新中期経営計画及び平成27年度経営方針の策定について

新中期経営計画及び平成27年度経営方針の策定について
当金庫では、新中期経営計画及び平成27年度経営方針を策定いたしましたので、
概要を下記の通りお知らせいたします。
記
1.新中期経営計画
(1)計画名称
‘ CHALLENGE & SPEED ’
〜失敗を恐れずチャレンジ精神でスピード感を持って考動する〜
※
お客さま第一主義の経営に徹し、営業基盤の拡大を通じて金庫の存在感を高
めるため、
失敗を恐れず、
スピード感を持って挑戦する決意を表現しています。
(2)計画期間
平成27年4月1日〜平成30年3月31日(3か年)
(3)新中期経営計画策定の基本的な考え方
人口減少や少子高齢化の進行などで地域の社会・産業構造が変化し、当金庫を
取り巻く経営環境も一段と厳しさを増すことが想定され、加えて金融緩和策の
継続や金融機関の競争激化など、今まで以上に健全なリスク管理態勢の構築や
経営体質の強化が求められています。
こうした環境下において、当金庫が信頼され続けるためには、お客さまを増
やし、お客さまのニーズを素早く把握し、一歩踏み込んだ提案を通じて喜ばれる
仕事を 積み重ねていく必要があります。
そこで、新中期経営計画では「お客さま第一主義の経営に徹し、営業基盤の拡
大を通じて存在感を高める」ことを目標に掲げ、チャレンジ精神とスピード感を
持って取り組んでいきます。
折しも当金庫は、計画の初年度に創立90年を迎えます。全役職員が今こそ、
培ってきた経験と新しい知恵を結集して、地域金融機関の原点に立ち返り、地域
創生を牽引していきます。
(4)計数目標
『営業基盤の拡大』と『存在感の向上』を実施する目標として「預金残高」
「貸出金残高」
「法人・個人事業者貸出先数」
「個人貸出先数」の 4 指標を、
『経営
体質の強化』を目指す指標として「コア業務純益」
「経常収益」
「コア OHR」
「自己
資本比率」の4指標を経営指標とし達成に努めます。
営業基盤の拡大・存在感の向上
経営体質の強化
預金残高
7,000 億円
コア業務純益
貸出金残高
3,575 億円
経常収益
335 億円以上
法人・個人事業者貸出先増加数
500 先以上
コア OHR
75.0%以下
個人貸出先増加数
300 先以上
自己資本比率
13.5%以上
(残高は最終年度平残、増加先数は 3 か年累計)
55 億円以上
(利益は 3 か年累計、率は最終年度、単体)
(計数目標は、環境変化に応じて見直しを行います)
(5)基本方針
「お客さま第一主義の経営に徹し、営業基盤の拡大を通じて存在感を高める」ために、
4つの基本方針を掲げ各施策に取組んでいきます。
イ.営業基盤の拡大
(イ)法人…課題解決による取引基盤の強化
(ロ)個人…サービス強化による取引先の増加
ロ.経営管理態勢の強化
(イ)ガバナンスの強化
(ロ)収益体質の強化
(ハ)リスク管理態勢の強化
ハ.人財育成・人財教育の実現
複線型人事制度の定着・職員の能力アップ
ニ.CSR 活動(企業の社会的責任)の深化
地域貢献・社会貢献活動の積極的な展開
2.平成27年度経営方針
(1)活動テーマ
く
れ
グローイングアップ90
テーマ
~お客さまに喜ばれる金庫に~
創立90周年を飛躍の年とし、金庫(職員)と地域が共に成長を目指します。
(2)活動方針
イ.法人のお客さまへ
地域の雇用、地域経済の活性化につながる創業・経営改善支援に積極的に
取組み、お客さまに最適な解決策を提案し、資金提供の円滑化に努めます。
ロ.個人のお客さまへ
お客さまのライフステージに応じ、高密度の店舗網や担当者を活かしたサ
ービスを提供し、ファンを増やすことで、取引先数の増加を図ります。
ハ.地域社会に対して
地方公共団体等の地域関係者と連携した地方創生(まち・ひと・しごと創
生)に関与することで地域社会に貢献します。また、地域行事や地域教育に
積極的に参加し地域との絆を深め、幅広い社会貢献活動に取組みます。
以
【本件に関するお問い合わせ先】
呉信用金庫
経営戦略グループ (担当:有田・田中)
電話(0823)25-6833
上