WATERJET HOLDINGS グローバル基本理念 Waterjet Holdingsチームの皆様へ、 Waterjet Holdingsは、超高圧(UHP) ウォータージェットテクノロジーテクノロジー応用のリーダーとして認知されて います。 これを維持できるかどうかは、社員同士の連携、 さらには、顧客/外部パートナー/その他グループとの協力 面においての、皆さんの働きにかかっています。 これを念頭において、我々全員が当社のグローバル基本理念を 理解し、守らなくてはなりません。 認識 我々は、 自分たちの状況および業務を行っている国の規則、規制、習慣を認識する必要があります。当社は、チー ムメンバーに適切なトレーニングおよびツールを提供することに尽力し、文化的慣習および法律の範囲内で業務 を行うこと、および我々自身の責任を理解することを徹底させています。 誠実性 個人の誠実性は我々の行動の基盤であり、毎日の行動および言葉が反映されます。当社は正しい行動をとるよう 尽力しています。我々は法律を遵守し、不適切な行為と見なされる状況を避けるべく判断を下さなければなりま せん。我々はオープンかつ公平にやり取りを行います。我々の誠実性は、市場、顧客、サプライヤー、投資家、その 他における当社の評判に直結します。 説明責任 我々は断固として誓約を守り、時宜を得た方法で要求に応え、結果について責任を取ります。当社は状況の良し悪 しに関わらず、理念に定められている価値観に従うことを公約しています。我々は、倫理にのっとった立場に賛成 の意を表する勇気を持ち合わせています。 一体性 当社では、社内での肩書に関わらず互いの発言に耳を傾け、各々の視点や意見を尊重し、建設的で効率的な職場 関係を築くことに尽力しています。我々は文化的な違いを尊重し、差別、ハラスメント、および良い職場環境を乱す その他の行為を容認いたしません。 本理念は、国や肩書に関わらず、社員全員に適用される雇用条件です。互いがこれらの理念で説明されている通 りに行動し、業務を行うことを期待します。 これらは、平等雇用およびハラスメントや薬物とは無縁の職場環境を 押し進める文化の上に築かれ、チームメンバーの安全と貢献を尊重する、信頼ベースの高成長企業を構築し維持 するための、基盤となる目安です。 質問がある場合は、直属の上司または現地HRリーダーまで問い合わせてください。 敬具、 デービッド・サベージ 社長兼最高経営責任者 Waterjet Holdings, Inc. | www.WaterjetHoldings.com 23500 64th Avenue South | Kent, WA 98032 | USA 目次 業務の進め方............................................................................................................ 5 贈賄防止 .................................................................................................................... 6 輸出規制、制裁措置、ボイコット............................................................................ 6 利益相反..................................................................................................................... 7 贈答品......................................................................................................................... 8 反トラスト.................................................................................................................10 公正な競争およびサプライヤーとの公正取引................................................11 会社資産の使用......................................................................................................11 専有情報および機密情報.....................................................................................12 チームメンバー情報の保護.................................................................................13 記録保持、財務および情報開示の管理.............................................................14 内部情報、 メディア、および金融界......................................................................16 不正............................................................................................................................18 報復および悪意のある報告.................................................................................19 原則実施について..................................................................................................19 用語集 ......................................................................................................................22 方針別表...................................................................................................................24 4 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 業務の進め方 『業務の進め方』は、物事を行い、認識を作り出し、意思決定を行うその度の基礎となるものです。 したがって我々は、規則・ 規制およびさまざまな当事者の状況に常に気を配り、理念を守りながら価値を作り出していかなければなりません。対象 別の業務の進め方: 社員同士 互いの発言に耳を傾け、各々の視点を尊重し、建設的で効果的な職場関係を築くほか、適切な場で率直に真実を伝えるこ とで問題を直接的かつタイムリーに解決することを奨励します。当社では、ハラスメント、いじめ、差別および/または良い職 場環境を乱すその他の行為は、断固として容認しません。 顧客、 ディストリビューター、代理人 我々は、当社製品のライフサイクルを通して顧客とお付き合いしていきます。代替テクノロジーにおける最良の価値をお届 けし、 クラス最良のサービス、技術サポート、改造用部品を提供することが当社の使命です。当社の成功は、顧客が当社機 器およびサポートに寄せる信頼により計られるものだと、我々は信じています。公平に競争を行い、利益相反および潜在的 な対立を回避、管理します。 当社は、 ディストリビューターおよび代理人のネットワークを頼りにしています。彼らは当社の業務を代行し使命を共有し て、顧客にサービスとサポートを提供しています。ディストリビューターおよび代理人を公平に扱い、信頼に基づく関係を築 きます。反トラスト規制を意識し、違反と見なされる可能性がある議論または行為には関与しません。 サプライヤーおよびサービスプロバイダー サプライヤーおよびサービスプロバイダーとの業務は、常に公平かつ誠実に行います。当社は、サプライヤーが我々にもた らす総価値に基づき、サプライヤーが当社製品を公平に競争販売することを認めています。我々は、当社の支部として高品 質のサービスを顧客に提供する、選りすぐりのサービスプロバイダーに依存しています。サプライヤーまたはサービスプロ バイダーに対しての非難、 または誤解を招く恐れがあるコメントを述べることは控えます。 不適切な支払いは拒否し、政府機関からの贈答品の供与/受け取りはしません。潜在的な利益相反を認識し、利益相反と感 じられる要素を排除するよう努力します。チームメンバーが、 グローバル基本理念に沿ったやり方で、公的事象に参加する よう促します。 投資家 会社の財務実績については、事実に基づくタイムリーな情報を投資家に提供します。すべての投資家に一貫した最新情報 を提供し、関連する情報を公平に利用しアクセスできるようにします。 不確実性 すべての方針、慣行、規制を理解し、 これらの期待事項に沿うように行動します。問題または状況について不明な点がある 場合は指示を仰ぎ、懸念事項を報告し解決する責務を負います。本理念および/または法律に従わない行為を正当化する といった、理解力に欠ける行動は認められません。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 5 贈賄防止 Waterjet Holdingsは、すべての取締役、チームメンバー、およびWaterjet Holdings代理人が、米国海外腐敗行為防止法 (FCPA)、英国賄賂防止法、およびその他の贈賄支払いを禁ずる類似の法律を確実に理解し遵守するよう、設計されたポリ シーを保持しています。 米国、 ドイツ、 カナダ、英国、およびその他の国の法律には、外国公務員への価値あるものの支払いを含めた、贈賄について の非常に重い刑罰が含まれています。外国公務員には、外国政府または政府所有企業に雇用されている人、それらを代表 する人物、外国政党職員、および外国政治家候補者が含まれます。 該当する支払いは現金の形態であるとは限らず、贈答品、サービス、 アメニティ、 またはその他の種類の心付けの供与も含 まれます。書類や事務手続きなどを迅速化するための慣行である、便宜料または「円滑化のための」支払いは、英国賄賂防 止法では贈賄と見なされるため避けるべきです。 FCPAまたは贈賄防止法違反の例: • M社は米国を拠点とする株式上場企業で、爆発物検知機器を製造している。M社の中国担当の地域セールス▫ マネージャーが、中国の新しい空港用に爆発物検知機器を納入する権利を得るため、競争入札に応札。当該▫ 空港は中国政府により所有・管理されている。前述の地域セールスマネージャーは、契約を得るため空港当▫ 局者に金が直接支払われることを知りながら、中国の入札代理人に100,000ドルの「コンサルティング料」を支▫ 払う。 • あるマネージャーが、荷送品の通関手続を迅速化すれば100ドルを支払うと、政府職員に申し出る。 • 国のマネージャーが、あるセールス代理人がコミッションの一部を現金リベートとして役人に支払って複数の▫ 大規模顧客のビジネスを「円滑化する」 という評判を知っていながら、その代理人と契約する。 輸出規制、制裁措置、ボイコット 輸出管理 Waterjet Holdingsは、米国および操業を行う世界のその他の法管轄の、あらゆる輸出管理法を遵守します。 これらの法律の 遵守は、すべての事業所に適用されます。当社のチームメンバーのほとんどは、セールス、購入、積荷、電信振替、 または国 境を超えての技術情報/ソフトウェア/商品/サービスのサードパーティへの提供に関与しています。 したがって、適用される ルールおよび規制についての最新情報を我々全員が常に得ていることが、非常に重要です。見込まれる取引または行動方 針の合法性や妥当性について質問または疑念がある場合は、必ず法務アドバイスを仰がなければなりません。ほとんどの 国は、 自国の法域からの輸出および/または輸入に法的規制を課しており、その一方で多くの国々が、商品、テクノロジーお よびソフトウェアの取引を管理する、国際輸出入管理条約に加盟しています。 Waterjet Holdingsの輸出入管理および経済制裁に関する方針には、以下に関する特定ガイドラインが含まれています。 • 適切な輸出許可の取得 • 輸出品受領者の適格性立証 • 必要書類の作成および提出 • 上記の記録保管 輸出に関する質問がある場合は、国際貿易コンプライアンス専門家まで問い合わせてください。 6 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 制裁 時折、政治的理由により国が他国に経済制裁を課す場合があります。 これらの制裁は、国際関係が改善または悪化するに つれ、徐々に変化します。制裁は、特定の国、企業、および/または個人に適用される場合があります。国際貿易コンプライア ンス専門家から事前承認を得ることなく、制裁を受けている国、企業、 または個人と取引を行うことは避けてください。一部 の例では、ある国により課せられている制裁が、別の国の法律と対立する場合があります(以下を参照)。当社の国際貿易コ ンプライアンス専門家が、 これらの状況をケースバイケースで査定します。 また、対立に関するアドバイスを提供する、現地 の弁護士が手配される場合もあります。 ボイコット 一部の国には、法律の適用を受ける企業および個人による特定国に対する制裁/不買運動への参加、 または参加への同意 を禁止する法律があります(「反ボイコット法」 と総称されます)。米国はそのような法律を施行している国の1つであり、我 々は世界のどこで就業していてもこれらの法律を遵守しなければなりません。ボイコットの要求は無数の形態で行われる 可能性がありますが、最もよく見られるのは入札案内、召集、契約、購入注文、信用状、配送書類/指示書の形態をとるもので す。ボイコット要求には明白なものと、そうでないものとがあります。ボイコット要求の例には以下がありますが、 これらに 限定されません。 • 特定の国または企業との取引を拒否する、 または拒否に同意するよう要求。 • 特定の国または企業との取引関係に関する情報を提供する、 または提供に同意するよう要求。 • 人種、宗教、性別、国籍を基に人物を差別する、 または差別に同意するよう要求。 • 特定の人物の人種、宗教、性別、国籍についての情報を提供する、 または提供に同意するよう要求。 世界のどこであっても、ボイコット関連の要求を受け取った場合は、適切な対応についてアドバイスしますので、当社の輸 出コンプライアンス責任者まで報告してください。要求に応えることはない場合であっても、必ず当該要求を報告してくだ さい。 利益相反 Waterjet Holdingsのチームメンバーとして、我々は毎日業務上の意思決定を行っています。それぞれの意思決定および関 連する行動が、個人的な利害や関係ではなく、当社のニーズに基づいて行われることが重要です。我々はWaterjet Holdings の事業を、定められた方針、法律、規制を遵守して、誠実性、説明責任 および高い倫理基準に従いながら行うよう尽力して います。我々は日常的に、サプライヤー、顧客、消費者、およびWaterjet Holdingsと取引を行うその他の関係者と共に、仕事 をしています。取引関係および意思決定において、個人的な利益相反があるように見える事態は、回避することが絶対不可 欠です。 この方針の目的上、利益相反とは、あなたがWaterjet Holdingsで行っているサービスの目的、方針、 または業務と相反する 状況(実際のもの/そう感じられるもの)を指します。対立は取引関係および個人的な活動に、等しく適用されます。 補足文書 顧客/サプライヤーとの主な契約条件はすべて、当該契約本文に含まれるよう徹底し、補足文書により当社とサードパーティ との関係を規律することは回避します。 マネーロンダリング 我々は常に顧客について十分な情報を収集し、彼らの企業の財務状況を理解しなければなりません。それにより、不法行 為に関連する資金を、機器または部品の代価として受けとるという事態がなくなります。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 7 その他の事業/財務上の利害 利益相反は、オフィスを後にしても終わることがありません。すべての取引関係を、Waterjet Holdingsの責任を念頭に置い て管理するよう心がけてください。オフィスの外では、あなたとWaterjet Holdingsでのあなたの仕事との間の相反につなが る、 または相反があるように見える状況は避けるべきです。 また、あなたもしくは近親者がWaterjet Holdingsのサプライヤー、顧客、 コンサルタント、 または競合他社との間に顕著な金 銭的利害関係がある場合、現地の人事リーダーまたは直属の上司に報告しなければなりません(該当する家族の名を伏せ ることは可)。近親者は、用語集で定義されています。 管理職は金銭的利害に関する疑問について、重大性の判定に関する指示を、人事部または法務部から仰ぐものとしま す。Waterjet Holdingsのサプライヤー、顧客、 コンサルタント、 または競合他社との顕著な金銭的利害が報告された場合、当 社が本人と協力して適切な行動指針を決定します。 その他組織への関与 あなたがWaterjet Holdingsと取引関係にある会社の取締役、役員、 コンサルタントである場合、現地の人事リーダーまたは 直属の上司に報告して、サービス続行の承認取得してください。 この方針は、その地位が無給職であっても適用されます。 利益相反の例: • ある企業の上級役員が、当該企業にサービスを提供する会社の取締役でもある。 この役員は、当該企業に自▫ 分がサービス提供会社取締役であることを知らせていない。 • 施設マネージャーには、 自動販売機の会社を運営する姉妹がいる。彼は、勤務工場が新規販売サービスを選▫ 択中であることを知る。彼は同社がこれまでに受けた最良の条件を姉妹に伝える。彼女は自社を代表して、 さ▫ らに良いオファーを提出する。 • 管理者が自分の部署の空きポジションを埋める責任を負っている。 この管理者のいとこが資格を満たしてお▫ り、求職中である。 自分の上司に採用決定を委任せずに、彼女はいとこを雇用する。 • チームメンバーが彼/彼女の上司に相談することなく、認定サプライヤーと個人的な取引を行う。 贈答品 Waterjet Holdingsに勤務する人物による、額面価値を超える贈答品の供与/受け取り (どの国でも通常25ドル以上)は、禁じ られています。贈与は利益相反のように見える状況を作り出し、その贈り主または受取人が好意または優遇措置を受けて いると示唆/推測される場合があります。本方針は、現在Waterjet Holdings事業体と取引関係にある/を求めているすべての ベンダー、サプライヤー、ディストリビューター、顧客、およびその他団体/個人にも適用されます。 贈答品の受け取り Waterjet Holdingsとの現在/将来の取引と引換えに、 または特別な金銭/取引条件への同意の印として、いかなる人物(顧 客、サプライヤー、その他)からも贈答品、サービス、優遇措置を受け取ってはなりませんし、利益相反/その他ビジネス/金銭 的利害で定義されるあなたの家族に受け取らせてもなりません。潜在的な相反があるかどうか判断する簡単な方法は、贈 り主があなたを収賄したと思うかどうかを自問自答することです。 8 EthicsPoint | www.ethicspoint.com または、他者の目に収賄と映る可能性があるかどうか考えます。いずれかに当てはまる場合は、贈り主に謝辞を述べ、 しか し、受け取りははっきりと辞退し、Waterjet Holdingsの方針に従っている旨を説明します。贈答品または招待の受け取りが適 切であるかどうかに疑問がある場合は、受け取る前にその問題について現地HRリーダーまたは直属の上司と話し合ってく ださい。贈答品の拒否/返品が引き起こす都合の悪さや失礼により、取引関係に悪影響を与える可能性があるという稀な状 況において、上司との相談の後、その贈答品をWaterjet Holdingsの代表して受け取り、会社のために使用することが可能な 場合があります。 以下のアイテムはWaterjet Holdingsの方針違反になりませんので受け取り可能です。現地の習慣で贈られる、低頻度の現 金以外の額面価値(どの国でも通常25ドル未満)を持つ贈答品、および企業ロゴアイテムまたは低頻度の会食といった返 礼可能なアイテム。額面価値を超える贈答品の供与/受け取りは事前に直属の上司から承認を得ることが必要です。 不適切な贈答品受け取りの例: • 購入担当者がベンダーから、個人的利用のための高額なスポーツイベントのチケットを受け取る。その後彼▫ は、チケットの受け取りを公開せずにおよび/または公平にその他の潜在的ベンダーを評価せずに、そのベン▫ ダーを選択する。 • 施設マネージャーが定期的に現地請負業者からランチをおごってもらっている。彼はプロジェクトごとに適切▫ な請負業者を十分に評価し選択しているが、取引を得るには彼を接待しなければならないという印象を与え▫ ている。 • セールスマネージャーが、彼の兄弟に仕事を斡旋した大口顧客に、追加ディスカウントを提供する。 贈答品の提供 製品やサービスの販売/取得またはWaterjet Holdingsのビジネス取引の促進/迅速化にあたり、実際に(またはそう受け取 られるような)以下の行動に関与してはなりません。 • 契約または作業指示書以外で支払い条件を提供・作成すること、 • その他の誘因を提供すること;または • 豪華な贈答品または娯楽を公務員、顧客、 またはその他の人物に供与すること。 Waterjet Holdingsの贈答品または価値あるものの供与に関する一般規則は、 「物品による贈与」 と見なされる可能性があ るかどうかです。 通常の取引過程における合理的かつ慣習的な食事および娯楽の支払いは認められており、Waterjet Holdingsの出張およ び接待経費償還方針、およびその他の顧客接待関連のビジネス特有の方針で規定されている、経費償還請求の対象となり ます。贈与が必要な状況になったら、それが他者の眼にどう映るかを慎重に考慮してください。贈与が担当者への心付けま たはビジネス上の便宜と解釈される可能性がある場合、その贈与はなされるべきではありません。 政府の職員または代理人に食事、宿泊施設、交通手段、娯楽、 または贈答品を供与する場合、適用される規制を熟知し、遵 守しなければなりません。米国およびその他政府の法律は、価値に関わらず全面的に禁止されているケースから、職員の 好意的意思決定の交換条件としての贈与が禁止である場合まで、幅があります。質問がある場合は、現地HRリーダー、直属 の上司、 またはWaterjet Holdingsの法務部まで問い合わせてください。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 9 不適切な贈与提供の例: • セールスマンが、 コスト高であるにもかかわらず自社からのみ購入することを条件に、購入担当者に新しいゴ ルフクラブセットの供与をオファーする。 • 人事担当者が低レートを確保するため、 自社の福利厚生プロバイダーのアカウントマネージャーに200ドルの ギフトカードを送る。 州、地方自治体、その他政府関連顧客への贈与または詳細な対処方法について疑問がある場合は、現地人事リーダー、直 属の上司、 または法務部まで連絡してください。 反トラスト 反トラスト法は、競争を活発にし談合を排除するため策定されています。Waterjet Holdingsチームメンバーとして我々は、適 用されるすべての反トラスト法を遵守し、最低でも米国法を遵守する必要があります。マーケティング、セールス、購入、事 業買収を担当するチームメンバー、および貿易協会または業界規格策定グループに参加しているメンバーは特に、反トラ ストおよび取引規制に関する要項を認識しておく必要があります。 反トラスト問題は非常に複雑で、国ごとに法律が異なります。一部の反トラストおよび競合法違反は、重犯罪の刑事責任を 問われる場合があり、当社に多額の罰金が科される、 またはチームメンバー個人に罰金が科されたり、刑務所に収監され る場合があります。 また違反により、当社が多大な損害を被る訴訟が起こされ、Waterjet Holdingsの業務を制限する司法命 令が下される場合があります。 不法行為と見なされる可能性を回避するため、以下の行動は控えてください。 • 競合他社と価格、販売条件、 コスト、生産、製品およびサービス、入札慣行、その他の非公開事業内容、販売地域、市 場/ビジネス戦略、流通経路、 または顧客について議論すること。 • 顧客が製品/サービスを特定価格以上で販売またはリースする権利を制限すること。 • 法務部による事前検討を受けていない以下の慣行: ▫▫ 別の製品/サービスの販売/リースに基づく製品/サービスの条件付きまたは「抱き合わせ」販売/リース。 ▫▫ 顧客またはサプライヤーとの相互合意に基づく製品/サービスの条件付き購入/販売/リース。 ▫▫ 製品/サービスを再販/リース可能である地域または顧客に応じて顧客獲得を制限すること。 ▫▫ 競合顧客に提供される価格または値引きに応じて差別すること。 反トラスト違反の例: • 複数のプラスチック企業が、価格を高めに設定・維持することを協議し合意する。 • 競合会社のセールス担当者同士が飲みながら話し合い、 「縄張り」を維持するため地域内の顧客を分け合うこ とに合意する。 10 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 公正な競争およびサプライヤーとの公正取引 Waterjet Holdingsは常に、サプライヤー、請負業者、およびサービスプロバイダーと公平に誠意をもって取引します。当社 は、サプライヤーが我々にもたらす総価値に基づき、サプライヤーが当社製品を公平に競争販売することを認めています。 サプライヤー関連の行動規範は以下の通りです。 • 一貫性および信頼性を含む、製品およびサービスレベルに基づき、その会社の物資/サービスの購入を決定する。 • 互恵取引(Waterjet Holdingsがあるサプライヤーの製品を購入することを条件に、そのサプライヤーが特定の▫ Waterjet Holdings製品の購入を約束するなど)に基づき、購入の意思決定を行いません。 • あるサプライヤーからWaterjet Holdingsに納入される商品の価格が、競合購入会社への値付けより良い価格である▫ 場合、取引に関与する前に法務部に相談します。 • 慈善、市政、その他の組織の代行であるサプライヤーまたは潜在的サプライヤーについて購入の意思決定を行う場▫ 合、その会社を教唆しません。個人的恩恵の教唆は禁じられています。 • サプライヤーの企業秘密を、Waterjet Holdings社外のいかなる人物、 またはWaterjet Holdings社内の知る必要のな▫ い人物と共有しません。 • Waterjet Holdingsチームメンバーは、サプライヤー、請負業者、顧客に対して、その他サプライヤー、請負業者、顧客、▫ または競合他社や彼らの製品/サービスについて、正確でない、 または誤解を招く発言をしません。 公正な競争に関する追加情報が必要な場合は、Waterjet Holdingsのグローバル流通網取締役または現地ビジネスリーダ ーにお問い合わせください。 会社資産の使用 Waterjet Holdingsの建物、車両、機器、電子メールやインターネットといったアクセス通信システムを含む会社資産は、各ポ ジションでなすべきビジネス関連業務を行なえるようにするために用意されています。ビジネス関連タスクを行うという本 来の目的のために、会社資産を使用してください。 偶発的な個人的使用 当社は、会社の機器および/または通信システムを個人的な用途に使う必要性が、時折発生することを認識しています。以 下のような場合の使用は、一般的に認められています。 • 使用の時間や度合いが限定的である。 • 職務完了に悪影響を与えることがない。 • チームメンバーの上司による事前承認なしに当社における多大なコスト増を引き起こさない。 • ポルノまたは攻撃的な内容、差別的またはハラスメントに関連する言語、年齢、肌の色、身体障害、民族、婚姻区分/ 戸籍ステータス、国籍、人種、宗教、性別、性的指向、退役軍人、その他の法律で保護されている特性に対する軽蔑的▫ 表現を含まない。 • Waterjet Holdingsのグローバル基本理念またはその他の方針/ハンドブック/ガイドラインに違反していない。 Waterjet Holdingsでの雇用中に行われる、会社の電話、電子メール、 コンピュータを使用してのあらゆる通信は、会社資産 であり個人の通信ではありません。Waterjet Holdingsは、 コンピュータ、 ソフトウェア、電子メール、ボイスメール、会議機器、 オフィス備品を含む、すべての会社通信機器へのアクセス権を所有および/または管理します。Waterjet Holdingsはインタ ーネット利用を含め、当該機器を使用するすべての通信を監視する権利を持ちます。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 11 Waterjet HoldingsのIT機器、テレコミュニケーション設備、ネットワーク、および電子メールやインターネットアクセスを個人 的に使用することで、上記事項に、特に、 プライベート関連かビジネス関連かに関わらず全データが同一に扱われるという ことに、同意したと見なされます。 会社資産には、 さまざまな外部企業からライセンスを得ているコンピュータ ソフトウェア資産が含まれます。Waterjet Holdingsは、 ライセンス契約に合致するソフトウェア使用のみを行うと誓約しており、不法なソフトウェアの複製を容認・許 容することはありません。 会社資産、電子メール、 インターネット、およびその他の会社通信システムの不適切な使用例: • 経理担当者が、大学時代の友人から性的ニュアンスを含むジョークを職場の電子メールで受信し、それを同▫ 僚に転送する。 • 一時的に解雇されたことに気分を害したマーケティング担当者が、インターネット上の有名な金融関連掲示▫ 板で、会社でどんなひどい仕打ちを受けたかという長いメッセージを投稿する。 • ある管理職の以前の会社は、チームメンバーたちのボーナスを割り当てるため、独自仕様のスプレッドシート▫ を使用。以前所属していた会社の許可を得ずに、彼は自分の新しい雇用主であるWaterjet Holdingsのために▫ 当該スプレッドシートツールを使用。 • チームメンバーが、個人的なアイテムをオンラインでオークションにかけ、1日に数回インターネットに接続し▫ て、入札状況をモニタリングする。 • 結婚記念日が近いチームメンバーが、会社のカラーコピー機を使用して、何十通りものパーティ招待状を印▫ 刷する。 専有情報および機密情報 Waterjet Holdingsの事業情報は非常に価値があり、保護する必要があります。情報守秘義務を厳密に守り、会社の専有情報 を尊重するよう心がけてください。 これは、たとえ同僚であっても知る必要のない人とは当該情報を共有しないということ を意味します。 専有および部外秘と見なされる情報の例は以下の通りです。 • 知的財産(企業秘密、商標、特許、著作権など)。 • 発明、製法、設計、運転パラメータ、仕様書、科学的データといった技術情報 。 • 独自仕様のソフトウェアまたは会社所有のソフトウェア修正、テンプレート、 ワークシート、その他プログラム。 • 現在のまたは潜在的な新製品の製図。 • 計画、 コスト、価格調査、市場調査、顧客および職員データといった事業情報。 • 顧客リストおよび契約、市場シェアデータ、サプライヤー契約、およびその他のファイル。 • 会社の財務情報。 • 将来的な買収に関する財務およびその他の情報。 • 会社とチームメンバー、代理人、戦略パートナーおよび/またはその他のサードパーティとの間の書面によるまたは▫ 口頭の合意。 • 顧客およびベンダーにより提供される情報。 12 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 知的財産の所有権 チームメンバーがWaterjet Holdingsに所属する間に設計または考案する技術革新、発見、 システム設計、 または技術改善 は、Waterjet Holdingsが独占所有するものとします。チームメンバーは、そのような発見および革新をWaterjet Holdingsに 開示しなければなりません。開示プロセスに関するガイダンスが必要な場合は、法務部まで連絡してください。 セキュリティ事故報告 セキュリティ侵入が発生すると、深刻な結果を招く恐れがあります。チームメンバーとして、偶発的または悪意あるセキュリ ティ事故を絶えず警戒するよう心がけてください。以下の懸念行為を目にしたら、即座にセキュリティ事故として、法務部、 最高情報責任者、およびあなたの上司に報告してください。 • 機密情報の乱用。 • Waterjet Holdingsのリソースまたは情報への不正アクセスを引き起こす。 • Waterjet Holdingsの情報技術インフラストラクチャの機能を危険にさらす。 • Waterjet Holdingsの情報技術リソースを利用して、 その他の個人/組織のリソースおよび情報に対する攻撃ができる ようにする。 不適切な専有情報利用の例: • エンジニアが、著作権で保護されている処理および情報を自分のものとして会社に提供する。 • エンジニアリングマネージャーの助手が、新しい電子リレーの設計書を複製して友人に渡し、その友人名義で 当該リレーの特許を申請する。 • 防火インストール企業のチームメンバーが、その企業の顧客に関するデータ収集を担当している。彼女はこの 情報を、防火業界マーケティング会社を経営している友人の兄弟に提供する。 パスワードの保護 パスワードはネットワークセキュリティに不可欠であり、 コンピュータネットワーク、電子メール、インターネットおよびボイ スメールを含む、数々のWaterjet Holdingsのシステムへのアクセスに使用されています。パスワードにはユーザーアカウン トを保護する機能があるため、機密情報として扱われるべきです。氏名または電話番号といった、良く知られた/アクセスし やすい個人情報に基づくパスワードは、使用しないでください。パスワードが漏れていると疑われる場合は、即座にIT部門 に連絡しパスワード変更を依頼してください。方針については別表をご覧ください。 専有情報/機密情報に関する質問がある場合は、Waterjet Holdings経営陣またはWaterjet Holdingsの法務部から指示を仰 いでください。 チームメンバー情報の保護 通常の業務過程においてWaterjet Holdingsは、チームメンバーの個人情報を合法かつ正当なビジネス目的のためにのみ 収集、処理、使用、転送します。Waterjet Holdingsは現地の規制要件に加え、あらゆる会社方針に従い、すべての機密個人デ ータの安全を守り保護するよう注意を払います。個人情報およびプライバシー権を保護するため、以下を行います。 • 個人情報の安全を守るため適切な措置を講じる。 • サードパーティが関与する場合、個人データの機密性を守る。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 13 • 個人情報へのアクセスを、本人および当該情報の閲覧が合法である業務/法務上必要な人物のみに制限する。 • 個人情報を正確かつ最新に保つ努力をする。 個人情報に変更がある場合は、現地人事リーダーまで連絡してください。 不適切なチームメンバー情報保護の例: • 管理職がチームメンバーに対して、別のチームメンバーの健康上の情報について話す。 • 管理職が、皆に見えるようデスクの一番上に休暇申請書を置いたままにする。 記録保持、財務および情報開示の管理 正確でタイムリーな財務記録および管理により、事業経営に必要な情報が提供されます。 これらの記録は、投資家、政府、お よび一般公衆への義務を満たすために必要不可欠です。 原則として、Waterjet Holdingsのすべての社内/社外財務記録および情報は、以下に準拠しなければなりません。 • 米国一般会計原則 • 現地の規制報告要件 • 品質システム記録管理方針 • 会社資産保護の手順を含む、効果的な内部統制 Waterjet Holdingsの財務情報は、法務部から適切な事前承認を受けている外部団体に対してのみ、利用可能とします。 内部統制の遵守 それぞれの業務領域について、効果的な内部統制システムを作成/遵守することは、最終的に各チームメンバーの責任で す。 これらの内部統制は、以下の保証を意図しています。 • 取引が適切に認可され、正確に記録され、会社の方針・手順に基づいていること。 • 会社資産 が適切に守られていること。 • 財務および管理報告の信頼性/正確性が高く、実際の事業活動が反映されていること。 • 適用される法務要件を遵守して活動していること。 • 事業運営が効果的で効率的であること。 内部統制の適用 Waterjet Holdingsのチームメンバーとして、以下を心がけてください。 • すべての業務取引、会社資産/資金、および企業責任に関する完全、正確かつタイムリーな記録およびアカウントを▫ 保持し入力する。 • 監督者に経費承認を求める場合は、合法な目的でのみ行い、関連する正確な全書類を添付すること。Waterjet Holdingsの利益のために生じた経費の償還のみを求めてください。 • 経費承認する職権を持つ人物は、当該経費が会社方針を満たすかどうかを必ず検討してから、職権を行使すること。▫ 承認の職権を軽じてはなりません。同職権を委任することは可能ですが、委任された職権の行使による最終的な責 14 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 任は委任者が負います。委任には、明確な指示と継続的な監督が必ず伴うべきです。 • 開発、 リスクおよびその他の重要情報を開示する必要性について判断できるよう、重要情報は記録、処理、集約の▫ 上、企業会計の適切なチームメンバーへと送信すること。 • 会社のリソースを効果的および効率的に使用すること。 • すべての物理的、金銭的、情報的、その他の会社資産の安全を守ること。 社内記録の正確性 すべての業務取引は適切に認可され、会社の帳簿に完全かつ正確に記録される必要があります。上記のための手順 は、Waterjet Holdingsの財務方針に準拠し、Waterjet Holdingsの承認/文書作成方針に従い、一般会計原則に従っていなけ ればなりません。 財務諸表証明および質問書は、完全かつ正確でなければなりません。予算案およびその他の財務評価および予測は、意思 決定にあたり関連する全情報を公平に示すものでなければなりません。 さらには、いかなる理由であれ、記録されない現 金またはその他資産のアカウントを設立または維持してはなりません。 会社/顧客の資金または資産の悪用または不適切な使用、 もしくはチームメンバーまたはその他の人物による記録の誤っ た入力は、法務部、人事部、 またはEthicsPointに報告しなければなりません。EthicsPointのグローバル電話番号について は、別表を参照してください。 文書、 ファイル、記録の管理 事業ユニットの記録管理および報告システムの整合性を維持するため、 自身の分野の記録管理および保持手順を知ってお く必要があります。担当しているエントリまたは記録を文書化し取引する方法を把握するのは、各自の責任です。 また、依頼 にタイムリーに対応することを含め、すべての監査に完全かつ正確に準拠するよう心がけてください。 原本、下書き、 コピー、 コンピュータファイル、ディスクドライブ、ハードディスク、 フロッピーディスク、CD-ROM、 またはその他 のメディアを含む文書は、部署の方針で認められる場合を除き、保管されているファイルまたは施設から破棄、改ざん、削 除してはなりません。 自分の部署に上記が当てはまるかどうかは、直属の上司に確認してください。 誤ったまたは侮蔑的な情報のやり取り、 または適切な承認なしでの文書の改ざん/破棄は、企業方針へ違反であり、多くの 場合違法です。 エラーの調整 Waterjet Holdings方針により、事務または会計上のエラーがあった場合は顧客やサプライヤーに伝え、 クレジット発行、返 金、 または相互に受け入れ可能なその他の方法で、該当するエラーを迅速に修正するよう規定されています。 情報開示の管理 Waterjet Holdingsは、証券取引法への準拠、投資家への公正で率直な通知、および完全、公正、正確、 タイムリー、かつ理解 可能な情報の開示に尽力しています。 また最高経営責任者(CEO)および最高財務責任者(CFO)は、あらゆる公的通知 にあたり当社が投資家向けに作成・報告▫ する全文書に、当社に関する完全、公正、正確、 タイムリーかつ理解可能な情報開示が含まれるよう、徹底する責任を負い ます。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 15 不適切な記録保持および不十分な管理の例: • 経理担当者が、通常の営業費用を特別な勘定引当金向けに変更するよう、監督者から要求される。 これは不▫ 適切であり収益額が人為的に吊り上げられると反論すると、全チームの年次ボーナスは収益目標達成次第で▫ あると言われる。 また監督者から、指示通りに収益を記録しないと 「指示に従う他の人物を探す」 と言われる。 • 社内の管理者が自分で使用するために機器を購入し、その後直属の部下にその費用を毎月の出張経費レポ▫ ートに付けるよう指示する。 この慣行は個人的利益のための不適切な資産調達である上、所定の承認プロセ▫ スを無視している。 • チームメンバーが故意に、行っていない業務について不正確な時刻および日付を入力する。 内部情報、 メディア、および金融界 Waterjet Holdingsの株式は上場されていませんが、Waterjet Holdingsチームメンバー全員が、企業情報への対応方法を理 解しておくことは重要です。 これには、個人的利益のために内部情報を開示・使用することが含まれます。 Waterjet Holdingsでの職務過程において、Waterjet Holdings、顧客、サプライヤー、 または戦略についての「内部」情報に通 じるケースが起こり得ます。定義により内部情報とは、個人的利益のために不適切に使用可能なWaterjet Holdingsまたは その他企業に関する非公開情報を指します。例えば、会社の財務実績、計画されている買収または売却に関する情報を公 開前に知っている場合、 「内部情報」に通じているということになります。 非公開情報を手にした場合、個人および会社として懸案事項が提起される場合があります。内部情報を有している場合、以 下の規則が適用されます。 • 内部情報を開示しないでください。あらかじめ適切な認可を得た場合を除き、非公開情報は社内の人間にも社外の 人間にも、開示してはいけません。 • 内部情報を利用しないでください。会社にとってマイナスとなるやり方、 または当該情報を有していない他者との間 で公正さを欠く個人的利益が得られるやり方での取引に内部情報を使用してはいけません。 不適切な内部情情報利用の例: • チームメンバーが四半期の業績が上向きになることを知りながら、 自社の社債を買うよう投資家にアドバイス する。友人が業績発表前に社債を購入し、取引プレミアムが上昇する発表後にそれらを売却する。 • 友人が彼の会社が倒産するという情報を、チームメンバーと共有する。チームメンバーは当該企業と取引関係 にあるサプライヤーに連絡して、未決定の破産についてアドバイスする。 16 EthicsPoint | www.ethicspoint.com メディアとのやり取り 投資家およびニュースメディアとのやり取りは、Waterjet Holdingsの広報プログラムの一環として重要です。 しかしWaterjet Holdingsには、重要事象の公開に関する法的義務があります。ニュースメディアとのあらゆるやり取りが、正確かつ一貫して いることが重要です。 Waterjet Holdingsは、会社の業績、財務実績、将来の計画についての情報を、投資家およびニュースメディアに十分に提供 できるよう、全力を注いでいます。 しかし、 メディアはその他のソースから情報を得て、Waterjet Holdingsに質問を投げかけ るということが、時折起こります。 メディアから、以下に関しての情報を要求される場合があります。 • 合併、買収、 またはその他事業上の重要事象についての噂 • 経営陣変更の噂 • 新しい製品、方針、過程、 または戦略 経済誌および金融アナリストを含むニュースメディアからの質問は、役員秘書経由でCEOおよびCFOへと転送してください。 製品またはその他のトピックに対する業界紙からの問い合わせは、CEOおよびCFO付きの役員秘書へと回し、チームメンバ ーまたは組織関連の問い合わせの場合は、人事担当副社長付きの役員秘書へと回してください。 インターネット投稿およびチャットルーム エレクトロニクス時代の現代において、インターネット掲示板への情報投稿またはチャットルーム(社内/社用スペースを除 く) でのやり取りは、 「メディアで発言する」 ことと同義です。これらのフォーラムを利用して、当社、チームメンバー、顧客、サ プライヤーに関連する内容を議論することや意見を述べることは控えてください。 また、当社に関連するコメントに返答す ることも避けてください。 Waterjet Holdingsに関するコメントまたは投稿があった場合には、法務部宛てに通報してください。 ソーシャルネットワーキング Facebook、LinkedIn、およびTwitterなどを含むがそれらに限定されないソーシャルメディアでの活動は、Waterjet Holdings の一般方針と一致していなければなりません。 とりわけ、チームメンバー全員に職業人としての判断と注意を行使するよう 期待します。許可を得ずにブログ、 フォーラム、 ソーシャルネットワーキングサイトで以下を行ってはなりません。 • 自分の意見が、Waterjet Holdingsの意見であるかのようにほのめかす、 または表記するコメント。 • 当社/顧客の施入情報、内部情報または慎重に扱うべき情報を開示するコメント。 • 当社、その他チームメンバー、顧客、パートナー、競合他社に対する尊重を欠いたコメント。 • Waterjet Holdings、 クライアント、パートナー、 または顧客を参照、引用、論じるコメント。 • 著作権法への注意と遵守が欠けたコメント。 ソーシャル・メディア活動により、業務に差し障りがあってはなりませんし、当社のリソースを使用してはなりません。企業ロ ゴおよび商標は、書面による許可を得ずに使用してはなりません。特定サイトへの明示的な参照が見当たらない/欠如して いる場合にも、本方針の適用が限定されることはありません。 不明事項がある場合には、現地人事リーダーまたは直属の上司に連絡してください。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 17 不適切なインターネット投稿の例: • チームメンバーは定期的に、 自社の見通しについてのYahooメッセージボードを読んでいる。事実とは明らか に異なる投稿を見た彼は、我慢しきれずに訂正内容を投稿する。 不適切なニュースメディアとのやり取りの例: • 業界商業紙のレポーターからチームメンバー宛てに電話があり、大評判を博している発売されたばかりの新 製品のアイディアを、同社はどのように思いついたのかについて、チームメンバーのコメントを得ようとする。 その電話を自分の上司に転送する代わりに、そのチームメンバーは当該新製品の開発においての自分の役割 について、 レポーターに詳細を伝える。 不正 個人的な利得または社外の他者の利得のための、Waterjet Holdingsのリソースまたは資産の故意の悪用および誤用は、▫ 不正と見なされます。我々はWaterjet Holdingsにおける、いかなる不正も容認しません。 不正に伴う内容を理解することが重要です。それにより、不正を認識し、回避し、報告できます。不正は通常、以下の3通りの いずれかで起こります。 • 資産の不正流用は、在庫、製品、ツール、設備の窃盗、および経費報告書の改ざん、小切手の偽造/改ざん、不正時間▫ 管理を含む、Waterjet Holdingsの資産の盗用または乱用により引き起こされます。 • 汚職は、取引において、 自身または第三者に利益が持たらされるよう、職権を乱用する個人により引き起こされま▫ す。 これには、 リベートの受け取りまたは支払い、および利益相反への関与が含まれます。Waterjet Holdingsに関与▫ する直接的または間接的取引はすべて、非の打ちどころがないものでなければなりません。 • 虚偽会計報告は、財務諸表またはその他の文書の改ざんにより引き起こされます。 これには、取引日の変更、収益の▫ 水増し、債務または経費の過小評価、社内記録/財務諸表への不正確かつ会計基準非遵守の情報入力が含まれ▫ ます。 これらは不正の事例のほんの一部です。不正と思われる行動を経験または目撃したら、現地人事リーダーまたは法務部に 即座に通知してください。 またはEthicsPointに連絡して、匿名で報告を提出してください。EthicsPointのグローバル電話番 号については、別表を参照してください。 不正の例: • 現行期間の収益目標をすでに達成しているセールスマネージャーが、 システムインストール日および受領日▫ を変更するよう、顧客に依頼。それにより彼は、 この収益の報告を次の四半期まで遅らせることができる。 • IT部門のチームメンバーが、Waterjet Holdingsがライセンス付与したソフトウェアプログラムのコピーを作成▫ して自分の自宅のコンピュータで使用し、家族および友人にコピーを配布する。 • マネージャーが請負業者からの水増し請求を承認し、水増し分の一部を個人的に現金リベートの形で受け▫ 取る。 • 昼食からの戻りが遅くなる予定のチームメンバーが、遅刻が分からないよう同僚に頼んでタイムカードを押▫ してもらう。 18 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 報復および悪意のある報告 Waterjet Holdingsは、ビジネス行動の問題を提起した、 または会社方針または法律の違反申し立てを報告したチームメン バーに対して、報復を行うことはありません。ビジネスおよび方針違反を報告したチームメンバーに対して報復を行う個人 は、最悪の場合、解雇を含む懲戒処分となる場合があります。 誠意をもって行われた申し立てについては、独立した調査機関により問題が確認されなかった場合、その報告の提起者に 対してはいかなる措置も行われません。 しかし悪意のある申し立てについては、その申し立てを行った個人に対して懲戒処 分が検討される場合があります。 原則実施について 当社は、すべてのチームメンバーがWaterjet Holdingsのグローバル基本理念および我々の職務に影響を与えるすべての方 針、慣行、および規制を理解し、遵守することを期待します。Waterjet Holdingsのグローバル基本理念、方針、および/または 法律に従わない個人は、最悪の場合、解雇を含む懲戒処分となる場合があり、 さらには法律違反または倫理違反の個人的 責任(罰金または禁錮刑の可能性あり)を問われる場合があります。 また、Waterjet Holdingsの方針および手順の違反が見られる場合には報告を行ってください。すべての違反報告は重大に 受け止められ、即座に対処が行われます。行動の適切性および倫理性に不安がある場合は、以下の質問を自問自答してく ださい。 • その懸念は、会計、内部統制、法務、 または監査に関連する問題ですか? • その行為は、ハラスメント防止、差別防止、その他の生産的な職場環境に関連する期待事項についての法律および 会社基準に準拠していますか? • その行為は法律、Waterjet Holdingsのグローバル基本理念、およびWaterjet Holdingsのコンプライアンス方針・手順 に準拠していますか? • その行為は、顧客、株主、および一般公衆の目にどのように映るでしょうか? • その行為を報告すれば、今後同様の問題の発生を防げるでしょうか? 懸念の報告および解決 上記質問を検討していずれかに当てはまると思われる場合は、次ページのチャートを参照して懸念を表明する方法を探し てください。懸念が解決されない、 または倫理/不適切なビジネス行為に関する問題である場合には、いつでもEthicsPoint まで連絡可能です。EthicsPointのグローバル電話番号については、別表を参照してください。 EthicsPointに送られたすべての報告は、Waterjet Holdingsのグローバル「ビジネス慣行チーム」 または「BPT」に転送されま す。BPTは、提起されたすべての倫理上の懸念が適切に対処されプロとして機密を守りながら対応されるよう徹底させる職 務を負う、取締役会指揮下の当社上級管理職で構成されるチームです。 EthicsPointに対して行われた報告は機密として扱われ、希望する場合は匿名で対処されます。オンライン報告または電話 が受理されると、その情報は適切なWaterjet Holdings担当者へと転送され、 できる限り迅速に解決されます。匿名性を維持 することを選択する場合、適切に対処できるよう、問題に関してできる限り詳細に説明してください。 BPTまたは取締役会のメンバーが関与する問題については、守秘義務と匿名性を保持するため、当該報告がこれらの個人 に開示されることはありません。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 19 Waterjet Holdingsは、 できる限り慎重に訴状を扱うよう対応します。当社は、ビジネス行動の問題を提起した、 または会社方 針または法律の違反申し立てを報告したチームメンバーに対して、報復を行うことはありません。ビジネスおよび方針違反 を報告した人物に対して報復を行う個人は、最悪の場合、解雇を含む懲戒処分を受ける場合があります。 報告の義務/召喚の失敗 チームメンバーは、 これらのWaterjet Holdingsグローバル基本理念の違反があった場合、報告する義務があります。最初は 関与に気が進まないかもしれませんが、報告を怠ることが重大な結果を招く可能性があることに留意することが重要です。 さらには法律違反または倫理違反の個人的責任(罰金または禁錮刑の可能性あり)を問われる場合があり、最悪の場合、解 雇を含む懲戒処分の対象となる可能性があります。疑念がある場合は声を上げてください。 年次確認 すべての新規雇用チームメンバーには、Waterjet Holdingsのグローバル基本理念を読み、理解したことを認める声明書へ の署名が義務付けられています。 また同声明書により、我々は全員本書を完全に準拠すると表明するよう義務付けられてい ます。既存のチームメンバーは、年次オンライントレーニングを完了することで、本要件を満たします。 本書は、すべてのWaterjet Holdingsグローバルロケーションに適用され、各ロケーションの適用法の遵守を徹底させること を意図しています。本書は一般ガイドラインのみを提供し、現地の法律に従います。全事項の包括は意図していません。追 加の指示が、本書で扱う分野に関連するその他の会社、機能的、現地の方針に記載されている可能性があります。 20 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 懸念解決チャート 懸念がある EthicsPointには処理中の どの段階であっても連絡 可能です。 懸念が私的な性質のものであ▫ り、可能である場合は、関与する 個人と話し合う。倫理上の懸念 は、監督者またはEthicsPoint に報告する。 懸念を以下の人物と相談 する。 1. 直属の上司 2. 現地HRリーダー American Industrial PartnersがEthicsPointから 直接報告を受け取る グローバルビジネス慣行 チームの各メンバー は、EthicsPointから直接報 告を受け取ります。 グローバルビジネス慣行 チームメンバー グローバル人事担当▫ 副社長 懸念の解決に満足がいか ない場合は、以下まで連絡 してください。 グローバルビジネス慣行 チームメンバー 財務担当者 グローバルビジネス慣行 チームメンバー 社員相談役 受理された各倫理問題はそれぞれビジネス慣行チームにより調査され、その結果は Waterjet Holdingsのグローバル人事担当副社長によりWaterjet Holdings 取締役会へと報告されます。 グローバルBPTの各メンバーは、EthicsPointから直接報告を受け取ります。受け取られた各倫理問題は各々BPTにより調査 され、その結果は、Waterjet Holdingsのグローバル人事担当副社長によりWaterjet Holdings取締役会へと報告されます。 懸念事項が私的な性質のものであり、関与する個人と話し合うことが可能である場合には、そうすることを奨励します。当該 個人と直接話し合うことが難しい場合は、現地HRリーダーまたは直属の上司に連絡することを奨励します。 懸念事項の解決に満足がいかない場合は、EthicsPointまで連絡してください。EthicsPointのグローバル電話番号について は、別表を参照してください。 当該問題を上記の個人と話すことが難しい場合、処理のどの段階であってもEthicsPointに連絡することが可能です。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 21 用語集 説明責任 – 結果の良し悪しに関わらず、倫理的立場に賛成の態度を取る必要がある場合に、当社の誓約を満たし結果に責 任を持つこと。 代理人 – Waterjet Holdings社の仲介または代理を務める個人または組織。 価値あるもの – 現金、贈答品、食事、娯楽、ビジネス機会、企業製品、雇用の提供などが含まれます。金銭的しきい値はあり ません。いくらであっても贈賄と見なされる可能性があります。 資産の不正流用 – 在庫、製品、ツール、設備の窃盗、および経費報告書の改ざん、小切手の偽造/改ざん、不正時間管理を含 む、Waterjet Holdingsおよびその子会社の資産の盗用または乱用により引き起こされます。 贈賄 – 外国公務員および外国政府または政府所有企業に雇用されている/を代表する人物、外国政党職員、および外国政 治家候補者の裁量による意思決定に影響を与えるため、彼らに価値あるものを支払うこと。一部の法管轄またはロケーシ ョンでは、 より広い定義が法律に適用されている場合があります。 ビジネス慣行チーム(「BPT」)– コーポレートガバナンス機能および運用を代表する上級管理職で構成されるチームで、 グ ローバル基本理念の管理を担当。 会社資産 – 特に、Waterjet Holdingsおよびその子会社の資金または製品、従業員の勤務時間および業務成果、 コンピュー タシステムおよびソフトウェア、電話、無線コミュニケーションデバイス、 コピー機、社用自動車、専有情報などが含まれ▫ ます。 競合他社 – 本グローバル基本理念の目的では、 「競合他社」 とは、Waterjet Holdingsまたはその子会社以外で類似の製品、 ソリューション、サービスを製造販売しているビジネスまたは事業体、 またはかかる活動を積極的に検討しているビジネス または事業体を意味します。 利益相反 – Waterjet Holdingsまたはその子会社で行っているサービスの目的、方針、 または業務と反目する状況(実際のも の/そう感じられるもの)を指し、取引関係および個人的活動が含まれます。 汚職 – 自身または第三者に利益が持たらされるよう、取引において職権を乱用する個人により引き起こされます。 顧客 – 購買を担当する人物、Waterjet Holdings社から何かを購入する人物。 ディストリビューター – Waterjet Holdings社の仲介または代理を務める個人または組織。 EthicsPoint – サードパーティにより管理されている当社の報告サービスであり、チームメンバーおよびその他の人物は EthicsPointを通して、 グローバル基本理念またはその他の倫理・コンプライアンス問題についての懸念を質問・提起するこ とができます。 不正 – 個人的な利得または社外の他者の利得のための、Waterjet Holdingsおよびその子会社のリソースまたは資産の故 意の悪用および誤用。 虚偽会計報告 – 取引日の変更、収益の水増し、債務または費用の過小評価、Waterjet Holdingsの記録/財務諸表への不正 確かつ会計基準を遵守しない情報入力を含む、財務諸表またはその他の文書の改ざんにより引き起こされます。 物品による贈与 – 担当者への心付けまたはビジネス上の便宜と解釈される可能性がある、商品、食事、 または娯楽の形態 の提供物。 近親者 – Waterjet Holdings他はその子会社に雇用されているチームメンバーの親、配偶者、子、兄弟姉妹、祖父母、伯叔母、 伯叔父、従妹、姻戚/継戚の親族、 または家庭内パートナー、恋人、同居者といったチームメンバーと個人的に近しい関係の 人物。 22 EthicsPoint | www.ethicspoint.com 一体性 – 社内での肩書に関わらず互いの発言に耳を傾け、各々の視点や意見を尊重し、建設的で効率的な職場関係を築く こと。 内部情報 – 個人的利益のために不適切に使用可能な、Waterjet Holdingsまたはその他企業に関する非公開情報。 誠実性 – 法律を遵守し、不適切な行為と見なされる状況を避けることを含め、 自分自身および当社にとって正しい行為を行 うこと。 知的財産(「IP」)– 発明、文学・芸術作品、設計書、 シンボル、名称、および画像といった商業活動で使用される想像の産 物。IPには、技術革新、発見、 システム設計、 または技術改善、企業秘密、商標、および著作権保護対象作品が含まれま す。Waterjet Holdingsのチームメンバーが作成したIPは、Waterjet Holdingsが独占所有するものとします。 投資家 – 民間の株式所有者、American Industrial Partners、および彼らの共同投資家、 さらには現在のおよび潜在的な未 来のWaterjet Holdingsの担保付き上位債保有者からなります。 専有情報および機密情報 – チームメンバー/代理人/サードパーティとの関係の存在および性質、製品計画、設計、 コスト、予 測、数量、注文、研究、開発、サードパーティの機密情報を含むがそれらに限定されない、Waterjet Holdingsまたは子会社の 財務、研究、開発、事業活動、製品、サービス、 または技術知識/その他の非公開情報に関連する、価値ある専有情報、機密情 報、企業秘密。 サービスプロバイダー – コンサルタントおよび請負業者を含め、Waterjet Holdings社を代行してサービスを行うベンダー。 本定義には、Waterjet Holdings社が積極的に使用を検討するサービスプロバイダー(最終的に取引が行われない場合であ っても) も含まれます。 ソーシャル ネットワーキング – Facebook、Linked In、およびTwitterを含むがこれらに限定されない、 ウェブサイトおよびア プリケーションの利用/での活動。 サプライヤー – コンサルタント、請負業者、代理人、およびサービスプロバイダーを含む、Waterjet Holdingsおよび子会社 に製品、サービス、 またはソリューションを提供するベンダー。本定義には、Waterjet Holdingsおよび子会社が積極的に使用 を検討するサプライヤー(最終的に取引が行われない場合であっても) も含まれます。 英国賄賂防止法 – 外国公務員への価値あるものの支払いを含む、贈賄の刑罰を定める英国の法律。外国公務員には、外国 政府または政府所有企業に雇用されている人、それらを代表する人物、外国政党職員、および外国政治家候補者が含まれ ます。国際規制に違反する個人は禁錮刑の対象となる場合があり、同時に当該個人が属する組織と共に罰金刑が科される 場合があります。 米国賄賂防止法 – 外国公務員への価値あるものの支払いを含む、贈賄の刑罰を定める米国の法律。外国公務員には、外国 政府または政府所有企業に雇用されている人、それらを代表する人物、外国政党職員、および外国政治家候補者が含まれ ます。国際規制に違反する個人は禁錮刑の対象となる場合があり、同時に当該個人が属する組織と共に罰金刑が科される 場合があります。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 23 方針別表 EthicsPointグローバル連絡先 www.ethicspoint.com • アルゼンチン 0-800-555-0906または0-800-444-8084 • ブラジル 0800-8911667 • 中国(南部)10-800-120-1239 • 中国(北部)10-800-712-1239 • フランス 0800-902500 • ドイツ 0800-1016582 • イタリア 800-786907 • 日本 00531-121520または0066-33-112505 • スぺイン 900-991498 • 台湾 00801-13-7956 • 英国 0800-032-8483 • 米国 866-384-4277 パスワード関連のユーザー責任方針 目的 パスワードは、情報およびネットワークのセキュリティに必要不可欠です。パスワードにはユーザーアカウントを保護する 機能がありますが、安易に選択されたパスワードが漏れると、全ネットワークがリスクにさらされる可能性があります。その ため、全従業員およびWaterjet Holdingsシステムのサードパーティユーザーは、強固で安全なパスワードを作成し常にそれ らを守るため、適切な措置を講じるよう義務付けられています。 範囲 本方針は、Waterjet Holdingsの施設に存在するあらゆるシステム上のパスワード対応の/を必要とする、 コンピュータアカ▫ ウントまたはあらゆる形態のアクセス権を持つ/担当する人物、Waterjet Holdingsのネットワークへのアクセス権を持つ人 物、 または非公開のWaterjet Holdingsの情報を保管する人物である、Waterjet Holdingsシステムの全ユーザーに適用され ます。 方針 1. パスワードは個人の機密情報として扱うものとします。 2. ユーザーは、彼ら個人のユーザーIDおよび関連パスワードに関与する、あらゆる活動の責任を負います。 3. パスワードは、良く知られた/アクセスしやすい個人情報(ログオンID、氏名、誕生日、電話番号、 ソーシャルセキュリティ ナ ンバー、など)に基づくものであってはなりません。以下の特性を持つ、強固なパスワードを作成してください。 • パスワード履歴により、過去24回に使用されたパスワードは使用できません • パスワードは90日ごとに変更しなければなりません • パスワードは変更当日に再変更することはできません • パスワードは8文字以上でなければなりません • パスワードにユーザー名または氏名の一部を使用してはなりません • パスワードには、以下の5カテゴリ中3つからの文字を含めなければなりません ▫▫ 欧州アルファベット文字の大文字(A~Z) ▫▫ 欧州アルファベット文字の小文字(a~z) 24 EthicsPoint | www.ethicspoint.com ▫▫ 数字(0~9) ▫▫ 非英数字文字(~!@#$%^&*_-+=`|\(){}[]:;”’<>,.?/) ▫▫ アルファベット文字として分類されるが大文字小文字の区別がないユニコード文字。 これには、 アジア言語のユ ニコード文字が含まれます。 4. パスワードの記録保持が必要な場合は、必ず安全を確保し、 できればアクセスが記録、監査される場所に保管してくだ▫ さい。 5. 可能な場合、 システムによりアカウントパスワードの90日ごとの変更が強制されます。 システムによる90日ごとのパスワ▫ ード変更強制が利用できない場合は、 アカウント所有者が少なくとも90日ごとに手動でパスワードを変更します。 6. 複数のシステム侵入防止のため、複数システムへのアクセスに同一のパスワードを使用しないでください。 7. アプリケーションまたはウェブ ブラウザの「パスワードを記憶」機能は使用しないでください。 8. システム管理者は、IT部門の管轄外で運用されるアプリケーションのパスワード規則の作成・施行を担当し、パスワード▫ 設定を強固で安全に保護されたものとするためIT部門に助言を求めるものとします。 9. パスワードが漏れていると判明した/疑われる場合は、IT部門に報告して即座にパスワードを変更しなければなりま▫ せん。 品質システム記録管理方針 目的 すべての品質システム記録の収集、分類、保管、保持を確実に管理するため。 範囲 Flow International Corporation ISO 9001品質システム手順内で同定される品質記録。 定義 品質記録: 製品品質、サービス品質、 または顧客満足に直接影響を与えるために行われた活動、 またはそれらの活動により 得られた成果の客観的証拠。 記録の管理 要件への準拠および品質管理システムの効果的運用の証拠を提供するために設定された記録は、制御FICであり、記録の 同定、保管、保護、検索、保持期間、および処分に必要な管理を定義する書面化された手順を確立するものとします。記録 は判読可能であり、容易に同定および回収可能であるものとします。 ソフトウェア利用方針 責任 ソフトウェア利用活動を管理する責任は、Waterjet Holdingsで業務を行う各人が負うものとします。本方針の管理の責任 は、法務部および、各事業ユニットの主要情報管理および財務管理担当者が負うものとします。本方針からの逸脱 は、Waterjet Holdingsのいかなる事業ユニット内でも認可/容認されません。 ライセンス Waterjet Holdingsは、 さまざまな外部企業からコンピュータソフトウェア利用のライセンスを受けています。Waterjet Holdingsは当該ソフトウェアまたは関連文書を所有しておらず、 ソフトウェアデベロッパーにより認可されない限り、それら を複製する権利を有しません(バックアップ目的を除く)。 Waterjet Holdings グローバル基本理念 25 クライアント/サーバーおよびネットワークアプリケーション クライアント/サーバーおよびネットワークアプリケーションに関してWaterjet Holdings社員は、当該ソフトウェアをライセン ス契約に従ってのみ使用します。 無許可のソフトウェアダウンロード Waterjet Holdings社員は、インターネット経由で無許可のソフトウェアをダウンロードまたはアップロードしないものとし▫ ます。 乱用の認知 Waterjet Holdings内でのソフトウェアまたは関連文書の乱用に気付いた社員は、 自身の上司に通知するものとします。 著作権法 適用される著作権法に従い、不正なソフトウェア複製に関与する個人は、民事上の損害請求および刑事上の罰則(罰金お よび禁錮を含む)の対象となる場合があります。Waterjet Holdingsは、不正なソフトウェア複製を容認、許容しません。 コンピ ュータソフトウェアの不正コピーを作成、獲得、 または使用するWaterjet Holdings社員は、必要に応じて、最悪の場合解雇を 含む懲戒処分を受けるものとします。 使用目的 社員が任意ソフトウェアプログラムを複製・使用している疑念がある場合は、担当マネージャー、ヘルプデスク、 またはエン ドユーザーサポートマネージャーに報告してください。 26 EthicsPoint | www.ethicspoint.com Waterjet Holdingsグローバル基本理念 受領および確認書 以下に署名することで、私はWaterjet Holdingsグローバル基本理念の複製を受領したことを認めます。さらに は、Waterjet Holdingsまたはその子会社による雇用の間、割り当てられた役割および責務の実行におい て、Waterjet Holdingsグローバル基本理念の理解および遵守の責任についても承知します。 また、本書内の情報は更新および変更される場合があることも理解しています。かかる更新または変更は、直属 の上司または公式の社内通知経由で連絡されるものとします。 (ブロック体で戸籍上の氏名を記入) (ブロック体で部署名を記入) (法定署名) (日付) WATERJET HOLDINGS グローバル基本理念
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