コチラ

グループ名
NPO 法人ワークライフ・コラボ
実行委員数
合計
6 名 (女性 : 6 名
男性 :
0 名)
「家庭でもビジネスでも使えるハッピーコミュニケーション!」
テ ー マ
~頑張りすぎる人のために。自分も相手も大切にするアサーティブとは?~
講 師 等
NPO 法人アサーティブジャパン 専属講師(トレーナー) 矢田早苗 さん
参加人数
合計
22 名 (女性 :
19 名
男性 :
3 名)
(開催趣旨)
「えひめ de 夫婦・家族フォーラム!」として第 1 弾に 11 月 18 日(日)に講演会+パネルディスカッション、ミニ講座「はつま
ご講座」、また「家族の支援」をテーマとした団体の紹介ブースを設置、を開催いたしました。
育ってきた経済背景の違いから、世代間における「家族」に関する価値観のギャップがあります。「祖父母力」「地域」という
ナナメの関係の大切さを講演でお話いただき、各パネリストの活動事例から、さまざまな角度からの「家族」「親子」「夫婦」
「地域」を考えました。
その第 2 弾として、家族でも職場でも使える、伝えたい相手に伝えたいことをしっかり届けられるアサーティブを学びます。
私たちが推進する「ワークライフ・バランス」において、職場・家庭・地域でのコミュニケーションが大きなカギとなっており、さま
ざまな「つながる場」、コミュニケーションの仕方を提案したいと思っています。
(内容)
★アサーションとは何か?
人権擁護運動や女性解放思想が土台として発展したコミュニケーション技法。自分の気持ちや意見を、相手の権
利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現する、というコミュニケーション。
「自分に意見があるように、どんな相手にも意見がある」という言葉がそれを表しています。
★自分を振り返る
自分のコミュニケーションの癖を知るためのワーク・コミュニケーションパターンを事例を踏まえてレクチャーいただく。
ドッカン(攻撃的)タイプ・オロロ(受身的)タイプ・ネッチー(作為的)タイプ、相手との関係性によって・状況によっ
て、そのタイプは変わることにも気づく。(たとえば、家族にはドッカンタイプ、職場ではオロロタイプ、など)これは性格
を当てはめるものではなく、あくまでコミュニケーションのくせ、ということ。
★ワークショップ形式(ペアワーク等)にて、事例を検討。
①「くたくたに疲れたある日、今日は家事をする元気がない。家族に頼みたい・・・」
②「自分も周りも忙しい、でも一人では締め切りにはとても間に合うそうもない、同僚に頼みたい・・・」
相手との関係によってその話し方や対応はさまざまですが、アサーティブを念頭に、それぞれで対応を考えました。
① の事例にて、子どもにお願いをする・・・という設定で検討しようとしたペアに向けて、講師は「まずは大人同士の対
等なコミュニケーションができなければ、子どもへのコミュニケーションは難しいです」という言葉もありました。また、「的
をしぼった」伝え方を教えていただきました。「早めに作って」→「できれば 8 時までに作って」と、具体的に簡潔に。
「積極的に」「ちゃんと」「常識の範囲で」と言う言い方も、あいまいで的が絞れていないために、双方が思い描くもの
に相違が出てくるようです。アサーティブは、性格を変えよう、というものではなく、コミュニケーションのくせをちょっと変
えてみよう、というものであることを実感しました。
★参加者の声
「自分の気持ちにふたをしてしまうオロロな自分、今回そのことを再認識することができ、それだけでもよかったで
す。」
「普段の生活で見落としがちなこと(相手の気持ちも理解する)を気が付くことができました。楽しかったです!」
《分科会の様子》