プリン ト基 板 の作 り方
不要 な83分 を カ ッ
(フ
ドリル で穴 開 け
リント思百三茄 τF三 房
プ リン ト基板 は感 光基板 を 使 つて作 る方法 が 広 く知 られ ていますが ,感 光基板 では
1 6mmの 厚さのものが標準で ,一 部 に 01mmの フ レキ シブル基板があるだけで す 好
みの 厚さの基板を作ることができません また ,感 光基板を使 うにはいろい ろと道具が必
要にな ります ほかに感光スプレを使 う方法もあるよ うですが
`簡 単に入手できません
簡単 にプ リン ト基板 ができない かいろいろ試行錯誤 を繰 り返 し,レ ー ザ プ リンタ ′
｀
を使 つて トナーをレジス トに したプリン ト基板の製作方法を考え つ きま した 軽 つ
ヽ
771 1
J末
,￨[D― プ
・ イかル
￨[￨‖
1カ
,見
Ltil) 1fir')frl|JLaL,.aL-+.7,lrrttNEcllfcPRt000l-\\r-i tJ _r)f,lft/r!.6.fj
litiitt: I i')+ l. t ir .,'al"1lrlltl L -a < /i" : r,.
^
)1:tr)
t,l
r)-a.
付録 A
プ リン ト基板 の作 り方
A.1
レ…ザ・ プリンタを春u用
稿 の 白い 部分 のtt4● lを 逃 が
プ リ ンタの原理は,セ レン・ ドラム に高‖:を かけて帯 1[さ せ ,馬 〔
コー
ン
ー
テ イ グされた トナ を付消 させ ます 付店 した
して,lI電 の 残 った 原稿 の黒 い 部分 だけに樹 11に
レーザ
11で トナ ーの樹脂 を溶か して Plめ ます
トナ ー を印ll用 紙には写 したあ と,高 ‖
す るわけにい きませ ん
しか し,プ リン トリ
I板 にri接 パ ター ンをプ リンタで 11‖ 」
そ こで
度 プ レゼ ン
テー ションな どにイ
tわ れる OHPシ ー ト′ にパ ター ンを印111し てか らプ リン ト基板に転 'メ す る方法 を考
パ
えました そ の ままOHPシ ー トにパ ター ンをnlJ」 す ると,OHPシ ー トに しっか りと
「 1新 した ター ン
か らプリ ン ト水板へ の1レ :写 が うまくい きませ ん あ らか じめ OHPシ ー トに離将1剤 を塗 っておけば,自
′
‖」して も簡 ‖ はがせ るのではな いか と考 えました 何度か実験 した ところ,水 溶性 の離 14剤 をltう こ
1
`に
I板 が作れ るようにな りま した
とで簡 11に プ リ ン トリ
離 型刑 を綸 った OHPシ ー トに パ ター ンをnll lし ,そ の
OHPシ ー トとをプ リ ン ト基板 の Lに 載 せてア イロンで転写 したあ と,エ ッチ ングすれば ,写 真 Alの
ようにで きあが りです .J
プ リ ン ト米板 を作 る 手順 は 11っ て絆i単 です
嘔ド A.2 プリン ト基板を作 るために必要な道具
プ リ ン トリ
I板 の l.t作 に必 要な もの を表 A_1に
/1・
します
今口￨の 方法 では,プ リン ト水板 を作 る Lで 番人事なのが離 11剤 ∂です (写 真 A2)こ の離型剤 は水
溶性 なので ,水 洗 い すれば簡 単に落 とす ことがで き,取 り扱 いが簡 単です。
I板 を流水 の 11:で 磨 くの
写真 A3に 4ξ す ステ ールたわ しは,必 要な大 きさに小 さく切 って使 い ます り
写真 Al 製作 したプ リン ト基板
手前は片面基板 で ,2mm角 奥 は両面基板 で 10mm×
を作 ることができる
18mmの 大 きさ
〔
注 2)エ ツチ ング 川しての 共体的な作 文は他 ■を参考に して ください
100
パ ターンの隙間 は約 02mmで
十分実用 になるプ リン ト基板
表 Al
プ リン ト基板の製作 に必要なもの
り ;Tン
￨る ため の
を脈
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鍔‖
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1枚 刺
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フリン ト
か まれ
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1lill4,,11d) t'llT(ん
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そ の lL
の よ うな もの も
ltlltllJqlll)v-+.')t)
lじ :な llザ ly;夕
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[￨1話 ,Ililll[1l
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J‖ ■ ビル
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Ⅲ
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‖
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…
二ト I TI;i「 1(1‖
需
ハ 外 ―ン鳳
{1,):).7r
■― を解 とヽマ )に 1た う
,こ
斑 マ スキング テープ
トライヤなヒ
■
`■
写真 A3
スチ ール たわ し
写真 A2 ポ バ ール 系 水溶性 離 型剤
写真の離型剤 は透明の液体 だが 'ル ーの もの もあ る 水浴性
なの で塗 ったあとの処理 か楽なの と 筆の手入 れか簡単 東急
ハンズで2009入 りの もの を購入 した
にイ
史い ますが
,■ 水にriけ て しまうとす くに酸化 して しまい ます
洗却lが 染み こ ませてあるもの も
i llKさ
スチールたわ しには,あ らか じめ
れてい ますが, ここでは何 も処 メ‖されて い ない もの をllい ます
リ
ント
基板の
製作
CJA.3 プ
ここで は本 J:で 製作す る. イ ン ドア ウ レー ンjll赤 外線受イ
,i機 のプ リ ン ト基llKを 作 ります
リ
ン
ので
リ ト ヽ板な
とて も,何 単に作る ことがで きます
パ ター ンのよ
占画 は、あ らか じめ ‖
片山のプ
ライブラリとして作 っておいたパ ター ンを並べ なが ら,最 適なパ
ター ンになるように 部品 の配‖1を 決 めてい きます (図 Al)部 品 の配 :が 決 まった ら,鋼 ,Aと して残す
「
ところを11く 綸 りつ ぶ して パ ター ンを仕 11げ ます 筆 者の 1■ っている ドロー ソフ ト(PhOtosllop)で
`品
は 200ド ッ トで lc nlに なるように描 い て い ますが ,1止 終的に実 ■で 自ll
lで
きれば どの よ うな方法 で 拙
18=
付録 A
プ リン ト基板の作 り方
図 Al バ ー ツ を配 置 して パ タ ー ン を描 画
いつ も使 う部品 をバーツナル コンピュータにバ ーツとして保 存 しておいて,必 要 に応 して部品 を配置 しなが らパ ターンの レイアウ
トを決 めてい く 面実装 タイプの PiCと DC‐ DCコ ンバータ Cと FETの ほかにチ ノプ コンデ ンサ をパターン面に配置 し 」STコ ネク
タは裏側 か ら取 り付 ける
図A2 部品実装面から見たパターン
A3
図A3
図
パ ターン
ント
・パターン
ト・
転写用プリ
転写用
プ リン
い て もか まい ませ ん
図 A2は 部 111を 載せ る 11か らみ た パ ター ンです が ,
度 OHPシ ー トに自l椰 1し たあ と基 lltに 転 'メ す る
まず 反 し した パ ター ン を用紙 の 11]
の で ,自 111り 11の パ ター ンは図 A3の よ うにノ[iイ iを 反転 してお きます
jで nl刷 します
央 に実 ヽ
A4の 川l紙 中 央に 15mm fllほ どの小 さなパ ター ンカ｀日1‖ Jさ れ ます (写 真 A4)こ の 自
ン よ りひ とまわ り大 き く切 った OHPシ ー トをマ ス キ ン グ
1位 置 に パ ター
'婦
テ ー プ (写 真 A5参 照 )な どで ll lり 付 け て
,
OHPシ ー ト トに同 じパ ター ンを も う ,■ 印刷 します
OHPシ ー トにはあ らか じめ パ ター ンが 日1椰 」される部分 に,離 41斉 1の ポパ ール を塗ってお きます ポ
バールは原液の まま筆で印IJl■ iだ けに塗 ります 鸞ったlniに 気泡 が人 らない ように気 をつ け,塗 り終 わ
った ら ドライヤで乾燥 します 1分 に乾燥 した ら,OHPシ ー トをパ ター ンが自〕
婦1さ れた用紙 の Lに 載
'82
写 真 A4
写真 A5 マ ス キ ン グ・ テ ー プ
本来 は塗装の ときに塗料 が周囲にはみ出 さないよ うに養生す
るためのテープだが ほどよい接着力かあって後 ではがすの
か楽なのでよ く使 う
用紙 に 印刷 した反転 パ タ ー ン
/
写真 A7
印刷 した用紙 に OHPシ ー トの員
占り付 け
0HPシ
せ ,プ リ ン タに挿 人す る側 の OHPシ ー ト 11部 にマ スキ ン グ
ー トにパ ターン を印刷
テ ー プ を貼 ります
マ スキ ング
テー プ
をHI]る 部分 にはAllム 1剤 を綸 らな い よ うに気 をつ け ます (写 真 A6)
テ ー プ を員
占った 方向 か らプ リ ンタにセ ッ トして ,も う
度 パ ター ン を印昴」します
印刷 され た OHP
シー トを,1紙 か ら注 意深 く取 り外 して ,マ スキ ング テ ー プ をはが します (写 真 A7)
こ こで OHPシ ー トに 印刷 され た パ ター ン を透 か して み る と,自 llllさ れ た トナ ー に ム ラが あ ります
が ,あ とで ア イ ロ ンをイ
!tlltに
tっ て プ リン トリ
1■
'メ
す る ときに, トナ ー が 72rtけ て くれ るので 気 に しな くて
も人 丈人で す
ここで は イ ン ドア プ レー ンに1/載 す るの で中
チht化 の ため ,秋 月([1で 人 手した 0 2inmと い う,専 子の
基 lltを イ
tい ます 口j“ i基 lltな ので 共 山iは そ の ままエ ッチ ン グ して しまい ます 基 llxを 実 際 の パ ター ン よ
り少 し大 きめ に
LJ」
リ スチ ー ルた わ しをイ
tっ て,流 水 の 中 で Ⅲ:写 す る
よ く磨 い て llLllし てお きます
`iを
183
付録 A
写 真 A8
ブ リン ト基板 の作 り方
写真 A9
ア イロ ンでパ タ ー ン を基板 に転 写
転写 した基 板
写 にイ
吏うア イロ ンは裁統 コテの よ うに小 型 の もの が 1と い やす くて よいの です が 、 なけれ ば家庭 りlの
ア イロ ンで も‖りllあ りませ ん 80ヽ ヽの 裁維 コ テで は 最 llilt11で は します が ,家 庭 用 ア イロ ン を llう
1呟
'メ
17・
合は
少 し,il lを
lltく
して何 度 か 式 してす
芭切 な怯 ク
メ]‖ [l支 を )と つ けて くだ さい
きれ い に磨 い た プ リ ン ト〃、
枚 の ￨に
OHPシ
ー トを 載せ て ,マ スキ ン ク
テ ー プで
に 川 定 しま
':板
す il備 が で きた らア イロ ンを 当て ます (写 真 A3' この ときア イロ ンをあ ま ,強 く‖‖しつ け る と i容
,て ■同 :の パ ター ンが くっつ い て しまい ます あ ま り強 く夕￨し つ け ない で バ ター
けた トナ ー が 広が ´
ン全 体 を まんべ ん な く怪 く押 し■
1て る Fi度 に します
しな い よ うに注
にな り
ます
む らな `:し
く‖￨￨し
この とき
が か な り高汁1に なるの で や け どを
やや I,1■ の 本 を 卜に敷 い てそ の 1か らア イロ ンを ｀
峰て る と迫 1な ク ッシ ョン
't板
つ け る こ と力iで き ます
1分 に り
ltl14が さめ て か らOHPシ ー トを Pl,tし て い るテ ー プ をはが します
ilrか
し ます
基 lltと
OHPシ
この あ と流 水 で 占
Hl剤 を
ー トの ‖
りに lt水 が 流 れ 込 む よ うに しなが ら, しば ら くす る と OHPシ ー ト
が「 然 に はが れ ます 無りlし て はが さな い よ うに します
のよ
tヽ ヽ
0き オ
￨二 i先 い iた します
旨う
はが ,tた あ とll
174の
人 liに 残 った 離 44剤 を
「
ここで パ ター ンを よ く,と て ,う ま く1吹 で きて な い ところが あ れ ば湘‖Jlペ ンで 修 ‖:し ます (写 真 A9)
'メ
1/合 は ,そ の 部分 の トナ ー を カ ッ タ ナ イフで 削 り落 と
また隣 り合 った パ ター ンが くっつ い て しまった」
します
こ こで りtllKの イLiが りが ノ￨:イ
エ ッチ ングが 完
j´
iさ
れ るの で , 1分 点 検 してか らエ ッチ ング します (写 真 A10)
した ら 流 水 の 中 で スチ ー ル た わ しを llっ て レジス トを落 と します
アセ トンをll
って も レジス トを月丈り除 くこ とが で き ます が , ガ ラ スリ
lt板 にす
■い トナ ーが 染み こんで , 't枚 全体 が汚 く
な って しまい ます
周 りを カ ッ タ
ナ イフで カ ッ トして
コ ネ ク タの収 リイ
」け穴 を ドリルで 開 け て り lltの 完 成 です (写 真
iに
A ll)
完 成 した り llKは 13mnl X l1 5nlnlで イ ン トア
￨に
けは 008gで す
フ レー ンυ)赤 クト線 受 イ
,i機 に ltい まづ り lltの 完 成 ■
パ
り
ンの
ター
セット
今〉1の Illtは
密 11を 少 しゆ った ,と 作 って あ リ コ ネ ク タ も
す る よ うに した ため
イ ン ドア
プ レー ンサlの 受イ
,i機
1年
して は少 し大 きい ほ うです
'(llAと
受イ
)i機 を作 る と きは もっ と小 さな り
tlltに 部∴
￨￨を 密 に配 ド
iし て . 'tllKも
7● 4
'LllKに
と くに中
i ttな
で きる限 り軽 け化 します
写真 All
完成 した赤外線受信機の基板
写真 A10 エッチ ングが終了した基板
￨]の は ん だ 付 け に は 20W ll後 の は ん だ ゴ テが イ
部∴
吏い や す い で し ょう
CJA.4
両面基板の作 り方
‖jm陛 板 を作る ときは
あ らか じめ表と裏の パ ター ンの ν
Ч隅に, 重ね合わせ るための ‖nlを 付けてお
きます (写 真 A12)
「をマスキ ング テー プな ど
片由 I板 を作 るとき と同 じ手l llで ,よ 山iだ けにパ ター ンを転0」 して,裏 山
で保 itし てか らエ ッチ ングします
iり
人‖iの エ ッチ ングが 済 んだ らきれいに洗浄 し, レジス トはその ままに して,裏 iの 1呆 f隻 テー プをはが
します つ ぎにν
Ч隅 の ‖自1に 細 い ドリルで穴 を開け ます 衷■1の 穴 の バ リをとってか
“ ら31,l miを 脱脂 し
,
隅 の ドリル穴に合わせ て OHPシ ー トに印婦1さ れた 裏miの パ ター ンを合わせ ます 奥山￨の パ ター ンを
り
tllkに 転写す ると きに,衣 籠iの レジス トがア イロンの熱で溶けるので , 卜敷 きには パ ター ンが 転写 して
PЧ
偽
写真 A12
転写 パ ター ンの 四隅 に重ね合 わせの 目印 を付 ける
'85
付録 A
プ リン ト基板の作 り方
もか まわ ない もの を使 い ます
裏面 の転 'メ が 済 んだ ら,衣 山iの ときと同様 ,OHPシ ー トが はがれるまで流水で洗 い流 します そ の
後 ,す でにエ ッチ ングの済 んでいる衣面をマ スキ ング テープで保護 してか ら, ll■ Hの エ ッチ ングを
します。 エ ッチ ングが 済 んだ らきれ い に洗lllし て,ス チールたわ しで画面 の レジス トを落 とします
■ ま とめ
パ ター ンとパ ター ンの隙‖]を 少 し広めに してお くと,ア イロンで転写 したときに トナーが溶けて隣の
パ ター ン とつ なが って しま うようなことが 少 な くな ります 今卜
1は OHPシ ー トか ら基板 へ の転写 を 1
回です ませ ましたが , 1度 転写す ると,で きあが った人板 の ビンホ ールが少な くな ります。ただ し 度
転写 した パ ター ンに 1度 日の パ ター ンをぴった り/1わ せ るのが少 し山i倒 です 1度 ‖の転写 の ときは
度 日の と きよリア イロンで押 さえる力 を少な くします トナー のサ
リさが 2倍 になるので溶けて隣の パ タ
ー ンとつ なが って しまうことがあるので気 をつ けて ください
.
す るときに OHPシ
基板 に転
ー トが少 し縮んで しまうよ うな場 合 は,ア イロンの温度が高す ぎるの
'メ
で 少 しlllく 設定 して ください
Cド
用
語
解
説
◆ レーザ・プリンタ(laser p● nter)
コピー機などと同様の電子写真を用いた印11方 式の うち, レーザによリイ
F電 ドラムにイメージを描山iす
る 方式 の プ リ ン タ
◆ OHPシ ー ト(over head proleCtOr sheet)
OHPと
り]な
は Ovcr Head Projcctcrの 略で ,OHPシ ー ト(フ ィルム)は ,そ のプ ロジェクタで 使 り
‖す る透
プ リ ンタで OHPフ イルムヘ 直接印‖J
フ ィルムで,プ レゼ ンテー ションな どの 説りlに ft用 され る
す ることがで きる
◆ 離型剤
型で成形 した製品を型か ら押 lllせ るように,成 形前 に型の 衣面 に冷る塗布剤のこと。希釈に水を川lい る
水i容 性 と灯れhを 用 い る7u性 とに分け られる
コラム
プリン ト基板
プ リン ト基板は PCB(Printca cirtuit Board)と 呼ばれ ます プ リン ト摯板は さ1-2mmの IL縁 枚 (ベ ー クライ ト エポ
'り
キ シ樹脂など 気をjFさ ない材料)に
で配線 を貼 り付けた格遣で "箭 のl′ さは30∼
40μ mの ものが 1た rrJで す
`じ
ッチ ング Clching)と いい "を 溶かすためのttr制 として 般的にj.化 第 1鉄 の濯液が
をrtrか す ことをエ
"俯
不要な部分の
"前
ftわ れ ます
本キで も小 A,,1 lξ 化のためによ山1■ ■ タイプの部11,(SMI)I Surfacc Mount Device)を ■ ってい ますが 1業 ,日 では組 り の
クリームはんだをltっ てプリン ト2.t枚 にはんだ付けされ ます
'人
アマチェアで もクリー′
、はんだをltう ことがで きますが,い きな りはんだ ゴテをあてると はんだが 1ヽ びはねるなど危険な
ので 適りな泄度管理が必要にな ります
,86
・ バ ッケージ・
フラッ ト
アダプタの製作
裏に8ビ ンの C
ソケッ トがある
軽量な受信機 を製作 するとな ると ,PICも 軽量な面実装 タイ プを使いた くな ります
DIPタ イプの ビン ・ ビツチ 2 54mmに 対 して ,ハ ーフ ピッチの PIC iよ 極端 に軽 くな り
ます また八―フ・ ビッチな らはんだ付けもそれほど難 しくあ りません ここでは最も利
用価値 のある八―フ ピッチのフラ ッ ト パ ッケージ アダプタを製作 します
付録 B
フラ ッ ト・ パ ッケ ー シ・ アダブ タの製作
B.1
ハーフ
(AVR)に
市販の フラ ッ ト・ パ ッケ ー ジ・ アダプタ
ビ ッチの 8ビ ンの PICに は SNタ イプ とSMタ イプが あ ります また .8ビ ンの ATMEL
は SMタ イプ しかあ りませ ん 写真 Blに 例 を示 しますが ,市 販 の フ ラ ッ ト・ パ ッケー
ジ ア ダプ タにはいろいろな タイプが あ りますが ,
つ で sNタ イプとSMタ イプを共り
Hす ることがで
イ
吏月l頻 度 の 少ないアマ チ ュアにとって,高 ‖iな フ ラッ ト パ ッケー ジ アダプ タを両方そろ
えるのは大変です
きません
写真 B2の ようなサー フェス・マ ウ ン ト用 の テス ト クリップだ と比較的 安価 に人 手で きるのです
が,ス プ リングがたいへ ん川 くて とて もltい に くい とい うのが実感です
ここではロー コス トで 簡 単に作れる フラッ ト・ パ ッケー ジ アダプ タの作 り方を紹介 します 8ピ
ンの I)lCは
SMタ イプ もSNタ イプ も 127mmピ ッチですが 図 Blの ように パ ッケー ジ サ イ ズがノ
i
li述 い ます
写真 Bl 市販 の SNタ イプ用 14ビ ン・ フラ ッ ト・パ ッケ ー ジ アダプ タ
ハー フ ビッチ(1 27mm)の フラッ ト
・ パ ソケージ アダブタで14ビ ンまでセッ トできるようになっている
ージ サイズの小 さいSNタ イプ しかセッ トすることができない
8ビ ンの PCで は′ヽンケ
写真 B2 市販 の 16ビ ン・ テ ス ト・ ク リ ップ
洗濯 バ サ ミのよ うな形 をしていて.先 端 に接点 がある この ままでは広 げるのに40当 な力が必要 多分専用の ソケ ッ トを後 ろに差 し
込み、そのソケ ッ ト部分 を持 ってクリップを広げるの ではないか と思 う 手に入れてはみたものの また使 っていない
788
79(SM)
62(SN)
53(SM)
39(SN)
図01
Cド
B.2
SNタ イプとSMタ イプのパッケージ寸法 (単 位mm)
…ジ
フ
ラット
ケ
の
・ア
ダプ
タ
・パッ
製
作
製作す るフラ ツ ト・ パ ッケー ジ・ アダプ タは,lllさ え板だけを2種 類作 っておけば, どち らの PICに
も対応す る こ とがで きます .16mmの ガラス エ ポキシ基板 を使 って作 ります
.
材料 は,写 真 B3に 示す ようにわずか です
パ ター ンが とて も簡単 なので友面 をハー フ
ビッチに な
るよ うにカッタ・ ナイフで スリッ トを入れ,余 分な銅箔 をはが してベー ス基板 を作 ってみ ましたが ,エ
ッチ ング して作 って もよいで しょう
.
それぞれ のパ ター ンの端 に 065mmの ドリルで穴を開けます
この 穴位置は裏側 に取 り付 ける 8ピ ン
の ソケ ッ ト幅 より少 し広 くします
ベー ス基板 には 16mmの ドリルで ド穴 を開けてか ら2mmの タップ (写 真 B4)で ネジを切 りました
ベー ス基板 に PICを 載せ ,上 か ら押 さえ板で足 の 部分 を締め付 け ますが ,2mmの プ ラスチ ック・ ネジ
で締 め付 け加 減 を調整 します。 プ ラスチ ックのネジを使 ったのは,締 め付け るときに無理を しない よう
にとの配慮か らで,金 属 ネジを使 つて もか まい ませ ん.写 真 B.3の 押 さえ板 の角穴 は SMタ イプに合 わ
せてあ ります .U字 形 の くばみは PICを セ ッ トす る 方向の 日印です
写真 B3
フラッ ト・ パ ッケージ・ ア ダプタの材料
.
写翼 B4
2mmの タップ
7● 0
付録 B
フラ ン ト パ ソケ
ジ
ア ダブタの製作
写真 B5
基板 の裏 に ツケ ッ トを接着
写真 B6
写真 B7
フラ ッ ト パ ッケ ージ
写真 B8
アダプ タの完成
バ ター ン とツケ ッ トの 足 を配 線
SMタ イプの Atiny1
5Lを セ ッ ト
写 真 B5に よ うに ,ベ ー スリ
it板 の 」
[1‖ に 8ビ ンの コ ネク タを瞬 ‖
l接 着 lflで 貼 リイ
Jけ ,基 lltに ‖￨け た パ
ター ンの 穴か ら
コ ネクタ
ピ ンの 人い 部分 に 導通す る よ うに線 をはん だイ
寸け します
奥側 の ソケ ッ ト ビ ンと人の パ ター ンとの 配線 が 完 rし た状態 を写 真 B6に 示 します エ ッチ ング して
″)8ピ ン ソケ ッ トと同 じ2 54nln〕 ビ ッチ にな る よ うにパ ター ンを作 る とよいで しょう
作 る場 合 は , 卜
これで , フラ ツ ト パ ッケー ジ ア ダプ タの 完 成 です (写 真 B7)J+き 込 む と きは もちろ ん ,こ の ま
ま DIPタ イプ の ソケ ッ トに 差 し込 ん で プ ロ グ ラムの チ ェ ックを した りで きる の で
とて も使 利 に llえ
ます
8ビ ンの Sヽ 1タ イプ と 1じ パ ッケー ジの ATヽ 11う
えllKで
I´
ATiI〕
y15Lを セ ッ トしてみ ま した (写 真 B8)夕 ‖さ
PICの 足 の 部分 だ け をベ ー スリ
tllkに 夕‖さえつ けて い ます
ATMELに
は SNタ イプの パ ッケー ジ
はあ りませ ん
事‖さえ枚 だけ を交換 す れ ば Sヽ タイプの PICも 写真 B9の とお り,ぴ た りとは ま ります
プ ロ グラム を JIき 込 む と きは ,写 真 B10の よ うに DIPタ イプ の PICと 同 じよ うに ラ イ タ
ツ ケ ツト
にセ ッ トす る こ とが で きます
フ ラ ッ ト パ ッケー ジ
ア ダプ タに セ ッ トした ま ま写 真 B llの よ うに 8ピ ンの ツケ ッ トにセ ッ トし
て,テ ス トに ltう こ と もで きます
写 真 B12に ア ダプ タを並べ てみ ま したが
がず いぶ ん違 うの が わか ります
790
SNタ
イプ lllと
SMタ
イプ11で は押 さえ板 の 角穴 の 大 きさ
写 真 B9 SNタ イプ の 押 さ え板 を別 に 作 つて
PIC1 2F629/SNを セ ッ ト
写真 B10 秋 月の PICラ イタにセ ッ ト
写真 B
ll テス ト・ ボ ー ドの 8ピ ン・ ツケ ッ トにセ ッ ト
写真 B12
変換 ア ダプ ター式
■ まとめ
フラッ ト・パ ッケージ アダプタは,「 販の変換基板をltっ て作ることもで きます
写真 B13は 065m mピ ッチ 24ビ ン用 の 変換 基板 を使 って ,14ビ ンTSSOPの PICに 書 き込 むため の
変換 ア ダプ タを作 った もの です 2mmの プ ラ スチ ツ ク ネ ジ 2本 で 直接 PICの パ ッケ ー ジ を‖ さえつ
写真 B13
065mmビ ッチの変換基板 を使 用
,9,
付録 B
フラ ント・ パ ツケ ー ジ
アダプタの製作
写真 B14 裏 に DIP1 4ピ ン・ ツケ ッ トを接着 してリー ド線をはんだ付け
写真 B15 押 さえ板
けるだけの超 千抜 きの変換 アダプ タです
裏■iを 写真 B.14に 示 しますが ,14ピ ンの ソケ ッ トを裏側 に瞬世1接 済斉1で つ けたあ とリー ド線 をはん
だイ
」けす るだけでで きて しまい ます。 こん な簡 単な作 り方で も,ま った く問題 な くPICラ イ タにセ ッ
トして i+き 込む ことがで きます
機械力ΠI:が で きれば,写 真 B15の ような押 さえlltを 作 ると, より安定 したセ ッ トがで きます
変換料 Ftに は多 くの種類が市販 されて い ます L手 に利丼lす ればこの ように簡 中に変換 アダプタを作
ること力｀
で きます。
コラム
世 界最 小
6ビ ン PICア ダ ブ タ
lJに
2004年 の後り
新た にヽlicrochipオ ￨か らピンのPIC101'シ リ
ー ズが リリース され ました PIC 10「 シリーズの SOT23 111ア ダブ
タは MicrOchip社 か らも発売 されて い ますが 8ビ ンの PICと ビン
百
こ置に rl換 性 をもたせたフラ ツ ト パ ッケー ジ アダプタを作れ
ば,ラ イタにセ ツ トしての JFき 込みはもちろん,テ ス トのときにも
使えます (写 真 BA)
使
`1に
,92
写真
BA P:C10F"x用
アダプタ
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