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若杉病院
基本理念
快適な療養環境を提供し、
選ばれる病院として
地域社会に貢献する
基本方針
第53号 若杉病院 季刊誌 平成27年4月20日 発行
1.患者の意思を尊重し権利を
守るために、情報の提供を十
分に行い、説明と同意に基づい
た医療サービスを提供する
2.患者の安全が守られ、安心
して療養生活を送ることが出来
るようにきめ細かな配慮と迅速
な対応を心がける
3.患者一人一人の特性に応
じた診療計画書に基づいてサ
ービスを提供し、画一的な対応
に流れることがないように心が
ける
4.質の高い医療を展開し、誠
実で心のこもった看護を提供す
るために、医療職としての責任
を自覚し、常に自己研鑽に努
める
5.地域における医療や福祉の
充実に貢献するため、情報の
巻頭の言葉
発信に努めると共に地域社会
への積極的な参加を心がける
地域の開業医の先生 ~やまのファミリークリニック~
院内行事紹介
*みんなであまおう食べてきました!
*若杉病院家族会
病院の食事ができるまで
杖の種類
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
病院グループ基本理念
信頼 協調 貢献
巻頭の言葉
昭和 60 年から筑豊地区や温泉町別府で勉強してき
春のお彼岸が過ぎ木の芽時ともなりますと、さまざま
たリウマチを中心に診療してまいりました。筑豊地区
な樹木が芽吹いて、春の情緒を醸し出し新緑の香り
から今まで出たことはなかったのですが、このたび初
がしてまいりますが、若杉病院にも看護部 3 名、リハ
めて峠を越えることになりました。八木山バイパスの
ビリテーション科 2 名、栄養管理科 3 名が入職しまし
おかげで苦にならない距離となりました。リウマチは昭
た。8 名は専門職としてこれから先輩の指導を受け
和 60 年代当時から比べると検査診断治療におい
て少しずつ患者様に近づいてまいります。看護部の
て、非常に目を見張るような進歩がみられています。
新卒者には誰がみても解るようにネームカードに赤
現在リウマチはケア(care)から治癒(cure)へと変遷
い線をつけております。
したといわれる方もおられます。早期診断早期治療
また、今年は介護報酬改定があり、介護療養病棟
が大切であり、関節がぼろぼろに破壊されないうちに
のある若杉病院にとって厳しい 1 年になると思いま
治療を開始して、普段通りに日常生活が送れるよう
すが、昨年 11 月には病院機能評価 3 回目を受審
な時代になってきています。関節が痛くてリウマチを
し、さらに地域に根ざした医療サービスの向上に取
心配されておられる方は、一度は近くの専門医に診
組んでまいりますので、今年度も宜しくお願い致しま
察を受けられるとよいでしょう。
す。
院
長:山野 秀文
診療科:内科・小児科
住
所:〒811-2405
福岡県糟屋郡篠栗町 4857-17
電
診
話:092-947-0310
療 時
間
月
火
水
8:00~12:30
○
○
○
14:00~18:00
○
○
○
休診日:日曜日・祝日
木
○
休診
金
○
○
土
○
休診
山野秀文先生より
赤ちゃんからお年寄りまでを
診る総合診療所です。
在宅診療・健康相談・漢方治
療・消化管内視鏡(専門医)
等も行っています。
みんなであまおう食べてきました!
あまおううまかよ~!
~北九州病院労働組合レクレーション行事~
2月 28 日(土)にイチゴ狩り‘完熟あまおう無制限食べ
放題’で人気のスポット!福岡県古賀市にある秋山園芸に
行ってきました!!
ビニールハウスの中では、いちごが高設栽培してあり、通
路も広く大人でも無理な姿勢になることなく、手軽にいち
ご狩りが楽しめました。
あまおうの甘くみずみずしい香りに誘われて、大粒の真っ赤に色づいた新鮮ないちごを一口味わう
と、果肉から果汁がジュワーと溢れ出し、濃い甘味が口の中いっぱいに広がります。他のいちごと
は、ボリューム、甘味、果汁の量、すべてにおいて歴然の差です!(個人の感想です)
3 月 31 日(火)に介護報酬改定内容の説明を含めた、家族会
を開催しました!
介護報酬改定については、院長の蓮尾より「高齢者人口の推移
と医療需要の予測」「平成 27 年度診療報酬改定について」「介
護病棟における取組」等の説明をさせて頂きました。
また、看護部長の北里からは、病棟師長時代の看取りに関する
体験談についてお話がありました。最後に御家族からは、
「日頃
より病院からはよくしてもらっていると思う。」などのありがた
いお言葉があり、非常に有意義な時間が持てたのではないかと
感じました。
『ご意見箱』 設置しています
*清潔感があり、気持ちよく過ごさ
せてもらっています。外苑もきれ
いに手入れされていて気持ちが
いいです。
*お産をされる方の復帰につい
て、託児所が院内にあるといい
と思いました。これからの高齢
者の増え方を考えると、若い方
の力が必要だと思います。
貴重なご意見を頂きありがとうございました。
業務の
改善やサービスの向上に取り組んでまいります。
患者・ご家族の皆様のご意見・
ご要望等を病院運営に反映さ
せるため、「ご意見箱」を玄関
ロビーの公衆電話横、および
各病棟の電話ボックス内に設置
しています。当院に対する意見
等ございましたら、「ご意見箱」に
ご投函ください。
なお、プライバシー
の保護、および診療
への影響等不利益
を被ることのない
よう、万全の配慮を
致しております。
若杉病院栄養管理科では、入院患者様に安全なお食事を提供するため衛生管理
には特に力を入れています。実際の病院の食事ができるまでに、たくさんの
チェック項目をクリアしなくてはいけません。
今回は、病院食の衛生管理について簡単にお話ししたいと思います。
②下処理
① 食材の納品
- チェック項目 □賞味期限
□賞味期限
□食材の温度
□鮮度
★ローラーがけ
□野菜・肉・魚
★30 秒以上で2回
冷蔵 10℃以下
冷凍 0℃以下
★帽子、白衣着用
作業前に
に分けて収納
手洗い→消毒
□袋物、缶詰等
□鮮度
□規格・数量
④冷却
切り込み時の服装
- チェック項目 -
- チェック項目 -
の消毒実施
③加熱調理
作業中
★専用エプロン着用
- チェック項目 □鮮度
□冷却時間
□加熱後温度:85℃4 秒
加熱後速やか
ペースト食は、ペースト状に
に冷却!
する前と、トロミを付けた後で
□冷却後温度
温度チェック
15℃以下
温度は全て記録
□フルーツ・漬物・刺身・ところ
てん以外は全て加熱
□非加熱品は、専用の消毒
液にて消毒
⑤盛付・配膳
- チェック項目 □配膳車の温度
温 65℃
冷 10℃
できあがり!
□ローラーがけ実施
□手袋着用
□冷食は盛付前
温度確認
ここで上げたチェック項目は、ごく一部です。
この他にも沢山のチェック項目があり、全て
をクリアしなければ、患者様に食事を提供す
ることができません。これからも安全な食事
を提供できるよう、日々努力していきます!
歩くこと移動することは人間にとってもっとも基本的な動作のひと
つで、大きな喜びです。歩行が困難な方を支える歩行補助具の杖は、
いくつかの種類があります。身体の状態により使用できるタイプが
異なりますので、一番適当と思われるものを選びましょう。
そこで今回は、杖の種類についてご紹介します。
一本杖(T 字型、L 字型、丸型等)
一般的な一本杖のことで、もっとも普及しているタイプの杖です。握
りは、比較的まっすぐで握りやすくなっています。バランスを良くす
ることと、足への荷重を減らす目的があります。持ち運びに便利な折
りたたみ杖タイプもあります。
→こんな方におすすめ:杖なしでも歩ける程度の方
ロフストランド型クラッチ
ヨーロッパの医療現場で主流の杖。前腕部支持型杖といい、カフ(前
腕を通す「輪っか」)とグリップの2カ所で体重を支えるので安定し
た歩行ができます。また、体重も分散しやすく、握力の弱い方や、手
首に力が入りにくい方に適している杖です。左右で 2 本使った場合、
安定感は抜群です。
→こんな方におすすめ:握力が弱く歩行が不安定な方
松葉杖
松葉型をした2本の支柱の上部に脇当てが、途中に握りがあります。
主に足への荷重を減らす為の構造で、重い荷重にもっとも耐えられる
杖です。通常は 2 本 1 組で使用します。骨折などで片足に体重がかけ
られない場合や足の筋力が衰えた場合も、松葉杖を使えば歩行が可能
になります。
→こんな方におすすめ:骨折や捻挫などで加重を減らしたい方
多点杖
一本杖よりも一層の安定を求めてつくられたものが多(四)点杖です。
把手は一つですが、脚が4本に別れているため着地面積が広く、安定
します。体重をしっかりかけられるので、立ったり座ったりする時も
安心です。ただし平坦な場所でないと 4 脚の接地が均等にならないの
で、凸凹道、段差、坂は苦手です。室内用に適しています。
→こんな方におすすめ:歩行が不安定な方、ゆっくり歩く方
外 来 診 療 案 内
診療科目
内科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・リハビリテーション科
月
火
蓮尾 裕
髙橋 光
谷崎 弓裕
宮本 美知子
蓮尾 裕
吉村 芳修
槇田 裕之
木元 克治
德本 昌寛
松村 幸子
新川 淳
奥村 美紀
三好/武藤
中山 敬三
南 満理子
緒方 久修
午後
三好 寛明
秦 淳
清原 佳代子
1時~5時
武藤 礼治
向井 直子
北井 良和
リハビリ診察
阿部 優介
午前
9時~12時
水
木
金
立花 克郎
吉村 芳修
阿部 優介
阿部 優介
土
休診
平 成 27 年 4月 現 在
医師紹介 : 各医師の専門科目を紹介します。(内科一般はすべての医師が診察します。)
呼吸器内科
木元 克治
脳血管内科
老年内科
松村 幸子
糖尿病内科
循環器内科
槇田 裕之
腎臓内科
宮本 美知子
糖尿病内科
谷崎 弓裕
脳血管内科
髙橋 光
リウマチ科
新川 淳
一般内科
德本 昌寛
神経内科
中山 敬三
一般内科
清原 佳代子
心療内科
南 満理子
膠原病内科
三好 寛明
一般内科
北井 良和
血液腫瘍内科
吉村 芳修
血液腫瘍内科
秦
脳血管内科
立花 克郎
一般内科
奥村 美紀
消化器内科
糖尿病内科
緒方 久修
消化器内科
阿部 優介
リハビリテーション科
武藤 礼治
一般内科
院長
蓮尾 裕
常勤医
副院長
非常勤医
淳
向井 直子
【入院案内】
面会時間は、13時~19時までとなっております。
面会の際は病棟の看護師にお申し出ください。病状により面会できない場合もありますので、ご了承ください。
入院の手続きは受付窓口へお申し出ください。入院手続きには次の書類が必要です。
健康保険証・医療証(後期高齢者医療・障害者医療・特定疾患医療・原爆医療・負担額減額認定証等)・生活
保護法による医療券・介護保険証・印鑑など
・ 病院へのアクセス ・
電車の場合
JR 篠栗線(福北ゆたか線)「篠栗駅」より
徒歩約10分(0.8km)
お車の場合
・福岡方面から
都市高速「粕屋」インターを降りて国道201号線を
飯塚方面へ→「篠栗北」信号を右折→「新田中橋」
信号を右折→「田中橋」信号を左折→300M右側
「若杉病院」
・飯塚方面から
「八木山バイパス」を降りて国道201号線を福岡方
面へ→「篠栗北」信号を左折→「新田中橋」信号を
右折→「田中橋」信号を左折→300M右側「若杉病
院」
Kitakyusyu Hospital Group
一般財団法人 西日本産業衛生会
〒811-2416 福岡県粕屋郡篠栗町田中275
Tel.092-947-0511
Fax.092-947-1552
ホームページ http://www.nishieikai.or.jp/wakasugi/
編集・発行 若杉病院 広報委員会