はじめに - 職業能力開発総合大学校

はじめに
職業能力開発総合大学校東京校(以下「職業大東京校」という。
)は、その前身を昭和4
9年職業訓練大学校附属短期学部として、職業訓練大学校(当時)の神奈川県相模原市へ
の移転に伴い、土地、建物及び設備等を利用して開設されました。以来40年間(平成2
6年3月)その時々の社会・産業構造の変化、雇用失業情勢、技能・技術の進展或いは産
業界のニーズ等を反映し、カリキュラムや訓練コースのスクラップアンドビルドを繰り返
しながら、今日まで教育訓練に取り組み多くの有為な卒業生を産業界等に送り出してまい
りました。卒業生は、実学融合の教育理念から育まれた知識、技能・技術を活かして、生
産現場の即戦力として、生産現場のリーダー或いは中核的役割を担う労働者として存在感
を高めるとともに、ものづくり分野を中心として、様々な方面からその教育訓練システム
の成果に対して高い期待が寄せられていました。
一方、平成17年11月、総務省の「政策評価・独立行政法人評価委員会」が取りまと
めた当時の運営法人たる独立行政法人雇用・能力開発機構に関する「平成16年度におけ
る業務実績評価に対する意見」に端を発した職業能力開発総合大学校(相模原市)
(以下「職
業大」という。平成11年4月名称変更)が取り組んできた指導員養成事業に関する指摘
や意見に対する様々な議論、検討を経て、平成22年7月「相模原キャンパスで行ってい
る長期課程(指導員の養成訓練)
、再訓練の機能を東京校に移転、集約する。
」との結論に
取りまとめられました。
職業大東京校は、この結論を受けて職業大の機能を平成25年3月までに受け入れるべ
く、専門課程、応用課程をはじめとした今日まで取り組んできた能力開発事業について、
あらたな学生募集や受講生の受け入れを中止するほか、様々な準備業務行うこととなりま
した。特に準備業務を進めていく中で、在学生に対する授業環境の確保や教室、実習室等
の再配置及び改修等の検討並びに工事計画の策定等を教職員と学生一体となって進め、平
成25年3月に相模原キャンパスの全機能を遅滞なく小平キャンパスへ受け入れ、ここに
両キャンパスは移転、集約され職業大東京校の歴史に終止符が打たれました。
つきましては、この際小平キャンパスに東京校が開校して以来40年にならんとしてい
るその足跡と実績を
「職業能力開発総合大学校東京校40年のあゆみ」
として取りまとめ、
職業訓練関係者のみならず広く公表し、今後の職業訓練発展のための資料として末長く活
用していただくことを願い作成したものであります。
(お断り)
職業能力開発総合大学校東京校は、附属短期学部に始まり今日まで、設置根拠法の改正や変更及び
組織規程等により名称を改称してまいりましたが、本史では職業訓練大学校を「訓大」
、東京職業訓練
短期大学校及び東京職業能力開発短期大学校は「東京短大」
、職業能力開発総合大学校東京校は「職業
大東京校」で統一整理しております。
また、その他の整理としては、雇用促進事業団を「事業団」
、雇用・能力開発機構及び高齢・障害・
求職者雇用支援機構は「機構」並びに職業能力開発促進法を「能開法」と特別の表記がない限り統一
整理しております。