第100期 中間報告書 平 成 2 6 年 1 0 月 1 日 ~ 平 成 2 7 年 3 月 3 1 日 電気がつくる夢、ドラマ、未来。 Heartful Communication to the future 皆さまに 支えられて おかげさまで 創業93年が経過しました。 これからも電気工事会社として 電力事業と内線事業を主体として、 建物管理事業にも精励してまいります。 技術で開く未来への扉 グローバル化やITの急速な進展、環境問題など、時代の変化 とともに社会のニーズも多様化し、さまざまな価値観が生み出 されています。そして我々の仕事が少しでもより良い社会の実 現に役立つことを願って、人と環境との調和、また人と地域と の融和を第一とした仕事を心がけています。 暮らしへ、産業へ電気を運ぶ社会インフラ作りのお手伝いを 主要な業務として90年以上。電気工事業界のパイオニアとして、 多くの実績を積み重ね、世界で信頼される企業としてYAMAKA はさまざまな技術開発を行い、積み重ねた経験と実績をベース にした技術ノウハウを発展させています。 私たちは重大な責任と役割をしっかりと認識し、時代の要求 に真摯に応え、より良い未来をつくるために、都市環境、住環 境の高度情報化や、更に都市と人に上質なアメニティ空間の創 造をテーマに、たゆまぬ技術・研究開発を行っていきたいと考 えています。 1 暮らしに、産業に、 なくてはならない電力の 安定供給をめざして。 2 株 主の皆様へ 株主の皆様におかれましては、平素は格別なご高配を賜り、厚く お礼申し上げます。 さて、当社第100期中間報告書(自平成26年10月1日至平成27 年3月31日)を作成いたしましたので、事業の概況についてご報告 申し上げます。 ■第2四半期営業概要 当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、個人消 費に関しては、消費税増税後の大幅な落ち込みからは持ち直し てはいるものの、やや弱さが見られるなか、設備投資は、おお むね前向きなマインドで推移する等、景気は緩やかな回復基調 が続きました。しかしながら、中国をはじめとする新興国経済 代表取締役社長 三森 茂 の減速への懸念、円安進行による原材料価格の上昇など国内外 の懸念材料もあり、依然として不透明な状況が続いております。 建設業界におきましては、公共事業が安定して推移する中、民間設備投資も改善を見せている ものの、熾烈な受注競争に加え、労働者不足と建設資材の価格高騰に伴う建設コストの上昇によ り、当社を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは引き続きコスト削減とリスク管理に取り組み、利益額の 増加を目標に、採算性の強化、原価管理の徹底、諸経費削減などの施策を実施してまいりまし た。 当社グループの当第2四半期連結累計期間の受注高は、内線事業部門においては、太陽光発電 所工事が活況を呈しましたが、電力事業部門は、大型件名の発注時期の繰り越し、モバイル事業 部門は、材料費・人件費の高騰による採算割れ工事の受注手控え、マンション管理・建物設備メ ンテナンス事業部門は消費税増税の駆け込み需要の反動による大規模改修工事の受注減等の影響 を受けましたが、グループ全体として、21億8千4百万円(前年同四半期比153.0%増)とな りました。売上高は、電力事業部門における大型案件の発注時期の遅れが影響し、16億7千5 百万円(前年同四半期比41.2%減)、利益につきましては、営業損失は1億2千8百万円(前年 同四半期は1億7千8百万円の営業利益) 、経常損失は5千8百万円(前年同四半期は2億4百 万円の経常利益)、四半期純損失は7千8百万円(前年同四半期は1億6千9百万円の四半期純 利益)となりました。 当社は、平成23年3月関西電力株式会社から受注した架空送電線工事に関しまして、公正取 引委員会から受けた排除措置命令が確定したことに伴い、一部官公庁工事の入札禁止処分に加え 国土交通省より民間の電気工事業の営業に関しましても、平成26年6月11日から1ヶ月間営業 停止処分を受けました。 当社といたしましては、このたびの処分を厳粛に受け止め、再発防止に向けて、法令遵守の徹 底を一層図り、信頼の回復に努めております。 景気の先行きが明るくなり始めてはおりますが、東日本大震災による甚大な人的被害と社会基 盤の喪失、発電コストの上昇による電力料金の値上げ等、日本経済に与える影響はまだまだ大き く、この影響から脱するまでまだ暫くの時間がかかるものと予想されます。この難局を乗り切る べく、これからも社員一同の叡智と努力を積み重ね、総力を挙げて前進を続けてまいります。 株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。 平成27年6月 3 事 業部門別概況 電力事業 619百万円 内線事業 628百万円 長年、当社グループが大きな柱としておりま 内線事業部門については、発注される工事量 す電力事業部門については、設備投資案件が震 は多いものの、円高による材料費の高騰と工事 災の損害復旧・整備から安定供給に向けた電力 流通部門へと変化の兆しが見え始めてはいるも のの、依然として厳しい状況が続いております。 当社独自の鉄塔嵩上げ工法をさらに改良、開 発を行った、エナーク160をはじめとした低コ ストと短工期で電力会社のニーズに応えること で受注確保を目指してまいります。 量の急激な増加に伴う人件費の高騰が激しさを 増しているなか、太陽光発電設備関連工事に注 力したことにより、受注、完工ともに目標に達 したものの、厳しい価格競争の状況は変わらず、 効率化施策を推進させ、コスト低減化による収 益性の改善に努めております。 今後発注されるであろう建設需要を、どれ だけ受注に結びつけることが出来るか が最大の課題と認識しております。 37.0% モバイル事業 38百万円 2.3% モバイル事業部門については、ソフ 37.5% マンション管理・建物設備メンテナンス事業 388百万円 23.2% マンション管理・建物設備メンテナ ト バ ン ク が 行 っ て い る プ ラ チ ナ バ ン ド、 docomoやauが行っているLTEに対する設備投 資案件の引き合い数も一段落し、現在は改修、 ンス事業部門については、建設業界の好不 況の影響を受け難い業態であります。 しかし、当第2四半期連結累計期間においては メンテナンス工事が主流となり、受注価格競争 受注競争が激しい環境下にあり、集合住宅の大規 は厳しさを増しております。当社の特性を活か 模改修工事の受注高が減少したこと、資材価格の した工事案件の受注に向け、コストをさらに低 高騰、建築費の上昇および人件費の増加等が影響 減し、収益性の改善に努めております。 し、売上高、利益ともに目標額に達することが出 当事業部門は、人件費と材料費の高騰に加え 来ませんでした。今後は、従業員の効率的な稼働 工事量の変動が大きいため、経済性に合った施 により、更なる収益力の向上を目指してまいりま 工体制を構築し、維持することが課題と認識し す。 ております。 4 電力事業 ■電力事業部門の概要 電力事業部門は東日本大震災以降、送電線工事業界 を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いています。 震災前のベース電源となっていた原子力発電所が全 て定期点検等で停止しているため、現在の発電電力は 大半が既存の火力発電所に依存しております。 今後は、太陽光発電をはじめとした再生可能エネル ギーによる分散型電源等の多様な電源の活用が不可避 となる状況の中で、安定供給の確保が出来る電力シス テム改革が喫緊の課題となっております。 【電線移線作業風景】 【鉄塔組立作業風景】 現在日本では、 「安定供給の確保」 、 「電気料金の最大限の抑制」 、 「需要家の選択肢や事業者の事業機会 拡大」を目指し、電力システム改革が進められております。 その第一段階として、顧客である電力会社が、地域を超えた「広域系統運用の拡大」を推進致しておりま す。 当社グループは、常にこのようなニーズに応え続けてまいりましたが、今後計画されている設備の更新やメ ンテナンスについても今まで蓄積してきた施工技術をいかんなく発揮して、各種の設備工事や緊急時の初動 対応等、送電線建設工事会社としての使命を果たす所存でございます。 5 【架線工事状況】 今後も、90年以上の長きにわたり当社が長年培ってきた技術力を活かし、調査測量・設計・技術開発・施 工と一貫した「送電線工事のエキスパート」として、また、熟練した送電線架線電工を社員として多数抱えて いる企業として、電力会社の多岐にわたる需要に対応すべく、環境変化に即した技術・技能を活かし、より 信頼される工事会社として日々たゆまぬ努力を続けてまいります。 【厳冬期作業風景】 【厳冬期作業風景】 6 内線事業 ■内線事業部門の概要 当第2四半期連結累計期間における日本経済は 順調な回復基調を見せ、建設業においても堅調な 伸びが見られました。 内線部門では再生エネルギーである太陽光発電 設備工事に注力しながら官公庁案件も取り込むと いう、現在の多様化した社会ニーズに合せた体制 で、客先に満足度の高い電気設備工事を提供し、 信用と信頼を確保しております。 当第2四半期連結累計期間においては「I大学 太陽光発電設備工事」 「東京都荒川二丁目住宅建設 【袖ヶ浦市H発電所建設工事】 工事」「袖ヶ浦H発電所建設工事」「福岡県K発電所 建設工事」の大型案件を含む電気設備工事を官庁工 事、民間工事の別なく無事完工致しました。 現在は、今期完工予定の「C団地インターホン修 繕その他工事」を始め、今期進行基準となる「五戸 I太陽光発電所建設工事」 「C調整池太陽光発電施設 設置工事」等、再生エネルギー事業に重点を置いた 内線事業工事の完工で社会貢献に取り組んでまいり ます。 【Kメガソーラー発電所工事】 7 ■大規模工事概要 名 称 I 大学(文京2他)太陽光発電設備その他工事 工 期 平成26年6月~平成26年12月 施 工 場 所 茨城県水戸市 設 備 内 容 太陽光発電設備 【 I 大学(文京2他) 太陽光発電設備その他工事】 名 称 袖ケ浦市H発電所建設工事 工 期 平成26年12月~平成27年3月 施 工 場 所 千葉県袖ヶ浦市 設 備 内 容 太陽光発電設備工事(1,300kw) 【袖ケ浦市H発電所建設工事】 名 称 Kメガソーラー発電所工事 工 期 平成25年10月~平成27年3月 施 工 場 所 福岡県飯塚市 設 備 内 容 太陽光発電設備工事(1,800kw) 名 称 荒川二丁目住宅建設工事 工 期 平成26年2月~平成27年3月 施 工 場 所 東京都荒川区 設 備 内 容 住宅電気設備工事 【Kメガソーラー発電所工事】 8 モバイル事業 ■モバイル事業部門の概要 モバイル事業部門は、主に移動体無線中継基地局 の建設および改修工事などの情報通信工事と新規開 発塗料の販売の2つを主体業務としています。 情報通信工事は、主に民間キャリア(ソフトバン クモバイル、NTTドコモ、KDDI等)の基地局建設 に特化しております。 日々進化している情報通信事業の中で、現在は数 年間続いた東北、関東、東海エリアの900メガヘル ツ帯域のソフトバンクモバイル「プラチナバンドプ ロジェクト」の基地局新設工事より、支障移転工事 【SS小金井公園無機工事】 やアンテナ交換工事等の改修工事へ移行しており、 情報通信施設の環境整備に柔軟に対応しておりま す。また、今年度より新たな取り組みとして、既存 基地局の保守点検業務へも参入しており、情報通信 施設の安定且つ長期的な稼働を担う業務を行ってい ます。 今後も高速通信データ通信サービスに伴う、中継 基地局の増設・容量分散型工事の必要性が高まって おります。ビジネスおよびプライベートでも幅広い 年齢層が所持している携帯電話・モバイル端末を活 用する時代の底辺を担う部門として、より利用者か ら信頼され、更に長年培ってきた高度な施工技術を 生かすフィールドを拡大させ、日々進化する通信事 業の発展に貢献していきたいと考えております。 9 【PLB会津金山太郎布局無線基地局新設工事】 ■大規模工事概要 名 称 PLB袖ヶ浦飯富A無線基地局電気通信 設備新設工事 概 要 28mファストポール局 施工 名 称 PLB袖ヶ浦林B無線基地局電気通信 設備新設工事 概 要 50m鉄塔局 施工 名 称 PLB涌谷下郡北局無線基地局新設工事 概 要 28mファストポール局 測量・ボーリング・調査・施工 【PLB袖ヶ浦林B無線基地局電気通信設備新設工事】 名 称 PLB会津金山太郎布局無線基地局 新設工事 概 要 40m鉄塔局(24HBATT局) 測量・ボーリング・調査・施工 名 称 SS小金井公園無機工事立会業務 概 要 送電鉄塔局 折衝、コンサル業務、既設PDC アンテナ撤去工事立会業務 【PLB袖ヶ浦飯富A無線基地局電気通信設備新設工事】 10 マンション管理・建物設備メンテナンス事業 ■マンション管理・建物設備メンテナンス事業部門 マンション管理・建物設備メンテナンス事業部門は、当社の100%子会社である株式会社東京管 理が業務を行っております。 マンション管理業務は、建設業界の好不況の影響を受けにくく、固定的な収益を計算することが 出来易い業態となっており、当社グループの売上高のベースを担っております。このベース売上を 基礎として、管理物件の中長期修繕計画を取り込むことにより、従業員の効率的な稼働を実現し、 更なる収益力の向上を目指しております。 マンション管理・建物設備メンテナンス事業部門の主な仕事内容は次の通りです。 ■マンション管理業務 管理組合の理事会役員は他の職業を持たれていて組合運営には困難を要します。東京管理はそん な忙しい組合理事の代行者として管理業務主任者が専門知識を駆使し、管理組合の運営を適正にサ ポートいたします。 ■建物設備メンテナンス 建物や設備は私たちの体と同様にきめ細かい定期的な保守点検(法定点検)が必要です。建物の 資産価値を末永く維持するための清掃業務や設備・建物点検など、お客様に合わせた最適なプラン をご提案いたします。 ■クリーンパトロール 居住環境で最も重要なポイントの一つは、共用部や建物敷地 内の美観の維持管理です。特に共用部(エントランス・廊下・ 階段・敷地周辺)の清掃を常に継続し美観維持のお手伝いをい たします。 ■管理業務委託 平成17年4月より独立行政法人 都市再生機構 (UR)が運営 する都内団地の現地管理業務を受託し、また区立区民住宅にお いても管理業務を受託し、それぞれ良好な居住環境の維持に努 めております。 ■中長期修繕計画 建物の外壁や屋根などは経年劣化します。また、給排水施設 などの設備関係にも寿命があるものです。専門スタッフによる 建物診断を行います。 11 連 結財務ハイライト 売上高 (単位:百万円) 経常利益 (単位:百万円) ■第2四半期 ■通期 5,000 400 4,176 4,000 3,000 ■第2四半期 ■通期 4,172 300 3,704 2,999 2,847 200 2,410 2,000 1,561 1,847 374 1,675 1,000 206 163 104 100 0 △38 0 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 第2四半期 四半期(当期)純利益 (単位:百万円) -100 300 △58 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 第2四半期 総資産・純資産 (単位:百万円) 317 3,000 118 141 169 138 2,000 2,820 1,967 2,841 1,871 3,050 1,987 2,788 2,100 3,108 2,009 77 1,000 0 -100 ■総資産 ■純資産 4,000 200 100 142 △1 ■第2四半期 ■通期 400 204 △8 △71 △78 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 第2四半期 0 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 第2四半期 12 財 務諸表 四半期連結貸借対照表 科 目 (単位:千円) 当第2四半期末 前連結会計年度末 資産の部 流動負債 1,007,183 1,091,601 工事未払金 326,735 165,892 500,000 100,000 10,532 17,866 9,014 47,678 15,464 29,705 1,455 41,505 921,955 437,148 短期借入金 未成工事支出金 26,043 125,939 未払法人税等 繰延税金資産 36,670 46,270 その他 25,578 20,675 △ 6,112 △ 5,357 2,011,319 1,716,278 受取手形・完成工事未収入金等 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物・構築物 118,082 122,323 機械・運搬具 83,739 99,286 工具器具・備品 24,903 29,842 土地 359,351 359,351 有形固定資産合計 586,076 610,804 無形固定資産 のれん 228,064 246,056 その他 9,264 10,094 237,328 256,151 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 251,127 181,246 長期貸付金 335,000 335,000 44,560 38,121 △ 356,503 △ 349,150 274,183 205,217 1,097,589 1,072,173 3,108,909 2,788,451 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 13 当第2四半期末 前連結会計年度末 (平成27年3月31日) (平成26年9月30日) 負債の部 流動資産 現金預金 科 目 (平成27年3月31日) (平成26年9月30日) 未成工事受入金 賞与引当金 工事損失引当金 完成工事補償引当金 520 1,080 その他 106,069 154,350 流動負債合計 969,791 558,079 8,327 8,327 118,567 116,964 固定負債 再評価に係る繰延税金負債 退職給付に係る負債 その他 2,701 4,727 129,595 130,019 1,099,387 688,098 資本金 989,669 989,669 資本剰余金 821,016 821,016 利益剰余金 375,752 466,583 自己株式 △ 1,900 △ 1,900 2,184,537 2,275,368 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 株主資本合計 その他の包括利益累計額 土地再評価差額金 △ 175,015 △ 175,015 その他の包括利益累計額合計 △ 175,015 △ 175,015 純資産合計 2,009,522 2,100,353 負債純資産合計 3,108,909 2,788,451 四半期連結損益計算書 (単位:千円) 科 目 当第2四半期連結累計 前第2四半期連結累計 1 日から (平成26年10月 平成27年 3 月31日まで) 1 日から (平成25年10月 平成26年 3 月31日まで) 売上高 1,675,240 2,847,135 売上原価 1,428,072 2,297,919 247,167 549,216 売上総利益 販売費及び一般管理費 375,243 370,295 △ 128,075 178,921 営業外収益 71,690 26,953 営業外費用 2,573 1,249 △ 58,959 204,625 ― 46 △ 58,959 204,578 19,133 35,445 少数株主損益調整前四半期純利益又は少数株主損益調整前四半期純損失(△) △ 78,092 169,132 四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 78,092 169,132 営業利益又は営業損失(△) 経常利益又は経常損失(△) 特別損失 税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△) 法人税等 四半期連結キャッシュ・フロー計算書 科 目 (単位:千円) 当第2四半期連結累計 1 日から (平成26年10月 平成27年 3 月31日まで) 前第2四半期連結累計 1 日から (平成25年10月 平成26年 3 月31日まで) 営業活動によるキャッシュ・フロー △ 449,702 58,583 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 19,677 △ 29,357 財務活動によるキャッシュ・フロー 384,937 185,412 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 84,442 214,638 現金及び現金同等物の期首残高 941,566 702,751 現金及び現金同等物の四半期末残高 857,124 917,390 (注)記載金額は、千円未満の端数を切り捨てて表示しております。 14 財 務諸表 四半期貸借対照表 科 目 (単位:千円) 当第2四半期末 (平成27年3月31日) 前事業年度末 (平成26年9月30日) 資産の部 科 目 (単位:千円) 当第2四半期累計 前第2四半期累計 1 日から 平成25年10月 1 日から (平成26年10月 平成27年 3 月31日まで) (平成26年 3 月31日まで) 完成工事高 1,286,992 2,380,438 流動資産 1,760,675 1,482,547 完成工事原価 1,173,149 1,969,519 固定資産 979,437 1,005,917 完成工事総利益 113,842 410,919 有形固定資産 585,917 611,658 販売費及び一般管理費 249,567 255,535 無形固定資産 4,462 4,912 △ 135,724 155,383 389,057 389,345 営業外収益 1,401 6,784 2,740,113 2,488,464 営業外費用 2,573 1,249 △ 136,896 160,918 ― 46 △ 136,896 160,871 5,541 19,821 △ 142,437 141,050 投資その他の資産 資産合計 流動負債 営業利益又は営業損失 (△) 経常利益又は経常損失 (△) 負債の部 887,771 479,755 特別損失 固定負債 124,852 126,045 負債合計 1,012,624 605,800 税引前四半期純利益又は 税引前四半期純損失(△) 株主資本 1,902,503 2,057,679 資本金 989,669 989,669 資本剰余金 821,016 821,016 利益剰余金 93,718 248,894 △ 1,900 △ 1,900 △ 175,015 △ 175,015 △ 175,015 △ 175,015 純資産合計 1,727,488 1,882,664 負債純資産合計 2,740,113 2,488,464 純資産の部 自己株式 評価・換算差額等 土地再評価差額金 15 四半期損益計算書 法人税等 四半期純利益又は 四半期純損失(△) (注)記載金額は、千円未満の端数を切り捨てて表示しております。 T OPICS ■太陽光発電設備工事でも実績を積み重ねております。 現在、わが国の主要なエネルギー源である石油・石炭などの化石燃料は、限りがあるエネルギー 資源です。これに対し、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、資 源が枯渇しないエネルギーであり、「再生可能エネルギー」ともいわれて、3.11大震災以降、 石油等に代わるクリーンなエネルギーとして、政府は導入・普及を促進しております。 YAMAKAでは、様々な再生可能エネルギー発電設備のなかでも、産業用メガソーラーシステムの 施工を得意として施工を行っております。太陽光メガソーラシステムの開発については、EPC事業者 として設計・資材調達・施工までをトータル的に請負う現場もあり、鉄塔の基礎工事のノウハウを 活かし、大規模なメガソーラーの開発でも着々と実績を積み上げております。 【菊川市Kメガソーラー施工実績】(1.0MW) 【Kメガソーラー発電所施工実績】(1.8MW) ■アジアにおける海外工事の実績積み重ね YAMAKAは、30年来ミャンマー電力省と交流を重ね、送電線に対する技術指導を続けてまいり ました。 同国での500kV基幹送電線のタングー市近傍にお いて現在、基礎・組立工事に技術指導を行い、次な る架線工事を含む他案件についても参入準備中です。 著しい発展を続けるミャンマーでの送電線案件に 限らず、ベトナム、インドネシア、ラオス、カンボジア からの引合いも多く寄せられる中、東南アジアの インフラ整備に協力し、同地域の発展に寄与する 使命に応えるべく、海外事業部は実績積み重ねに 邁進してまいります。 【海外工事施工写真】 16 会 社概要 (平成27年3月31日現在) 商 号 創 設 資 決 役 業 立 金 期 員 本 算 従 事 業 業 員 内 数 容 子 関 加 会 係 会 盟 団 社 社 体 山加電業株式会社 (英文名 Yamaka Electric Construction Co., Ltd.) 大正11年2月11日 昭和10年12月12日 9億8,966万円 毎年9月30日(年一回) 代表取締役社長 三 森 茂 取 締 役 伊 藤 公 一 常務取締役 中 澤 文 雄 社外取締役 宮 﨑 貞 取 締 役 加 藤 和 生 常勤監査役 佐 藤 隆 取 締 役 田 代 弘 樹 社外監査役 二 神 俊 和 取 締 役 柿 沼 重 信 社外監査役 西 片 大 98名 ■電力事業/架空送電線工事、地中送電線工事、変電所工事、情報通信工 事、土木工事等の測量、設計、施工 ■内線事業/電気設備工事、太陽光発電設備工事、計装設備工事、情報通信 設備工事、防災・防犯設備工事の設計、施工 ■モバイル事業/情報通信工事、環境美化塗装工事、その他新規事業 株式会社東京管理 株式会社システック・エンジニアリング ㈳送電線建設技術研究会、㈳日本電設工業協会、㈶日本鉄塔協会 ネットワーク ■本 社 〒171─ 0022 東京都豊島区南池袋1─10─13 TEL03─5957─7661 FAX03─5957─7691 内部監査室 安全部 管理本部 営業本部 ■工事部門 ・電力事業部門 仙 台 支 社 石 巻 営 業 所 名 古 屋 支 社 ・海外事業部門 海外事業部 ・内線事業部門 内線事業一部 関 西 事 業 部 内線事業二部 ・モバイル事業部門 モバイル事業部 17 株 式の状況 (平成27年3月31日現在) 発行可能株式総数 発行済株式の総数 株主数 ■大株主の状況 大株主(上位7名) アムス・インターナショナル株式会社 德 原 榮 輔 深 井 方 子 加 山 雅 恵 楽 天 証 券 株 式 会 社 株 式 会 社 S B I 証 券 井 関 清 19,500,000株 6,375,284株 1,012名 持 株 数 議決権比率 3,059,600株 899,200株 184,000株 125,000株 95,800株 89,100株 85,000株 48.05% 14.12% 2.88% 1.96% 1.50% 1.39% 1.33% ■株主の所有者別分布状況 ■金融機関 0.30% ■金融商品取引業者 1.38% ■その他法人 0.99% ■外国法人 0.49% ■個人・その他 96.84% ■株主の所有株数別分布状況 ■100株未満 22.13% ■100株~499株 40.32% ■500株~999株 8.60% ■1,000株~4,999株 19.17% ■5,000株~9,999株 5.24% ■10,000株以上 4.54% 18 株主メモ 事 業 年 度 期末配当金受領株主確定日 中間配当金受領株主確定日 定 時 株 主 総 会 株 主 名 簿 管 理 人 特別口座の口座管理機関 同 連 絡 先 公 告 の 方 法 10月1日~翌年9月30日 9月30日 3月31日 毎年12月 三菱UFJ信託銀行株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 TEL 0120-232-711(通話料無料) 電子公告の方法により行う。 公告掲載URL http://www.yamaka.co.jp (ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむを得ない事由が生じた 時には、日本経済新聞に公告いたします。 ) (ご注意) 1.株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設 されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等 にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。 2.特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっ ておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信 託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。 3.未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本店支店でお支払いいたします。 本社 〒171─0022 東京都豊島区南池袋1─10─13 TEL 03─5957─7661(大代) FAX 03─5957─7691
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