SafeGuard Enterprise Data Exchange モジュール 特長 SafeGuard Data Exchange を使用して、USB メモリ、外付けハード ディスク、メモリカード、 書き換え可能な CD/DVD などに保存されている貴重な機密情報を暗号化し、データ漏え いや流出から保護できます。 チームメンバー、ビジネスパートナー、カスタマーとの間で、 データを安全に共有できます。 リムーバブルメディア上のファイルを暗号化し、リムーバブ ルメディア、PC、メールの添付ファイル間で、ファイルを安全に交換することができます1。 SafeGuard Data Exchange は SafeGuard Enterprise の機能モジュールの 1 つであり、多様な OS とデバイスが混在する IT 環境において、データセキュリティを集中管理できます。 クライア ントマシンは、SafeGuard Management Center から集中管理でき、鍵 (キー) と証明書のバック アップを一括して作成できます。管理者は、ユーザーアクティビティをログ記録して、レポートを 作成できます。 集中管理の機能内容 • 集中管理されたセキュリティポリシーによって、様々なデバイスや OS が混在する IT 環境で、暗号化、認証、ユーザー権限、個人やグループなどに関し、一貫したルール を適用できます。 • 監査ログや監査レポートの使用で、社内ポリシーや外部の法規制に対するコンプラ イアンスを確実に実現できます。 • 様々なデバイスや OS が混在する環境で鍵 (キー) を集中管理でき、ユーザーおよ び管理者は、異なるグループ間やデバイス間で、データを簡単に共有して復元する ことができます。 • データやパスワードの復旧機能は、一般的なフォレンジックツールや復旧ツールと互 換性があり、ヘルプデスクへの負担が最小限に抑えられます。 »» 様々な種類のストレージメディ アを迅速かつ透過的に暗号化: USB メモリ、外付けハードディス ク、メモリカード、書き換え可能 な CD/DVD、CD/DVD-ROM、メ ールの添付ファイルなど1 »» FAT、FAT32、exFAT、NTFS、 CDFS、 Joliet などのファイルシ ステムにあるデータを保護 »» 最新の AES (Advanced Encryption Standard) アルゴリズムを 256 ビッ ト キーで使用 »» 公開鍵暗号標準 PKCS #5 に基 づく安全な鍵 (キー) の作成を実 現 »» 未認証ストレージとモバイルス トレージメディア上の暗号化さ れていないデータに対する保護 対策 »» メディアの種類に従ってセキュリ ティポリシーを自動的に選択 »» SafeGuard Management Center を使用して鍵 (キー) のバックア ップを作成し、鍵の復元を実現 安全なデータ共有と簡単な使用 • SafeGuard キーリングは、組織の異なる部署間で、暗号化されたメディアの透過的な共 有を可能にします。 • 暗号化は、ユーザーの介入を必要とせず、自動的かつ透過的に行われます。トレーニ ングや業務の中断をする必要がなく、ユーザーが簡単に受け入れることができます。 • リムーバブルメディア上の暗号化されたファイルは、SafeGuard Enterprise がインストー ルされていない場合、 PC 上のポータブルアプリケーションを使用して読み取ることが できます。一貫した強力なパスワードルールや、ログオンの失敗時に必要な遅延時間 も、ポータブル機能として利用できます。メディアパスフレーズの機能により、シングル サインオンで、すべてのファイルにアクセスできます。ファイルの暗号化に使用された 鍵 (キー) の種類に関係なく、オフラインでもアクセスできます。 • 暗号化されたファイルと暗号化されていないファイルは、同じメディア上に混在すること ができます。 • 簡単で直観的なユーザーインターフェースは、ユーザートレーニングをほとんど必要と しません。暗号化キーには、ユーザーの理解しやすい名称がついています。オーバー レイアイコンを使用して、暗号化されたファイルを簡単に表示できます。 • ソリューションは、すべての対応 Windows OS 上で、読み取り/書き込みモードで一貫し て機能するため、混在 IT 環境にとって理想的といえます。 1 SafeGuard PrivateCrypto を使用 SafeGuard Enterprise Data Exchange システム要件 SafeGuard PrivateCrypto を使用するメール暗号化 SafeGuard PrivateCrypto は、ファイル暗号化ユーティリティとして、SafeGuard Enterprise Data Exchange モジュールに組み合わされています。 • ユーザーは、ファイルを右クリックで簡単に暗号化できます。また、暗号化してか ら、Microsoft Outlook、Outlook Express、Lotus Notes やその他のメールクライアン トのメール添付ファイルとして送信できます。 • SafeGuard Enterprise Data Exchange の集中鍵管理に統合され、搭載されているユ ーザーキーリングによって、データ共有と復旧が可能です。 • あらゆる種類のファイルを暗号化します。 • 自己解凍型の暗号化ファイルを作成する機能を備えています。 強力な集中管理2 オペレーティング システム »» Microsoft Windows 7 (32ビット 版、64ビット版) »» Microsoft Windows Vista (32ビット 版、64ビット版; SP1、SP2) »» Microsoft Windows XP (32ビット版; SP2、SP3) 認定 »» FIPS 140-2 認可の SafeGuard Cryptographic Engine を使用 標準およびプロトコル • セキュリティポリシーの集中管理により、様々な OS やデバイスが混在する IT 環境 で、暗号化、認証、ユーザー権限、個人やグループなどに関して、一貫したルールを 適用できます。 »» 対称暗号化: AES 128/256 ビット • 様々な OS やデバイスが混在する環境で鍵 (キー) を集中管理できるため、ユーザー および管理者は、異なるグループ間やデバイス間で、データを簡単に共有して復元す ることができます。 SafeGuard Enterprise キーリングは、鍵 (キー) の一括したバックア ップと復元を実行します。 »» パスワード ハッシング: PKCS #5 • ユーザーやコンピュータ情報は、ディレクトリサービス (例: Microsoft Active Directory) との統合を介してインポートされます。 • 効率的なデータやパスワードの復旧により、ヘルプデスクの負担が軽減されます。 • コンプライアンス監視のために詳細なログが記録されます。 • SafeGuard Management Center との間で一定時間通信がなかったデバイスは、再接続 の際に、ポリシーに基づいてブロックやロックダウンをすることができます。 • 高度な XML/SOAP プロトコルが、SafeGuard Management Center との通信を促進しま す2。 集中管理の簡単な導入 »» 非対称暗号化: RSA »» ハッシュ: SHA-256、SHA-512 »» PKI: PKCS #7、PKCS #12、X.509 証明書 »» データ転送: SOAP、 XML、 SSL、 LDAP 対応ハードウェア »» Intel Pentium または互換プロセッ サを搭載した PC 対応ストレージ メディア »» CFC、SDC、MMC、SMC などのメモ リカード »» USB メモリスティックおよびハード ドライブ »» FireWire ハードドライブ • インストールパッケージは、標準 MSI パッケージを使用して、無人で一括配布してイン ストールすることができます。 »» CD/DVD-RW • ネットワーク経由の展開は簡単で、ユーザーを煩わしません。 »» ストレージメディアとして OS で認識 されるすべてのデバイス • 導入は、少数のユーザーから、全企業規模の展開まで、各規模に応じて行えます。 集中管理されていない環境での導入 お客様は、集中管理用のインフラが整備されていなくても、エンドポイント PC に暗号化を導入す ることができます。 SafeGuard Enterprise Data Exchange では、集中管理向けオプションと非集中 管理向けオプションが利用でき、管理者は、複雑で多様な IT 環境で、暗号化を管理できます。 2 SafeGuard Enterprise Management Center モジュールが、集中管理に必要とされます。 詳細は、次のサイト をご覧ください。 http://www.sophos.co.jp/products/enterprise/encryption/safeguard-enterprise/management-center/ 米国、ボストン | 英国、オックスフォード © Copyright 2010. Sophos. All rights reserved. すべての商標は、 それぞれの所有者に帰属します。 »» フロッピー、Zip、Jaz ドライブ
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