子育てハンドブック(P22~P36)

ひとり親家庭のことは
ひとり親世帯の相談事業
●母子自立支援員
社会福祉事務所では母子自立支援員が、母子父子家庭・寡婦のみなさんの子どもについての悩みなどの
相談に応じて、その問題解決に向けての必要な情報提供や、アドバイスなどのお手伝いをしています。ま
た、自立に向けての就労相談にも応じます。
電話相談も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
(相談日・時間は月~金曜日の午前 9 時~
午後 4 時)
貸付制度
●母子父子寡婦福祉資金の貸付
母子父子家庭や寡婦の経済的自立の助成と生活の安定を図り、あわせて扶養している子どもの福祉を増
進するため、無利子または低利子で各種資金の貸付を行っています。詳しくは、福祉課までお尋ねくださ
い。
1 貸付対象者
(1)母子福祉資金
①母子家庭の母
②父母のいない 20 歳未満の児童(就職支度資金・就学支度資金・修学資金・修業資金のみが対象です。
)
(2)寡婦福祉資金
①寡婦(配偶者のいない女子で、かつて母子家庭であった人)
②40 歳以上の配偶者のいない女子で、現に子どもを扶養していない
人
・子どもが成人してから後に夫と死別・離婚した人
・夫と死別・離婚した人のうち子どものいない人
(3)父子福祉資金
①父子家庭の父
②父母のいない 20 歳未満の児童(就職支度資金・就学支度資金・修学資金・修業資金のみが対象です。
)
③成人している子どもがいる場合は貸付不可
2 連帯保証人
県内に住所があり、借受人と連携して債務を負う信用と資力のある人が必要です。
問い合わせ窓口
羽島市役所 福祉課 児童係
TEL (058)392-1111(内線 2512)
22
母子父子寡婦福祉資金種類別一覧表
(平成 26 年 10 月 1 日から適用)
資金名
(資金コード)
事業開始
(A)
事業継続
(C)
貸付対象者
区分
貸付限度額
(円)
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
母子・父子福祉団体
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
母子・父子福祉団体
母子・父子
福祉団体
4,260,000
貸付後 1 年
個人
2,830,000
貸付後 1 年
母子・父子
福祉団体
1,420,000
貸付後 6 ヵ月
個人
1,420,000
貸付後 6 ヵ月
一般
100,000
特別
(自動車購
入の場合)
320,000
自動車購入分
上限 320,000 の
うち 220,000
医療
340,000
特別
480,000
介護
500,000
一般
月額
68,000
特別
自動車運転免許
取得の場合
460,000
一括(前納金高
額等)
816,000
就職支度
(K)
母子家庭の母又は児童
父子家庭の父又は児童
寡婦
父母のない児童
医療介護
(M)
母子家庭の母
又は児童
父子家庭の父
又は児童
寡婦
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
技能習得
(G)
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
据置期間
償還方法
償還期間
利率
月賦
7 年以内
無利子
月賦
7 年以内
無利子
年賦
6 年以内
無利子
疾病治癒後又は医
療見込期間後(介
護終了又は介護見
込期間後 6 ヵ月)
半年賦
5 年以内
(介護の償
還払いの立
替は 1 回払)
無利子
期間満了後 1 年
半年賦
20 年以内
※10 年以内
で運用
無利子
貸付後 1 年
(保証人がいない場合、有利子 1.5%となります)
資金名
(資金コード)
貸付対象者
区分
転宅
(S)
住宅
(Q)
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
償還方法
償還期間
半年賦
5 年以内
上記医療介護、技
能習得の据置期間
区分に準ずる
失業期間
月額
103,000
母(父・寡婦)
が生計中心者
でないとき
69,000
貸付期間満了後
(期間中に失業者
でなくなった場合
はその翌日から 6
ヵ月)
母子家庭と
なって 7 年未
満の母
貸付総額は 240
万円が限度
養育費取得の
ための裁判費
用
1,236,000
貸付後 6 ヵ月
半年賦
8 年以内
―
260,000
(引越しに要
する運送代も
貸付の対象と
なる)
貸付後 6 ヵ月
半年賦
3 年以内
通常の増改
築及び住宅
取得
1,500,000
貸付後 6 ヵ月
技能習得
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
据置期間
月額
103,000
月額
141,000
医療介護
生活
(O)
貸付限度額
(円)
災害等の住
宅全壊等
半年賦
半年賦
貸付後 6 ヵ月
23
無利子
無利子
6 年以内
月賦
2,000,000
20 年以内
※10 年以内
で運用
母子:8 年以
内
父子:8 年以
内
寡婦:5 年以
内
利率
特別
7 年以内
無利子
資金名
(資金コード)
貸付対象者
修学
(E)
:一般分
(F)
:特別分
母子家庭の児
童・父子家庭の児
童・寡婦の子・父
母のない児童
母子家庭の児童
特例修学(E) 父子家庭の児童
父母のない児童
修業
(I)
母子家庭の児童
父子家庭の児童
寡婦の子
父母のない児童
結婚
(W)
母子家庭の母
父子家庭の父
寡婦
母子家庭の児童
父子家庭の児童
父母のない児童
就学支度
(修学)
(U)
母子家庭の児童
父子家庭の児童
寡婦の子
父母のない児童
区分
※(別表)
―
一般
特別
貸付限度額
(円)
※(別表)
・一般分
・特別分
修学修業資金の
限度額に児童扶
養手当相当額を
加算した額
月額
68,000
自動車運転免許
取得の場合
460,000
据置期間
償還方法
卒業後 6 ヵ月
半年賦
卒業後 6 ヵ月
半年賦
償還期間
20 年以内
※10 年以内
で運用(専修
一般課程は 5
年以内)
20 年以内
※10 年以内
で運用
利率
無利子
無利子
6 年以内
期間満了後 1 年
半年賦
貸付後 6 ヵ月
半年賦
無利子
5 年以内
―
300,000
小学校
40,600
中学校
47,400
国公立
高等学校
高等専門学校
専修学校(高等)
国公立・私立専
修学校(一般)
満 15 歳に達し
た日の属する学
年終了後 6 ヵ月
年賦
自宅
150,000
卒業後 6 ヵ月
無利子
20 年以内
※10 年以内
で運用
専修一般課
程は 5 年以内
無利子
自宅外
160,000
(保証人がいない場合、有利子 1.5%となるものがあります)
資金名
(資金コード)
貸付対象者
区分
私立
高等学校
高等専門学校
専修学校(高等)
就学支度
(修学)
(U)
母子家庭の児童
父子家庭の児童
寡婦の子
父母のない児童
母子家庭の児童
就学支度
父子家庭の児童
(修業施設)
寡婦の子
(U)
父母のない児童
国公立
短期大学
大学
専修学校(専門)
私立
短期大学
大学
専修学校(専門)
中学卒業者
高等学校卒業者
貸付限度額
(円)
据置期間
償還方法
償還期間
利率
卒業後 6 ヵ月
年賦
20 年以内
※10 年以内
で運用
専修一般課
程は 5 年以内
無利子
期間満了後 6 ヵ
月
年賦
5 年以内
無利子
自宅
410,000
自宅外
420,000
自宅
370,000
自宅外
380,000
自宅
580,000
自宅外
590,000
自宅
75,000
自宅外
85,000
自宅
90,000
自宅外
100,000
24
※別表
修学資金(一般分)貸付限度額(月額)一覧表
(平成 27 年 4 月 1 日から適用)
単位:円
学年別
1年
2年
3年
4年
5年
学校等種別
高等学校
自宅通学のとき
国公立
専修学校
自宅外通学のと
き
(高等課程)
自宅通学のとき
私立
自宅外通学のと
き
自宅通学のとき
国公立
高
自宅外通学のと
き
等
専門学校
自宅通学のとき
私立
自宅外通学のと
き
自宅通学のとき
短期大学
国公立
自宅外通学のと
き
専修学校
(専門課程)
自宅通学のとき
私立
自宅外通学のと
き
自宅通学のとき
国公立
大
自宅外通学のと
き
学
自宅通学のとき
私立
自宅外通学のと
き
専修学校
(一般課程)
※別表
18,000
18,000
18,000
23,000
23,000
23,000
30,000
30,000
30,000
35,000
35,000
35,000
21,000
21,000
21,000
45,000
45,000
22,500
22,500
22,500
51,000
51,000
32,000
32,000
32,000
53,000
53,000
35,000
35,000
35,000
60,000
60,000
45,000
45,000
51,000
51,000
53,000
53,000
60,000
60,000
45,000
45,000
45,000
45,000
51,000
51,000
51,000
51,000
54,000
54,000
54,000
54,000
64,000
64,000
64,000
64,000
32,000
32,000
修学資金(特別分)貸付限度額(月額)一覧表
(平成 27 年 4 月 1 日から適用)
単位:円
学年別
1年
2年
3年
4年
5年
学校等種別
高等学校
専修学校
(高等課程)
国公立
私立
国公立
高
等
専門学校
短期大学
専修学校
(専門課程)
私立
国公立
私立
国公立
大
学
私立
専修学校
(一般課程)
自宅通学のとき
27,000
27,000
27,000
自宅外通学のとき
34,500
34,500
34,500
自宅通学のとき
自宅外通学のとき
自宅通学のとき
自宅外通学のとき
45,000
52,500
31,500
33,750
45,000
52,500
31,500
33,750
45,000
52,500
31,500
33,750
67,500
76,500
67,500
76,500
自宅通学のとき
48,000
48,000
48,000
79,500
79,500
自宅外通学のとき
52,500
52,500
52,500
90,000
90,000
自宅通学のとき
67,500
67,500
自宅外通学のとき
76,500
76,500
自宅通学のとき
79,500
79,500
自宅外通学のとき
90,000
90,000
自宅通学のとき
67,500
67,500
67,500
67,500
自宅外通学のとき
76,500
76,500
76,500
76,500
自宅通学のとき
自宅外通学のとき
81,000
96,000
81,000
96,000
81,000
96,000
81,000
96,000
48,000
48,000
25
自立支援教育訓練給付金
雇用保険による教育訓練給付の受給資格を持たないひとり親家庭のお母さんまたはお
父さんが、就職やキャリアアップのために指定された教育訓練講座を受講し、修了し
た場合、受講にかかった費用の一部が支給されます。なお、受講が修了していないと
給付金は支給されません。
受講費用の 20%(上限 10 万円)
※4000 円を超えない場合は支給されません。
羽島市にお住まいのひとり親家庭の母または父で、以下の要件のすべてを満たす方
●児童扶養手当受給者または児童扶養手当を受給できる所得水準であること
●雇用保険法による教育訓練給付の受給資格を有していないこと
●当該教育訓練が適職に就くために必要であると認められること
●過去にこの訓練給付金を受給していないこと
対象となる方ご本人
随時
*受講申し込み前に受講対象講座指定決定を受ける必要があります。
[概要]
[支給内容]
[対象者]
[申請できる人]
[申請期日]
問い合わせ窓口
羽島市役所 福祉課 児童係 TEL (058)392-1111(内線 2512)
高等技能訓練促進費
[概要]
ひとり親家庭のお母さんまたはお父さんが看護師や介護福祉士などの資格取得のため、2 年
以上指定された養成機関で修業する場合に次の手当が支給されます。
●高等技能訓練促進費(修業期間中の生活費の負担軽減のため)
●入学支援修了一時金(入学時の負担軽減のため)
対象となる方の状況により、支給額は異なります。
[支給内容]
<高等技能訓練促進費>
月額 10 万円 (市町村民税非課税世帯)
月額 7 万 500 円(市町村民税課税世帯)
<入学支援修了一時金>
5 万円(市町村民税非課税世帯)
2 万 5000 円(市町村民税課税世帯)
[対象者]
羽島市にお住まいのひとり親家庭の母または父で、以下の要件のすべてを満たす方
●児童扶養手当受給者または児童扶養手当を受給できる所得水準であること
●養成機関において 2 年以上のカリキュラムを修業し、対象資格の習得が見込まれること
●就業または育児と修業の両立が困難であると認められること
●過去にこの訓練促進費または一時金を受給していないこと
※ハローワークなどの訓練手当を受けたことがある場合は要相談
[申請できる人] 対象となる方ご本人
[申請期日]
随時
問い合わせ窓口
羽島市役所 福祉課 児童係 TEL (058)392-1111(内線 2512)
26
母子施設
●母子生活支援施設
18 歳未満の子どもを養育している母子家庭、又はこれに準ずる事情にある母親が、生活していく上で問
題があり子どもを十分に養育できない場合に、母子とともに入所できる施設で、自立促進のため生活を支
援しています。ただし、子どもに必要があると認められる場合には、満 20 歳に達するまで引き続き在所す
ることができます。当施設においては、母子を保護するとともに、その自立を促進するため母子の家庭生
活及び稼動の状況に応じて、就労・家庭生活及び子どもに関する相談、助言を行う等の支援を行っていま
す。各母子世帯の居室のほかに学習室等があり、母子指導員、少年指導員等の職員が配置されています。
問い合わせ窓口
羽島市役所 福祉課 児童係 TEL (058)392-1111(内線 2512)
母子団体
●羽島市母子寡婦福祉連合会
病気や事故等の不幸で、配偶者を失った人、また、事情によって配偶者と別れた人で、特に子どもを抱
えている母子家庭の母親は、生計の維持さらには子どもの養育をしていくには、近年の多様化する社会生
活の中で家計が不安定など、厳しい環境におかれている人が多く見受けられます。このような立場であっ
た母親、寡婦の人達が、お互いに助け合い、励まし合って幸せを築いていこうと結成されました。当会で
は、会員相互の親睦と生活の向上を図ると共に、同じ環境におかれている市内の母子家庭及び父子家庭に
も支援を行っています。
当会の主な活動事業を紹介します。
7月
母子・父子親子日帰り旅行
11 月頃 岐阜県母子・父子運動会
3月
中学校卒業生へ記念品配布
3月
小学校新 1 年生へのお祝いの品配布
また、母子自立支援員と協力・連携をし、母子家庭及び寡婦の人を対象に相談事業を実施し、いろいろ
な悩みごとの相談に応じていますので、お気軽にご相談ください。
お住まいの地区の母子寡婦福祉連合会については、福祉課(電話(058-392-1111 内線 2512)までお問い
合わせください。
羽島市母子寡婦福祉連合会役員
羽島市母子寡婦福祉連合会地区会長名簿
加藤 智子
縄田 幸
足近町
江吉良町
尾畑 芳子
山本 喜代子
小熊町
正木町
竹鼻町
福寿町
大橋
紀代子
川瀬 正子
三須 正子
泉
富美子
小見山 幸子
小池 節子
馬場
かよ子
田中 京子
堀津町
上中町
下中町
桑原町
浅井
啓子
太田
典子
水谷 芳枝
東松 たみ子
大野 信子
田内 幸子
浅野
加納
房子
ヒトミ
児童扶養手当
次のいずれかに該当する 18 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの児童(または 20 歳未満で中程度以
上の障がいのある児童)の父または母や、父または母にかわってその児童を養育している方に支給される手
当です。
1 父母が離婚または父または母が死亡した児童
2 父または母が重度の障がいの状況にある児童
3 父または母から 1 年以上遺棄されている児童
4 父または母が 1 年以上拘禁されている児童
27
5
6
7
父または母が裁判所からDV(配偶者からの暴力)保護命令を受けた児童
父または母が 1 年以上生死不明の状態にある児童
母が婚姻によらないで生まれた児童
●手当額
支給区分
全部支給
一部支給
児童 1 人の場合
月額 42,000 円
※41,990 円から 9,910 円
まできめ細かく設定
児童 2 人の場合
5,000 円加算
3 人以上の場合
第 3 子以降 1 人につき月額 3,000 円加算
(平成 27 年 4 月 1 日現在)
ただし、子どもが次のいずれかに該当する場合は、支給の対象となりません。
1 日本国内に住所を有しないとき
2 里親に委託されているとき
3 父(母)と生計を同じくしているとき(その者が政令で定める程度の障がいの状態にあるときを除く)
4 母(父)の配偶者(事実上の配偶者を含む)に養育されているとき(政令で定める程度の障がいの状態
にある父(母)を除く)
5 下記の児童福祉施設等に入所しているとき
児童自立支援施設(保護者(父・母)とともに入所する場合を除く)及び少年院、少年鑑別所等
●手当の制限
手当を受けようとする母親などの所得が一定額以上あるときは、支給停止になります。下表を参照して
ください。
※養育費を受けている場合は、養育費の 8 割を所得の対象とみなします。
所得制限限度額表(平成 26 年度)
(単位:円)
本人
扶養親族等の数
全部支給
0人
1人
2人
両親がいない子どもの養育者
一部支給
配偶者
所得額
所得額
扶養義務者
190,000
1,920,000
2,360,000
570,000
2,300,000
2,740,000
950,000
2,680,000
3,120,000
3人
1,330,000
3,060,000
3,500,000
4人
1,710,000
3,440,000
3,880,000
5人
2,090,000
3,820,000
4,260,000
※所得税法に規定する老人控除対象配偶者、老人扶養親族または特定扶養親族がある方についての限度額は、
上記の額に次の額を加算したものとする。
1 本人の場合
(1)老人控除対象配偶者または老人扶養親族 1 人につき 10 万円
(2)特定扶養親族 1 人につき 15 万円
2 両親がいない子どもの養育者、配偶者、扶養義務者の場合は、老人扶養親族 1 人につき(当該老人扶養親
族のほかに扶養親族がいないときは、当該老人扶養親族のうち 1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき)6
万円
※法律改正(平成 26 年 12 月 1 日より)
これまで公的年金を受給する方は、児童扶養手当を受給できませんでしたが、平成 26 年 12 月以降は、年
金額が児童扶養手当額より低い方は、その差額分を受給できるようになりました。
問い合わせ窓口
羽島市役所 保険年金課 福祉医療手当係 TEL (058)392-1111(内線 2265)
28
遺族基礎年金
国民年金に加入している方などが亡くなられたとき、その方によって生計を維持されていた次に該当する
方に支給されます。
1 死亡した方の子(18 歳到達年度の末日までの間にあるか、または 20 歳未満で障がいの程度が 1・2 級の
子)と生計を同一にしている子のある配偶者
2 死亡した方の子(18 歳到達年度の末日までの間にあるか、または 20 歳未満で障がいの程度が 1・2 級の
子)
●支給要件
国民年金の保険料を納めた時期等(免除期間を含む)が、加入期間の 3 分の 2 以上あることが必要です。
ただし、死亡日が平成 28 年 3 月 31 日以前にあるときは、死亡日の属する月の前々月までの 1 年間に保険
料の滞納がなければ、この条件を満たしていなくても支給されることになっています。
※一部免除の承認を受けても納めるべき保険料を納めなかった期間は免除期間から除かれます。
●年金額(平成 27 年度価額)
(単位:円)
納付内容
基本額
加算額
合計(年額)
子がある
子ども 1 人
780,100
224,500
1,004,600
配偶者の場合
子ども 2 人
780,100
449,000
1,229,100
子ども 1 人
780,100
0
780,100
子ども 2 人
780,100
224,500
1,004,600
子の場合
※3 人目以降は、1 人につき 74,800 円が加算されます。
(なお、妻に年金が支給される場合は、子には支給さ
れません。
寡婦年金
第 1 号被保険者・任意の加入被保険者として、国民年金の保険料納付済期間等(免除期間を含む)が 25
年以上ある夫が、老齢基礎年金などを受けずに亡くなられた場合、10 年以上婚姻期間があり、夫の生計によ
り維持されていた妻に、60 歳から 65 歳に達するまで支給されます。
●年金額
夫が受けられるはずの老齢基礎年金額の 4 分の 3
問い合わせ窓口
羽島市役所 保険年金課 国民年金係 TEL
(058)392-1111(内線 2264)
遺族厚生(共済)年金
厚生(共済)年金に加入していた方などが亡くなられたとき、その方に生計維持されていた配偶者や子ど
もなどの遺族に対して支給されます。
なお、妻以外の遺族には、次の要件に該当することが必要です。
1 子と孫については、18 歳到達年度末まで、あるいは 20 歳未満で障がいの程度が 1・2 級であること
2 夫、父母、祖父母については、55 歳以上であること(ただし、60 歳に達するまでは支給停止されます。
)
●支給要件
在職中に死亡したとき、または 1 級・2 級の障害厚生年金を受給中に死亡したとき、および老齢厚生年
金の受給資格期間を満たした人が死亡したときなどに支給されます。
問い合わせ窓口
岐阜南年金事務所 TEL (058)273-6161
※ 共済制度については各々の共済組合
29
父子家庭・母子家庭等医療費助成
18 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの児童を扶養している父、母とその児童、両親のいない 18 歳
未満の児童が助成の対象となります。ただし、所得制限があります(児童扶養手当の一部支給の所得制限額
と同じです)
。
この制度を受けるには、申請が必要ですから、該当していると思われる方は、忘れずに申請手続きを行っ
てください。また、受給者証の有効期間は、事実発生日の翌日(ただし、認定日が事実発生日から 30 日を越
える場合は認定日)から最初の 9 月 30 日までです。ただし、児童が満 18 歳に達する日の属する年度におい
て、10 月以降に交付する受給者証については、認定月の初日から最初に到来する 3 月 31 日までですので、
毎年 8 月等に更新手続きを行ってください。
●申請時に必要なもの
印鑑、健康保険証、児童扶養手当証書、年金証書等
問い合わせ窓口
羽島市役所 保険年金課 福祉医療手当係 TEL (058)392-1111(内線 2265)
所得税・住民税の所得控除
扶養控除について
お子さんが産まれた場合、扶養親族(年少扶養)の申告をすることにより、次年度の市県民税額が減少す
る場合があります。扶養控除(年少扶養)の申告は児童扶養手当交付の判断にも影響する場合があります。
手続きは、産まれた年の年末調整、翌年の確定申告・住民税申告のいずれかで行ってください。
寡婦(寡夫)控除について
下記の条件に該当する方は、寡婦(寡夫)控除を受けることができます。
手続きは、産まれた年の年末調整、翌年の確定申告・住民税申告のいずれかで行ってください。
寡婦
区分
寡夫
一般
離婚
特別
次の両方の要件
次の両方の要件
扶養親族(年少扶養も含まれる)か、合
①扶養親族(年少扶養も含まれる)で
①合計所得が38万円以下の生
計所得38万円以下の生計を一にする
ある子を有すること
計を一にする子を有すること
子を有すること
②合計所得が500万円以下であるこ
②合計所得が500万円以下で
と
あること
次のいずれかの要件
①扶養親族(年少扶養も含まれる)か、
死別又は生死不明
合計所得38万円以下の生計を一にす
同上
同上
る子を有すること
②合計所得が500万円以下であること
医療費控除について
出産などで多額の医療費を支払った時は、医療費控除が利用できる場合があります。
手続きは、産まれた年の翌年の確定申告・住民税申告のいずれかで行ってください。
支払った医療費の領収書が必要となります。なお、生命保険や社会保険等により補てん金等を貰った場合
は、その領収書も必要となります。
問い合わせ窓口
住民税:羽島市役所 税務課 市民税係 TEL (058)392-1111(内線 2237・2238)
所得税:岐阜南税務署 TEL (058)271-7111(代表)
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たばこ小売販売業者の許可
母子家庭のお母さんや寡婦の方が、たばこの小売人の指定を受けたい場合は、一般の基準より予定営業所
と既設小売人との距離及び販売見込み本数について、2 割緩和して適用されます。申請に必要な母子家庭等
の証明書の交付は、福祉事務所 福祉課 児童係で受けてください。
問い合わせ窓口
東海財務局 理財部理財課 TEL 052-951-2546
電話設置等の優遇措置
母子家庭が新たに電話を設置する時は、施設設置負担金(36,000 円)の分割払い(1 年 12 回以内)が認め
られます。住民票、受給証明書(児童扶養手当証書・母子年金証書等)
、印鑑を持参の上、NTT の窓口へお申
し込みください。
問い合わせ窓口
NTT 西日本 岐阜支店 TEL 116(局番なし)
交通遺児激励金
県および市では、交通事故により父または母を失った遺児に対し、激励金を支給します。
●激励金の額
(一人あたりの年額)
乳幼児および小学生
中学生
高校生等
岐阜県
15,000 円
20,000 円
25,000 円
羽島市
10,000 円
10,000 円
15,000 円
問い合わせ窓口
羽島市役所 防災交通課 生活安全係 TEL
(058)392-1111(内線 5103)
犯罪被害遺児激励金
県では、犯罪被害により父または母を失った遺児に対し、激励金を支給します。
● 激励金の額(一人当たりの年額)
乳幼児および小学生 15,000 円
中学生
20,000 円
高校生等
25,000 円
問い合わせ窓口
羽島市役所 防災交通課 生活安全係 TEL(058)392-1111(内線 5103)
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手当・年金のことは
児童手当(再掲)
2 ペ-ジをご覧ください。
児童扶養手当(再掲)
27,28 ペ-ジをご覧ください。
特別児童扶養手当
日本国内に住所があり、知的または身体に中程度の以上の障がいのある児童(20 歳未満)を養育している
父母等に支給される制度です。
●対象児童
・身体障害者手帳 1・2・3 級程度
・療育手帳 A1・A2・B1 程度
※手帳を所持されていても、認定されない場合があります
※所定の診断書が必要になります。
●手当額
障がい児童 1 人につき
(1 級)
月額 51,100 円
(2 級)
月額 34,030 円
(平成 27 年 4 月現在)
※ただし、手当を請求する人またはその人と生計を同一にしている方の前年の所得が一定額限度以上ある場
合は、支給停止になります。
●支給月
4 月・8 月・12 月
次のいずれかに該当する場合は、手当は支給されません。
1 支給対象児童が施設に入所したとき
2 支給対象児童が死亡したとき
3 手当を受けている人が、支給対象児童を養育しなくなったとき
4 支給対象児童が障がいを理由とする公的年金を受給できるようになったとき
5 手当を受けている人が死亡したとき
6 日本国内に住所がなくなったとき
問い合わせ窓口
羽島市役所 保険年金課 福祉医療手当係 TEL (058)392-1111(内線 2265)
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その他の相談ごとは
市民相談室
※相談はすべて無料で、秘密は固く守ります。
●市政相談(相談日:毎日月~金曜日 午前 8 時 30 分~午後 5 時)
市政に対する要望・苦情・意見・問い合わせなどについて、相談に応じています。
●行政相談(相談日:毎月第 1 木曜日 午後 1 時~午後 4 時)
国・県・市・特殊法人・認可法人などに関する相談、苦情、要望について、行政相談委員が相談に応じ
ています。
●法律相談(相談日:毎月第 2 水曜日・第 4 金曜日 午後 1 時~午後 3 時)
受付:予約制で事前に申し込み(電話予約も可)
事件・紛争・事故などの法律問題について、弁護士が相談に応じています。
●交通事故相談(相談日:毎週火・金曜日 午前 10 時~午後 4 時)
交通事故の示談・慰謝料・損害賠償などについて、相談に応じています。
●年金相談(相談日:毎週月曜日 午後 1 時~午後 4 時)
厚生年金・国民年金・その他年金に関することについて、相談に応じています。
●心配ごと相談(相談日:毎週金曜日 午後 1 時~午後 4 時)
生活の困りごと、家庭の悩みごと、個人の心配ごとなどについて、相談に応じています。
●人権相談(相談日:毎月第 2 木曜日 午後 1 時~午後 4 時)
家庭・職場・地域での人権に関するもめごと、いやがらせなどについて、人権擁護委員が相談に応じて
います。
●家庭児童相談(相談日:毎週月・水・金曜日 午前 9 時~午後 4 時)
子どもに関する家庭や学校での困りごとなどについて、相談に応じています。
●母子相談(相談日:毎週火・木曜日 午前 9 時~午後 4 時)
母子家庭の経済・生活上の問題などについて、相談に応じています。
●就業促進相談(相談日:毎週月・木曜日 午前 10 時~午後 3 時)
就業に関することについて、相談に応じています。
●建築相談(相談日:毎月第 3 水曜日 午後 1 時~午後 5 時)
新築・増改築の問題、手続・条件などについて、相談に応じています。
●登記相談(相談日:毎月第 1 水曜日 午後 1 時~午後 4 時)
不動産登記・法人・商業登記・供託などについて、司法書士が相談に応じています。
●不動産相談(相談日:毎月第 3 水曜日 午後 1 時~午後 4 時)
土地・建物などの売買・貸借などについて、相談に応じています。
●建築設計<耐震>相談(相談日:毎月第 4 水曜日 午後 1 時~午後 4 時)
建築の設計に関する諸問題や、木造住宅の耐震診断について、相談に応じています。
●多重債務相談(相談日:毎月第 3 火曜日 午後 1 時~午後 4 時)
多重債務・債務整理などについて、司法書士が相談に応じています。
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●消費生活相談(相談日:毎日月~金曜日 午前 9 時~午後 4 時)
消費者事故の報告・苦情や各種の消費生活のことについて、消費生活専門相談員が相談に応じています。
●外国人向け相談
受付:相談日の 3 日前までに申し込み(電話予約も可)毎日月~金曜日 午前 9 時~午後 3 時 30 分
ビザ・外国人向け情報・日常生活などについて、相談に応じています。
問い合わせ窓口
羽島市役所 市民相談室 TEL (058)392-1113
国民年金保険料免除制度
収入が少なく、生活が苦しいために保険料が納められない場合や、生活保護を受けている場合などに、
保険料免除の制度があります。納めないまま放っておかずに相談してみましょう。
問い合わせ窓口
羽島市役所 保険年金課 国民年金係 TEL
(058)392-1111(内線 2264)
生活福祉資金の貸付
収入の少ない世帯、障がい者や介護を必要とする高齢者がいる世帯の経済的自立と生活の安定を図るため、
各種資金の貸付を行っています。
●対象者
母子・寡婦福祉資金など、他の融資を受けることが困難な低所得世帯で、次のような世帯
・日常生活上療養または介護を要する 65 歳以上の高齢者が属する世帯
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方が属する世帯
・生計中心者の失業により、生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯
●資金の種類
総合支援資金、福祉資金、教育支援資金
※原則として連帯保証人が必要です。
問い合わせ窓口
羽島市社会福祉協議会 TEL (058)391-0631
(羽島市福寿町浅平 3 丁目 25 番地 羽島市福祉ふれあい会館 1 階)
就学援助・奨学金
●小中学校就学援助
公立の小中学校に在籍する児童・生徒の保護者で、経済的な理由のために就学させることが困難な方に
対し、学用品費や給食費など就学に要する費用の援助を行う制度です。
※援助の内容:学用品費・修学旅行費・給食費など
問い合わせ窓口
羽島市教育委員会 学校教育課
TEL (058)393-4674 または各小中学校
●羽島市の奨学金制度
市内に住所があり、学資の支弁が困難な状況にある家庭の子どもで高等学校(高専を含む)に在学また
は進学を予定し、健康で学業成績が優秀な人に、審査委員会で審査し奨学金を支給しています。
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問い合わせ窓口
羽島市教育委員会 学校教育課 TEL (058)393-4674
中学 3 年生は、各中学校へ申し出てください。
※民間の奨学金もあります。詳しくは、学校教育課または在学中の各中学校、高等学校へお尋ねください。
●奨学金(岐阜県)
(1)貸与型
岐阜県内に住所を有する方の子弟で、経済的な理由によって修学が困難な方に、奨学金を貸与していま
す。貸付金は無利息で、貸与後 10 年以内に貸与を受けた総額を半年賦又は月賦払方式により返還する制度
です。
(2)給付型
高等学校等(特別支援学校の高等部を除く)に通う低所得者世帯(非課税世帯)に対して、授業料以外
の教育費に充てるため、世帯構成等に応じて、奨学給付金を支給する制度です。
【対 象】平成 26 年 4 月以降に入学した生徒がいる世帯
問い合わせ窓口
公立高等学校等、高等専門学校、短大、大学に在籍の方は岐阜県 教育委員会 教育財務課 経理係
TEL (058)272-8734
私立高等学校等に在籍の方は岐阜県 環境生活部 私学振興・青少年課 私学助成係
TEL (058)272-8240
※奨学金制度については、岐阜県のホームページに掲載されています。
●私立高校生等に対する就学支援制度
家庭の経済状況に関わらず、全ての意志ある県内私立高校生等が安心して勉学に打ち込めるよう、次の
ような助成を行っています。平成 26 年 4 月以降に入学する生徒から制度(対象者や助成額等)が変更され
ます。助成額は下表を参照してください。なお、申請は、在籍する私立学校を通じて行います。
(1)私立高等学校等就学支援金(国制度)
【対 象】 私立高等学校、専修学校及び各種学校(高等学校に類する課程として文部科学大臣が指
定するもの)に在籍する生徒
※平成 26 年 4 月以降、各種学校(国家資格者養成施設の指定を受けているもの)が対象
に加わります。
(2)私立高等学校等授業料軽減補助金(県制度)
【対 象】 岐阜県内の私立高等学校、専修学校及び各種学校(上記私立高等学校等就学支援金と同
じ校種)に在籍する生徒
平成 26 年 3 月以前から在籍する生徒の助成額(年額)
世帯所得区分
就学支援金
軽減補助金
年収 250 万円未満
237,600 円
68,400 円
年収 250 万円以上 350 万円未満
178,200 円
51,300 円
年収 350 万円以上 500 万円未満
118,800 円
34,200 円
年収 500 万円以上
118,800 円
0円
計
306,000 円
229,500 円
153,000 円
118,800 円
平成 26 年 4 月以降入学する生徒の助成額(年額)
世帯所得区分
就学支援金
軽減補助金
年収 250 万円未満
297,000 円
9,000 円
年収 250 万円以上 350 万円未満
237,600 円
51,300 円
年収 350 万円以上 590 万円未満
178,200 円
34,200 円
年収 590 万円以上 910 万円未満
118,800 円
0円
計
306,000 円
288,900 円
212,400 円
118,800 円
※年収は大まかな目安です
問い合わせ窓口
在籍する私立学校、岐阜県環境生活部 私学振興・青少年課 私学助成係
TEL (058)272-8240
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●公立高校生に係る授業料
(1)公立高等学校授業料無償化制(国制度)
授業料について、無償(一部の生徒を除く)となっています。
【対 象】 県内の公立高等学校に平成 26 年 3 月以前から在籍する生徒
(1)公立高等学校等就学支援金(国制度)
市町村民税所得割額が 30 万 4,200 円未満の世帯の生徒に対して、授業料相当額を助成します。
(授業料と相殺)なお、申請は、在籍する高校を通じて行います。
【対 象】 県内の公立高等学校に平成 26 年 4 月以降に入学する生徒
問い合わせ窓口
在籍する公立学校、岐阜県教育委員会 教育財務課 経理係
TEL (058)272-8734
警察安全相談室
警察で取り扱っている業務についての、総合的な相談窓口です。専門員が親切にアドバイスをし、専門的
な措置が必要な場合は、関係する機関を紹介します。
問い合わせ窓口
岐阜県警察 TEL 058-272-9110
※デジタル回線・携帯電話・PHS からは♯9110 でご利用いただけます。(24 時間受付)
岐阜羽島警察署 TEL 058-387-0110
※面談は平日の執務時間(8:30~17:15)
施設
●児童養護施設
児童養護施設は、予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けている等様々な
事情により、家族による養育が困難なおおむね 18 歳までの子どもたちが、家庭に替わる子どもたちの家で
協調性や思いやりの心を育みながら生活をしています。
子どもたちは、施設から学校に通い、四季折々の行事や子ども会など地域の様々な活動に参加していま
す。それらの活動を通して、子どもたちが健全に成長し、社会的に自立するための支援を行っています。
そのほかにも、短期入所生活支援・夜間養護支援事業を行っています。
●乳児院
乳児院は、親の死亡や病気・離婚・家出など、さまざまな事情で家庭での養育が困難な乳幼児をお預か
りする施設です。
家庭の所得状況により費用負担があります。
問い合わせ窓口
岐阜県中央子どもセンター
羽島市役所 福祉課 児童係
TEL (058)273-1111(代表)
TEL (058)392-1111(内線 2512)
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