒屋はしごフットパス二軒目、串
に刺さない焼き鳥屋さん。二日目のウニとりの風景です。採り
たてのウニは絶品でした。(尾留川朗)
6月21日(土)
少々雨模様で雷を心配しましたが、かえって爽やかな気候
の中で草刈りを大部分終えることができました。石垣さんが
物置にご自分の草刈り機と脚立を寄付にいらしてくださって、
その折についでに緑地の入り口回りを刈っていってくださった
からと、新しく高野さんが加わってくださって木田さんと草刈り
をカッチリしてくださったからです。
お陰で緑地は一面スッキリして、気分爽快な景観になりまし
た。
今回はたきびができなかったので、カレーを作りました。鈴木
由さんの焼おにぎりと鳥ももの煮付け、門石さんのさくらんぼ
と、今日も楽しいランチとなりました。佐藤英彦さんや鈴木郁
子さんも来てくださって、今日も7人でした。写真は佐藤さん
からいただきました。(神谷由紀子)
3
フットパスに関する視察、取材他
【宮城県柴田町より視察】
6月6日(土)
宮城県柴田町からまちづくり政策課の佐藤様、平間様、そ
して宮城大学地域連携センター 地域振興事業部の古川様、
菅原様が町田市役所に見えました。珍しく市長さまご自身が
ットパスに興味を持っていただいていてくださるようで、、今回
は「フットパス整備の手順と留意点」「行政主導の場合の在り
方」等のご相談に来られた次第です。
帰られてから、早速ワークショップを立ち上げ、地元住民から
は、沢山の「おすすめスポット」が挙げられ、熱い議論が交わ
されたとのことです。また10月ごろにはフットパス・フォーラム
を開かれる予定だということで私たちも楽しみにしています。
(神谷由紀子)
。
【日経新聞記者によるフットパス取材を受ける
~小野路フットパスコースをご案内(6/17)】
6月17日(水)
日本経済新聞社会部記者より「フットパス」の取材申し込み
があり、全国フットパスのモデルコースである小野路フットパ
スコースをご案内、小野路里山交流館にて「フットパスと地域
振興」について説明、インタビューを受けた。
コースの途中、立ち寄った農家のご主人と、また出会った町
田史考会のみなさまとも、フットパスとの関係などのインタ
ビューが行われた。小野路資料館では第24代当主小島政孝
氏より小島家の歴史などの話を伺った。小野路里山交流館
では地元のおもてなしの「うどん定食」を食べ、山崎館長より
訪問者が6万人を越え、その80%がフットパス歩きの人々で
あり、地位の活性化にフットパスが大きく貢献しているとのお
話。
日本のフットパスの歴史と現状を日本フットパス協会理事
(みどりのゆび理事でもある)の尾留川氏、神谷氏よりご説明
した。フットパスとは、観光名所とは異なる地域の自然、景観、
歴史、生活を再発見して歩くウォーキングである。九州、北海
道を含め、全国で400箇所以上のコースが現在作られてい
る。どんな地域でもお金をかけずにフットパスは作ることがで
き、地域振興の成果を収めることができる。フットパスによっ
て日本全国の地域の底力が上がってくる。詳細は「フットパス
によるまちづくり~地域の小径を楽しみながら歩く」(神谷由
紀子編著)をご覧ください。(田邊博仁)
【佐賀大学より小野路視察】
6月12日(金)
佐賀大学経済学部準教授 戸田順一郎さんがフットパス視
察で小野路においでになりました。戸田先生は現在、指導す
る学生と共に佐賀県小城市の地域活性化研究事業を受託し、
取り組みのための情報収集を進めるなかでフットパスを知り、
実際に見て、話を聞いてその有効性を確かめることが目的と
のことでした。そこで、小野路宿コースをご案内し、里山交流
館での食事のあと、館長と意見交換をしてもらったところ、そ
の有効性に確信を持たれたようで、小城市でもフットパスの
取り組みを早速進めたいと話されていました。(神谷由紀子)
【稲城にもフットパス】
8月28日(金)
町田市の牛腸さんからのご紹介で、
稲城市の経済観光課長の室井さん、
観光係の永井さんにお目にかかるこ
ととなった。坂浜や百村などの里山や
緑があり、私たちの小野路に稲城の
景観が繋がったら、ますますこの地域
は素晴らしくなるであろう。いつもお世
話になっている小野路の小林さんの
ご長男も稲城市の職員で、前から励
ましていただいていたので何とか恩返
ししたいところである。これから稲城市
の方々と素晴らしいみちを探していき
たいとねがっている。(神谷)
4
日経夕刊 7月3日
【兵庫県但馬より小野路の視察】
7月2日(木)
兵庫県但馬県民局から古巻さんと宇野さんが小野路の視
察に見えました。但馬は豊岡市を初めいくつかの自治体を含
む、東京都とおなじほどの大きな地区で、但馬牛など山海の
ブランド食材や、海山双方併せ持つ景観という、多くの地域
資源を持ち、豊かな地域です。しかし観光客は目的を果たす
と素通りしてしまうので、もっと滞在して但馬の素晴らしさを
知ってもらいたいと考えられています。マップもいろんな種類
がすでにあるようですが、今度、フットパスコースを広い但馬
の中にいくつか作り、マップを整備しようと考えておられます。
おもてなしに協力してくれる市民のお母さんたちもおられるよ
うなので、美味しいものに溢れたコースを繋いで是非歩いて
みたいものです。(神谷由紀子)
【南町田グランべリモール~フットパスのPR】
8月8日(土),9日(日)
2日間、アウトドア用品のmont-bellさんが主催するイベントの
一角で、フットパスって何?という質問に答えたり、「みどりの
ゆび」の町田のフットパスコースマップの販売を行いました。
30〜40代のファミリー層が多く訪れるアウトレットモールです
ので、一人でも多くの方にフットパスを知って頂ける、暑さに
負けず頑張りました。(田邊博仁)
【町田市「健寿の駅」~NPO法人「みどりのゆび」と
フットパスの講演】
8月19日(水)、
町田市「健寿の駅」は、健康寿命を延ばそうとウォーキング
を主体に活動している団体で、町田市、多摩市、日野市に実
験的に設置されています。
同世代の「歩く」仲間へのプレゼンですが、みなさま、「みど
りのゆび」も「フットパス」も初めて聞くという方々です。でも、
フットパスマップは知っていて、何人かがもって歩いていらっ
しゃいました。
「歩くということを、町興しや、地域の活性化に繋げていくとい
う視点が新鮮で、大変勉強になりました。また、歩く側だけで
なく、歩かれる側にも視点を向けているとのことで、日本の古
い伝統、お遍路の道に通じるものを感じました。」との感想を
いただきました。(田邊博仁)
フットパスガイドマップ既刊4冊
町田市域には、フットパスにふさわしい昔ながらの里山風
景、雑木林、田畑、古街道、歴史の面影などが随所に残され
ています。魅力あるフットパスコースを町田市と協働で開発し、
フットパスガイドマップとし、「多摩丘陵FootPath1]、「多摩丘
陵FootPath2]、「まちだフットパスガイドマップ」、「まちだフット
パスガイドマップ2」の4冊を刊行しています。市内の書店での
ご購入、または、事務局へご連絡をお願いします。
フットパス関連の出版物
フットパスによるまちづくり
~地域の小径を楽しみながら歩く~
著者名:神谷由紀子ほか
出版社:水曜社、
2014年5月29日発行
資源、人材、資金が少ない状況でのまち
おこしとして注目され始めている「フットパ
ス」。イギリスを発祥とし、地域に昔から
あるありのままの風景を楽しみながら歩
くというこの概念は、行き詰った観光再生
の打開策と成りうる。本書ではその実例
と具体的なノウハウを紹介。
NPO法人「みどりのゆび」事務局: Tel 042-734-5678 、
Fax 042-734-8954、 Email:[email protected]
・ホームページ:NPO法人<みどりのゆび> :
http://www.midorinoyubi-footpath.jp/
・Facebookページ:NPO法人「みどりのゆび」 :
https://www.facebook.com/midorinoyubi.footpath
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