麦 オ ク ラ 2月のしいたけ栽培管理

2月のしいたけ栽培管理
(財)日本きのこセンター九州事務所
栽培を
シイタケ せんか
みま
拡大して
今月は梅の開花と共に本格的な植菌作業に入ります。
今年は、原木伐採時期が天候不順で、適期に伐採したにもかかわらず、葉枯らし効果が余りなく平年より原木内水分が多い∼生木状にな
っています。
■植菌方法と仮伏せ管理
①椎茸菌は、5∼31℃の範囲で生育し、20∼26℃の範囲で最も旺盛に活動伸長します。
②水分過多∼生木状原木の場合==>植菌穴をやや深めに開け植菌します。
《秋季の代表品種》菌興
327号
麦
麦の品質向上・安定多収は排水対策が重要!
菊池中央・営農生活課 永田 貴宏
排水対策の第一は、
雨水が速やかに圃場外へ流れるよう排水溝を掘り、
地表面を乾かすことが大事になってきます。
特に、
麦は茎立ちから収穫までの時期に、
雨が多く圃場内の滞水が長くなると、
根上がり・根腐れ等の発生が起こり
やすくなり、
品質、
収量に大きく影響してきます。
湿 害
③植菌後は、雨水が通る程度の笠木を掛けて、早期活着促進を促すために、4月中旬頃まで
仮伏せを行います。
■春子に向けての管理
①最高気温が13℃以上の日が続くようになると、椎茸の自然発生数が増加し、日々成長して
きますが、ほだ場内は戸外より気温が低いため中々成長できない状態が続きます。
②寒防風対策として,
芽切したきのこに袋掛け・被覆の実行や防風垣を設置しましょう。
③順調に成長させるために、古ほだ木にはほだ叩きでクギ目を下図のように入れ、散水《で
きるだけ晴天日の午前中が良い》を実行しましょう。
散水施設がない所では、降雨前日にクギ目入れし、発生を促しましょう。
■問合せ先:JA菊池 営農部園芸特産課
☎0968-23-3202 堀まで
北生産指導センター 岩根 正孝
■オクラの特徴、栽培のポイント
元肥(10aあたり)
肥料名
施用量
60kg
ロングステージC(180日)
60kg
N
P
K
排水溝
堆肥 2t
4.2
暖 冬
普 通
4葉期まで
に散布する
冬 の 寒 暖 によっ
て発生の時期が
違う
寒 冬
1月
2月
3月
4.2
ジャムに最適なルバーブ
炭酸苦土石灰 120kg
板木技術士事務所 板木利隆
ておきます。元肥に粗い(完熟度が中程度)堆肥(たいひ)
と油かすを施
とができる、
タデ科の強健野菜です。
し、
条間120cm、
株間50cmくらいに植えつけましょう。
草丈は50∼60cm、
葉幅30∼35cm、
葉柄の太さが3∼4cmにもなる大
その後、
生育中に2∼3回、
若干の油かすと化成肥料を施して成長を
収穫期
摘葉開始
収穫開始
側枝の育成
…2重被覆
誘引及び支柱立て
︵晩霧に注意︶
…3重被覆
ビニール除去
…トンネル
決定する︶
合わせて播種期を
︵晩霧・施設装備に
播種
︵トンネル・
マルチ︶
ビニール被覆
畦作り
基肥
︵連作ほ場等︶
耕起土つくり
センチュウ防除
主な作業内容
IBUKI 2 No.236
…播種
収穫終わり
畑や庭先などで排水の良い場所を選び、
あらかじめ石灰を施して耕し
度植えておけば冬枯れしても春には新しい芽を出し、
数年は栽培するこ
収穫期 追肥開始
ルバーブはシベリア南部が原産の多年生野菜です。耐寒性があり、
一
播種時期は、ハウスで2月中旬、
トンネルで3月中旬、露地で4月上∼中旬とするが、施設設備と各地区の晩霜を考慮して決定してください。
オクラの種子は硬実種子のため1昼夜ぬるま湯に浸漬してから、播種してください。
播種は、一穴当り4粒播きとし、覆土して、軽く鎮圧する。その際、深播きに注意する。また、播種時の地温は、16℃以上を確保して播種してく
ださい。
作型
地温が低いと、発芽率と発芽勢
月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
作型
が悪く、立ち枯れ病の発生率が
ハ ウ ス
∼
多くなるので対策としてポリの
トンネル
−
ベタ掛けを実施してください。
露 地
∼
※(注意)発芽60%で除去する。
(ヤケ)
欠株対策として、捕植苗を準備
してください。
(10aあたり500
摘 葉
本程度)
収穫期
■播 種
…ハウス設置
23
ヤエムグラ
備考
27
5.4
アクチノー ル 乳 剤
1 0 a 当 たり
120∼150㎖
水 1 0 0ℓ
ムギ
ここで排水溝が切れている圃場が
多いので必ず、まくらまで排水溝
を切り速やかに表面排水ができる
様にしましょう。
①野菜類の中では、自然災害に比較的強く栽培しやすい作物です。
②栽培ポイントを守れば比較的栽培がやさしい作物です。
③栽培のポイントとしてN肥料過多は初期発育が旺盛となり開花しても生理落果するので前作や元肥に十分注意してください。
④オクラは高温を好む作物で、生育適温25∼30℃、10℃以下で生育が停止します。
パワー又はサングリーングアノ
排水溝
発生する時期
オクラを栽培してみませんか
ヤエムグラ(雑草)対策
《 表面排水対策 》
オ
ク
ラ
排 水 対 策
排 水 路
《菌興》のきのこ種菌
「食」の安全・安心・健康志向に支えられ、国産し
いたけ市況は高水準で推移しています。自然
環境下で栽培される原木栽培椎茸は、本物の
自然食品です。管内生産量増加のため、植菌量
を拡大しましょう!!
主要品種⇒327号(秋春生え)
240号(秋春生え)
(新品種)
697号(夏生出し)
169号(冬∼春生え)
株に育ちます。この葉柄の部分はコハク酸を多く含み、
酸味が多いため、
促します。1年目は収穫しないで株を肥大させ、
2年目から伸びるにつれ
さわやかな味のジャムができます。
て2週間に1回くらい、
2∼3枚の
ジャムのほかに、
マーマレードや砂糖漬け、
シャーベットなどにも利用
葉柄を切り取って収穫します。
できます。スイスやイタリア、
ロシアなどでは、
家庭菜園に取り入れている
7月ごろとう立ちし、
やがて白
のをよく見掛けます。
い花を咲かせますが、
葉の育ち
育て方として一番簡単なのは、
2∼3月ごろに栽培している人から根株
が悪くなるので、早めに取り除
を分けてもらい、
植えつけることです。株は大きいので、
容易にたくさんの
きます。また多湿には弱いので、
種根が得られます。それができなければ種子を購入し、
3月中旬∼4月中
降雨後の畑の排水に注意しま
旬の十分暖かくなってきた時期に種まきし、
本葉5∼6枚の苗に育て、
畑
しょう。
に植えつけます。
IBUKI 2 No.236
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