所属 人間生活学部 保育学科 特記すべき 資格 学位 教育学博士(北海道大学) 職名 教授 氏名 小 山 充 道 臨床心理士 (登録番号385号) 大学院における研究指導担当資格 無 Ⅰ 教育活動 主な担当科目 <学 部> 臨床心理学,カウンセリング論,臨床発達検査法,教育相談特講,精神保健 教育実践上の主な業績 年月日 概 要 1. 教育内容・方法の工夫(授業評価等 を含む) 1) 書画やパワーポイント,DVDなど視 2010年4月~ 「カウンセリング論」他の講義では体験学習を含めた演習的内容を導入。適 聴覚教材を活用した授業の展開 現在 宜講義中に私製の質問表に記入させ,即応答を行う。重要事項については リアルタイムに直接パソコン入力しスクリーンに文字等を映し出す。視聴覚素 材,事前配布プリント等を活用している。本授業展開は2010年着任以降の 「授業改善のためのアンケート」で「良い」の評価を得ている。 2. 作成した教科書,教材 1) 「必携 臨床心理アセスメント」(小山 2010年4月~ 「臨床発達検査法」の講義では,拙編著「必携臨床心理アセスメント」をテキ ストとして用いている。当講義では,本書の他に毎回私製の資料を付け加 充道編著;金剛出版)の発刊,講義 現在 え,具体的かつ実践的な講義を展開している。毎回講義終了時に今回の授 への利用 業についてのアンケートを実施しているが,その結果から受講生には好評を 得ている。 3. 教育方法・教育実践に関する発表, 講演等 4. その他教育活動上特記すべき事項 Ⅱ 研究活動 研究分野: 臨床心理学 研究キーワード: 自分描画法,思いの理論,心理療法 研究課題: 自分描画法に関する臨床基礎研究~思いの理論の展開 研究内容: 日常生活における人間の“思い”の成長プロセスと心理的構造を,心理臨床的視点から探求。思いの理論の展開と,心 理臨床的アプローチを自分描画法等を用いて探っていく。日本学術振興会科学研究費(萌芽研究,基盤研究C)を受け, 平成16年から22年度の7年間,自分描画法に関する個人研究を実施した。さらに平成23年度から4年間にわたり引き続き 科研費(基盤研究C)を受け,「幼児の自分描画法」をテーマにして取り組み中。本年度は自分描画法研究開始11年目と なり,研究成果をまとめるための作業に入っている。 科学研究費及びその他外部資金の獲得状況: 1. 科学研究費 基盤研究(C) 「自分描画法に関する臨床基礎研究~思春期・青年期への取り組み」(研究代表者,個人研究)2007年4月~2011年3月 2. 科学研究費 基盤研究(C) 「幼児期の自分描画法(SPM)に関する臨床基礎研究」(研究代表者,個人研究)2011年4月~2015年3月(予定) 単著・ 発行又は発表 発行所,発表雑誌等又は 共著の 著書・論文等の名称 担当頁及び編者・共著者名 の年月 別 発表学会等の名称 (著 書) 1. 投映法の基礎講座 共 2012年7月 遠見書房 104-127頁「投映法の基礎講座」(第2部 個々の (全229頁) 投映法 第4章 TAT) 津川律子編著 2. 臨床心理検査バッテリーの実際 共 2015年3月 (印刷中) (学術論文) 1. “思い”の特質~心理療法の視 点から 遠見書房 第2部 発達に沿った検査バッテリー 第6章 思 春期(教育場面) 高橋依子・津川律子編 単 2010年7月 札幌学院大学心理臨床セ 41-51頁 ンター紀要 第10号 2. 心理臨床最前線 心理アセスメ ントの現在 単 2010年8月 日本心理臨床学会誌『心 42-43頁 理臨床の広場』 第3巻第1 号(通巻5号) 3. 自分描画法に関する臨床基礎 研究-思春期・青年期への取り 組み 単 2011年2月 平成19年度~平成22年度 領域;臨床心理学,課題番号;19530630(全52 日本学術振興会「科学研 頁) 究費補助金」基盤研究 (C)研究成果報告書 1 著書・論文等の名称 4. 落書きの心理学的分析 単著・ 共著の 別 発行又は発表 発行所,発表雑誌等又は の年月 発表学会等の名称 単 2011年3月 担当頁及び編者・共著者名 藤女子大学紀要 第48号 159-176頁 (第Ⅱ部) 5. 子どもの心理アセスメントー基本 単 2011年12月 児童心理,12月号臨時増 21-31頁 と留意点 刊 942号 6. 性的虐待を受けた子どもと非加 共 2012年3月 害親への支援~児童家庭支援 センターでの親子並行面接を通 して 藤女子大学紀要 第49号 121-135頁 (第Ⅱ部) 小山充道,小野実佐,今泉明子 7. 自分描画法(Self-Portrait Method)とTATにおける心理療 法的有用性に関する比較研究 単 2014年3月 藤女子大学人間生活学部 57-72頁 紀要 第51号 8. 自分描画法(Self-PortraitMethod)の実施手順 単 2015年3月 (印刷中) 藤女子大学人間生活学部 紀要 第52号 9. 保育園時に脳外科手術を受け た女子中学生の苦悩と心の成 長 単 2015年3月 (印刷中) 藤女子大学QOL研究所紀 要 第10巻第1号 (その他) 1. 書評 『私の注目!2008~2009 単 2010年1月 の書籍・論文』 臨床心理学 第10巻1号 (通巻55号) 147-148頁 2. 書評 佐藤進監修 津川律子・ 単 2010年4月 元永拓郎編『心の専門家が出会 う法律第3版』 臨床心理学雑誌 第19巻 76-77頁 1号(通巻65号) 3. 高校における自分描画法の活 用に関する検討 単 2010年9月 日本心理臨床学会第29回 日本心理臨床学会第29回大会発表論文集294 大会(東北大学) 頁 4. 自分描画法(SPM)とTATにおけ る有用性に関する比較研究 単 2010年9月 日本心理学会第74回大会 日本心理学会第74回大会発表論文集322頁 発表(大阪大学) 5. 心理臨床に必要な心理査定教 育に関する調査研究 単 2010年9月 日本臨床心理士養成大学 (討論;コメンテーター) 院協議会第10回大会年次 総会研究報告(会場;アジ ュール芝東京) 6. 書評 T.P.ホーガン著 繁桝算 単 2010年11月 臨床心理学 第10巻6号 男・椎名久美子・石垣琢磨訳 (通巻60号) 『心理テスト─理論と実践の架け 橋』 7. 心理検査の利用状況と心理査 定教育 単 2011年3月 96頁 日本臨床心理士養成大学 5頁 院協議会報 第7巻第2号 (通巻第13号) 8. 書評 松本真理子,金子一史編 単 2011年4月 『子どもの臨床心理アセスメント』 精神療法(金剛出版) 第 107-108頁 37巻第2号 9. 心理臨床学事典 共 2011年8月 丸善出版(株) (全704頁) 10. 落書きの心理学的分析 単 2011年9月 日本心理学会第75回大会 日本心理学会第75回大会発表論文集291頁 発表(日本大学) 11. 心理臨床における自分描画法 の役割と対話の効果 単 2011年9月 日本心理臨床学会第30回 日本心理臨床学会第30回大会発表論文集231 大会(九州大学) 頁 12. 落書の構成要素に関する心理 学的分析 単 2012年9月 日本心理学会第76回大会 日本心理学会第76回大会発表論文集438頁 (専修大学) 116-117頁「発達障害のアセスメント」,118-119 頁「認知症のアセスメント」 日本心理臨床学会編 13. 子育て日記による親の思いの分 単 2012年9月 析 日本心理臨床学会第31回 日本心理臨床学会第31回大会発表論文集221 大会(愛知学院大学) 頁 14. 幼児の自分描画法 単 2013年8月 日本心理臨床学会第32回 日本心理臨床学会第32回大会発表論文集326 大会(東京大学) 頁 15. 自分描画法の特性に関する心 理学的分析 単 2013年9月 日本心理学会第77回大会 日本心理学会第77回大会発表論文集371頁 (北海道医療大学) 2 Ⅲ 社会連携・社会貢献 所属学会 日本心理臨床学会,日本臨床心理士会,日本心理学会,日本箱庭療法学会,アメリカ心理学協会(APA)ほか (社会的機関の役員委嘱等) <全国> 1999年~現在 2000年~現在 <道内> 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会評議員 公益財団法人社会福祉振興・試験センター社会福祉士兼精神保健福祉士国家試験幹事委員 (地域的連携・貢献) (国際的連携・貢献) Ⅳ 学内運営活動 学生部長,大学戦略会議構成員,ハラスメント相談窓口責任者 V 学生支援に関する自己研鑽 2015年1月23日(予定) 北海道保健環境部主催「平成26年度若年層における交際相手からの暴力防止に関する全道セ ミナー~DV被害者支援と加害者対応~若い世代を中心に考える」(札幌) 3
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