ニューロプリファレンス研究会

2015年度 応用脳科学R&D研究会
ニューロプリファレンス研究会
消費者が食品・飲料等を「再消費(=リピート)」するメカニズムと、その理解に基づいた商品設計・再消費の
予測・評価系構築を目指して、脳計測を含めた脳科学的アプローチにより実践的な研究を行います。
研究会の狙い
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脳科学的計測により、対象候補の「定番商品」の可能性を客観的に評価する評価系の確立。
脳計測をせずとも、消費者の再消費を予測する「非明示的」な反応を取得するプロトコルの開発。
将来の「また食べたい/飲みたい」を予測することを目的とした心理・行動・神経指標を網羅的に取得し、最適な組み合わせを検討する。
研究会を通じて
期待される成果
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脳科学的アプローチで、食品等のリピート(=繰り返し食べ/飲みたい)の評価・予測体系の獲得
研究会の内容
①「定番品」選好の脳神経メカニズムの研究とその応用による「定番」度合の予測
②意識的な評価だとバイアスがかかるため、「非明示的・無意識」な反応から消費者の再購買を予測できる心理・行動実験体系の確立
③将来の「また食べたい/飲みたい」を予測する心理・行動・神経指標の検討
想定している
実験の概要
実験①:脳計測実験(10名程度)では、実際の定番品を取り混ぜた様々な製品選好時の脳波を測定し比較する。
実験②:心理・行動実験(40名程度)を予定。明示的に評価させる主タスクと、無意識的に評価させているが、実は意図する副タスクのデュアルタスクパ
ラダイムを想定。
実験③:体験時に、網羅的に心理・行動・神経指標を記録し、再消費行動との関係を分析する。
主要参画研究者
慶應義塾大学
梅田 聡 先生、早稲田大学 渡邊 克巳 先生
開催スケジュール(案)
取り組む研究テーマ(実験)
テーマ
開催
時期
概要
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第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
本年度方向性
の
検討・策定
実験案の決定
と実施に向けて
の
内容整理
実験
中間報告
実験を
踏まえた
議論
最終報告会
2015年8月
2015年9月
・今年度の方向
・実験案策定に
性についての
むけてのグルー
提案 (事務
プディスカッ
局)
ション(全員)
・グループディス
・実験案につい
カッション
て合意
(全員)
(全員)
実証実験
2015年9月
∼2016年
1月
2015年10月 2015年11月
・消費意向日
数の予測、簡
易化
2016年2月
・実験結果
・実験結果の
レビュー
共有
(梅田先生、
・2016年度に
渡邊先生、
向けたまとめ
事務局)
【お問い合わせ先】
応用脳科学コンソーシアム事務局(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所内)
E-mail : [email protected]