5月定例会(PDF形式:205KB)

平成 27 年度
教育委員会5月定例会
会議録
5月27日(水)13:55~15:02
粕屋町役場
○出席委員
井上
和弘 委員長
案浦
博子 委員(職務代理)
舎川
真理 委員
青木
政広 委員
大塚
3階委員会室 D
豊 委員(教育長)
○欠席委員
なし
○傍聴人
なし
○事務局
関
博夫 教育委員会事務局次長
古賀
博文 学校教育課長
新宅
信久 社会教育課長
神近
秀敏 学校給食共同調理場所長
尾上
孝明 指導主事
1.委員長あいさつ
2.教育長より報告事項
<管内教育長会>
1.平成27年度学力向上新戦略に係る支援構想
2.「鍛えよう!ほめよう!学校の教育力向上プロジェクト」について
3.不祥事防止に係る講義について
4.学校訪問について
改善訪問・粕屋中央小=7月2日、粕屋東中=7月3日
給食訪問・粕屋西小=11月11日
<地区教育長会報告>
1.管理職試験(校長試験、教頭試験、主幹・指導教諭)について
出願締切 6月26日、論文・筆記試験 8月17日、面接試験 7 月・8 月
2.平成27年度糟屋地区市町教育委員会連絡協議会総会
6月5日(金)16:00
サンヒルズホテル
<町教育委員会報告>
1.地教委の学校訪問
大川小、粕屋中
2.青木教育委員の任命同意について(~平成27年9月21日任期)
3.審議・協議事項
(井上委員長)審議・協議事項をお願いします。
(大塚教育長)審議事項に入ります。審議事項の1番目、平成27年度粕屋町社会教育計
画書について、社会教育課長説明をお願いします。
(新宅課長)社会教育の方から説明いたします。社会教育法第17条により、社会教育委
員の会で、社会教育に関する計画立案を昨年度末より進めておりましたけれども、この度、
平成27年度の社会教育の提案を受けましたので、お諮りするものでございます。案につ
きましては、あらかじめ配布させていただいておりましたが、赤字でお示ししている分が
今年度修正が加えられた部分でございます。表紙めくっていただきまして、≪はじめに≫
については、若干加除がございますけれども、その裏めくっていただきまして基本方針の
中では、
「具体的活動は、ボランティア活動を中心とした以下の4項目の活動を推進する。」
と文言が加えられております。平成27年度の社会教育行事予定、各項目の活動計画を掲
載しております。青少年育成活動計画では、9事業。まちづくり活動計画では、5事業。
スポーツ・体育活動計画では、11事業。文化・芸術活動計画では、21事業。計54の
個別の計画を年間予定として掲載をさせていただいております。末尾につきましては、平
成26年度、昨年度の活動実績として、各自治公民館の年間実績と社会教育関係団体8団
体の活動実績をお示しさせていただいております。以上が、平成27年度の社会教育計画
案となっておりますので、ご審議の程、よろしくお願いいたします。
(井上委員長)皆さん方のご意見をお願いします。
(案浦委員)基本方針の中で、一番下のスポーツ・レクリエーションの振興を推進と書い
てありますね。ほかの生涯学習などは、サンレイクとか図書館とかの大きな施設の名前が
出ていますので、スポーツ・レクリエーションの振興を推進の最初の行も、かすやドーム
及び町内スポーツ施設と入れた方がいいかなと思います。
(新宅課長)かすやドームですね。
(案浦委員)なかなかよその町には三つがあるっていうのはそうそうないんじゃないかと
思いますけれども。
(青木委員)ドームというか、総合体育館ですね。
(新宅課長)正式な名称は、粕屋町立総合体育館です。
(大塚教育長)粕屋町立総合体育館(かすやドーム)始めと。そういう正式名称を使うよ
うにしましょう。
(新宅課長)今、ご指摘がございましたので、上から2段目、生涯学習にかかわる諸機関
の機能充実も今の形でサンレイクかすやと粕屋フォーラムこれ通称になっておりますので、
括弧書きにして、正式名称を加えて修正を加えさせていただいてよろしいでしょうか。
(青木委員)そちらがいいと思います。正式名称(通称)ですね。
(井上委員長)それでは、基本方針まで何かありませんか。
(案浦委員)すみません、総合型スポーツクラブというのがよく分からないのですが。
(新宅課長)はい、今現在、宇美町は町立の施設の中に指導員といいますか、スポーツク
ラブのような形で拠点施設を置いて、粕屋町は、一人に対して一種目みたいな考え方でス
ポーツを教えているのですが、そこで子どもたちがあらゆるスポーツの種目を勉強できる
といいますか学習できる取組を宇美町が始めている訳ですね。一応、国の施策としてもこ
の総合型地域スポーツクラブの普及を目指していうくという施策がございまして、今年特
にそれを念頭において社会教育委員の会で検討すべきじゃないかと。ただ、これなかなか
拠点施設があってですね、本当はNPO法人とかそういうのが自主運営しながら、ジュニ
アを育成していくという形になるのですが、社会教育委員さんの方で、そういう形も検討
していくべきじゃないかと文言が加えられております。
(井上委員長)総合型スポーツクラブという、その総合型の意味が分かりやすい説明を注
釈かなんか入れられたら。
(新宅課長)注釈ですね。
(青木委員)今回これ、初めて出る言葉ですかね、総合型というのは。
(新宅課長)今回、初めてだと思います。
(青木委員)そうですか。そしたら、注釈とかコメントとかあった方が。
(井上委員長)そうですね。見る人が見て、何だろうと、今、案浦委員さんが言われたみ
たいになるから。一回一回説明しないといけないからね。
(新宅課長)分かりました。そこは、こちらの方で考え、掲載させていただきます。
(井上委員長)はい、ほかに。素晴らしい意見が二つ出ていますから。よろしいですか。
(他の委員)はい。
(井上委員長)じゃあ、次行きましょうかね。行事予定は、その都度その都度、月例時に
案内をされることになるんでしょうね。
(新宅課長)ご案内をいたしたいと思います。
(井上委員長)次の委員会までの行事をね。青少年育成活動計画、ここはどうですか。こ
れも、もう前からやってあることでしょ。
(新宅課長)はい、毎年。
(井上委員長)それでは、特になければ行きたいと思いますが、どうぞおっしゃってくだ
さい。いいですか。
(他の委員)はい。
(井上委員長)それでは、まちづくり活動計画。ここはどうですか。いいですかね。
(他の委員)はい。
(井上委員長)じゃ、次は、スポーツ・体育活動計画。今年は屋外で、落雷や熱中症だと
かあるかもしれないから、十分注意して屋外スポーツはしないといけないですね。
(新宅課長)はい、分かりました。
(井上委員長)次、文化・芸術活動計画。雷が鳴ったら、すぐ止めるんでしょ。
(新宅課長)そうですね。運動場とか危ないですので。
(井上委員長)この頃は、テントが突風で飛ばされるじゃないですか。あれは、テント張
る時点でどうかしておかないといけないかもしれませんね。この頃は激しいから。
(新宅課長)昨年の町民運動会もですね、前日の協議で、明くる日、突風が吹くというこ
とで、テントが飛んだりしてケガ人が出たらいけないということで、昨年は中止になって
おります。
(井上委員長)テント張らなくてもいいならいいけどね。
(大塚教育長)文化・芸術でこれに書いていますように、今年11月、第13回福岡県中
学校文化祭筑前大会をかすやドームで開催することになりました。これは、町の社会教育
課主催でなくて、中文連ですね。
(井上委員長)またその時に、11月頃ね。それでは、文化・芸術活動が終わったことに
なりますが、よろしいですか。
(他の委員)はい。
(井上委員長)みんな、がんばってあるからですね。お互いのネットワークができようか
ら、素晴らしいですよね。それから、各自治公民館から出されたものをあげてあるんでし
ょうから。
(新宅課長)実際に活動された分を掲載しております。
(井上委員長)これは、後でご覧になっておかれればいいんじゃないかなと思いますが、
どうでしょうか。
(他の委員)はい。
(井上委員長)それでは、一応全部終わったことになりますね。
(新宅課長)それでは、平成27年度社会教育計画書これでよろしいということで。
(井上委員長)承認いただけますか。
(他の委員)はい。
(新宅課長)はい、ありがとうございます。
(井上委員長)それでは、次へ参りましょう。
(大塚教育長)2番目です。粕屋町文化財調査指導委員の委嘱について、また図書館協議
会委員の委嘱について、人権教育審議会委員の委嘱について、続けて3本、社会教育課長
お願いします。
(新宅課長)それでは、2番の粕屋町文化財調査指導委員についてということで、本日の
レジュメ8ページから掲載をさせていただいております。この委員につきましては、町内
で重要な文化財の調査、保存及び活用に関し、教育委員会が専門的な指導及び助言を得る
ことを目的に設置するものでございます。今回は、現在確認調査を進めております九大農
場内の阿恵遺跡で古代の役所跡とみられる遺跡が発見されましたけれども、現在、国の史
跡指定に向け、遺跡の評価、調査方法や手法、指定範囲などを具体的に助言いただくため
に組織するものでございます。今回は、文化庁や県の文化財保護課などと協議を経て、
11ページに4人の候補者名簿を掲載し、12ページから15ページに各委員の経歴書を
記載させていただいております。ここに載る候補者委員の名簿及び経歴につきましては、
資料にお付けしておりますとおり、考古学、古代史、歴史地理学から選考いたしまして、
各大学、大学院の教授ということになっております。任期につきましては、平成27年6
月1日、来月からなんですが、1日から2年間ということで予定をいたしております。4
名の委嘱同意につきまして、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
続けて3番目でございます。粕屋町図書館協議会委員の委嘱についてでございます。粕
屋町立図書館・歴史資料館設置条例第9条によりまして、図書館協議会を組織いたしてお
ります。学校教育、社会教育の関係者や識見を有する方など、現7名の委員で構成されて
おります。そのうち、粕屋中学校杉村校長に委員を委嘱しておった訳ですけれども、異動
されたことに伴いまして、校長会により同校の西村校長のご推薦をいただいております。
任期につきましては、前任者の残任期間となります平成27年4月1日から28年3月3
1日までの1年間でございます。この西村委員の委嘱同意につきまして、ご審議をお願い
いたします。
(大塚教育長)別とじ2枚です。これにあります。
(新宅課長)すみません。別とじで2枚です。はい、4番目でございます。粕屋町人権教
育審議会委員の委嘱についてでございます。粕屋町人権教育審議会委員の委嘱同意につき
ましては、去る4月23日の教育委員会にて同意をいただいておったところでありました
が、4月の末になりまして、民間運動団体よりご推薦をいただいておりました委員さんか
ら辞退の申し出がございました。本人の体調がすぐれないということで、新たな方の推薦
をお受けした次第でございます。任期につきましては、平成27年4月1日からというこ
とで、平成29年3月31日までで2年間となっております。先般、4月23日にもご審
議いただいたんですが、1名の変更が出ました関係で、委嘱同意につきまして、ご審議の
程よろしくお願いいたします。社会教育課からは、以上でございます。
(井上委員長)それではまず、文化財調査指導委員の委嘱について、ご異議があればおっ
しゃってください。
(大塚教育長)付け加えます。現在あるのは、粕屋町文化財保護委員。
(新宅課長)はい、保護委員会。
(大塚教育長)これは別に委員さんおられますね。これとは別に専門委員を作る。阿恵遺
跡のためにですね、という意味でございます。
(井上委員長)この人たちは、アドバイスをするような感じなんでしょうからね。
(新宅課長)この委員会を置く意味はですね、国指定史跡にするときにですね、文部科学
省の審議会に結局討議して史跡指定受ける訳ですけども、第三者がどういう評価をしてい
るかというのを、大変重視いたします。その関係があって、町といたしましても、第三者
機関としてこういった委員会を立ち上げてですね、どういった評価、例えば指定の範囲を
どういうふうに考えてあるかとか、そういう方向性をですね、定めるために委員会を組織
するものです。
(大塚教育長)千葉県や長崎県から来てもらわないといけないですね。
(井上委員長)よろしいですね。
(他の委員)はい。
(井上委員長)図書館協議会委員の委嘱、これも西村校長だけでしょ。
(新宅課長)はい、そうです。
(井上委員長)これもいいですね。
(他の委員)はい。
(井上委員長)次の人権教育審議会委員かつて決まってたけど、替わったってことですね。
それでは、よろしいですね。
(他の委員)はい。
(井上委員長)次、行きましょうか。
(新宅課長)はい、ありがとうございます。
(大塚教育長)次、工事議案について、学校教育課長お願いします。
(古賀課長)資料の16ページ、17ページをお開きください。これにつきましては、先
の4月の教育委員会の予算の説明の中で行っておりますので、重複する点があるかと存じ
ますが、ご了承いただければと思います。工事請負契約の締結についてということで、粕
屋中学校第3期大規模改造工事についての工事請負契約議案、6月議会に上程するもので
ございます。記より下を読み上げます。契約の目的、粕屋中学校第3期大規模改造工事。
契約の方法、指名競争入札。契約の金額、2億7千756万円。これは、税抜きでござい
ます。契約の相手方、因・吉松特定建設工事共同企業体
取締役
因善一(いん
代表者
因建設株式会社
代表
よしかず)となっております。これは、共同企業体8社による入
札を先頃行いまして、ここの共同企業体に決定したものでございます。次が、工事の期間
ですけども、効力発生の翌日から平成27年9月11日までということで、効力発生の翌
日というのは、6月議会の最終日ですね、議決日の翌日からということになります。理由
は、省略をさせていただきます。17ページをご覧ください。工事場所といたしましては、
粕屋町大字仲原1707番地。工事概要ですが、お手元に図面をお配りしておりますが、
見ていただければと思います。工事は、校舎のですね、内部改修、それから電気設備改修、
給排水設備改修を行うものでございます。図面の中の赤い線の枠内を囲っている校舎の北
部の位置でございまして、粕屋中学校の校舎が昭和61年に建築されまして、築28年以
上経過しておりまして、今年度は、北側校舎のそこにお示ししている部分の内部改修工事
を行うものでございます。
それと、もう一点ですね、次の18ページと19ページをご覧ください。これにつきま
しては、粕屋西小学校の校舎増築工事請負契約の締結でございます。本来、6月議会に上
程する予定で準備を進めていたところなんですが、国の内示が予定より遅れておりまして、
内示後に契約する必要があるために、今のところの予定では、7月ぐらいの臨時議会を開
いていただいて、上程をするという予定になろうかと思われます。記より下を読み上げま
す。契約の目的、粕屋西小学校校舎増築工事。契約の方法は、同じく指名競争入札。契約
の金額ですけれども。3億4千549万2千円でございます。これも、税抜きでございま
す。契約の相手方、アルシス・青木特定建設工事共同企業体
代表者
小柳義則。これに
つきましても、先の共同企業体での入札の中でこちらの案件につきましても、一緒に入札
を終えたところでございます。工事の期間につきましては、先ほどと同じく、契約効力発
生の翌日から平成28年3月18日までの予定となっております。次、右側の19ページ
をご覧ください。工事場所ですけれども、粕屋町大字仲原2445番地。工事の概要とい
たしましては、お手元に図面を2枚付けているかと思いますが、構造といたしましては、
鉄筋コンクリート造の3階建て、延床面積が773.47平方メートルでございます。施
設概要といたしましては、普通教室を9教室。これは、3教室の3階建ての予定です。男
女トイレ、多目的トイレをそれぞれの階に、それから昇降口、エレベーター、空調設備を
予定いたしているところでございます。学校全体を上空から見た地図で見ますと、上の方
が正面玄関になります。下の方の白と黒の線が、JR福北ゆたか線でございます。ここ南
側のですね、今、学童保育の施設が建っております下側に、飛行機でいう尾翼の左側の羽
が伸びたような形で、西幼稚園側に伸びる計画でございます。もう1枚の図面にあります
ように、これは1階部分を付けておりますが、3教室とそれぞれトイレ等がこのような配
置になっております。これがそれぞれ、3階建てになる予定でございます。これにつきま
しては、児童増加により、今後見込まれる教室不足に対応するために、増築工事を行うも
のでございます。以上二点でございます。
(井上委員長)何かご質問はございますか。
(大塚教育長)これも併せて説明を。
(古賀課長)それでは併せまして、A4の表がカラーの2枚つづりの資料をご覧ください。
小中学校の非構造部材の耐震化工事でございます。これはですね、小中学校の耐震化改修
工事は既に終わっているところなんですけれども、特定天井と呼ばれます天井ほかの耐震
化の改修工事が必要になってきたために、今回、夏休みを利用して全ての小中学校を行う
ものでございます。具体的には、写真の下の方から大川小学校からですね、ずっと付けて
おりますように、既存の天井が付いているものにつきましては、撤去いたしまして、軽量
の天井に替える。それから、照明につきましては、耐震補強をするですとか、それぞれの
学校によって、天井がないものもございますので、若干工事内容が異なりますけれども、
全ての小中学校において、一斉に夏休みを利用して行わせていただくものでございます。
これがですね、社会体育とかもその期間使用ができなくなりますので、明日の夜、サンレ
イクにおいて、社会体育関係団体の体育館が使用できないことに伴います説明会を社会教
育課の主催で行う予定にしております。それから、地域のですね、行政区あたりも、夏休
みを利用して、子ども会関係とかで利用することもあるというふうに聞いておりますので、
次回の区長会でも夏休み期間中、利用できませんというご案内を差し上げていく予定にい
たしております。また、小中学校の体育館につきましては、災害時の避難場所にもなって
おりますので、協働のまちづくり課の防災の担当の方より、その期間、避難場所としての
利用ができませんという広報、周知も行っていく予定にしております。以上です。
(井上委員長)ご質問がございましたら、どうぞ。結局、ピンクの枠で囲ってある箇所を、
今回されるとこということですね。
(古賀課長)はい、そうです。粕中は、この赤線の中ですね、この部分。
(井上委員長)黄色い方は、まだ来年以降ということですね。そういうことでしょ。
(大塚教育長)はい。
(井上委員長)それでは、これはどうでしょうか。よろしいですか。
(他の委員)はい、いいです。
(井上委員長)はい、じゃあ、次行きましょうか。
(古賀課長)はい、ありがとうございます。
(大塚教育長)はい、じゃあ、工事案件について、ご承認をいただいたということです。
それでは、6番目、学校給食費請求事件の取下げについて、学校給食費未納の方について、
督促を行って、裁判になっておりますが、その結果、取下げについて所長が説明いたしま
す。お願いします。
(神近所長)それでは、20ページをお願いいたします。和解について説明させていただ
きます。本議案は、平成27年3月議会におきまして、議決いただきました給食費の訴え
の提起について、去る平成27年4月10日に福岡簡易裁判所にて、第一回口頭弁論が行
われ、その中で、裁判所より分割払いでの和解勧告が示されたため、本町といたしまして
も、債権の円滑な回収を図りたいと考えておりますので、和解勧告に応じるものでござい
ます。つきましては、和解を行うにあたり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に
より、議会の議決を求めるものでございます。21ページをお願いいたします。では、和
解の内容について、説明をさせていただきます。福岡簡易裁判所平成27年(ハ)第11
74号学校給食費請求事件について、下記のとおり和解を成立させる。1和解の相手方、
福岡市在住、生徒の保護者。個人情報の関係で保護しておりますので、伏せさせていただ
いております。2和解条項、(1)相手方は粕屋町に対し、滞納学校給食費46,180円
及びこれに係る支払督促申立手続費用2,464円、合計48,644円を支払う義務が
あることを認める。(2)相手方は粕屋町に対し、前号の金員を次のとおり分割して、粕屋
町の指定する口座に振り込んで支払う。ア平成27年7月から平成28年3月まで毎月末
日に5,000円ずつ、この5,000円というのは、相手方から不服申立がされたとき
に示された分割金額でございます。イ平成28年4月末日に3,644円。(3)相手方と
粕屋町は、前号の分割金につき、滞納学校給食費、支払督促申立手続費用の順に充当する
ことに合意する。(4)相手方が第2号の金員の支払を2回以上怠ったときは、相手方は、
当然に期限の利益を失い、粕屋町に対し、直ちに第1号の滞納学校給食費、支払督促申立
手続費用の残額を支払う。
(5)粕屋町は、相手方に対するその余の請求を放棄する。
(6)
相手方と粕屋町は、本件に関し、本和解条項に定めるもののほか、相互に何ら債権債務が
存在しないことを確認する。(7)訴訟費用は、支払督促申立手続費用を除き各自の負担と
する。以下、事件の概要等を記載させていただいております。23ページから、参考資料
といたしまして、滞納学校給食費の内訳、議会の議決が必要な法的根拠、また、訴訟等の
流れを添付させていただいております。どうぞ、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
以上でございます。
(井上委員長)ご質問がありましたら、どうぞ。
和解条項の5番目のその余の請求を放棄するというのは、何ですか。
(神近所長)はい、ここの部分につきましては、和解条項を作成するにあたっては、記載
方法というのが決められておりまして、その中でですね、これ以上は請求いたしませんと
いうふうなことの文言の意味でございます。
(井上委員長)裁判費用とかは、いらない訳ですね。
(神近所長)はい。
(井上委員長)町も払わなくていい訳ですね。
(神近所長)
(7)の訴訟費用の所があるんですけども、この分につきましては、支払督促
申立手続費用以外に、4,412円印紙代と切手代というのがかかるんですけども、それ
は町の方でもつと。
(井上委員長)町が払う訳ですね。
(神近所長)はい、というふうになります。手続の分だけ。
(井上委員長)余の請求というのは、これ以上余計な請求はしないということですね。
(神近所長)そうです。
(井上委員長)そういう意味で取っていいですね。
(神近所長)はい。
(井上委員長)分かりました。それでよろしければ、これくらいにしておきましょう。和
解したのだから、いいでしょう。どうですか委員さん方、ご質問、ご意見がなければこれ
でよろしいですかね。
(他の委員)はい、いいです。
(井上委員長)お疲れさまでした。じゃあ、次行きましょう。
(神近所長)ありがとうございます。
(大塚教育長)7番目は、その他の項になっております。先日、行われました中学校の体
育祭、小学校の運動会あるいは昨日実施させていただきました学校経営発表会その他につ
いて、委員さん方お気付きの点がございましたら、遠慮なく申し出ていただくようお願い
をいたします。それでは、私の方から1件ですが、昨日これ配らせていただきましたが、
よく似ていましてですね、間違いやすいので、来年から表紙の色を変えるとかしなければ
いけないなと反省をいたしました。
(井上委員長)それでは、体育祭、運動会、学校経営発表会その他について、どれも教育
長さん始め、係の人が一生懸命がんばって、いわゆる整然とそういった会が行われている
し、体育祭も運動会も整然と行われておったような印象を持っておりました。本当にお疲
れさまでした。
(大塚教育長)お疲れさまでした。校長先生を始め先生方の努力ですね。天気に恵まれま
して、よかったと思っております。
(井上委員長)生徒の入場、退場の時の姿勢とかね、ぴしっとしていて、だらだらしてい
なかったから、非常によかったですね。それからどこだったですかね、各区ごとにテント
の区割りをしない学校がありましたね。
(大塚教育長)大川小学校です。
(井上委員長)それでいいんじゃないかと思いますね。大体、町の人口が前は、8千人か
そのくらいだったのが、5倍以上になってるから。また、新しい発想もいいじゃないかな
と思いましたね。
(大塚教育長)テント代いくらでしたかね、1校あたり。
(関次長)大体、1校あたり24~25万。児童生徒のテントです。町が出しているのは。
(大塚教育長)PTAとか学校の職員が一緒にテントを立てて、会場設営をしておりまし
たが、24~25万で業者に任せている。1週間から10日ほどですから。
(関次長)1校あたりですから。大体150万円くらい。
(大塚教育長)学校の教職員の負担軽減、それに保護者席をPTA会費から出しておりま
す、大川は。だから、場所の取り合いがなくなったそうです。もう、早くから来て、ここ
はうちの場所だとかケンカとかしてたけど、どこでもいいから早い者勝ちと。ケンカやト
ラブルがなくなった。本当に助かりましたと、そこの校長は言ってありました。
(井上委員長)それなら、いいんじゃないですかね。上手く、新しい方法を時代に応じて
やっていく、いいことではないですかね。
(大塚教育長)前の晩の遅くからゴザや石を置いて、場所取りで、「出とうろうが」「出と
らん」と、トラブルが絶えなかったそうです。来た者順で、どんどん座ってくださいと案
内したら、何もケンカはない。
(関次長)木村校長がおっしゃっていたのは、シートを前の晩から自分の所のシートって
言って場所取りしたら、そこの家族しかそこに座れなくて、空いてても座れないというよ
うな状態があったから、シートを全部こちらから用意して、空いてる所に座ってください
よというのが、木村校長の趣旨です。
(大塚教育長)いいですね。
(関次長)あと、前に出て写真を撮りたいとか、そういったところがあって見えないとか
ありますので、写真を撮る所を別に用意して、ここから撮ってくださいよと。それと朝7
時以前は取ったらだめですよと、そういったきちんとした取り決めをしてあります。
(井上委員長)今年は、グラウンドの中に入って、保護者が自分の子どもをめがけて写真
を撮っている姿がなかった。それも、いいなと思いました。大川だけじゃなくて、私は大
川小行ってないけど、割り振りで中央小へ行ったけど、そんな感じだったですよ。どこも
それなりに工夫してあるなと思いました。
(関次長)そうですね。
(井上委員長)いいことは意見交換されて、そういうふうにされたらどうかと思いますけ
どね。当然、PTAの了解取っておかないと、勝手に決めてと言う人がいらっしゃるから。
はい、それでは、今年の運動会整然としてたなというのが、私の印象です。
(大塚教育長)よかったですね。
(井上委員長)いいですかね、7番目は。
(他の委員)はい。
4.連絡事項
(1)学校教育課
6月の行事予定、非構造部材耐震改修工事、熱中症予防、いじめ問題対策連絡協議会
及びいじめ問題専門委員会合同会議
(2)社会教育課
6月の行事予定、サンレイク内喫茶店
(3)給食センター
5月の行事予定、保健所及び教育事務所立入検査の結果、
(4)給食センター建設準備室
5月の行事予定、進捗状況
5.次回開催日時
平成27年6月29日(月)、14時、役場会議室22
上記会議の経過については、その内容の相違ないことを証するためここに署名する。
委 員 長
井
上
和
弘
署名委員
案
浦
博
子
署名委員
舎
川
真
理
署名委員
青
木
政
広
教 育 長
大
塚
会議録調整者
古
豊
賀
博
文