Regeneration Biology I 細胞制御Ⅰ プラナリア再生の分子生物学 Molecular Biology of Planarian Regeneration 渡辺憲二、餅井真、織井秀文 Watanabe, K., Mochii,M., Orii,H. Ở プラナリアは再生能力が強く、小断片からも1個体を再構成する。プラナリアを用いて、動物の形 作りの基本ルールを明らかにするために、1.体軸、領域の決定機構、2.分子マーカーを用いた組織構 築の研究、3.全能性幹細胞の解析を進めている。Ở Ⅱ カエルの生殖細胞系列の分子細胞学的研究 Molecular and Cytological Analysis of Frog Germline ῳ㎰ࠉ㣽┷ࠉ⧂⚵ᩝ Watanabe,K., Mochii,M., Orii,H. Ở 生殖細胞は体細胞とは明確に異なる形成、維持システムにより,世代を超えて伝えられる。アフリ カツメガエル生殖細胞(系列)の細胞学的問題に着目し、分子生物学的手法で解析している。Ở Ở Ở III 両生類を用いた再生能の分子生物学的研究 Molecular Analysis of Regeneration Potential in Amphibia 餅井真 Mochii,M. Ở 両生類は一般に高い再生能を持つが、発生ステージや領域によりその能力には大きな違いがある。 再生能の違いを産む分子的基盤を明らかにすることを目的として研究する。また、DNA アレイ法な ど網羅的な解析手段を再生研究に応用する。Ở Ở Ở 発表論文 List of Publications I-1. 織井・佐藤・渡辺: プラナリア幹細胞の維持に必須な新規 bruno 遺伝子Ở ᮇⓆ ⏍⏍∸Ꮥఌ➠ 38 ᅂኬఌ(ྋࠉ2005) II-1. K.Kataoka, A.Tazaki(基生研), A.Kitayama(基生研), N.Ueno(基生研), K.Watanabe, M.Mochii: Identification of asymmetrically localized transcripts along the animal-vegetal axis of the Xenopus egg. Dev. Growth Differ. (2005) 47: 511-521. II-2. Kataoka, A.Tazaki(基生研), H.Orii, K.Watanabe, M.Mochii: Functional analysis of germ cell specific genes in Xenopus. 15th International Society of Developmental Biologists Congress 2005 (Sydney, Australia, 2005) II-3. ∞ᒱ◂࣬⏛ᓧၤ(ᇱ⏍◂)࣬織井秀文・餅井真・渡辺憲二: アフリカツメガエル 生殖細胞質に局在する新奇 non-coding RNA の解析Ở 第 7 回 日本 RNA 学会年会 (弘前、2005) II-4. ∞ᒱ◂࣬⏛ᓧၤ(ᇱ⏍◂)࣬織井秀文・餅井真・渡辺憲二: アフリカツメガエル 生殖細胞質に局在する RNA の機能解析Ở 第 28 回 日本分子生物学会年会 (福岡、 2005) II-5. 向後直美・田崎啓(ᇱ⏍◂)・織井秀文・餅井真・渡辺憲二: アフリカツメガエル における生殖細胞系列と体細胞系列のミトコンドリアの相違Ở 日本動物学会第 76 回大会 (つくば、2005) III-1. A.Tazaki(基生研), A.Kitayama(基生研), C.Terasaka(基生研), K.Watanabe, N.Ueno (基生研), M.Mochii: Macroarray-based analysis of tail regeneration in Xenopus larva. Dev. Dyn. (2005) 233: 1394-1404. III-2Y.Kagiyama( ዄ Ⰳ ዥ ኬ ), N.Gotouda( ዄ Ⰳ ዥ ኬ ), K.Sakagami( ዄ Ⰳ ❻ ኬ ), K.Yasuda(ዄⰃ❻ኬ), M.Mochii, M.Araki(ዄⰃዥኬ): Extraocular dorsal signal affects the developmental fate of the optic vesicle and patterns the optic neuroepithelium. Dev. Growth Differ. (2005) 47: 523-536. III-3M.Mochii, T.Marukane, M.Ujihara, A.Tazaki(基生研), Y.Ueda(㜨ኬ), N.Mizuno(㜨ኬ), H.Kondoh(㜨ኬ), N.Ueno(基生研), K.Watanabe: Expression and regulation of a tail and fin specific keratin gene in Xenopus laevis. 15th International Society of Developmental Biologists Congress 2005 (Sydney, Australia, 2005) III-4Y.Taniguchi, T.Sugiura, A.Tazaki(基生研), H.Orii, K.Watanabe, M.Mochii: Spinal cord is required for normal regeneration of Xenopus larval tail. 15th International Society of Developmental Biologists Congress 2005 (Sydney, Australia, 2005) III-5餅井真: アフリカツメガエル幼生尾部をモデルとした再生研究Ở ᮇⓆ⏍⏍∸ Ꮥఌ➠ 38 ᅂኬఌ(ྋࠉ2005) III-6ㆺཾ࣬ᮙ࣬⏛ᓧ(ᇱ⏍◂)࣬⧂࣬ῳ㎰࣬㣨: アフリカツメガエル Xenopus laevis 幼生尾部再生に脊髄は必要かỞ ᮇⓆ⏍⏍∸Ꮥఌ➠ 38 ᅂኬఌ(ྋࠉ2005) III-7. ⠇ᆀ᮶ኬ࣬▦ᔪ᮶ኬ࣬∞ᖲ᮶ኬ࣬㣨࣬C.R.GodingCurie Inst.࣬ ௯ᮟ᮶ኬ࣬ᒜᮇ᮶ኬࢼ࣠ࢹࣛ╉ᙟᠺ࡞࠽ࡄࡾ Otx2 㐿ఎᏄཀྵࡦ Mitf 㐿ఎ Ꮔࡡᶭ⬗よᯊ ᮇⓆ⏍⏍∸Ꮥఌ➠ ᅂኬఌྋࠉ III-8. Ⴢ⸠㝟・渡辺憲二・餅井真: アフリカツメガエル(Xenopus laevis) peripherin 遺 伝子の転写調節領域の解析Ở 第 28 回 日本分子生物学会年会 (福岡、2005) III-9୷㔘࣬Ắཋ࣬⏛ᓧ(ᇱ⏍◂)࣬୕⏛(㜨ኬ)࣬Ề㔕(㜨ኬ)࣬㎾⸠(㜨ኬ)࣬୕㔕(ᇱ⏍◂)࣬ ῳ㎰࣬㣨: アフリカツメガエル幼生尾部・ヒレ特異的ケラチン遺伝子の発生・再 生過程における発現制御Ở 第 28 回 日本分子生物学会年会 (福岡、2005) 大学院理学研究科 博士後期課程Ở Ở 杉浦太久至:Xenopus 幼生尾部再生における Xwnt5a の役割Ở Ở 片岡研介:アフリカツメガエル卵生殖質に局在する新規非翻訳性 RNA の役割Ở Ở 谷口由華:アフリカツメガエル幼生の尾部再生芽細胞の由来と分化能についてỞ Ở 森近恵祐:生殖細胞形成における Notch シグナリングの役割Ở Ở Ở Ở Ở 博士前期課程Ở 嘉藤陽介:ペリフェリン遺伝子発現制御領域の解析Ở 向後直美:生殖細胞におけるミトコンドリアの役割Ở 臼井美帆:Xenopus 初期胚における性分化の解析Ở 志方一心:Xenopus 幼生尾部再生に関わる新奇遺伝子の解析Ở 中畑友梨子:Xenopus 幼生尾部再生における FGF の役割Ở 平林美紀:Xenopus 受精卵における生殖細胞質と分裂装置の関係Ở Ở 科学研究費補助金等 1. 日本学術振興会Ở 科学研究費補助金Ở 基盤研究(C)(2) 研究課題Ở 器官再生を可能とする遺伝子発現機構の解明 研究分担者Ở 餅井真 2. 日本学術振興会Ở 科学研究費補助金Ở 基盤研究(C)(2) 研究課題Ở プラナリア再生に関わる位置情報シグナル分子の同定 研究分担者Ở 織井秀文
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