福岡県公安委員会活動状況＜定例会の主な議題及び要旨＞平成２７年１１月２６日（木）【報告事項】１１２月定例県議会の日程について（総務部）警察本部から「１２月定例県議会については、平成２７年１２月１日から１２月１８日までの１８日間の日程で開催される。警察関係議案として、予算１件、条例６件、書面報告１件の提出を予定している。」旨の報告があった。２福岡県職員の退職管理に関する条例（案）について（警務部）警察本部から「本条例は、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の退職管理に関し、必要な事項を定めるものである。条例の概要は、再就職者による現職職員への働きかけの規制及び任命権者への再就職情報の届出の義務付けであり、施行は平成２８年４月１日を予定している。」旨の報告があった。３福岡県警察職員の給与に関する条例の一部改正（案）について（警務部）警察本部から「福岡県警察職員の給与に関する条例が引用する法律の条番号等が一部改められるため、関係規定を整理するものである。本改正は、関係法令の施行日と併せての施行を予定している。」旨の報告があった。４年末年始における特別警戒活動の実施について（生活安全部）警察本部から「平成２７年１２月１日から平成２８年１月３日までの３４日間、年末年始における特別警戒活動を実施する。取組重点は、治安情勢等を踏まえ、警察署ごとに設定し、それぞれパトロール活動や各種広報啓発等に取組むこととしている。公安委員には小倉北警察署の督励をお願いする。」旨の報告があった。５五代目工藤會理事長等による連続放火事件の検挙について（暴力団対策部）警察本部から「小倉北警察署など関係６警察署及び北九州地区暴力団犯罪捜査課は、平成２４年８月、暴力団立入禁止標章が掲示された飲食店が複数入店するビルの放火により、４人が負傷した事案について、平成２７年１１月２４日及び２５日、五代目工藤會理事長ら１１人を現住建造物等放火等で逮捕した。」旨の報告があった。公安委員から「暴力団立入禁止標章は、当時、いわゆる切りつけ事件や放火事件の発生で、掲示店舗が減少するなど、関係する地域の人にはシンボリックな事件であり、一連の事件検挙と合わせ、今回も効果的にやっていただいたと思う。ただ、新聞報道が逮捕に先行していたように感じたが、影響はなかったのか。」旨の発言があり、警察本部から「先行した形ではなく逮捕当日の報道であり、影響はなかった。事件報道に関しては慎重を要するものだが、やはり警察幹部がしっかり対応し、いかに捜査に支障のない形で報道をしていただくかが最重要だと考えている。今回は、大多数が逮捕、起訴されている者で、逃亡のおそれもなく、しっかり対応できたと考えている。今後とも保秘に留意しながら対応していく。」旨の説明があった。公安委員から「工藤會関連事件を次々と立件しており、大きく報道もされて、工藤會には相当ダメージを与えていると思う。本件は、３年前に地域を震撼させた事件だが、３年間の日々の努力が成果として出ており、地域にも安心感を与えることができ、有り難いと思っている。」旨の発言があった。６第２４回暴力追放福岡県民大会の開催について（暴力団対策部）警察本部から「県民の暴力団排除意識の啓発と高揚を図るため、平成２７年１１月２７日、北九州芸術劇場大ホールにおいて、第２４回暴力追放福岡県民大会を開催する。主催は福岡県暴力追放運動推進センターで、県警察等が共催となっており、約１，３００人の参加を見込んでいる。公安委員の御出席をお願いする。」旨の報告があった。７極左活動家による電磁的公正証書原本不実記録等事件の検挙について（警備部）警察本部から「小倉北警察署、小倉南警察署及び公安第三課は、平成２６年１１月、小倉北区役所において、住民異動届に自己の住所ではない虚偽の事実を記載した事案について、平成２７年１１月２４日、北九州市居住の団体職員で極左活動家の男性を電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で逮捕した。」旨の報告があった。