第3号 平成 27 年(2015 年)6 月 19 日発行 札幌市立北翔養護学校 学校だより 開校記念日を向えて 事務長 後藤 邦昭 初夏の頃、本校の花達も見頃を迎え、色とりどりのパンジーやマリーゴールドが子ども達 を出迎えております。 また、本格的な旅行行事のシーズンとなり、初めに中学部2年生が6月24日(水)から 25日(木)にかけて、千歳へ1泊2日の宿泊学習に出発します。生徒も宿泊学習を楽しみ に、毎日授業を受けております。 さて、先日校庭の花壇に花を植える「花いっぱい運動」を行ないました。この運動は、地 域の方々(おもに、地元のパークゴルフ同好会「ほっと~クラブ」会長 三上徳蔵)と生徒 や職員が花植え活動を通じ、地域との交流を深め、生徒に人とかかわる力を育成することを 目的にしています。そして、パンジーやマリーゴールド、ダリアなど色とりどりの花150 株余りを花壇へ植えました。その様子は、西区役所のホームページで紹介され、読売新聞 (2015,5,27 朝刊)や北海道新聞(2015,6,2 朝刊)にも掲載されました。 ところで、6月22日(月)は、本校の12回目の開校記念日となります。本校の前身は、 平成4年4月に開校した「札幌市立豊成養護学校(小学部、中学部、高等部)」です。その 学校から、中学部と高等部だけが分離し、当時地域高齢者の方々の農園であった場所を地域 の方々の協力と理解により、平成16年4月に「札幌市立北翔養護学校(中学部、高等部)」 として開校し、6月22日を「開校記念日」と定めました。 そのような意義ある日であることを考慮しながら、ゆっくりお休みください。 1 水 すこやか C 同窓会:PM 16 木 中3:臨時休業日 2 木 17 金 中3:臨時休業日 一斉現地 3 金 北翔公開日 18 土 4 5 土 日 19 日 20 月 海の日 6 月 整形相談 21 火 チケット集計日・たんぽぽ・同窓会:プール 7 火 ショウタイム:西小との交流(2・3h) 8 水 同窓会:PM 木 豊成北翔交流会(豊成:PMF) 9 介護等体験Ⅰ期① 同窓会:プール 10 金 介護等体験Ⅰ期② 生徒会活動(4h)スクールカウンセラー来校 みかほ整肢園就学相談見学 10:30~11:30 11 土 12 日 13 月 中3:見学旅行① スマイル:PM 中3:見学旅行②口腔衛生摂食相談④ 14 火 同窓会:プール 15 水 中3:見学旅行③ 同窓会:PM 介護等体験Ⅱ期①・保護者説明会 介護等体験Ⅱ期② 看護師ミーティング 12:00~ 22 水 生徒会新聞・校内放送 同窓会:PM 23 木 ショウタイム国際理解③ 中:ランチルーム 24 金 終業式 大掃除(2h)短縮日課 プール休止 25 土 夏季休業日(~8 月 18 日) 26 日 27 月 28 火 29 水 学校訓練日 30 木 31 金 『やさしさのハンドパワー』 養護教諭 堀口 志乃 過ごしやすい季節を迎え、私にとっては本校に赴任して、二度目の春が終わりました。 保健室の春は、健康診断の季節です。体の大きさを測る身体測定をはじめとして、学校 医が来校し検診を行うものや、検査機関が来校して行うものなど、学年によって健診の 方法や項目は様々です。本校では、保護者の方もお子さんと一緒に検診を受けていただ いています。普段の学習の場とは違う環境で、学校医が診る検診では、お子さんに緊張 する様子や、怖がる様子が見られる場合もあります。そのような時、一緒にいるお母さ んの手がお子さんに触れると、安心するのかしっかりと検診を受けられる時がほとんど です。健康診断は、お母さん方の『ハンドパワー』を、より強く感じることができる保 健室での一コマです。 保健室には、3名の学校看護師がいます。看護師の『看』という字は、5本指の手と 人の目から成り立っていて、“手をかざしてじっと見つめる”“見守り世話をする”とい う意味があり、「手当をする」という言葉もここから来ているそうです。お母さん達は、 お子さんに触れて安心感を与え、様子を見守る存在だと思います。 学校看護師は、養護教諭とは違う立場での専門的な見方をしてくれる大変心強い存在 です。お子さんの様子で、何か気になることがある場合は、いつでも保健室に声をかけ てください。あたたかな愛情あふれるみなさんのお力をお借りしながら、学校看護師、 養護教諭それぞれの専門性で、お子さんたちの学校生活を支援していきたいと思ってい ます。 北翔農園 総務部 佐々木 学 木々の緑も深みを増し、心地よい風を感じられる時期になりました。北翔農園の緑 の深みも少しずつ増していく今日この頃だと思います。 さて、総務部では校内環境整備の一環として北翔農園の管理を担当し、次年度も元 気な作物が収穫できるように、今の時期から堆肥づくりも行っています。芝かりや雑 草処理物に加え、一昨年から、生活学習室に生ごみ処理機を導入し、給食で使用した 新鮮な野菜くずや残飯の一部、学校で出る調理学習の生ごみ等を堆肥化して加えてい ます。規模は小さいですが、学校として身近なエコ活動、 『フードリサイクル』に貢献 できればと考えています。これらエコ活動は、表面には見えない部分ですが、多くの 方々のご協力があり成り立っています。「無理なく無駄なく小さなことからコツコツ と」を合言葉に、継続したご協力を頂けますようお願いいたします。そしてまた、収 穫の秋には立派な作物を生徒が収穫できることを願っています。
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