2016年版掲載内容をご覧ください

ひとり親・寡婦の自立のために
目 次
日本国憲法(抜粋)……………………………………………………
1
児童憲章(全文)………………………………………………………
2
ひとり親家庭の現状… ………………………………………………
3
就業支援… ……………………………………………………………
4
1.母子家庭等就業・自立支援センター事業… …………………
4
2.母子・父子自立支援プログラム策定等事業… ………………
4
3.母子・父子自立支援員… ………………………………………
5
4.雇用・就業の機会を拡大するための事業主に対する支援……
5
5.職業能力開発… …………………………………………………
5
生活支援… ……………………………………………………………
9
1.日常生活等に対する支援… ……………………………………
9
2.母子生活支援施設… ……………………………………………
9
3.居住の安定確保… ………………………………………………
9
4.保育等… ………………………………………………………… 10
5.学習支援ボランティア事業… ………………………………… 10
経済的支援…………………………………………………………… 10
1.児童扶養手当… ………………………………………………… 10
2.母子父子寡婦福祉資金貸付金… ……………………………… 13
年金について………………………………………………………… 14
1.国民年金(遺族基礎年金)……………………………………… 14
2.遺族厚生年金… ………………………………………………… 14
3.老齢基礎年金… ………………………………………………… 15
4.老齢厚生年金… ………………………………………………… 15
5.寡婦年金… ……………………………………………………… 15
6.年金の支払… …………………………………………………… 15
7.年金分割… ……………………………………………………… 15
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養育費・面会交流… ……………………………………………… 16
◇養育費と面会交流の相談窓口… ……………………………… 16
1.面会交流… ……………………………………………………… 16
2.養育費… ………………………………………………………… 17
3.養育費の額… …………………………………………………… 17
4.養育費の取り決め方… ………………………………………… 17
5.取り決め後の養育費(額)の変更… ………………………… 18
6.養育費が支払われない時の確保の方法… …………………… 18
生活保護制度の概要… …………………………………………… 18
1.生活保護とは… ………………………………………………… 18
2.目的… …………………………………………………………… 18
ひとり親家庭及び寡婦のための税額控除……………………… 18
1.所得税… ………………………………………………………… 18
2.地方税(住民税)………………………………………………… 19
3.消費税… ………………………………………………………… 19
4.法人税… ………………………………………………………… 19
子どもの貧困対策の推進… ……………………………………… 19
1.目的・基本理念… ……………………………………………… 19
2.現状・背景… …………………………………………………… 20
3.重点施策… ……………………………………………………… 20
ひとり親家庭及び寡婦のための法律の概要… ……………… 21
母子及び父子並びに寡婦福祉法………………………………… 22
関係諸機関等一覧… ……………………………………………… 35
加盟団体及び母子家庭等就業・自立支援センター一覧… … 36
郵便料金表…………………………………………………………… 44
年齢早見表
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日 本
国
憲
法 (
抜
粋
)
(昭和二十一年十一月三日公布)
第三章 国民の権利及び義務
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由
及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉
に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を
必要とする。
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を
営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保
障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
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児
童
憲
章 (
全
文
)
(昭和二十六年五月五日)
われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確
立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境のなかで育てられる。
…
…
一 すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を
保障される。
二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、
家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
三 すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と
災害からまもられる。
四 すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての
責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
五 すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、
また、道徳的心情がつちかわれる。
六 すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整った教育の
施設を用意される。
七 すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
八 すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育
を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられない
ように、十分に保護される。
九 すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、わるい環境からま
もられる。
十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。
あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
十一 すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不十分
な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二 すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類
の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。
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ひとり親家庭の現状
平成23年11月実施 全国母子世帯等調査資料 厚生労働省
○対象:岩手・宮城・福島を除く全国の母子・父子世帯及び養育者世帯からの抽出
生活について
・子ども以外の同居者がいる割合は、母子家庭38.8%。父子家庭60.6%。
・母子家庭の47.7%が平均預貯金残高は50万円未満となっている。
就労について
母子家庭
世帯数
平均就労収入
父子家庭
約123.8万世帯 約22.3万世帯
181万円
360万円
母子家庭の母 父子家庭の父
正雇
39.4%
67.2%
非正雇
47.4%
8.0%
*正雇には、正社員・事業主・経営者を含みます。
・母子家庭の80.6%が就業しているが、非正規の就業割合が高い。
低所得を補うために副業に従事している母子家庭の母もあるが
(10%
未満)、大半は50万円未満の収入となっている。より収入の高い就
業を可能にするための支援が必要。
・父子家庭の91.3%が就業で、正規職員・従業員が67.2%。
父子家庭の父の中で就業の不安定な者への就業の支援が必要。
養育費と面会交流について
・養育費は子どもの生活の支えであり、面会交流は子どもの心の支え
で、両者ともに重要である。
・養育費を支払っているものは、面会交流も実現している場合が多い。
離婚母子家庭
離婚父子家庭
養育費の取り決めをしている
約38%
約18%
養育費を現在も受給している
約20%
約  4%
面会交流の取り決めをしている
約23%
約16%
面会交流を現在も行っている
約28%
約37%
生活保護について
・生活保護を受給している割合は、母子世帯及び父子世帯はともに約
1割。
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就
業
支
援
ひとり親家庭の抱える様々な制約の下で、子育てや生活面等にも配
慮しつつ、福祉施策と雇用施策が連携を図りながら、就業支援を実施
しています。
※託児サービス
ひとり親家庭の母等が職業訓練を受講する際には、
日常生活支援
(P.9
の1参照)による保育サービスの他に、更に現在の厳しい経済雇用情
勢に対応するため、母子家庭等就業・自立支援センター等に託児の申
込をすることにより託児サービスを受けることも可能となっています。
1.母子家庭等就業・自立支援センター事業(お問合せは
P.36〜43をご覧下さい)
各センターでは、ひとり親家庭の父母の自立支援を図るため、就業
支援を着実かつ効果的に実施し、雇用が促進されるよう各機関が実施
主体となり、就業のさまざまな情報のサービスを行っています。又、
弁護士等のアドバイスを受け養育費の取り決めなどの専門的な相談も
行っています。
① 就業相談、就業紹介の実施、就業情報の提供を実施
② 就業準備に関するセミナー等の開催
③ 養育費の取得率の向上を図るための特別相談を実施
④ 事業の訓練に参加するひとり親の子どもの託児サービスを提供
⑤ 自 営型の在宅就業希望に対し独り立ちに向け、コーディネー
ターによる支援を実施
2.母子・父子自立支援プログラム策定等事業
児童扶養手当受給者に対し、
「まず、何から始めたらよいのか」
「ど
のような支援制度があるのか」など、母子・父子自立支援員が相談
を受け説明します。
福祉事務所や一部の母子寡婦福祉団体には自立支援プログラム策定
員を配置して、ハローワークや母子家庭等就業・自立センター(P.36
〜43)と緊密に連携し、きめ細かな就労支援等を行っています。
① 個別に面接を実施
② 本人の生活状況、就業への意欲、資格取得への取組み等の状況
把握
③ 個々のケースに応じた支援メニューを組み合わせた自立支援プ
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ログラムを策定
④ 策定後の状況も継続的にフォローすることで自立促進を図る
3.母子・父子自立支援員
都道府県、市及び福祉事務所設置市町村の職員で、主に福祉事務所
に母子・父子自立支援員として置かれ、ひとり親及び寡婦に対し次の
支援などを行っています。
① 相談に応じ、自立に必要な情報提供や支援
② 職業能力の向上や求職活動に関する支援
4.雇用・就業の機会を拡大するための事業主に対する支援
ひとり親家庭の父母の就職が特に困難な者等をハローワーク又は職
業紹介事業者の紹介により継続して雇用する労働者として雇い入れる
事業主に対し、特定求職者雇用開発助成金が支給されます。
又、それぞれの支援に対して、トライアル雇用奨励金・キャリアアッ
プ助成金・両立支援等助成金などが、事業主に支給されます。
5.職業能力開発
高等学校卒業程度認定試験合格支援
ひとり親家庭の父母の学び直しを通じ、より良い条件での就業・よ
り高度な職業訓練へ、つなぐことの出来る支援です。
① 高卒認定試験合格のための講座修了後に受講費用の20%を支給
② 高卒認定試験合格した場合に受講費用の40%(最大6割支給、
上限15万円)を支給
自立支援教育訓練給付金
一定の要件を満たしたひとり親家庭の父母に対し、パソコン・語学・
実務他、都道府県・市・福祉事務所設置町村の長が指定した教育訓練
講座の受講に要した費用の20%(下限4千1円〜上限10万円)を支給。
高等職業訓練促進給付金(参考資料P.7・8)
ひとり親家庭の父母が、経済的な自立に効果的な資格を取得するた
めに養成機関で2年以上修業する場合において支給されます。受給期
間・月額等詳細につきましては、お住まいの地域の福祉事務所・母子
寡婦福祉団体(P.36〜43参照)にお問い合わせください。
対象となる資格は、看護師・保育士・理学療法士・作業療法士など
のほか、都道府県等の長が地域の実情に応じて定める資格となってい
ます。
専門実践教育訓練給付金(参考資料P.7・8)
雇用保険2年以上加入の被保険者が離職後1年以内で、又一定の要
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件を満たした者が、厚生労働大臣の指定する専門的・実践的な教育訓
練を受ける場合に訓練費用の一定割合が支給されます。
教育訓練支援給付金(参考資料P.7・8)
専門実践教育訓練を受講する45歳未満の離職者に対して、訓練期間
中に支援給付金(基本手当日額の50%相当額)が一定の要件を満たし
た訓練者に対して支給されます。
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〈職業能力開発の参考として〉看護師・保育士等
の資
ひと
生活支援
雇用保険の対象外や
加入が2年未満の
ひとり親
▶ 就労経験のない方
▶ 2年未満の就労の方
など
高等職業訓練
促進給付金
※児童扶養手当受給者
又は同等の所得の方
中長
雇用保険に
2年以上加入の
ひとり親
(離職後1年以内)
(注1)中 長期的なキャリア形成支援措置を2
回目以降に受ける場合は、10 年の被保
険者期間が必要。
(注2)雇用保険に加入していた者については、
失業給付を受けられる場合がある。
(注3)このほか、働いていない方については、
公共職業訓練や求職者支援制度を受け
られる場合がある。
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受講費用支援
▶ 直近まで2年以上就
労した方
など
生活支援
有利な制度を
選択可。
教育訓練支援
給付金
【新設】
※ 45 歳未満の離職者
限定
教育訓練給付金
(専門実践教育訓練)
【拡充】
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育士等
の資格取得を目指す母子家庭の母等への支援
ひとり親向けの支援
【対象期間】
・上限2年(3年目は福祉資金貸付で対応)
【支給額】
・市町村民税非課税の場合
月額 10 万円(課税の場合 月額 7 万 500 円)
〔(支給例) 年間 120 万円、2年で 240 万円)〕
中長期的なキャリア形成支援措置
【対象期間】
・専門実践教育訓練の受講期間(上限3年)
【支給額】
・基本手当日額の 50%
(支給例)
〔年収 181 万円(月収 15 万円、基本手当日額 3,914 円)の場合〕
年間約 71 万、3年で約 213 万
(
)
【対象期間】
・上限3年
【支給額】
① 訓練費用の 40%(年間 32 万円を上限)
② 訓練を修了し、資格取得等一定の要件を満たした場合
訓練費用の 20%を追加給付
※ ①と②の合計額が上限 48 万円、最大3年間で 144 万円
((支給例) 年間 32 万円× 3 年= 96 万円)
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生
活
支
援
ひとり親家庭の母等が自立するため、安心して子育てと仕事を両
立できるよう、生活や子育てに対する支援や、健康面の不安など生
活の中で直面する諸問題の解決や児童の精神的安定を図るための支
援が行われています。
1.日常生活等に対する支援
就職活動・技能習得等の修学や疾病・事故・冠婚葬祭・出張等に
より一時的に家事援助、保育等のサービスが必要となった際に、地
方公共団体が家庭生活支援員を派遣する等して、児童の保育・食事
や身の回りの世話等を行ったりしています。また、児童の養育が困
難となった場合に、市区町村において、児童を児童養護施設等で一
時的に、あるいは休日や夜間に預かる事業等を実施しています。
2.母子生活支援施設
母子生活支援施設は、18歳未満の子どものいる配偶者のいない女
子等が生活面や就職面等における様々な問題によりその子どもを十
分に養育できない場合に、その女子の申込みに基づき、母子を入所
させて保護し、自立に向けた支援を行うとともに、退所した者につ
いても相談支援等を行う施設です。
施設には、各母子世帯の居室のほかに集会・学習室等があり、母
子支援員、保育士(保育所に準ずる設備がある場合)、少年指導員兼
事務員、調理員等、嘱託医が配置されています。
3.居住の安定確保
住宅は生活の重要な基盤であり、母子家庭等が安心して子育てと
就業又は就業のための訓練との両立が可能となるよう、居住の安定
確保を図り、生活面での支援体制を整備することが重要です。
公営住宅については、母子家庭は特に住宅困窮度が高い世帯とし
て、事業主体である地方公共団体の判断により、入居者選定の抽選
による当選率を一般の入居希望者より有利に取り扱うなど優先入居
の取扱いができることとされています。また、雇用促進住宅も一定
の条件の下で利用できる場合があります。
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4.保育等
2008(平成20)年度に設置した安心こども基金により、保育所の
整備・認定こども園整備等の事業が行われてきました。平成23年度
からは、待機児童解消先取りプロジェクトが行われており、平成24
年8月に「子ども・子育て関連3法」が成立しました。
保育所の入所については、母子家庭等の児童は保育所入所の必要性
が高いものとして、優先的に取り扱うよう特別の配慮が市区町村に求
められています。また、保護者が就業や求職活動、職業訓練等を行う
ことができるよう、保護者が昼間家庭にいない児童に対し、授業の終
了後に児童館や学校の余裕教室などを利用して適切な遊びや生活の場
を保障する放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)についても、
母子家庭等を優先的に取り扱うことが求められています。
5.学習支援ボランティア事業
ひとり親家庭の児童等の学習を支援したり相談に乗ったりすること
ができる大学生等のボランティアを派遣する事業です。精神面・経済
面で不安定な状況におかれている児童等を支援して、学ぶことを通し
て貧困の連鎖を断ち切り児童の健全な発育を支援します。
経 済 的 支 援
1.児童扶養手当
目的
父母の離婚などで、父又は母と生計を同じくしていない児童が育
成される家庭(ひとり親家庭)の生活を安定させるとともに自立を促
し、児童の福祉の増進を図ることを目的としています。
対象者
次の条件のいずれかにあてはまる児童(18歳に達する日以後最初
の3月31日までの間にある者又は20歳未満で政令で定める程度の障
害の状態にある者(P.12 ※特別児童扶養手当))を監護している父、
母又はその養育者が支給を受けることができます。
支給要件
①父母が婚姻を解消した児童
②父又は母が死亡した児童
③父又は母が政令で定める重度の障害の状態にある児童
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④父又は母の生死が明らかでない児童
⑤父又は母から1年以上遺棄されている児童
⑥父又は母が裁判所からのDV保護命令を受けている児童
⑦父又は母が法令により1年以上拘禁されている児童
⑧婚姻によらないで生まれた児童
⑨父母ともに不明である児童
※そ の他にも支給要件のある場合もありますので支給要件に該当
するかについては市区町村にご相談ください。
支給要件の制限
次の各号のいずれかに該当するときは支給されません。
①児童、父、母又は養育者が日本国内に住所がないとき。
②児 童が児童福祉施設等に入所しているとき、又は里親に委託さ
れているとき。
③児童が父又は母と生計を同じくしているとき。
④児童が母又は父の配偶者
(内縁関係も含む)
に養育されているとき。
そ の他次の各号のいずれかに該当するときは、全部又は一部が支
給されません。
①児 童が父又は母の死亡について支給される公的年金給付を受け
ることができるとき。
②児童が父又は母に支給されている公的年金給付の額の加算の対
象になっているとき。
③児 童が労働基準法等による遺族補償を受けることができ、給付
事由が発生した日から6年を経過していないとき。
④父、母又は養育者が老齢福祉年金以外の公的年金給付を受けるこ
とができるとき。
⑤父、母又は養育者が労働基準法等による遺族補償を受けることが
でき、給付事由が発生した日から6年を経過していないとき。
一部支給停止措置(平成20年4月から)
支給開始月の初日から起算して5年(支給事由発生から7年)を
超える場合に、受給者等の障害等により就業困難な事情がないにも
かかわらず就業意欲がみられない場合については、手当の1/2を
支給停止する。ただし、3歳未満の児童を育てている場合は、3歳
までの期間は受給期間に含めない取扱いとなります。
一部支給停止の適用除外
次の場合、一部支給停止の適用除外となりますが、手続きが必要
です。
・就業している。
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・求職活動等の自立を図るための活動をしている。
・身体上又は精神上の障害がある。
・負傷又は疾病等により就業することが困難である。
・監護する児童又は親族が障害、負傷、疾病、要介護状態等にあり、
受給者が介護する必要があるため、就業することが困難である。
手当額(平成27年4月〜)
全部支給 42,000円
一部支給 41,990円〜9,910円
※児童2人目については月額5,000円、児童3人目以降については月額3,000
円がそれぞれ加算されます。
受給者の所得(収入から各種控除額を減じたもの。受給者やその
児童が父又は母から養育費を受け取っている場合には養育費の8割
相当額を加える。)と扶養親族等の数を勘案し、全部支給、一部支給、
支給停止のいずれかに決まることになります。なお、児童手当の受
給額については、児童扶養手当の判定所得に算入されません。
受給資格者(母、父または養育者)の所得制限額
(単位:万円未満)
0人
1人
2人
3人
4人
5人
全部支給の所得制限限度額
19
57
95
133
171
209
一部支給の所得制限限度額
192
230
268
306
344
382
扶養親族等の数
申請方法
手当を受けるには、住所地の市役所等の担当課窓口に次の必要書
類を添えて申請手続きをします。都道府県知事等の認定を受けた後、
支給されます。
支給方法
手当は、認定を受けると、認定請求した日の属する月の翌月分から支
給され、4月・8月・12月の3回、支給月の前月までの4ヶ月分が指定
した金融機関の口座へ振込まれます。
現況届
現況届は、所得が限度額を超え手当が全部支給停止となっている
方も含め、毎年8月に提出します。この届は、現在手当を受けてい
る方のその後1年間の受給資格を審査するもので、法律により提出
が義務づけられており、提出しない場合は8月以降の手当が支給さ
れなくなります。
※特別児童扶養手当
法令により定められた程度の障害を有する児童(20歳未満)の父も
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しくは母、または父母にかわって児童を養育している人に支給されま
す。
障害を有する20歳未満の子どもがいるひとり親家庭等には、児童扶
養手当と合わせて支給される場合があります。
2.母子父子寡婦福祉資金貸付金
目的
①配偶者のない女子又は配偶者のない男子であって現に児童を扶養
しているもの等に対し、その経済的自立の助成と生活意欲を図り、
あわせてその扶養している児童の福祉を増進することを目的とし
ています。
②母子及び父子並びに寡婦福祉法の規定に基づき行われています。
対象者
母子福祉資金・父子福祉資金
・母子家庭の母、父子家庭の父
・母子・父子福祉団体、等
寡婦福祉資金
・配偶者のない女子であって、かつて配偶者のない女子として児童
を扶養していたことのあるもの(寡婦)
貸付金の種類(計12種類)
修学・就職・転宅等、目的により資金が分かれています。
12種類は、次の通りです。
(事業開始資金・事業継続資金・修学資金・技能習得資金・修業
資金・就職支度資金・医療介護資金・生活資金・住宅資金・転宅
資金・就学支度資金・結婚資金)
貸付条件等
・利 息:貸付金の種類、連帯保証人の有無によって異なるが、
無利子または、年利1.5%
・償還方法:貸付金の種類によって異なるが、一定の据え置き期間
の後、3年から20年
※貸付の内容・貸付金限度額や期間などの詳細は、お住まいの福祉課
窓口にご確認ください。
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年 金 に つ い て
1.国民年金(遺族基礎年金)
支給要件
被保険者または老齢基礎年金の資格期間を満たした者が死亡した
とき。また、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除
期間を含む。)が加入期間の3分の2以上であること。
※ただし平成38年4月1日前の場合は死亡日に65歳未満であれば、死亡月の
含する月の前々月までの1年間の保険料を納付しなければならない期間の
うちに、保険料の滞納がなければ受けられます。
対象者
死亡した者によって生計を維持されていた、①子のある配偶者と
②子になります。
※子とは次の者に限ります
・18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子
・20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の子
年金額(平成27年4月分から)
780,100円+子の加算
子の加算 第1子・第2子 各 224,500円
第3子以降 各 74,800円
(注)子が遺族基礎年金を受給する場合の加算は第2子以降について
行い、子1人あたりの年金額は、上記による年金額を子供の数で除
した額。
2.遺族厚生年金
厚生年金保険に加入している人が亡くなったときに、その亡くなっ
た人により生計が維持されていた遺族に支給される年金です。
①被保険者要件
ア.被 保険者が死亡したとき、または被保険者期間中の傷病がも
とで初診の日から5年以内に死亡したとき。
イ.老齢厚生年金の資格期間を満たした者が死亡したとき。
ウ.1級・ 2級の障害厚生年金を受けられる者が死亡したとき。
②支給される方
ア.配偶者、又は子
イ.父母
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ウ.孫
エ.祖父母の中で優先順位の高い者
3.老齢基礎年金
20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた方は、65
歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。
保険料を全額免除された期間の年金額は1/2(平成21年3月分までは
1/3)となりますが、保険料の未納期間は年金額の計算の対象期間に
なりません。
年金額(平成27年4月〜)
基本の年金額…780,100円
この額は20歳から60歳になるまでの40年間すべてを、国民年金の
保険料を納めたときの額です。保険料を納めた期間が40年に満たな
いときは、その不足する期間に応じて減額されます。
4.老齢厚生年金
会社に勤めるなどして厚生年金に加入していた人は、老齢基礎年
金の他に老齢厚生年金が65歳から支給されます。
<支給の要件> ・加入期間1ヶ月以上
・1号、2号、3号の被保険者期間合わせて25年以上の受給資格期間
(老齢基礎年金の支給要件を満たしていること。)
5.寡婦年金
国民年金の第1号被保険者として保険料を納めた期間(免除期間
を含む)が25年以上ある夫が死亡したときに、夫に扶養され、かつ、
夫が死亡したときまで引き続き10年以上継続して婚姻関係があった
妻に、60歳から65歳になるまでの間支給されます。
6.年金の支払
年金の支払い月は、年金額と誕生月に応じて異なります。年額27
万円以上の場合には年6回となっており、支払月は、2月、4月、
6月、8月、10月、12月です。それぞれの支払月には、その前月ま
での2ヶ月分の年金が支払われます。
7.年金分割
平成19年4月以降、離婚した場合でも結婚期間中に支払った保険
料に対応する夫婦合計の厚生年金額の最大で1/2まで、年金分割
を受けることが可能になりました。
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一般的な年金相談に関するお問い合わせ
(東日本大震災で被災された方のお問い合わせもお受けいたします)
「ねんきんダイヤル」
0570-05-1165(ナビダイヤル)
050で始まる電話でおかけになる場合は
03-6700-1165(一般電話)
受付時間: 月 曜 日
火∼金曜日
第2土曜日
午前8:30∼午後7:00
午前8:30∼午後5:15
午前9:30∼午後4:00
※月曜日が祝日の場合は、翌日以降の開所日初日に午後7:00まで相談をお受けします。
※祝日
(第2土曜日を除く)
、12月29日∼1月3日はご利用いただけません。
養 育 費・面 会 交 流
◇養育費と面会交流の相談窓口
母子家庭等就業・自立支援センター等
(ご連絡はP36∼43)
養育費相談支援センター
(公益社団法人家庭問題情報センター)
0120-965-419(無料)
03-3980-4108(携帯・PHS等からは)(ご希望により、当センターが電
話をかけ直しています。)
[email protected]
http://www.youikuhi-soudan.jp/
※平日(水曜日を除く) 10:00-20:00 土・祝日 10:00-18:00
水曜日
12:00-22:00
法テラス
(日本司法支援センター)
0570-078374
http://www.houterasu.or.jp/
※月∼金 9:00-21:00 土 9:00-17:00(年末年始・祝日を除く)
1.面会交流
平成24年4月1日より民法が改正され、離婚をする際に、子ども
の面会交流について夫婦間で取り決めを行うことが明記されました。
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2.養育費
養育費とは、子どもが親から自立するまで養育するための費用で、
子どもが満20歳になるまで等と取り決めるのが一般的です。親は、子
どもに対し生活保持義務(自己と同等の生活レベルを子どもにも保持
させなければならない義務)があります。親権者とならなかった親も
子どもの親であることには変わりなく、子どもを養う責任を分担しな
ければなりません。よって、特に取り決めがなくても養育費を支払う
義務はあり、後からでも養育費を請求することができます。
3.養育費の額
子の父・母それぞれの所得によって定められた標準的な養育費の額
がすぐにわかる「算定表」が司法関係者によって作成され、母子家庭
に対する相談業務や調停等においても活用されています。
4.養育費の取り決め方
離婚前
協議離婚の場合は、子どもの親権者をどちらにするのかを決めて離
婚届に記載します。さらに、子どもとの面会や養育費の額等について
も話し合い、その内容は離婚協議書などの書面に残すのが理想的です。
合意内容を強制執行認諾条項付きの公正証書にすれば、証拠力が高ま
り、契約に違反した場合には訴訟をすることなく強制執行することも
可能になります。
家庭裁判所に離婚の調停を申し立てた場合には、親権者を誰にす
るのかといった問題とともに、養育費についても話し合うことがで
きます。調停がまとまり離婚することとなった場合には、調停調書
という文書が作成され、養育費の額や支払方法についても記載され
ることになります。
離婚調停が不成立に終わったため、地方裁判所に訴訟を提起した
場合には、その手続きの中で養育費の支払いについても請求するこ
とができます。訴訟手続きの中で両者の合意ができれば和解という
形で取り決められますが、合意ができないで判決となった場合には、
養育費の支払いについても裁判所が判断し、その結果は裁判官が作
成する判決書に記載されます。
離婚後
父母間で話し合い、できれば書面に残します。しかし、話し合い
では解決できない場合は家庭裁判所に養育費請求の調停を申し立て
ることができます。この調停が不成立に終わった場合には、家事審
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判手続きが開始されます。
5.取り決め後の養育費(額)の変更
話し合いでは解決できない場合は家庭裁判所に養育費増減額請求
の調停を申し立てることになります。
6.養育費が支払われない時の確保の方法
履行勧告
家庭裁判所の離婚訴訟において判決や和解により養育費を定めた場
合や、家庭裁判所における調停や審判により養育費を定めた場合で、
相手方が任意に養育費を支払わない時に、権利者が履行勧告を家庭裁
判所に申し出ます。手数料は無料ですが、勧告は相手方の自発的な履
行を促すにとどまり、強制力は伴いません。
強制執行
公正証書や調停調書、判決書といった書面により養育費の取り決
めはしたものの相手方が支払わない場合には、民事執行法に基づく
強制執行により、強制的に徴収することができます。
生 活 保 護 制 度 の 概 要
1.生活保護とは
生活保護法に基づき、さまざまな理由により、生活を維持できな
くなった場合に、生活に困った方の困窮の程度に応じて必要な保護
を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立
を助長する制度です。
2.目的
生活に現に困窮している国民に、その困窮の程度に応じ必要な保
護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立の助
長を図ることを目的としています。
ひとり親家庭及び寡婦のための税額控除
1.所得税
①寡婦控除額・寡夫控除額
27万円
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(合計所得金額が500万円以下の人) ②特別寡婦控除額
35万円
(扶養親族である子を有し、かつ、合計所得金額が500万円以下の人)
2.地方税(住民税)
①寡婦控除額・寡夫控除額
26万円
②特別寡婦控除額
30万円
(扶養親族である子を有し、かつ合計所得金額が500万円以下の人)
③地方税寡婦の非課税限度額
125万円以下
*平 成25年1月1日以降は、公的年金等に係る源泉徴収税額の計
算に寡婦(寡夫)控除が加えられます。
3.消費税
通達等により日常生活支援事業・母子福祉施設を経営する事業等
(社会福祉事業法に規定される第二種社会福祉事業)は、非課税となっ
ています。
4.法人税
母子及び父子並びに寡婦福祉法第6条第6項に定義する母子・父
子福祉団体が、配偶者のない女子または男子で現に児童を扶養して
いるもの又は寡婦を半数以上雇用して行う事業及び母子福祉貸付金
又は寡婦福祉貸付金を受けて行う事業について法人税は課せられま
せん。
また、公共的施設内に、売店等の設置が許されている母子・父子
福祉団体についても課税されません。(法人税法第7条、同施行令第
5条第2項)ただし、収益事業から生じた所得に対しては課税対象
となります。
子 ど も の 貧 困 対 策 の 推 進
1.目的・基本理念
この法律は、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境
を整備するとともに、教育の機会均等を図るために、子どもの貧困
対策を総合的に推進することを目的とします。
子どもの貧困対策は、子どもの将来がその生まれ育った環境によっ
て左右されることのない社会を実現することを旨として推進されな
ければなりません。
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子どもの貧困対策は、国及び地方公共団体の関係機関相互の密接
な連携の下に、総合的な取組みとして行わなければなりません。
2.現状・背景
子どもの貧困率(18歳未満の子ども)16.3%(2012年厚労省データ)
(2010年OECD加盟34 ヵ国中25位)
子供がいる現役世帯のうち大人が一人の貧困率54.6%
(2012年厚労省データ)(2010年OECD加盟34 ヵ国中33位)
生活保護世帯の子どもの高等学校等進学率90.8%(全体98.6%)
(2013年厚労省/文科省データ)
世代を超えた「貧困の連鎖」
3.重点施策(一部記載)
教育の支援
・学校をプラットフォームとした子どもの貧困対策の推進
・教育費負担の軽減
・貧困の連鎖を防止するための学習支援の推進
・学習が遅れがちな中学生を対象とした学習支援 など
生活の支援
・子どもの生活支援
・保護者の生活支援
・関係機関が連携した支援体制の整備
・支援する人員の確保 など
保護者に対する就労の支援
・在宅就業に関する支援の推進
・保護者の学び直しの支援
・ひとり親家庭の親の就業支援
・生活困窮者や生活保護受給者への就労支援
経済支援
・養育費の確保に対する支援
・児童扶養手当と公的年金の併給調整見直し
・母子福祉資金貸付金等の父子家庭への拡大
・ひとり親家庭の支援施策に関する調査研究 など
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ひとり親家庭及び寡婦のための法律の概要
※母子及び父子並びに寡婦福祉法
(22ページから全文を掲載)
この法律は、母子家庭等及び寡婦の福祉に関する原理を明らかに
するとともに、母子家庭等及び寡婦に対し、その生活の安定と向上
のために必要な措置を講じ、もつて母子家庭等及び寡婦の福祉を図
ることを目的としています。
又、基本理念として、「全て母子家庭等には、児童が、その置かれ
ている環境にかかわらず、心身ともに健やかに育成されるために必
要な諸条件と、その母子家庭の母及び父子家庭の父の健康で文化的
な生活とが保障されるものとする。
寡婦には、母子家庭の母及び父子家庭の父に準じて健康で文化的
な生活が保障されるものとする。」を掲げています。
児童扶養手当法
この法律は、父又は母と生計を同じくしていない児童が育成され
る家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため、当該児童につい
て児童扶養手当を支給し、もって児童の福祉の増進を図ることを目
的としています。
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母子及び父子並びに寡婦福祉法
昭和39年7月1日法律129号
最新改正 平成26法律28
第 1 章 総 則
(目的)
第1条 この法律は、母子家庭等及び寡婦の福祉に関する原理を明らかにするとともに、母子
家庭等及び寡婦に対し、その生活の安定と向上のために必要な措置を講じ、もつて母子家庭
等及び寡婦の福祉を図ることを目的とする。
(基本理念)
第2条 全て母子家庭等には、児童が、その置かれている環境にかかわらず、心身ともに健や
かに育成されるために必要な諸条件と、その母子家庭の母及び父子家庭の父の健康で文化的
な生活とが保障されるものとする。
2 寡婦には、母子家庭の母及び父子家庭の父に準じて健康で文化的な生活が保障されるもの
とする。
(国及び地方公共団体の責務)
第3条 国及び地方公共団体は、母子家庭等及び寡婦の福祉を増進する責務を有する。
2 国及び地方公共団体は、母子家庭等又は寡婦の福祉に関係のある施策を講ずるに当たつて
は、その施策を通じて、前条に規定する理念が具現されるように配慮しなければならない。
(関係機関の責務)
第3条の2 第8条第1項に規定する母子・父子自立支援員、福祉事務所(社会福祉法(昭和
26年法律第45号)に定める福祉に関する事務所をいう。以下同じ。
)その他母子家庭の福祉に
関する機関、児童福祉法(昭和22年法律第164号)に定める児童委員、同法第44条の2第1項
に規定する児童家庭支援センター、同法第38条に規定する母子生活支援施設、第17条第1項、
第30条第3項又は第31条の5第2項の規定により都道府県又は市
(特別区を含む。以下同じ。
)
町村から委託を受けている者、第38条に規定する母子・父子福祉施設、母子・父子福祉団体、
公共職業安定所その他母子家庭の支援を行う関係機関は、母子家庭の母及び児童の生活の安
定と向上のために相互に協力しなければならない。
2 第8条第1項に規定する母子・父子自立支援員、福祉事務所その他父子家庭の福祉に関す
る機関、児童福祉法に定める児童委員、同法第44条の2第1項に規定する児童家庭支援セン
ター、第31条の7第1項、第31条の9第3項又は第31条の11第2項の規定により都道府県又
は市町村から委託を受けている者、第38条に規定する母子・父子福祉施設、母子・父子福祉
団体、公共職業安定所その他父子家庭の支援を行う関係機関は、父子家庭の父及び児童の生
活の安定と向上のために相互に協力しなければならない。
3 第8条第1項に規定する母子・父子自立支援員、福祉事務所その他寡婦の福祉に関する機関、
第33条第1項、第35条第3項又は第35条の2第2項の規定により都道府県又は市町村から委
託を受けている者、第38条に規定する母子・父子福祉施設、母子・父子福祉団体、公共職業
安定所その他寡婦の支援を行う関係機関は、寡婦の生活の安定と向上のために相互に協力し
なければならない。
(自立への努力)
第4条 母子家庭の母及び父子家庭の父並びに寡婦は、自ら進んでその自立を図り、家庭生活
及び職業生活の安定と向上に努めなければならない。
(扶養義務の履行)
第5条 母子家庭等の児童の親は、当該児童が心身ともに健やかに育成されるよう、当該児童
の養育に必要な費用の負担その他当該児童についての扶養義務を履行するように努めなけれ
ばならない。
2 母子家庭等の児童の親は、当該児童が心身ともに健やかに育成されるよう、当該児童を監
護しない親の当該児童についての扶養義務の履行を確保するように努めなければならない。
3 国及び地方公共団体は、母子家庭等の児童が心身ともに健やかに育成されるよう、当該児
童を監護しない親の当該児童についての扶養義務の履行を確保するために広報その他適切な
措置を講ずるように努めなければならない。
(定義)
第6条 この法律において「配偶者のない女子」とは、配偶者(婚姻の届出をしていないが、
事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下同じ。
)と死別した女子であつて、現に婚
姻(婚姻の届出をしていないが、
事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含む。以下同じ。
)
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をしていないもの及びこれに準ずる次に掲げる女子をいう。
1 離婚した女子であつて現に婚姻をしていないもの
2 配偶者の生死が明らかでない女子
3 配偶者から遺棄されている女子
4 配偶者が海外にあるためその扶養を受けることができない女子
5 配偶者が精神又は身体の障害により長期にわたつて労働能力を失つている女子
6 前各号に掲げる者に準ずる女子であつて政令で定めるもの
2 この法律において「配偶者のない男子」とは、配偶者と死別した男子であつて、現に婚姻
をしていないもの及びこれに準ずる次に掲げる男子をいう。
1 離婚した男子であつて現に婚姻をしていないもの
2 配偶者の生死が明らかでない男子
3 配偶者から遺棄されている男子
4 配偶者が海外にあるためその扶養を受けることができない男子
5 配偶者が精神又は身体の障害により長期にわたつて労働能力を失つている男子
6 前各号に掲げる者に準ずる男子であつて政令で定めるもの
3 この法律において「児童」とは、20歳に満たない者をいう。
4 この法律において「寡婦」とは、配偶者のない女子であつて、かつて配偶者のない女子と
して民法(明治29年法律第89号)第877条の規定により児童を扶養していたことのあるものを
いう。
5 この法律において「母子家庭等」とは、母子家庭及び父子家庭をいう。
6 この法律において「母子・父子福祉団体」とは、配偶者のない者で現に児童を扶養してい
るもの(配偶者のない女子であつて民法第877条の規定により現に児童を扶養しているもの
(以
下「配偶者のない女子で現に児童を扶養しているもの」という。
)又は配偶者のない男子であ
つて同条の規定により現に児童を扶養しているもの(以下「配偶者のない男子で現に児童を
扶養しているもの」という。
)をいう。第8条第2項において同じ。
)の福祉又はこれに併せ
て寡婦の福祉を増進することを主たる目的とする次の各号に掲げる法人であつて当該各号に
定めるその役員の過半数が配偶者のない女子又は配偶者のない男子であるものをいう。
1 社会福祉法人 理事
2 前号に掲げるもののほか、営利を目的としない法人であつて厚生労働省令で定めるもの
厚生労働省令で定める役員
(都道府県児童福祉審議会等の権限)
第7条 次の各号に掲げる機関は、母子家庭等の福祉に関する事項につき、調査審議するほか、
当該各号に定める者の諮問に答え、又は関係行政機関に意見を具申することができる。
1 児童福祉法第8条第2項に規定する都道府県児童福祉審議会(同条第1項ただし書に規
定する都道府県にあつては、社会福祉法第7条第1項に規定する地方社会福祉審議会)
都
道府県知事
2 児童福祉法第8条第4項に規定する市町村児童福祉審議会 市町村長(特別区の区長を
含む。以下同じ。)
(母子・父子自立支援員)
第8条 都道府県知事、市長(特別区の区長を含む。
)及び福祉事務所を管理する町村長(以下
「都道府県知事等」という。
)は、社会的信望があり、かつ、次項に規定する職務を行うに必
要な熱意と識見を持つている者のうちから、母子・父子自立支援員を委嘱するものとする。
2 母子・父子自立支援員は、この法律の施行に関し、主として次の業務を行うものとする。
1 配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの及び寡婦に対し、相談に応じ、その自立
に必要な情報提供及び指導を行うこと。
2 配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの及び寡婦に対し、職業能力の向上及び求
職活動に関する支援を行うこと。
3 母子・父子自立支援員は、非常勤とする。ただし、前項に規定する職務につき政令で定
める相当の知識経験を有する者については、常勤とすることができる。
4 都道府県、市及び福祉事務所を設置する町村(以下「都道府県等」という。
)は、母子・
父子自立支援員の研修の実施その他の措置を講ずることにより、母子・父子自立支援員そ
の他の母子家庭の母及び父子家庭の父並びに寡婦の自立の支援に係る事務に従事する人材
の確保及び資質の向上を図るよう努めるものとする。
(福祉事務所)
第9条 福祉事務所は、この法律の施行に関し、主として次の業務を行うものとする。
1 母子家庭等及び寡婦の福祉に関し、母子家庭等及び寡婦並びに母子・父子福祉団体の実
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情その他必要な実情の把握に努めること。
2 母子家庭等及び寡婦の福祉に関する相談に応じ、必要な調査及び指導を行うこと、並び
にこれらに付随する業務を行うこと。
(児童委員の協力)
第10条 児童福祉法に定める児童委員は、この法律の施行について、福祉事務所の長又は母子・
父子自立支援員の行う職務に協力するものとする。
(母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のための措置の積極的かつ計画的な実施等)
第10条の2 都道府県等は、母子家庭等及び寡婦が母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上の
ために最も適切な支援を総合的に受けられるようにするため、地域の実情に応じた母子家庭
等及び寡婦の生活の安定と向上のための措置の積極的かつ計画的な実施及び周知並びに母子
家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のための支援を行う者の活動の連携及び調整を図るよう
努めなければならない。
第 2 章 基本方針等
(基本方針)
第11条 厚生労働大臣は、母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のための措置に関する基
本的な方針(以下「基本方針」という。
)を定めるものとする。
2 基本方針に定める事項は、次のとおりとする。
1 母子家庭等及び寡婦の家庭生活及び職業生活の動向に関する事項
2 母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のため講じようとする施策の基本となるべき事
項
3 都道府県等が、次条の規定に基づき策定する母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上の
ための措置に関する計画(以下「自立促進計画」という。
)の指針となるべき基本的な事項
4 前3号に掲げるもののほか、母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のための措置に関
する重要事項
3 厚生労働大臣は、基本方針を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめ、関
係行政機関の長に協議するものとする。
4 厚生労働大臣は、基本方針を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、これを公表す
るものとする。
(自立促進計画)
第12条 都道府県等は、基本方針に即し、次に掲げる事項を定める自立促進計画を策定し、又
は変更しようとするときは、法律の規定による計画であつて母子家庭等及び寡婦の福祉に関
する事項を定めるものとの調和を保つよう努めなければならない。
1 当該都道府県等の区域における母子家庭等及び寡婦の家庭生活及び職業生活の動向に関
する事項
2 当該都道府県等の区域において母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のため講じよう
とする施策の基本となるべき事項
3 福祉サービスの提供、職業能力の向上の支援その他母子家庭等及び寡婦の生活の安定と
向上のために講ずべき具体的な措置に関する事項
4 前3号に掲げるもののほか、母子家庭等及び寡婦の生活の安定と向上のための措置に関
する重要事項
2 都道府県等は、自立促進計画を策定し、又は変更しようとするときは、あらかじめ、母子
家庭等及び寡婦の置かれている環境、母子家庭等及び寡婦に対する福祉の措置の利用に関す
る母子家庭等及び寡婦の意向その他の母子家庭等及び寡婦の事情を勘案するよう努めなけれ
ばならない。
3 都道府県等は、自立促進計画を策定し、又は変更しようとするときは、あらかじめ、第7
条各号に掲げる機関、子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)第77条第1項又は第4
項に規定する機関その他の母子家庭等及び寡婦の福祉に関する事項を調査審議する合議制の
機関の意見を聴くよう努めなければならない。
4 都道府県等は、自立促進計画を策定し、又は変更しようとするときは、あらかじめ、母子・
父子福祉団体の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。
5 前項に定めるもののほか、都道府県等は、自立促進計画を策定し、又は変更しようとする
ときは、あらかじめ、インターネットの利用その他の厚生労働省令で定める方法により広く
母子家庭等及び寡婦の意見を求めることその他の住民の意見を反映させるために必要な措置
を講ずるよう努めなければならない。
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第 3 章 母子家庭に対する福祉の措置
(母子福祉資金の貸付け)
第13条 都道府県は、配偶者のない女子で現に児童を扶養しているもの又はその扶養してい
る児童(配偶者のない女子で現に児童を扶養しているものが同時に民法第877条の規定により
20歳以上である子その他これに準ずる者を扶養している場合におけるその20歳以上である子
その他これに準ずる者を含む。以下この項及び第3項において同じ。
)に対し、配偶者のない
女子の経済的自立の助成と生活意欲の助長を図り、あわせてその扶養している児童の福祉を
増進するため、次に掲げる資金を貸し付けることができる。
1 事業を開始し、又は継続するのに必要な資金
2 配偶者のない女子が扶養している児童の修学に必要な資金
3 配偶者のない女子又はその者が扶養している児童が事業を開始し、又は就職するために
必要な知識技能を習得するのに必要な資金
4 前3号に掲げるもののほか、配偶者のない女子及びその者が扶養している児童の福祉の
ために必要な資金であつて政令で定めるもの
2 都道府県は、前項に規定する資金のうち、その貸付けの目的を達成するために一定の期間
継続して貸し付ける必要がある資金で政令で定めるものについては、その貸付けの期間中に
当該配偶者のない女子が民法第877条の規定により扶養している全ての児童が20歳に達した後
でも、政令で定めるところにより、なお継続してその貸付けを行うことができる。
3 都道府県は、第1項に規定する資金のうち、その貸付けの目的が児童の修学又は知識技能
の習得に係る資金であつて政令で定めるものを配偶者のない女子で現に児童を扶養している
ものに貸し付けている場合において、その修学又は知識技能の習得の中途において当該配偶
者のない女子が死亡したときは、政令で定めるところにより、当該児童(前項の規定による
貸付けに係る20歳以上である者を含む。
)
がその修学又は知識技能の習得を終了するまでの間、
当該児童に対して、当該資金の貸付けを行うことができる。
(母子・父子福祉団体に対する貸付け)
第14条 都道府県は、政令で定める事業を行う母子・父子福祉団体であつてその事業に使用
される者が主として次の各号に掲げる者のいずれかであるもの又は第1号に掲げる者の自立
の促進を図るための事業として政令で定めるものを行う母子・父子福祉団体に対し、これら
の事業につき、前条第1項第1号に掲げる資金を貸し付けることができる。
1 配偶者のない女子で現に児童を扶養しているもの
2 前号に掲げる者及び配偶者のない男子で現に児童を扶養しているもの
3 第1号に掲げる者及び寡婦
4 第2号に掲げる者及び寡婦
(償還の免除)
第15条 都道府県は、第13条の規定による貸付金の貸付けを受けた者が死亡したとき、又は
精神若しくは身体に著しい障害を受けたため、当該貸付金を償還することができなくなつた
と認められるときは、議会の議決を経て、当該貸付金の償還未済額の全部又は一部の償還を
免除することができる。ただし、政令で定める場合は、この限りでない。
2 都道府県は、第13条第1項第4号に掲げる資金のうち政令で定めるものの貸付けを受けた
者が、所得の状況その他政令で定める事由により当該貸付金を償還することができなくなつ
たと認められるときは、条例で定めるところにより、当該貸付金の償還未済額の一部の償還
を免除することができる。
(政令への委任)
第16条 前3条に定めるもののほか、第13条及び第14条の規定による貸付金(以下「母子福
祉資金貸付金」という。)の貸付金額の限度、貸付方法、償還その他母子福祉資金貸付金の貸
付けに関して必要な事項は、政令で定める。
(母子家庭日常生活支援事業)
第17条 都道府県又は市町村は、配偶者のない女子で現に児童を扶養しているものがその者
の疾病その他の理由により日常生活に支障を生じたと認められるときは、政令で定める基準
に従い、その者につき、その者の居宅その他厚生労働省令で定める場所において、乳幼児の
保育若しくは食事の世話若しくは専門的知識をもつて行う生活及び生業に関する助言、指導
その他の日常生活を営むのに必要な便宜であつて厚生労働省令で定めるものを供与し、又は
当該都道府県若しくは市町村以外の者に当該便宜を供与することを委託する措置を採ること
ができる。
2 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
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当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(措置の解除に係る説明等)
第18条 都道府県知事又は市町村長は、前条第1項の措置を解除する場合には、あらかじめ、
当該措置に係る者に対し、当該措置の解除の理由について説明するとともに、その意見を聴
かなければならない。ただし、当該措置に係る者から当該措置の解除の申出があつた場合そ
の他厚生労働省令で定める場合においては、この限りでない。
(行政手続法の適用除外)
第19条 第17条第1項の措置を解除する処分については、行政手続法(平成5年法律第88号)
第3章(第12条及び第17条第1項を除く。
)の規定は、適用しない。
(事業の開始)
第20条 国及び都道府県以外の者は、厚生労働省令で定めるところにより、あらかじめ、厚
生労働省令で定める事項を都道府県知事に届け出て、母子家庭日常生活支援事業(第17条第
1項の措置に係る者につき同項の厚生労働省令で定める便宜を供与する事業をいう。以下同
じ。)を行うことができる。
(廃止又は休止)
第21条 母子家庭日常生活支援事業を行う者は、その事業を廃止し、又は休止しようとする
ときは、あらかじめ、厚生労働省令で定める事項を都道府県知事に届け出なければならない。
(報告の徴収等)
第22条 都道府県知事は、母子家庭の福祉のために必要があると認めるときは、母子家庭日
常生活支援事業を行う者に対し、必要と認める事項の報告を求め、又は当該職員に、関係者
に対して質問させ、若しくはその事務所に立ち入り、帳簿書類その他の物件を検査させるこ
とができる。
2 前項の規定による質問又は立入検査を行う場合においては、当該職員は、その身分を示す
証明書を携帯し、関係者の請求があるときは、これを提示しなければならない。
3 第1項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。
(事業の停止等)
第23条 都道府県知事は、母子家庭日常生活支援事業を行う者が、この法律若しくはこれに
基づく命令若しくはこれらに基づいてする処分に違反したとき、又はその事業に関し不当に
営利を図り、若しくは第17条第1項の措置に係る配偶者のない女子で現に児童を扶養してい
るもの等の処遇につき不当な行為をしたときは、その事業を行う者に対し、その事業の制限
又は停止を命ずることができる。
(受託義務)
第24条 母子家庭日常生活支援事業を行う者は、第17条第1項の規定による委託を受けたと
きは、正当な理由がなく、これを拒んではならない。
(売店等の設置の許可)
第25条 国又は地方公共団体の設置した事務所その他の公共的施設の管理者は、配偶者のな
い女子で現に児童を扶養しているもの又は母子・父子福祉団体からの申請があつたときは、
その公共的施設内において、新聞、雑誌、たばこ、事務用品、食料品その他の物品を販売し、
又は理容業、美容業等の業務を行うために、売店又は理容所、美容所等の施設を設置するこ
とを許すように努めなければならない。
2 前項の規定により売店その他の施設を設置することを許された者は、病気その他正当な理
由がある場合のほかは、自らその業務に従事し、又は当該母子・父子福祉団体が使用する配
偶者のない女子で現に児童を扶養しているものをその業務に従事させなければならない。
3 都道府県知事は、第1項に規定する売店その他の施設の設置及びその運営を円滑にするた
め、当該都道府県の区域内の公共的施設の管理者と協議を行い、かつ、公共的施設内におけ
る売店等の設置の可能な場所、販売物品の種類等を調査し、その結果を配偶者のない女子で
現に児童を扶養しているもの及び母子・父子福祉団体に知らせる措置を講じなければならな
い。
(製造たばこの小売販売業の許可)
第26条 配偶者のない女子で現に児童を扶養しているものがたばこ事業法(昭和59年法律第
68号)第22条第1項の規定による小売販売業の許可を申請した場合において同法第23条各号
の規定に該当しないときは、財務大臣は、その者に当該許可を与えるように努めなければな
らない。
2 前条第2項の規定は、前項の規定によりたばこ事業法第22条第1項の許可を受けた者につ
いて準用する。
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(公営住宅の供給に関する特別の配慮)
第27条 地方公共団体は、公営住宅法(昭和26年法律第193号)による公営住宅の供給を行う
場合には、母子家庭の福祉が増進されるように特別の配慮をしなければならない。
(保育所への入所等に関する特別の配慮)
第28条 市町村は、児童福祉法第24条第3項の規定により保育所に入所する児童を選考する
場合には、母子家庭の福祉が増進されるように特別の配慮をしなければならない。
2 市町村は、児童福祉法第6条の3第2項に規定する放課後児童健全育成事業その他の厚生
労働省令で定める事業を行う場合には、母子家庭の福祉が増進されるように特別の配慮をし
なければならない。
(雇用の促進)
第29条 国及び地方公共団体は、就職を希望する母子家庭の母及び児童の雇用の促進を図る
ため、事業主その他国民一般の理解を高めるとともに、職業訓練の実施、就職のあつせん、
公共的施設における雇入れの促進等必要な措置を講ずるように努めるものとする。
2 公共職業安定所は、母子家庭の母の雇用の促進を図るため、求人に関する情報の収集及び
提供、母子家庭の母を雇用する事業主に対する援助その他必要な措置を講ずるように努める
ものとする。
(母子家庭就業支援事業等)
第30条 国は、前条第2項の規定に基づき公共職業安定所が講ずる措置のほか、次に掲げる
業務を行うものとする。
1 母子家庭の母及び児童の雇用の促進に関する調査及び研究を行うこと。
2 母子家庭の母及び児童の雇用の促進に関する業務に従事する者その他の関係者に対する研修を
行うこと。
3 都道府県が行う次項に規定する業務(以下「母子家庭就業支援事業」という。
)について、
都道府県に対し、情報の提供その他の援助を行うこと。
2 都道府県は、就職を希望する母子家庭の母及び児童の雇用の促進を図るため、母子・父子
福祉団体と緊密な連携を図りつつ、次に掲げる業務を総合的かつ一体的に行うことができる。
1 母子家庭の母及び児童に対し、就職に関する相談に応じること。
2 母子家庭の母及び児童に対し、職業能力の向上のために必要な措置を講ずること。
3 母子家庭の母及び児童並びに事業主に対し、雇用情報及び就職の支援に関する情報の提
供その他母子家庭の母及び児童の就職に関し必要な支援を行うこと。
3 都道府県は、母子家庭就業支援事業に係る事務の全部又は一部を厚生労働省令で定める者
に委託することができる。
4 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(母子家庭自立支援給付金)
第31条 都道府県等は、配偶者のない女子で現に児童を扶養しているものの雇用の安定及び
就職の促進を図るため、政令で定めるところにより、配偶者のない女子で現に児童を扶養し
ているもの又は事業主に対し、
次に掲げる給付金(以下「母子家庭自立支援給付金」という。
)
を支給することができる。
1 配偶者のない女子で現に児童を扶養しているものが、厚生労働省令で定める教育訓練を
受け、当該教育訓練を修了した場合に、その者に支給する給付金(以下「母子家庭自立支
援教育訓練給付金」という。
)
2 配偶者のない女子で現に児童を扶養しているものが、安定した職業に就くことを容易に
するため必要な資格として厚生労働省令で定めるものを取得するため養成機関において修
業する場合に、その修業と生活との両立を支援するためその者に支給する給付金(以下「母
子家庭高等職業訓練促進給付金」という。
)
3 前2号に掲げる給付金以外の給付金であつて、政令で定めるもの
(不正利得の徴収)
第31条の2 偽りその他不正の手段により母子家庭自立支援給付金の支給を受けた者があると
きは、都道府県知事等は、受給額に相当する金額の全部又は一部をその者から徴収すること
ができる。
(受給権の保護)
第31条の3 母子家庭自立支援教育訓練給付金又は母子家庭高等職業訓練促進給付金の支給を
受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押えることができない。
(公課の禁止)
第31条の4 租税その他の公課は、母子家庭自立支援教育訓練給付金又は母子家庭高等職業訓
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練促進給付金として支給を受けた金銭を標準として、課することができない。
(母子家庭生活向上事業)
第31条の5 都道府県及び市町村は、母子家庭の母及び児童の生活の向上を図るため、母子・
父子福祉団体と緊密な連携を図りつつ、次に掲げる業務(以下「母子家庭生活向上事業」と
いう。)を行うことができる。
1 母子家庭の母及び児童に対し、家庭生活及び職業生活に関する相談に応じ、又は母子・
父子福祉団体による支援その他の母子家庭の母及び児童に対する支援に係る情報の提供を
行うこと。
2 母子家庭の児童に対し、生活に関する相談に応じ、又は学習に関する支援を行うこと。
3 母子家庭の母及び児童に対し、母子家庭相互の交流の機会を提供することその他の必要
な支援を行うこと。
2 都道府県及び市町村は、母子家庭生活向上事業に係る事務の全部又は一部を厚生労働省令
で定める者に委託することができる。
3 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
第 4 章 父子家庭に対する福祉の措置
(父子福祉資金の貸付け)
第31条の6 都道府県は、配偶者のない男子で現に児童を扶養しているもの又はその扶養して
いる児童(配偶者のない男子で現に児童を扶養しているものが同時に民法第877条の規定によ
り20歳以上である子その他これに準ずる者を扶養している場合におけるその20歳以上である
子その他これに準ずる者を含む。以下この項及び第3項において同じ。
)に対し、配偶者のな
い男子の経済的自立の助成と生活意欲の助長を図り、あわせてその扶養している児童の福祉
を増進するため、次に掲げる資金を貸し付けることができる。
1 事業を開始し、又は継続するのに必要な資金
2 配偶者のない男子が扶養している児童の修学に必要な資金
3 配偶者のない男子又はその者が扶養している児童が事業を開始し、又は就職するために
必要な知識技能を習得するのに必要な資金
4 前3号に掲げるもののほか、配偶者のない男子及びその者が扶養している児童の福祉の
ために必要な資金であつて政令で定めるもの
2 都道府県は、前項に規定する資金のうち、その貸付けの目的を達成するために一定の期間
継続して貸し付ける必要がある資金で政令で定めるものについては、その貸付けの期間中に
当該配偶者のない男子が民法第877条の規定により扶養している全ての児童が20歳に達した後
でも、政令で定めるところにより、なお継続してその貸付けを行うことができる。
3 都道府県は、第1項に規定する資金のうち、その貸付けの目的が児童の修学又は知識技能
の習得に係る資金であつて政令で定めるものを配偶者のない男子で現に児童を扶養している
ものに貸し付けている場合において、その修学又は知識技能の習得の中途において当該配偶
者のない男子が死亡したときは、政令で定めるところにより、当該児童(前項の規定による
貸付けに係る20歳以上である者を含む。
)
がその修学又は知識技能の習得を終了するまでの間、
当該児童に対して、当該資金の貸付けを行うことができる。
4 第14条(各号を除く。)の規定は、政令で定める事業を行う母子・父子福祉団体であつてそ
の事業に使用される者が主として次の各号に掲げる者のいずれかであるもの又は第1号に掲
げる者の自立の促進を図るための事業として政令で定めるものを行う母子・父子福祉団体に
ついて準用する。この場合において、
同条中「次の各号」とあるのは「第31条の6第4項各号」
と、「又は第1号」とあるのは「又は同項第1号」と、
「前条第1項第1号」とあるのは「同
条第1項第1号」と読み替えるものとする。
1 配偶者のない男子で現に児童を扶養しているもの
2 前号に掲げる者及び寡婦
5 第15条第1項の規定は第1項から第3項までの規定による貸付金の貸付けを受けた者につ
いて、同条第2項の規定は第1項第4号に掲げる資金のうち政令で定めるものの貸付けを受
けた者について、それぞれ準用する。
6 都道府県は、母子福祉資金貸付金の貸付けを受けることができる母子・父子福祉団体につ
いては、第1項から第3項まで及び第4項において読み替えて準用する第14条の規定による
貸付金(以下「父子福祉資金貸付金」という。
)の貸付けを行わない。
7 第1項から第3項まで、第4項において読み替えて準用する第14条、第5項において準用
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する第15条及び前項に定めるもののほか、父子福祉資金貸付金の貸付金額の限度、貸付方法、
償還その他父子福祉資金貸付金の貸付けに関して必要な事項は、政令で定める。
(父子家庭日常生活支援事業)
第31条の7 都道府県又は市町村は、配偶者のない男子で現に児童を扶養しているものがその
者の疾病その他の理由により日常生活に支障を生じたと認められるときは、政令で定める基
準に従い、その者につき、その者の居宅その他厚生労働省令で定める場所において、乳幼児
の保育若しくは食事の世話若しくは専門的知識をもつて行う生活及び生業に関する助言、指
導その他の日常生活を営むのに必要な便宜であつて厚生労働省令で定めるものを供与し、又
は当該都道府県若しくは市町村以外の者に当該便宜を供与することを委託する措置を採るこ
とができる。
2 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
3 第18条及び第19条の規定は、第1項の措置について準用する。
4 第20条の規定は父子家庭日常生活支援事業(第1項の措置に係る配偶者のない男子で現に
児童を扶養しているものにつき同項の厚生労働省令で定める便宜を供与する事業をいう。以
下同じ。)について、第21条から第24条までの規定は父子家庭日常生活支援事業を行う者につ
いて、それぞれ準用する。この場合において、第22条第1項中「母子家庭の」とあるのは「父
子家庭の」と、第23条中「第17条第1項」とあるのは「第31条の7第1項」と、
「配偶者のな
い女子で現に児童を扶養しているもの」とあるのは「配偶者のない男子で現に児童を扶養し
ているもの」と、第24条中「第17条第1項」とあるのは、
「第31条の7第1項」と読み替える
ものとする。
(公営住宅の供給に関する特別の配慮等)
第31条の8 第27条及び第28条の規定は父子家庭について、第29条第1項の規定は父子家庭の
父及び児童について、同条第2項の規定は父子家庭の父について、それぞれ準用する。
(父子家庭就業支援事業等)
第31条の9 国は、前条において準用する第29条第2項の規定に基づき公共職業安定所が講ず
る措置のほか、次に掲げる業務を行うものとする。
1 父子家庭の父及び児童の雇用の促進に関する調査及び研究を行うこと。
2 父子家庭の父及び児童の雇用の促進に関する業務に従事する者その他の関係者に対する
研修を行うこと。
3 都道府県が行う次項に規定する業務(以下「父子家庭就業支援事業」という。
)について、
都道府県に対し、情報の提供その他の援助を行うこと。
2 都道府県は、就職を希望する父子家庭の父及び児童の雇用の促進を図るため、母子・父子
福祉団体と緊密な連携を図りつつ、次に掲げる業務を総合的かつ一体的に行うことができる。
1 父子家庭の父及び児童に対し、就職に関する相談に応じること。
2 父子家庭の父及び児童に対し、職業能力の向上のために必要な措置を講ずること。
3 父子家庭の父及び児童並びに事業主に対し、雇用情報及び就職の支援に関する情報の提
供その他父子家庭の父及び児童の就職に関し必要な支援を行うこと。
3 都道府県は、父子家庭就業支援事業に係る事務の全部又は一部を厚生労働省令で定める者
に委託することができる。
4 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(父子家庭自立支援給付金)
第31条の10 第31条から第31条の4までの規定は、配偶者のない男子で現に児童を扶養して
いるものについて準用する。この場合において、第31条中「母子家庭自立支援給付金」とあ
るのは「父子家庭自立支援給付金」と、同条第1号中「母子家庭自立支援教育訓練給付金」
とあるのは「父子家庭自立支援教育訓練給付金」と、同条第2号中「母子家庭高等職業訓練
促進給付金」とあるのは「父子家庭高等職業訓練促進給付金」と、第31条の2中「母子家庭
自立支援給付金」とあるのは「父子家庭自立支援給付金」と、
第31条の3及び第31条の4中「母
子家庭自立支援教育訓練給付金又は母子家庭高等職業訓練促進給付金」とあるのは「父子家
庭自立支援教育訓練給付金又は父子家庭高等職業訓練促進給付金」と読み替えるものとする。
(父子家庭生活向上事業)
第31条の11 都道府県及び市町村は、父子家庭の父及び児童の生活の向上を図るため、母子・
父子福祉団体と緊密な連携を図りつつ、次に掲げる業務(以下「父子家庭生活向上事業」と
いう。)を行うことができる。
1 父子家庭の父及び児童に対し、家庭生活及び職業生活に関する相談に応じ、又は母子・
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父子福祉団体による支援その他の父子家庭の父及び児童に対する支援に係る情報の提供を
行うこと。
2 父子家庭の児童に対し、生活に関する相談に応じ、又は学習に関する支援を行うこと。
3 父子家庭の父及び児童に対し、父子家庭相互の交流の機会を提供することその他の必要
な支援を行うこと。
2 都道府県及び市町村は、父子家庭生活向上事業に係る事務の全部又は一部を厚生労働省令
で定める者に委託することができる。
3 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
第 5 章 寡婦に対する福祉の措置
(寡婦福祉資金の貸付け)
第32条 都道府県は、寡婦又は寡婦が民法第877条の規定により扶養している20歳以上である
子その他これに準ずる者(以下この項及び次項において「寡婦の被扶養者」という。
)に対し、
寡婦の経済的自立の助成と生活意欲の助長を図り、あわせて寡婦の被扶養者の福祉を増進す
るため、次に掲げる資金を貸し付けることができる。
1 事業を開始し、又は継続するのに必要な資金
2 寡婦の被扶養者の修学に必要な資金
3 寡婦又は寡婦の被扶養者が事業を開始し、又は就職するために必要な知識技能を習得す
るのに必要な資金
4 前3号に掲げるもののほか、寡婦及び寡婦の被扶養者の福祉のために必要な資金であつ
て政令で定めるもの
2 都道府県は、前項に規定する資金のうち、その貸付けの目的が寡婦の被扶養者の修学又は
知識技能の習得に係る資金であつて政令で定めるものを寡婦に貸し付けている場合において、
当該寡婦の被扶養者の修学又は知識技能の習得の中途において当該寡婦が死亡したときは、
政令で定めるところにより、当該寡婦の被扶養者であつた者が修学又は知識技能の習得を終
了するまでの間、当該寡婦の被扶養者であつた者に対して、当該資金の貸付けを行うことが
できる。
3 民法第877条の規定により現に扶養する子その他これに準ずる者のない寡婦については、当
該寡婦の収入が政令で定める基準を超えるときは、第1項の規定による貸付金の貸付けは、
行わない。ただし、政令で定める特別の事情がある者については、この限りでない。
4 第14条(各号を除く。)の規定は、政令で定める事業を行う母子・父子福祉団体であつてそ
の事業に使用される者が主として寡婦であるもの又は寡婦の自立の促進を図るための事業と
して政令で定めるものを行う母子・父子福祉団体について準用する。この場合において、同
条中「前条第1項第1号」とあるのは、
「第32条第1項第1号」と読み替えるものとする。
5 第15条第1項の規定は、第1項及び第2項の規定による貸付金の貸付けを受けた者につい
て準用する。
6 都道府県は、母子福祉資金貸付金の貸付けを受けることができる寡婦又は母子福祉資金貸
付金若しくは父子福祉資金貸付金の貸付けを受けることができる母子・父子福祉団体につい
ては、第1項及び第2項並びに第4項において読み替えて準用する第14条の規定による貸付
金(以下「寡婦福祉資金貸付金」という。
)の貸付けを行わない。
7 第1項から第3項まで、第4項において読み替えて準用する第14条、第5項において準用
する第15条第1項及び前項に定めるもののほか、寡婦福祉資金貸付金の貸付金額の限度、貸
付方法、償還その他寡婦福祉資金貸付金の貸付けに関して必要な事項は、政令で定める。
(寡婦日常生活支援事業)
第33条 都道府県又は市町村は、寡婦がその者の疾病その他の理由により日常生活に支障を
生じたと認められるときは、政令で定める基準に従い、その者につき、その者の居宅その他
厚生労働省令で定める場所において、食事の世話若しくは専門的知識をもつて行う生活及び
生業に関する助言、指導その他の日常生活を営むのに必要な便宜であつて厚生労働省令で定
めるものを供与し、又は当該都道府県若しくは市町村以外の者に当該便宜を供与することを
委託する措置を採ることができる。
2 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
3 第18条及び第19条の規定は、第1項の措置について準用する。
4 母子家庭日常生活支援事業を行う者は、厚生労働省令で定めるところにより、あらかじめ、
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厚生労働省令で定める事項を都道府県知事に届け出て、寡婦日常生活支援事業(第1項の措
置に係る寡婦につき同項の厚生労働省令で定める便宜を供与する事業をいう。以下同じ。
)を
行うことができる。
5 第21条から第24条までの規定は、寡婦日常生活支援事業を行う者について準用する。この
場合において、第22条第1項中「母子家庭の」とあるのは、
「寡婦の」と、第23条中「第17条
第1項」とあるのは「第33条第1項」と、
「配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの」
とあるのは「寡婦」と、第24条中「第17条第1項」とあるのは「第33条第1項」と読み替え
るものとする。
(売店等の設置の許可等)
第34条 第25条、第26条及び第29条の規定は、寡婦について準用する。この場合において、
第25条第1項中「配偶者のない女子で現に児童を扶養しているもの又は母子・父子福祉団体」
とあり、及び同条第3項中「配偶者のない女子で現に児童を扶養しているもの及び母子・父
子福祉団体」とあるのは、「寡婦」と読み替えるものとする。
2 第25条第1項の規定により売店その他の施設を設置することを許された母子・父子福祉団
体は、同条第2項の規定にかかわらず、当該母子・父子福祉団体が使用する寡婦をその業務
に従事させることができる。
(寡婦就業支援事業等)
第35条 国は、前条第1項において準用する第29条第2項の規定に基づき公共職業安定所が
講ずる措置のほか、次に掲げる業務を行うものとする。
1 寡婦の雇用の促進に関する調査及び研究を行うこと。
2 寡婦の雇用の促進に関する業務に従事する者その他の関係者に対する研修を行うこと。
3 都道府県が行う次項に規定する業務(以下「寡婦就業支援事業」という。
)について、都
道府県に対し、情報の提供その他の援助を行うこと。
2 都道府県は、就職を希望する寡婦の雇用の促進を図るため、母子・父子福祉団体と緊密な
連携を図りつつ、次に掲げる業務を総合的かつ一体的に行うことができる。
1 寡婦に対し、就職に関する相談に応じること。
2 寡婦に対し、職業能力の向上のために必要な措置を講ずること。
3 寡婦及び事業主に対し、雇用情報及び就職の支援に関する情報の提供その他寡婦の就職
に関し必要な支援を行うこと。
3 都道府県は、寡婦就業支援事業に係る事務の全部又は一部を厚生労働省令で定める者に委
託することができる。
4 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(寡婦生活向上事業)
第35条の2 都道府県及び市町村は、寡婦の生活の向上を図るため、母子・父子福祉団体と緊
密な連携を図りつつ、寡婦に対し、家庭生活及び職業生活に関する相談に応じ、又は母子・
父子福祉団体による支援に係る情報の提供その他の必要な支援を行うことができる。
2 都道府県及び市町村は、前項に規定する業務(以下「寡婦生活向上事業」という。
)に係る
事務の全部又は一部を厚生労働省令で定める者に委託することができる。
3 前項の規定による委託に係る事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、
当該事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
第 6 章 福祉資金貸付金に関する特別会計等
(特別会計)
第36条 都道府県は、母子福祉資金貸付金、父子福祉資金貸付金及び寡婦福祉資金貸付金(以
下「福祉資金貸付金」と総称する。
)の貸付けを行うについては、特別会計を設けなければな
らない。
2 前項の特別会計においては、一般会計からの繰入金、次条第1項の規定による国からの借
入金(以下「国からの借入金」という。
)
、福祉資金貸付金の償還金(当該福祉資金貸付金に
係る政令で定める収入を含む。以下同じ。
)及び附属雑収入をもつてその歳入とし、福祉資金
貸付金、同条第2項及び第4項の規定による国への償還金、同条第5項の規定による一般会
計への繰入金並びに貸付けに関する事務に要する費用をもつてその歳出とする。
3 都道府県は、毎年度の特別会計の決算上剰余金を生じたときは、これを当該年度の翌年度
の特別会計の歳入に繰り入れなければならない。
4 第2項に規定する貸付けに関する事務に要する費用の額は、同項の規定に基づく政令で定
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める収入のうち収納済となつたものの額に政令で定める割合を乗じて得た額と、当該経費に
充てるための一般会計からの繰入金の額との合計額を超えてはならない。
(国の貸付け等)
第37条 国は、都道府県が福祉資金貸付金の財源として特別会計に繰り入れる金額の2倍に
相当する金額を、当該繰入れが行われる年度において、無利子で、当該都道府県に貸し付け
るものとする。
2 都道府県は、毎年度、当該年度の前々年度の特別会計の決算上の剰余金の額が、政令で定
める額を超えるときは、その超える額に第1号に掲げる金額の第2号に掲げる金額に対する
割合を乗じて得た額に相当する金額を、政令で定めるところにより国に償還しなければなら
ない。
1 当該年度の前々年度までの国からの借入金の総額(この項及び第4項の規定により国に
償還した金額を除く。)
2 前号に掲げる額と当該都道府県が当該年度の前々年度までに福祉資金貸付金の財源とし
て特別会計に繰り入れた金額の総額(第5項の規定により一般会計に繰り入れた金額を除
く。)との合計額
3 前項の政令で定める額は、当該都道府県の福祉資金貸付金の貸付けの需要等の見通しから
みて、同項の剰余金の額が著しく多額である都道府県について同項の規定が適用されるよう
に定めるものとする。
4 都道府県は、第2項に規定するもののほか、毎年度、福祉資金貸付金の貸付業務に支障が
生じない限りにおいて、国からの借入金の総額の一部に相当する金額を国に償還することが
できる。
5 都道府県は、毎年度、第2項又は前項の規定により国への償還を行つた場合に限り、政令
で定める額を限度として、福祉資金貸付金の財源として特別会計に繰り入れた金額の総額の
一部に相当する金額を、政令で定めるところにより一般会計に繰り入れることができる。
6 都道府県は、福祉資金貸付金の貸付業務を廃止したときは、その際における福祉資金貸付
金の未貸付額及びその後において支払を受けた福祉資金貸付金の償還金の額に、それぞれ第
1号に掲げる金額の第2号に掲げる金額に対する割合を乗じて得た額の合計額を、政令で定
めるところにより国に償還しなければならない。
1 国からの借入金の総額(第2項及び第4項の規定により国に償還した金額を除く。
)
2 前号に掲げる額と当該都道府県が福祉資金貸付金の財源として特別会計に繰り入れた金
額の総額(前項の規定により一般会計に繰り入れた金額を除く。
)との合計額
7 第1項の規定による国の貸付け並びに第2項、第4項及び前項の規定による国への償還の
手続に関し必要な事項は、厚生労働省令で定める。
第 7 章 母子・父子福祉施設
(母子・父子福祉施設)
第38条 都道府県、市町村、社会福祉法人その他の者は、母子家庭の母及び父子家庭の父並
びに児童が、その心身の健康を保持し、生活の向上を図るために利用する母子・父子福祉施
設を設置することができる。
(施設の種類)
第39条 母子・父子福祉施設の種類は、次のとおりとする。
1 母子・父子福祉センター
2 母子・父子休養ホーム
2 母子・父子福祉センターは、無料又は低額な料金で、母子家庭等に対して、各種の相談に
応ずるとともに、生活指導及び生業の指導を行う等母子家庭等の福祉のための便宜を総合的
に供与することを目的とする施設とする。
3 母子・父子休養ホームは、無料又は低額な料金で、母子家庭等に対して、レクリエーショ
ンその他休養のための便宜を供与することを目的とする施設とする。
(施設の設置)
第40条 市町村、社会福祉法人その他の者が母子・父子福祉施設を設置する場合には、社会
福祉法の定めるところによらなければならない。
(寡婦の施設の利用)
第41条 母子・父子福祉施設の設置者は、寡婦に、母子家庭等に準じて母子・父子福祉施設
を利用させることができる。
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第 8 章 費 用
(市町村の支弁)
第42条 次に掲げる費用は、市町村の支弁とする。
1 第17条第1項の規定により市町村が行う母子家庭日常生活支援事業の実施に要する費用
2 第31条の規定により市町村が行う母子家庭自立支援給付金の支給に要する費用
3 第31条の5第1項の規定により市町村が行う母子家庭生活向上事業の実施に要する費用
4 第31条の7第1項の規定により市町村が行う父子家庭日常生活支援事業の実施に要する
費用
5 第31条の10の規定により市町村が行う父子家庭自立支援給付金の支給に要する費用
6 第31条の11第1項の規定により市町村が行う父子家庭生活向上事業の実施に要する費用
7 第33条第1項の規定により市町村が行う寡婦日常生活支援事業の実施に要する費用
8 第35条の2第1項の規定により市町村が行う寡婦生活向上事業の実施に要する費用
(都道府県の支弁)
第43条 次に掲げる費用は、都道府県の支弁とする。
1 第17条第1項の規定により都道府県が行う母子家庭日常生活支援事業の実施に要する費用
2 第30条第2項の規定により都道府県が行う母子家庭就業支援事業の実施に要する費用
3 第31条の規定により都道府県が行う母子家庭自立支援給付金の支給に要する費用
4 第31条の5第1項の規定により都道府県が行う母子家庭生活向上事業の実施に要する費用
5 第31条の7第1項の規定により都道府県が行う父子家庭日常生活支援事業の実施に要する
費用
6 第31条の9第2項の規定により都道府県が行う父子家庭就業支援事業の実施に要する費用
7 第31条の10の規定により都道府県が行う父子家庭自立支援給付金の支給に要する費用
8 第31条の11第1項の規定により都道府県が行う父子家庭生活向上事業の実施に要する費用
9 第33条第1項の規定により都道府県が行う寡婦日常生活支援事業の実施に要する費用
10 第35条第2項の規定により都道府県が行う寡婦就業支援事業の実施に要する費用
11 第35条の2第1項の規定により都道府県が行う寡婦生活向上事業の実施に要する費用
(都道府県の補助)
第44条 都道府県は、政令で定めるところにより、第42条の規定により市町村が支弁した費
用のうち、同条第1号、第3号、第4号及び第6号から第8号までの費用については、その
4分の1以内を補助することができる。
(国の補助)
第45条 国は、政令で定めるところにより、第42条の規定により市町村が支弁した費用のうち、
同条第1号、第3号、第4号及び第6号から第8号までの費用についてはその2分の1以内を、
同条第2号及び第5号の費用についてはその4分の3以内を補助することができる。
2 国は、政令で定めるところにより、第43条の規定により都道府県が支弁した費用のうち、
同条第1号、第2号、第4号、第5号、第6号及び第8号から第11号までの費用については
その2分の1以内を、同条第3号及び第7号の費用についてはその4分の3以内を補助する
ことができる。
第 9 章 雑 則
(大都市等の特例)
第46条 この法律中都道府県が処理することとされている事務で政令で定めるものは、地方
自治法(昭和22年法律第67号)第252条の19第1項の指定都市(以下「指定都市」という。
)
及び同法第252条の22第1項の中核市(以下「中核市」という。
)においては、政令で定める
ところにより、指定都市又は中核市(以下「指定都市等」という。
)が処理するものとする。
この場合においては、この法律中都道府県に関する規定は、指定都市等に関する規定として、
指定都市等に適用があるものとする。
(実施命令)
第47条 この法律に特別の規定があるものを除くほか、この法律の実施のための手続その他
その執行について必要な細則は、厚生労働省令で定める。
第10章 罰 則
第48条 第17条第2項、第30条第4項、第31条の5第3項、第31条の7第2項、第31条の9
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第4項、第31条の11第3項、第33条第2項、第35条第4項又は第35条の2第3項の規定に違
反して秘密を漏らした者は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
・子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関
する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成24・8・
22法律67)
附則 抄
この法律は、子ども・子育て支援法の施行の日から施行する。
〈略〉
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関係諸機関等一覧
(平成27年7月現在)
関係機関名
厚生労働省
文部科学省
内閣府
所在地・電話番号等
総 務 課
家庭福祉課
雇用均等・ 育成環境課 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
児童家庭局 保 育 課 TEL:03-5253-1111
URL http://www.mhlw.go.jp/
短 時 間・
在宅労働課
年 金 局 年 金 課
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
生涯学習 男女共同
政 策 局 参画学習課 TEL:03-5253-4111
URL http://www.mext.go.jp/
男女共同参画局
衆 議 院
国 会
参 議 院
金融広報中央委員会 会長
吉國 眞一
(福)全国社会福祉協議会 会長
斎藤 十朗
(独)国立女性教育会館 理事長
内海 房子
全国地域婦人団体
連絡協議会
会長
柿 沼 トミ子
〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
TEL:03-5253-2111
URL http://www.cao.go.jp/
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
TEL:03-3581-5111
URL http://www.shugiin.go.jp/
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
TEL:03-3581-3111
URL http://www.sangiin.go.jp/
〒103-8660 東京都中央区日本橋本石町2-1-1
日本銀行情報サービス局内
TEL:03-3279-1111
URL http://www.shiruporuto.jp/
〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2
新霞が関ビル内
TEL:03-3581-7851
URL http://www.shakyo.or.jp/
〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
TEL:0493-62-6711
(番号案内)
URL http://www.nwec.jp/
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-14
全国婦人会館3F
TEL:03-3407-4303 FAX:03-3407-4305
URL http://www.chifuren.gr.jp/
〒542-0012 大阪市中央区谷町9-2-27 谷九ビル601
(株)母子福祉増進会 代表取締役 岩 谷 雅 昭 TEL:06-6191-3300
(株)
ホリウチ
〒564-0011 大阪府吹田市岸部南3-14-9
代表取締役 堀 内 博 史 TEL:06-6381-0791
ハナビシ
(株)
〒700-0952 岡山県岡山市北区平田113-106
取締役社長 中 平 善 雄 TEL:086-246-5778
セルフ
(株)
〒700-0031 岡山県岡山市北区富町2-2-2
代表取締役社長 長 尾 俊 一 TEL:086-255-6122
ゼンミ
(株)
〒642-0033 和歌山県海南市鳥居649-2
取締役社長 中 野 節 子 TEL:073-482-1133
URL http://www.zenmi.com/
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加盟団体及び母子家庭等就業・自立支援センター一覧
現在)
2-2
(平成27年7月現在)
* 母子家庭等就業・自立支援センター(左側にセンターと明記)は自治体より母子福祉団体が受託し、
実施しているものを掲載。
東 北 ・ 北 海 道 ブ ロ ッ ク
北海道
センター
2-2
札幌市
6-1
7-1
センター
青森県
7-1
町2-1-1
内
3-2
728
4
305
センター
センター
岩手県
宮城県
センター
秋田県
ビル601
-9
センター
3-106
2-2
2
山形県
センター
社会福祉法人北海道母子寡婦福祉連合会
〒060-0031 札幌市中央区北1条東8丁目 北海道母子福祉センター内
TEL:011-261-0447 FAX:011-232-8095 URL http://doboren.jp/ E-mail:[email protected]
〒050-0083 室蘭市東町2丁目3-3「ハートセンタービル」内
TEL:0143-83-7047 FAX:0143-83-7048
URL http://boshiziritu.sakura.ne.jp/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜18:00
公益社団法人札幌市母子寡婦福祉連合会
〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 札幌市社会福祉総合センター内
TEL:011-631-3270 FAX:011-643-5904
URL http://www.satsuboren.or.jp/ E-mail:[email protected]
住所・E-mail同上 TEL:011-631-4257 FAX:011-632-7131
利用日:年末年始を除く毎日 利用時間:月〜金曜日10:00〜19:00 土・日曜祝日10:00〜17:00
公益財団法人青森県母子寡婦福祉連合会
〒030-0822 青森市中央三丁目20番30号 県民福祉プラザ3階
TEL:017-735-4152 FAX:017-735-4160
URL http://aomori-kenboren.jimdo.com E-mail:[email protected]
住所・FAX・URL・E-mail同上 TEL:017-735-4152 利用日:月〜金曜日 利用時間:8:30〜17:15
一般社団法人 岩手県母子寡婦福祉連合会
〒020-0015 盛岡市本町通三丁目19番1号 岩手県福祉総合相談センター内
TEL・FAX:019-623-8539
URL http://iwateken-boshi.seesaa.net/ E-mail:[email protected]
住所・FAX・URL同上 TEL:019-654-9838 E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:00
公益財団法人宮城県母子福祉連合会
〒983-0832 仙台市宮城野区安養寺3丁目7番3号 宮城県母子・父子福祉センター内
TEL:022-295-0013 FAX:022-256-6512
URL http://www.h2.dion.ne.jp/~miyagi-b/ E-mail:[email protected]
住所・TEL・FAX・E-mail・URL同上
利用日:月・水・木・金・日 利用時間:9:00〜17:00
社会福祉法人秋田県母子寡婦福祉連合会
〒010-0864 秋田市手形住吉町4番26号 秋田県母子福祉総合センター内
TEL:018-833-4249 FAX:018-833-4246
URL http://akiboren.jp/ E-mail:[email protected]
〒010-0922 秋田市旭北栄町1番5号 秋田県社会福祉会館5階
TEL:018-896-1531 FAX:018-866-2166
URL http://www.hitori.on.arena.ne.jp/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:8:30〜17:00
一般財団法人山形県母子寡婦福祉連合会
〒990-0021 山形市小白川町2丁目3番31号 山形県総合社会福祉センター内
TEL:023-633-0962 FAX:023-633-0961
URL http://www5.ocn.ne.jp/~y-boshi/ E-mail:[email protected]
住所・FAX同上 TEL:023-632-2296
URL http://www1.ocn.ne.jp/~y-jiritu/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:30
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関 東 ブ ロ ッ ク
社会福祉法人茨城県母子寡婦福祉連合会
〒310-0065 水戸市八幡町11番52号 ラーク・ハイツ内
TEL:029-221-7505 FAX:029-221-8618
URL http://www.ibaboren.or.jp E-mail:[email protected]
センター 〒310-0011 水戸市三の丸1丁目7番41号 いばらき就職・生活総合支援センター3階
TEL・FAX:029-233-2233 URL同上 E-mail:[email protected]
利用日:日曜・祝日・年末年始は閉館 利用時間:平日 9:00〜17:30 土曜 9:00〜17:00
栃木県 公益財団法人栃木県ひとり親家庭福祉連合会
〒320-0071 宇都宮市野沢町4番地1 とちぎ男女共同参画センター内
TEL:028-665-7806 FAX:028-665-7802
URL http://www.tochiboren.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・E-mail同上 TEL:028-665-7801 FAX:028-665-7802
URL http://www.tochiboshicenter.jp/ 利用日:火〜日曜日 利用時間:8:30〜17:00
群馬県 一般財団法人群馬県母子寡婦福祉協議会
〒371-0843 前橋市新前橋町13番地の12 群馬県社会福祉総合センター内
TEL:027-255-6636 FAX:027-255-6652
URL http://www.boshikai-gunma.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
(12:00〜13:00の間は休み)
埼玉県 公益財団法人埼玉県母子寡婦福祉連合会
〒330-0074 さいたま市浦和区北浦和5-6-5 埼玉県浦和庁舎内
TEL:048-822-1951 FAX:048-822-1955
URL http://www.saiboren.or.jp/ E-mail:[email protected]
千葉県 一般財団法人千葉県母子寡婦福祉連合会
〒260-0856 千葉市中央区亥鼻2丁目10番9号 千葉県母子福祉会館内
TEL:043-222-5818 FAX:043-225-9177
URL http://www.chiboren.com/ E-mail:[email protected]
センター 住所同上 TEL・FAX:043-225-0608 E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:30〜16:30
東京都 一般財団法人 東京都ひとり親家庭福祉協議会
〒162-0823 新宿区神楽河岸1番1号 セントラルプラザ5階
TEL:03-5261-1341 FAX:03-5261-1343
URL http://www.tobokyou.net/ E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX同上 TEL:03-5261-8687 E-mail:[email protected]
(
はあと)利用日:通年 利用時間:9:00〜16:30
センター 〒102-0072 千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター7階
(はあと飯田橋) TEL:03-3263-3451 FAX:03-3263-3452 URL同上 E-mail:[email protected]
利用日:月〜土曜日 利用時間:9:00〜17:00
(火・木は20:00まで)
(受付けは30分前まで)
神奈川県 一般財団法人神奈川県母子寡婦福祉連絡協議会
〒251-0054 藤沢市朝日町9-4 朝日ビル2階203
TEL・FAX:0466-22-1035
URL http://www.kbosiren.com/ E-mail:[email protected]
センター 住所・URL同上 TEL・FAX:0466-90-3601 E-mail:[email protected]
利用日:月〜土曜日
(除く祝日) 利用時間:9:00〜17:00
茨城県
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一般財団法人横浜市母子寡婦福祉会
〒221-0063 横浜市神奈川区立町14番地3 立町ビル202号室
TEL:045-947-4625 FAX:045-947-4626
URL http://www.zaibosi.org/ E-mail:[email protected]
センター 〒231-0014 横浜市中区常盤町3-24 サンビル8階
TEL:045-227-6337 FAX:045-227-6338 E-mail:[email protected]
URL http://hitosapo-ykh.sakura.ne.jp 相談専用045-663-4188
(9:00〜20:30)
利用日:月〜金曜日
(祝・年末年始を除く) 利用時間:9:00〜17:00
川崎市 一般財団法人 川崎市母子寡婦福祉協議会
〒211-0067 川崎市中原区今井上町34番地 和田ビル2階 川崎市母子・父子福祉センター サン・ライヴ内
TEL:044-733-1166 FAX:044-733-8934
URL http://www.boshikai-kawasaki.or.jp E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX同上 利用日:火〜日曜日
(第2・4日曜日は除く)
URL http://www.kawasaki-boshicenter.com E-mail:[email protected]
利用時間:9:00〜17:00
(水・金曜日は21:00まで)
新潟県 一般社団法人 新潟県母子寡婦福祉連合会
〒950-0994 新潟市中央区上所2丁目2番2号 新潟ユニゾンプラザ3階
TEL:025-281-5546 FAX:025-281-5547
URL http://yukitubaki.com E-mail:[email protected]
センター 住所・URL・FAX同上 TEL:025-281-5587 E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:30〜16:30
山梨県 一般財団法人山梨県母子寡婦福祉連合会
〒400-0025 甲府市朝日四丁目5番21号 山梨県母子・父子福祉センター内
TEL:055-252-7014 FAX:055-253-7046
URL http://bokaren-yamanashi.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL同上 E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:30
長野県 一般社団法人長野県ひとり親家庭等福祉連合会
〒380-0928 長野市若里7丁目1番7号 長野県社会福祉総合センター内
TEL・FAX:026-228-9233
URL http://naganohitorioya.jimdo.com/ E-mail:[email protected]
静岡県 公益社団法人静岡県母子寡婦福祉連合会
〒420-0856 静岡市葵区駿府町1番70号 静岡県総合社会福祉会館4階
TEL:054-254-5220 FAX:054-254-0056 E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX同上 TEL:054-254-1191
[本所]URL http://www.shizuboshi.jp/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
[東部支所]
〒410-0801 沼津市大手町1丁目1番3号 沼津商連会館ビル2階 静岡県東部県民生活センター内
TEL・FAX:055-951-8255 URL http://www.shizuboshi.jp/ E-mail:[email protected] 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
[
中部支所] 〒422-8067 静岡市駿河区南町14番1号 水の森ビル3階 静岡県中部県民生活センター内
TEL:054-284-0008 FAX:054-286-3199
URL http://www.shizuboshi.jp/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
[西部支所]
〒430-0929 浜松市中区中央1丁目12-1 浜松総合庁舎3階
TEL:053-452-7107 FAX:053-452-2376
URL http://www.shizuboshi.jp/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
静岡市 一般社団法人静岡市母子寡婦福祉会
〒420-8602 静岡市葵区追手町5番1号 静岡市葵福祉事務所保育児童課内
TEL:054-221-1565 FAX:054-221-1097
URL http://hotheart-shiz.com E-mail:[email protected]
横浜市
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中 部 ブ ロ ッ ク
公益財団法人富山県母子寡婦福祉連合会
〒930-0094 富山市安住町5番21号 富山県総合福祉会館3階
TEL:076-432-4298 FAX:076-432-4221
URL http://www.bokaren-toyama.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX・E-mail同上 TEL:076-432-4210 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
石川県 公益財団法人石川県母子寡婦福祉連合会
〒920-0861 金沢市三社町1番44号 石川県女性センター5階
TEL:076-264-0503 FAX:076-231-5494
URL http://www.spacelan.ne.jp/~kenboren/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・E-mail同上
利用日:日〜金曜日
(土曜日・第3日曜日・祝祭日休み) 利用時間:8:30〜17:15
福井県 一般財団法人福井県母子寡婦福祉連合会
〒910-0026 福井市光陽2丁目3-22 福井県社会福祉センター内
TEL:0776-21-0733 FAX:0776-21-0310
URL http://www10.ocn.ne.jp/~fukubo/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:00
岐阜県 一般財団法人岐阜県母子寡婦福祉連合会
〒500-8385 岐阜市下奈良2丁目2番1号 岐阜県福祉農業会館4階
TEL・FAX:058-274-0494 URL http://shien-gifu.sakura.ne.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX同上 TEL:058-268-2569 URL http://shien-gifu.sakura.ne.jp/center.html E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:30
愛知県 社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会
〒462-0033 名古屋市北区金田町三丁目11番 愛知母子福祉会館内
TEL:052-915-8862 FAX:052-915-8444
URL http://www.aiboren.jp E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX・E-mail同上 TEL:052-915-8824 URL http://www2.odn.ne.jp/~ai-boshihukushi/
利用日:月〜金曜日
(祝祭日を除く) 利用時間:9:30〜16:30
三重県 一般財団法人 三重県母子寡婦福祉連合会
〒514-0003 津市桜橋2丁目131番地 三重県社会福祉会館内
TEL:059-228-6298 FAX:059-228-6301
URL http://www.za.ztv.ne.jp/boshikafu/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
富山県
近 畿 ブ ロ ッ ク
社会福祉法人 滋賀県母子福祉のぞみ会
〒520-0801 大津市におの浜4丁目3番26号 滋賀県母子福祉施設のぞみ荘内
TEL:077-522-2951 FAX:077-521-5082 URL http://nozomi-kai.com/ E-mail:[email protected]
センター 〒523-0891 近江八幡市鷹飼町80-4 滋賀県男女参画センター 滋賀マザーズジョブステーション内
TEL:0748-37-5088 FAX:0748-37-5488 E-mail:shiga-jiritu@ace.ocn.ne.jp
利用日:火〜日曜日
(祝祭日・年末年始を除く、その他男女参画センターの休館日による) 利用時間:9:00〜17:00
滋賀県
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社会福祉法人京都府母子寡婦福祉連合会
〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375番地 京都府立総合社会福祉会館内
TEL:075-223-1360 FAX:075-950-1503 URL http://www3.ocn.ne.jp/~k-boshi/ E-mail:[email protected]
センター 〒620-0045 福知山市駅前町400 市民交流プラザふくちやま4階 北京都ジョブパーク内
北部センター] TEL:0773-23-2771 FAX:0773-22-3816 E-mail:[email protected]
[
利用日:月〜金曜日
(祝祭日・年末年始を除く) 利用時間:9:00〜17:00
[
南部センター] 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ東館2階 京都ジョブパークマザーズジョブカフェ内
TEL:075-662-3773 FAX:075-662-3770 E-mail:[email protected]
利用日:月〜土曜日
(祝祭日・年末年始を除く) 利用時間:9:00〜17:00
京都市 一般社団法人京都市母子寡婦福祉連合会
〒606-0846 京都市左京区下鴨北野々神町26 北山ふれあいセンター 京都市ひとり親家庭支援センター内
TEL:075-708-7750 FAX:075-708-7833
URL http://www.kyoto-boshi.org/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX 同上 E-mail:[email protected]
利用日:火曜日・祝日、年末年始の休みを除く 利用時間:10:00〜18:00
大阪府 社会福祉法人 大阪府母子寡婦福祉連合会
〒540-0012 大阪市中央区谷町五丁目4番13号 大阪府谷町福祉センター内
TEL:06-6762-9995 FAX:06-6762-3796
URL http://www.osakafu-boshiren.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX同上 TEL:06-6762-9498 E-mail:[email protected]
利用日:月〜土曜日 利用時間:10:00〜16:00
大阪市 公益社団法人 大阪市ひとり親家庭福祉連合会
〒531-0071 大阪市北区中津一丁目4番10号 大阪市立愛光会館内
TEL:06-6371-7146 FAX:06-6371-6722
URL http://www.hitoren-osaka.org/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・URL・E-mail同上 FAX:06-6371-0685
利用日:月〜土曜日 利用時間:9:00〜17:00
(火・金曜日は20:00まで)
堺市
一般財団法人堺市母子寡婦福祉会
〒590-0078 大阪府堺市堺区南瓦町2番1号 堺市総合福祉会館2階
TEL・FAX:072-223-7902
URL http://www.sakaiboshi.org/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜金曜日
(祝日を除く)
・第3日曜日
利用時間:9:00〜17:00
(第3日曜日は10:00〜16:00)
兵庫県 一般財団法人 兵庫県婦人共励会
〒650-0011 神戸市中央区下山手通五丁目7番11号 兵庫県母子会館内
TEL:078-341-7372 FAX:078-341-7384
URL http://www.hyougoboshi.join-us.jp/ E-mail:[email protected]
神戸市 社会福祉法人神戸市母子福祉たちばな会
〒650-0016 神戸市中央区橘通3丁目4番1号 神戸市ひとり親家庭支援センター内
TEL:078-341-4532 FAX:078-371-6478 URL:http://kobe-hitorioyashien.com/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL同上 E-mail:[email protected]
利用日:月〜木曜日・毎月第1土曜日 利用時間:10:00〜16:00
(第1土曜日は15:00まで)
奈良県 一般社団法人奈良県母子福祉連合会
〒634-0061 橿原市大久保町320番11 奈良県社会福祉総合センター4階
TEL:0744-29-0188 FAX:0744-29-0189 E-mail:[email protected]
京都府
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和歌山県 公益社団法人和歌山県母子寡婦福祉連合会
〒641-0021 和歌山市和歌浦東3丁目6番46号 和歌山県立和歌山すみれホ−ム内
TEL:073-444-0376 FAX:073-444-0488
URL http://www.w-sumirehome.or.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・URL・E-mail同上 TEL・FAX:073-444-0501
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
中 国 ・ 四 国 ブ ロ ッ ク
鳥取県
一般社団法人 鳥取県母子寡婦福祉連合会
〒689-0201 鳥取市伏野1729-5 鳥取県立福祉人材研修センタ−内
TEL:0857-59-6344 FAX:0857-59-6340
URL http://www.tottori-wel.or.jp/hitorioya/ E-mail:[email protected]
一般財団法人島根県母子寡婦福祉連合会
〒690-0011 松江市東津田町1741番地3 島根県母子福祉センター内
TEL:0852-32-5920 FAX:0852-32-5921 URL http://shimane-boshi.main.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
岡山県 一般財団法人岡山県母子寡婦福祉連合会
〒700-8570 岡山市北区内山下二丁目4番6号 岡山県保健福祉部子ども未来課内
TEL:086-226-7349 FAX:086-234-5770 URL http://www.okayama-boshikai.jp E-mail:[email protected]
広島県 一般財団法人 広島県母子寡婦福祉連合会
〒730-0043 広島市中区富士見町11番6号 広島県女性総合センター2階
TEL・FAX:082-543-6889
URL http://www.hiroshimakenboren.jp E-mail:[email protected]
センター 住所・URL・E-mail同上 TEL・FAX:082-249-7149
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
広島市 一般財団法人 広島市母子寡婦福祉連合会
〒730-0052 広島市中区千田町1丁目9番43号 広島市社会福祉センター4階
TEL:082-241-1768 FAX:082-241-3722
URL http://hiroshimashi-boshikai.jp E-mail:[email protected]
センター 住所・URL同上 TEL:082-546-1751 FAX:082-546-1752
E-mail:[email protected] 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜19:00
山口県 一般財団法人山口県母子寡婦福祉連合会
〒753-0054 山口市富田原町4番58号 山口県母子・父子福祉センター内
TEL:083-923-2490 FAX:083-923-2499
URL http://www.yamaguchi-boshi.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜金曜日・第3日曜日 利用時間:8:30〜17:15
徳島県 公益財団法人徳島県母子寡婦福祉連合会
〒770-0943 徳島市中昭和町1丁目2番地 徳島県立総合福祉センター内
TEL:088-654-7418 FAX:088-654-7414 E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX同上 URL http://www.tbjcenter.jp/ E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜17:00
香川県 一般財団法人香川県母子寡婦福祉連合会
〒769-0102 高松市国分寺町国分348番地2
TEL:087-874-1580 FAX:087-874-1566 E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・E-mail同上 利用日:月〜金曜日 利用時間:8:30〜17:00
島根県
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一般財団法人愛媛県母子寡婦福祉連合会
〒790-0811 松山市本町7丁目2番地 愛媛県本町ビル1階
TEL:089-907-3200 FAX:089-907-3201 E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・E-mail同上 利用日:月〜金曜日 利用時間:8:30〜17:15
愛媛県
九 州 ブ ロ ッ ク
社会福祉法人福岡県母子寡婦福祉連合会
〒816-0804 春日市原町三丁目1番7号 福岡県総合福祉センター内
TEL:092-584-3922 FAX:092-584-3923
URL http://fukuoka-kenboren.jp E-mail:[email protected]
センター 住所同上 TEL:092-584-3931 FAX:092-584-3923 URL・E-mail同上
利用日:月〜金曜日、日曜日 利用時間:平日9:00〜17:00、日曜日9:00〜16:00
北九州市 一般財団法人北九州市母子寡婦福祉会
〒804-0067 北九州市戸畑区汐井町1番6号 ウェルとばた4階
TEL:093-871-3225 FAX:093-871-3226
URL http://www.boshikai-kitakyu.com/ E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX・E-mail同上 TEL:093-871-3224 URL http://www.kitakyu-boshi.com/
利用日:日〜金曜日 利用時間:9:30〜20:30
(日曜のみ9:30〜18:00)
佐賀県 一般財団法人佐賀県母子寡婦福祉連合会
〒840-0804 佐賀市神野東2丁目6番10号 TEL:0952-97-9767 FAX:0952-31-8064
URL http://sagaboren.com E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:火〜日曜日
(月曜日を除く) 利用時間:10:00〜19:00
長崎県 一般社団法人長崎県母子寡婦福祉連合会
〒852-8104 長崎市茂里町3番24号 長崎県総合福祉センター 県棟1階
TEL:095-846-8722 FAX:095-848-7456
URL http://www.nagasaki-kenboren.or.jp E-mail:[email protected]
長崎市 一般社団法人長崎市ひとり親家庭福祉会
〒850-0054 長崎市上町1番33号 社会福祉会館3階
TEL:095-828-1470 FAX:095-828-1476
URL http://www.nagasakishi-boshikai.jp E-mail:[email protected]
県センター 〒852-8108 長崎市川口町13-1 長崎西洋館2階 長崎県総合就職支援センター内
TEL:095-813-0800 FAX:095-848-1112
URL http://www.yell-nagasaki.jp E-mail:[email protected]
利用日:月曜日〜金曜日
(祝日を除く) 利用時間:10:00〜18:00
熊本県 社会福祉法人 熊本県母子寡婦福祉連合会
〒860-0842 熊本市中央区南千反畑町3番7号 熊本県総合福祉センター2階
TEL:096-324-2136 FAX:096-359-8022
URL http://www.kumaboren.com/ E-mail:[email protected]
センター 住所・FAX同上 TEL:096-351-8777 E-mail:[email protected]
利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:00
大分県 一般財団法人 大分県母子寡婦福祉連合会
〒870-0907 大分市大津町2丁目1番41号 大分県総合社会福祉会館内
TEL:097-552-3313 FAX:097-552-3337
URL http://www.oita-boshikafu.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜金曜日・日曜日 利用時間:火〜金曜日8:30〜18:00、日・月曜日8:30〜17:00
福岡県
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一般財団法人宮崎県母子寡婦福祉連合会
〒880-0007 宮崎市原町2番22号 宮崎県福祉総合センター4階
TEL・FAX:0985-22-4696 URL http://www.miyazaki-catv.ne.jp/~kenboren/index.html
E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:00
鹿児島県 社会福祉法人 鹿児島県母子寡婦福祉連合会
〒890-8517 鹿児島市鴨池新町1番7号 鹿児島県社会福祉センター7階
TEL:099-258-2984 FAX:099-296-8123
URL http://www.kaboren.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・E-mail同上 利用日:月〜金曜日 利用時間:9:00〜16:00
沖縄県 公益社団法人 沖縄県母子寡婦福祉連合会
〒903-0804 那覇市首里石嶺町4丁目373番1 沖縄県総合福祉センター内
TEL:098-887-4099 FAX:098-887-4091 URL http://www.okiboren.jp/ E-mail:[email protected]
センター 住所・TEL・FAX・URL・E-mail同上 利用日:月〜土曜日
(祝祭日・年末年始を除く)
利用時間:月〜金曜日8:30〜17:30、土曜日9:00〜17:00
宮崎県
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郵便料金表
基本料金
はがき
通常はがき
52円
往復はがき
104円
定形郵便物
手紙
2015年4月現在
定形外郵便物
82円 (9×14)cm以上 (12×23.5)cm以内
92円 厚さ1cm以内
25g以内
50g以内
50g以内
120円
100g以内
140円
150g以内
205円
250g以内
250円
500g以内
400円
長さ60cm以内 たて+よこ+幅
600円 =90cm以内
1kg以内
ミニレター
(郵便書簡)
2kg以内
870円
4kg以内
1,180円
25g以内
62円
オプションサービスの加算料金
速達
郵便物
(手紙・はがき)
250gまで +280円(基本料金に加算)
1kgまで +380円(基本料金に加算)
4kgまで +650円(基本料金に加算)
現金書留
書留
郵便物
一般書留
(手紙・はがき)
簡易書留
+430円(基本料金に加算)
(損害要償額1万円まで)
さらに5,000円ごとに+10円(上限50万円)
+430円(基本料金に加算)
(損害要償額10万円まで)
さらに5万円ごとに+21円(上限500万円)
+310円(基本料金に加算)
(損害要償額5万円まで)
くわしくはお近くの郵便局へ。または、フリーコール0120-232-886、
もしくはホームページhttp://www.post.japanpost.jp/でご確認ください。
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年齢早見表
年号
大正
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
大正 1 5
昭和 元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
平成28年・西暦2016年・昭和91年・紀元2676年
年齢
西暦
年号
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
昭和 2 4
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
年齢
西暦
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
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42
41
40
39
38
37
36
35
34
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1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
年号
58
59
60
61
62
63
昭和 6 4
平成 元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
年齢
西暦
33
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
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2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
年齢は誕生日以後の満年齢です。誕生日前の年齢は「1」をひいてください。
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誕生
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メデ
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病
主
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メデ ィ カ ル 情 報
病院名
主治医
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