地域医療連携 だ よ り 2015 年 9 月 ■整形外科からのご案内 2015 年 9 月より整形外科に入職された常勤医師をご紹介させていただきます。 常勤医師 5 名となり、各医師が得意分野を活かし、より充実した診療体制となりました。 松岡医師から地域の皆さまへ はじめまして。9 月から整形外科に勤務している松岡利明 と申します。私は、平成 10 年に日本医科大学を卒業し、リ ウマチ外科入局後、附属病院、都立墨東病院、三楽病院にて 一般整形外科、外傷、関節外科、脊椎外科を研修してきまし た。当院のある埼玉県北部は、妻の実家が本庄でクリニック をしており、毎週手伝いをしていることもあって、とても親 しみがあります。この度機会に恵まれ、この中核病院で勤務 させていただく事となりました。これからは超高齢社会にな ると言われ、膝痛や腰痛は誰もが経験するようになるとも言 われています。的確な診断を行い、一人一人の患者さまに合っ た治療ができればと思っています。地域に貢献できるように 頑張っていきますので宜しくお願いいたします。 松岡利明 TOSHIAKI MATSUOKA 日本医科大学 平成 10 年卒 専門科目:整形外科 専門医・認定医:日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会指導医・認定医、 日本整形外科学会脊椎脊髄病医、日本整形外科学会スポーツ医、 日本リウマチ財団登録医、日本医師会認定産業医 日本整形外科学会運動器リハビリテーション医 PROFILE 1998 年 日本医科大学付属病院 1999 年 竹林病院 2001 年 都立墨東病院 2002 年 白十字総合病院 2003 年 日本医科大学付属病院 2006 年 東京都教職員互助会三楽病院 2008 年 おざき整形外科笹塚診療所 2009 年 東京都リハビリテーション病院 2014 年 東京都教職員互助会三楽病院 ■松岡医師 外来担当表(◇整形外科医師が持ち回りで外来を担当しています) 午前 午後 月 ◇ 火 水 木 ◯ 金 ◯ ◯ 土 ◇ ■整形外科 夜間待機表(※整形外科の医師が待機している曜日です) 18 時〜翌9時 月 ◯ 火 ◯ 水 ◯ 木 ◯ 金 ◯ 研修会のご報告 ●平成 27 年 7 月 28 日(火)〜第 14 回救急勉強会〜 当 院 で は、 救 急 総 合 診 療 科 部 長・ 小 山先生監修による 救急勉強会を隔月 で開催しています。 行田・熊谷・深谷・ 羽生・県央広域・比企広域といった日頃か らお世話になっている救急士の皆さまにご 参加いただき、毎回有意義な勉強会とご好 評をいただいております。 ●「心不全〜急性期に何する?〜」 第 14 回目の講師は、循環器内科・大塚先 生(写真)。「心不全〜急性期に何する〜」 をテーマに講演を行いました。 ◯心不全とは? ◯心不全の経過 ◯慢性心不全の治療 ◯急性心不全の治療 ◯急性心不全の主訴 ◯心不全の症 状(後方不全・前方不全)などについて述べ、途中『己を知り相手を知れば百戦危うからず』と、孫子の言葉を織り 交ぜながらあっという間の 1 時間となりました。50 名以上の救急隊員・医療関係者にご参加いただきましたことを 感謝申し上げます。 ●平成 27 年 8 月 2 日(日)〜平成 27 年日本肝臓学会市民公開講座〜 「国民病である肝がん どうすれば予防できるか知ってますか?」をテーマに、熊谷市立文化センターで開催され、4 つの講演と質疑応答が行われました。 最初に司会者として埼玉医科大学消化器内科肝臓内科教授・持田先生が登壇し、挨拶を述べ、厚生労働省の『知って、 肝炎プロジェクト』スペシャルサポーターであるサッカー元日本代表・岩本輝雄さんとの対談を行いました。 最初の講演は、当院消化器内科・橋本先生による「B 型・C 型肝炎を知ろう」 (写真)でした。肝臓がんの要因とな り得る B 型肝炎と C 型肝炎を知ることの重要性と寡黙な臓器である肝臓の“心の声”に耳を傾けること、すなわち、 肝炎ウイルス検診、AST・ALT の検査、血小板の検査等を受けることの重要性を説きました。 埼玉医科大学消化器内科肝臓内科・菅原先生による「B 型・C 型肝炎は治る 病気〜どう治療するか〜」 。 埼玉よりい病院消化器内科・藤田先生による「脂肪肝はなぜ怖い?〜脂肪肝 は万病の始まり〜」 。 埼玉医科大学消化器内科肝臓内科・今井先生による「肝がんが見つかった ら?」の講演が続き、4 つの講演が終了後に演者の医師全員が登壇し、聴講 者からの質問に答えました。その後、個別の医療相談会も催され、 「とても ためになる市民公開講座でした」と参加者からの感想をいただきました。 地域医療連携室 VOICE 残暑厳しい日々が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。 今月の 27 日は「中秋の名月」です。十五夜とも呼ばれていますが、皆様はお月見をしていますか? 美しい月を愛でる催しと、豊かな実りの象徴とし て感謝や祈りを捧げるという意味もあるようです。私の家族は毎年お団子を作ってお月見を楽しみます。次の日にはみたらし団子にして食べてしまいま すが ...。もし天気も良く月を仰ぐことができるなら、宇宙(そら)に思いを馳せてみては如何でしょうか。季節の移り変わりを慈しみつつ暮らせるの は素敵なことですね。 地域医療連携室 片岡瑞穂 地域医療連携室 直通 TEL.048-564-2537 直通 FAX.048-564-2538
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