2015.7 2015.7 ■背景 OPEN INNOVATION BIOTOPE“Sea”開設 ~オカムラが提案する、これからの「はたらく」 を描く新しい空間です~ 株式会社岡村製作所 21世紀になって社会やビジネス環境はめまぐるしく変化しています。企業や社会の解決 するべき課題は一層複雑化し、ある特定のソリューションだけではその課題の解決は困難 な状況になってきました。多様なステークホルダーをオープンに受容し、複雑化した課題 を対話を通じて解決しながら、現実的なスッテップを歩み未来を目指す。そんな課題解決 のサイクルを回す様々な活動を育む新しい空間コンセプトとして生物生息空間であるビオ トープにヒントを得た「OPEN INNOVATION BIOTOPE“Sea”」を提案します。 ■コンセプト オープンイノベーションビオトープは、生物生息空間としてのビオトープをメタファーとして、 下記の要素を空間とワークプロセスに盛り込んだ空間です。 1.Inclusion:受容 岡村製作所は、オカムラガーデンコートショールーム内に、「OPEN INNOVATI ON BIOTOPE“Sea”」(オープンイノベーションビオトープ“シー”)を開設しました。 “Sea”は、オカムラが提案するこれからの「はたらく」を描く実践の場です。現在、 社会やビジネス環境はめまぐるしいほどの変化を見せています。社会や企業の課題は 一層複雑化する中にあって、課題解決のサイクルを回す様々な活動を育むための新し い空間コンセプトとして提案します。 オープンの際、カンファレンスイベント「SEA DAY 00」を開催。これからの「は たらく」について、また、“Sea”という空間に込めた期待と可能性について様々な 分野の有識者と共に語り合う内容の場となっていました。 「OPEN INNOVATION BIOTOPE“Sea”」 ■概要 オープンイノベーションビオトープは、オカムラが提案する新しい空間。その実現の 場として、 「多種多様な生物の営みを育む豊かな海」という思いを込めて“Sea” と名付け、開設しました。 多様性にあふれるさまざまなステークホルダーを受容し、オープンに対話する=単一の生 物だけではビオトープは形成されません。また、ビオトープに息づく生命は生態系の中で それぞれの役割を果たしています。単に多様性のある参加者が存在すればよいというこ とではなく、一人一人の存在や意見がしっかり尊重・受容される空間を目指します。 2.Cycle:循環 課題発見・解決だけではなく、成功・失敗を含めて蓄積しながら次に活かす=ライフサイ クルの循環がビオトープを一層豊かなものにします。イベントだけを開催するような瞬間 的に人を集める空間ではなく、課題解決に挑みながら、成果の一部としてどんどん公開 することでオープンに議論していきます。 3.Actuarity:現在志向 現在視点から物事を捉え、目指す未来を描きつつ、変化のステップを設計する=ビオトー プには、その場に息づく生命の現在の生きる営みがあります。未来だけを語り合ってい ては現実味のない夢物語。現在の位置をしっかり見極め、目指す未来に向けたステップ を描くことが重要です。 *オープン当日のオープンカン ファレンス「SEA DAY 00」の 風景。様々な分野の有識者と参 加者による積極的なプレゼンや ディベートが行われました。 (写真左) 「OPEN INNOVATION BIOTOPE“Sea”」 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート3F オカムラガーデンコートショールーム内 開館;9:00~18:00(平日) *土曜日10:00~17:00 休館;日曜・祝日 30 31
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