開講大学 開講科目名 区分 担当教員 学期・曜日・校時 対象

平成27年度
開講大学
香川大学
開講科目名
四国の歴史と文化
区分
四国学A
担当教員
渡邊史郎、林敏浩、村井礼、藤本憲市
学期・曜日・校時
前期・月曜・5限(予定)
対象学生
全学部全学科 ※香川大学生は履修制限あり
(担当教員が想定する学部・
学科の限定等の詳細)
香川大学での科目分類は、全学共通科目主題B-7「地域と生活」
共通教育科目なので主に1~2年向けだが、特に限定はしない。
開講大学での科目
分類と対象学生
四国の歴史と文化
授業科目:全学共通科目主題B7「地域と生活」
対象学生:1~2年全学部 ※「1~2年」とシラバス表記しているが実際は全学年履修可能。
授業形態
第1回ガイダンスは香川大学学生は対面で実施、連携大学学生はeラーニング。第2~15回は、eラーニング教材による非同
期型授業。第16回は期末レポート(予定)。
過年度の開講実績
H22前期、H23前期、H24前期、H25年前期、H26年度前期
講義概要
*H26年度と同内容を考えています。
授業の概要
四国の歴史・文化について講義する。各回では、四国で活躍した人々の事績や、都と四国との結びつき、四国に残された
遺跡・史跡、各地の方言、四国に関わる文学作品など、四国の歴史・文化に関わるテーマを取り上げる。
授業の目的
四国の各大学に在籍する自分が暮らす地域の歴史と文化について知識を得ることができる。歴史に関わる回では、現代
的課題でもある四国地域と京阪神地域との結びつきなどについて、理解を深めることもできる。文化に関わる回では、四国
の風土や歴史に関わった文学や方言の内実について、いくらか知ることができる。
本授業での学習を通じて、四国の歴史と文化に関する研究の背景や現状について説明できるようになることが目標であ
る。
到達目標
四国地域の「歴史と文化」についてのいくつかのトピックを詳しく説明できる。
成績評価の方法と基準
各回の小テストと期末テストにより評価する。
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
①ガイダンス
②平安末阿波武士と仏教文化 (大石 雅章/鳴門教育大学副学長)
③四国の万葉集と古代史 (田中省造/四国大学文学部)
④屋島合戦にいたる源平両軍の軍略(1) (田中健二 /香川大学教育学部)
⑤屋島合戦にいたる源平両軍の軍略(2)
⑥屋島合戦にいたる源平両軍の軍略(3)
⑦中世の瀬戸内海水運(1) (田中健二 /香川大学教育学部)
⑧中世の瀬戸内海水運(2)
⑨阿波商人の活躍と江戸時代の経済 (桑原 恵/徳島大学総合科学部)
⑩物理学者・寺田寅彦の文学 (永橋 禎子 /高知県立文学館)
⑪菊池寛について-高松の生んだ文豪- (藤井 雄三 /高松短期大学講師)
⑫黒島傳治と壺井栄におけるプロレタリア文学の側面(渡邊史郎/香川大学)
⑬香川の方言(1) (柴田 昭二/ 香川大学教育学部)
⑭香川の方言(2)
⑮愛媛を歩く-方言の旅- (清水 史 /愛媛大学法文学部)
【授業及び学習の方法】
e-ラーニング教材をインターネットで配信する遠隔講義と、通常の対面講義を組み合わせて行う。第1回(ガイダンス)と、
第16回(期末レポート)は、通常の対面講義で実施するので、指定の日時に教室に集まること。
第2回~第15回は、インターネットで配信されるe-ラーニング教材を、大学や自宅などで視聴したうえで学習する。視聴す
る際には、ノートへの書き取りなど、主体的な態度を心がけなければ、講義を理解することは不可能である。
備考
*香川大学学生は、平成22年度以降入学者のみ履修可能。
H22/23.24.25.26年度に本科目の単位取得者は、履修できない。