新広消本警第 号

新発田地域広域事務組合消防本部では、郷土の祭り
である城下町新発田まつりを、楽しんでいただくために、
警戒警備などのバックアップをしています。
金魚台輪
新発田まつりについて:毎年 8 月 27 日から 29 日に開催
新発田まつりは、江戸時代から続く諏訪神社の祭礼から始まったものです。
8 月 27 日の民謡流し、28 日の祭りパレードなどイベントが続き、中でも一番の見どこ
ろは、最終日(29 日)の「帰り台輪」。台輪の曳き山車は 1726 年(享保 11 年)から 280
年以上の伝統ある行事です。新発田市内の 6 町内が独自の装飾を施した台輪を所有し、
諏訪神社から各町内まで往復で台輪を曳きます。長い歴史の中で、いつしか曳き手の
威勢の良い若い衆が、もみ合いや台輪の前後を激しく上下させる通称「あおり」を行うよ
うになり勇壮な祭りとなり、新発田市内外を問わず大勢の観客が見学に集まります。
主な警備内容
8月27日(木)
火気を使用している露店を廻り、消火器が設置されているか検査を行い、安全を確認
しました。
8月28日(金)
まつり期間中に火災などの災害にスムーズに対応できるよう、露店出店区域内への
消防車の通行確認や消火栓への部署確認を行いました。
8月29日(土)
城下町新発田まつりのフィナーレを飾る帰り台輪では、曳き手の若い衆のあおりなどに
より負傷者が出た場合の応急救護処置や、救急車要請までの流れをスムーズに行う必
要があります。関係者の皆さんと合同で帰り台輪の運行を見守りました。
これからも城下町新発田まつりにおいでになった皆様が、安心
してお祭りを楽しめるよう、協力してまいります。