は じ め に (一社)建設コンサルタンツ協会近畿支部が主催する研究発表会も今回で 48 回目を迎え ます。本年度は建設コンサルタントの今後を担う学生の皆様に対し,本研究発表会を通じ て建設コンサルタントの仕事内容を深く知っていただける機会となるように, 「建設コンサ ルタントの仕事と魅力に関する講演」や「先輩コンサルタント技術者との交流Cafe」 を企画し,将来の就職先を検討するうえでの情報収集の場として活用いただけるイベント を考えております。 また昨年より引き続き,建設コンサルタンツ協会近畿支部のホームページにおいて,一般 発表論文やプレゼンテーション発表および学生発表のアブストラクトを掲載します。これ らにより,建設コンサルタントの役割などを多くの人に知って頂ける機会となればと考え ています。 本年度の研究発表会は,一般発表,若手技術者によるプレゼン発表,特別講演,研究委員 会報告および建設コンサルタントの仕事と魅力に関する講演,学生による研究成果発表の 5部門で構成しております。一般発表 33 編,プレゼン発表 52 編,学生発表 11 編の応募を 頂き,計 96 編となっています。たくさんの発表を応募して頂きありがとうございました。 特別講演は,午前の部と午後の部の2講演とし,午前の部では国土交通省近畿地方整備局 の村上敏章技術調整管理官をお迎えして,ご講演を頂きます。発注者としてのお立場から, 昨今の社会経済情勢のなか,建設コンサルタントを取り巻く情勢の変化について,貴重な お話が伺えることと思います。午後の部では,京都大学大学院工学研究科教授の木村亮先 生をお迎えし,ご講演を頂きます。木村先生からは,「発想の転換による技術開発~土のう による道路整備と最近の興味ある技術開発例~」について,建設コンサルタントとは異な る立場のご意見について,貴重なお話を伺えるものと思います。 結びにあたりまして,論文執筆者,特別講演を快くお引き受け頂きました皆様,審査委 員の方々,研究発表会の準備に1年間もの時間を割いて頂いた研究発表委員会の皆様や近 畿支部事務局の皆様,その他ご協力を頂きました多くの関係者の方々に心から厚く御礼を 申し上げます。 平成 27 年 7 月 平成 27 年度研究発表委員会 委員長 -1- 坂根 勇一
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