▼ 近年のPCはCPUなどの基本性能の向上により、 ワークステーションクラスの グラフィック制作などの従来はワークステーション パフォーマンスを実現可能なため、CAD、 が得意とした分野に取って代わる存在となってきています。 当社がラインアップするデスクトップPCは、 ハイパフォーマンスCPUやプロユース向けGPU、 さらに大容量メモリーの搭載といったハイスペック構成で、 ワークステーションに匹敵する性能 コストパフォーマンスに優れた環境をご提供いたします。 をデスクトップPCの価格で実現できる、 CAD 向けデスクトップ PCラインアップ New Model 高拡張モデル 高速演算モデル NVIDIA® Quadro® K4200と 第6世代 のインテル® Core™ i7 プロセッサー、 さらに大容量の1000W電源が選択可能。 またHDDを容易に交換できるフロントア クセス機能に加え、最大 3 枚の PCI ボードが装着できるため、 パフォーマンスと拡張性に優れ ています。 8コア 16 スレッドのハイパフォーマンス CPUと、DDR4 規格のメモリーをクアッ ドチャネルで接続。 最大 128GBの高速 大容量メモリーを搭載可能。 優れた高 速演算性能を発揮するモデルです。 New Model New Model スタンダードモデル 省スペースモデル コンパクトなミニタワーにNVIDIA® Quadro® K4200と第6世代のインテル® Core™ i7 プ ロセッサーを搭載可能。 パフォーマンスとコンパクトサイ ズを両立したモデルです。 幅 98mm のスリムケースでありながら、 NVIDIA® Quadro® K620を 搭載可能。 狭いスペースなど 限られた場所にも設置ができ ます。 プロユース向けNVIDIA® Quadro® シリーズを搭載可能 NVIDIA® Quadro®の主な仕様一覧 NVIDIA® Quadro® K620 NVIDIA® Quadro® K2200 NVIDIA® Quadro® K4200 コアクロック 1058MHz メモリー DDR3 2GB メモリークロック 1800MHz 1045MHz コアクロック GDDR5 4GB メモリー メモリークロック 5010MHz コアクロック 771MHz GDDR5 4GB メモリー メモリークロック 5400MHz NVIDIA® Quadro® K620/K2200/K4200搭載モデルは Dassault Systèmes Corporation の 3次元CAD SolidWorksの動作環境リストに掲載されております。 本製品は3次元CAD SolidWorksのソリューションパートナー製品として登録されています。 高いシステム性能を実現するハイスペックCPU より高度な用途への対応が可能になるインテル® Core™ シリーズの上位CPUである、 インテル® Core™ i7 プロセッサーをご用意。 さらに、Pro8100では、8コア16ス レッドによる優れた処理能力を生み出す、 インテル® Core™ i7 プロセッサー Extreme Editionが搭載可能。上位CPUを搭載することで、 ワークステーションに近いハ イパフォーマンスな環境を構築できます。 ワークステーション用CPUとのスペック比較 Pro8100 機種名 インテル® Core™ i7 プロセッサー Endeavor デスクトップPC 搭載CPU Pro5700 / MR7400 / MR4600E 5960X(3.0GHz) 8コア/16スレッド 5930K(3.5GHz) 6コア/12スレッド 5820K(3.3GHz) 6コア/12スレッド 6700K(4.0GHz) 4コア/8スレッド インテル® Xeon® プロセッサー ワークステーション 搭載CPU E5-1660 v3 (3.0GHz) 8コア/16スレッド E5-1650 v3 (3.5GHz) 6コア/12スレッド E5-1620 v3 (3.5GHz) 4コア/8スレッド E3-1286 v3 (3.7GHz) 4コア/8スレッド E3-1285 v3 (3.6GHz) 4コア/8スレッド パソコン導入事例 http://www.epson.jp セイコーエプソン 1990年代からCADにPCを活用しているセイコーエプソン。 グループのCAD業務を支えているのは、エプソンダイレクトのPC CADはPCで十分に対応可能。それがセイコーエプソングループの選択 セイコーエプソンおよびそのグループは電子デバイスからプリンターなどのパソコン周辺機器まで数多くの精密機械 を設計している。 常に市場競争力が求められる中、 1990年代後半から従来CADワークステーション一辺倒だった環境 を改め、 PCをCADに活用し始めたという。 さまざまな経緯を経て、 今回はセイコーエプソングループで導入するCAD用 PCの標準仕様を定めている担当の方々に、PCでCADを活用するためのポイント、推奨環境について聞いてみた。 エプソンのパソコンを選択した経緯 キッカケ CAD環境のダウンサイジングとコストダウンを目指しPC活用を検討 エプソンダイレクトのPCをCAD用標準機として導入した経緯をセイコーエプソン株式会社 IT推進本部 情報化推進部 課長 高橋 一哲氏は 次のように語る。 「当社では、1990 年代半ばよりハイエンドCADソフトを導入し設計の業務改革を進めてきておりましたが、1990 年代後半からは設計者の 作業性や効率性を考え、PCへのダウンサイジングに取り組み始めました。加えて、CAD 環境のコストダウンも当社にとって重要な取り組みの 一つとなっておりました。その流れの中で現在は概ね5 年周期でのPC 入れ替えを実施しています。今回のリプレイスにあたってもセイコーエプ ソングループに限らず、数社での評価を行い、我々が望む基準を満たせるかどうかを十分に吟味しました」。 セイコーエプソン株式会社 IT推進本部 情報化推進部 課長 高橋 一哲氏 決め手 エプソンのパソコンを選んだ理由 CADのためのPCとしてビデオボードなど必要十分なスペックを装備 IT推進本部 情報化推進部 河西 由郎氏は導入決定の理由について次のように続ける。 「私が所属する部署では、ほぼ毎年、社内で活用する標準PCを機種選定しています。CAD用途の標準PCの機種選定にあたっては、主に利用す とくに るハイエンドCADの Creo Elements Pro をはじめとした、各種の技術系のアプリケーションが問題なく動作する為のスペックが必要で、 CADベンダーが推奨するビデオボードを選定できることが重要になります。エプソンダイレクトの製品はBTOでカスタマイズできるため、その条 件を満たすことができ、他のベンダーと比較しても、 コストパフォーマンスが良かったため導入を決定しました。最近のPCはCPUが64bitになりメ モリーの使用可能領域が広がっており、CAD使用時のパフォーマンスが向上しています。CAD専用に設計されたワークステーションにこだわり エプソンでは従来、 グループ企業にこだ がちですが、 もはやCADやCAMを専用機だけですべてをこなす時代ではなくなってきていると思います。 セイコーエプソン株式会社 ワークステーションだけにこだわる必要がな わることなく他社のワークステーションを活用してきましたが、PCのパフォーマンスが上がるにつれ、 IT推進本部 情報化推進部 エプソンダイレクトのBTOで選択できるCADベンダー推奨の くなり、PCを活用することでコストパフォーマンスを向上できるようになりました。 河西 由郎氏 Open GL対応ビデオボードは、エプソンダイレクトで動作評価がされており、我々の評価においてほとんど問題は発生していません。CPUも、4コ ワークステーション向けのXeonクラスのCPUに引けをとらない性能となっています。 メモリーやデータのやりとりに必要なバスは、 スピードと信頼性 ア/8スレッドなど、 ワークステーショ が上がっているので、従来のようにECCメモリにこだわる必要もありません。実際にエプソンダイレクトのPCでCADを使用する現場の担当者からも、 ンを活用していた当時と違和感のないパフォーマンスを得られているといわれています。エプソンダイレクトのPCは、費用対効果という面で優れていると思います。現 どうしても必要なバックエンドの部分については専用機で処理しています。前述のように技術の進化にともない、 フロン 在、 当社ではフロントエンドの部分はPCで行い、 だからこそワークステーションだけにこだわらず、CAD用としてPCを選択 トエンドの部分は、PCでも専用機と変わらないパフォーマンスを得られる時代になっています。 肢に入れているのです。他社製品も視野に入れた中で、 パフォーマンスに優れ、 またコストメリットがあったのがエプソンダイレクトのPCだったのです」。 今後の展望 より設計環境を充実させるために データ作成はもちろん、データ活用へ。今後もエプソンダイレクトに期待 高橋氏は今後も新たな用途でPCを積極的に活用したいと語る。 「 CADやCAE 等の設計アプリケーションは常に進化していますし、業務的にも利用者は単にモデリングや作図だけでなくシミュレーション機能等も必要不可欠と 当社内のアプリケーション利用のニーズにあった、高性能で安定性の高いハードウエアを なっているため、 より高度なスペックのPCが必要になってきています。今後も、 さらに期待するのは、CAD 安価に提供いただくとともにCAD用途に向けたビデオボードのラインナップ強化などのBTOメニューの一層の充実などを期待しています。 の環境だけでなく、CADなどのデータをいかに活用できるかです。 エプソンダイレクトでもタブレットPCを発売していると思いますが、 タブレットを使ってCADデータや 設計図面などを部品製造や検査の工程等で上手に活用し、品質や生産性を向上するような業務プロセスを構築していきたいと思っています。CADワークステーション さらなるものづくり環境の充実を実現していきたいと考えています」。 からPCやタブレットに切り替えることでローコストでフットワークのよい環境を構築し、 ※引用した会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。※写真と実物は異なる場合があります。※記載の内容は2015年10月14日現在のものです。仕様、価格、外観などは予告なく変更する場合があります。 〒399−8703 長野県松本市村井町南 2 丁目 21 番 45 号 ■お求め、ご相談は信用とサービスの行き届いた当店へ。 詳しい製品情報はエプソンダイレクトショップの ホームページをご覧ください。 http://shop.epson.jp/ (2015 年 10 月 14 日現在)
© Copyright 2024 ExpyDoc