第 42 号 2015 年 か い ゆう だよ り 夏号 発行者:社会福祉法人かいゆう 国立市青柳 1-34-3 Tel 042-595-8033 発行年月日:2015 年 7 月 15 日 国立市でも「しょうがいしゃ権利条例」作りが 最近では身体しょうがいしゃの意志は尊重せ 進んでいます。1990 年代「子どもの権利条約」に ねばという空気にはなっています。しかし知的 さが世界的にも問題になりました。つまり子ども は人間として未熟だから自分で考えたり判断した りできない、つまり「子どもは権利の主体ではな く保護の客体」だから大事なことは子どもに決め させてはいけないという議論です。これは子ども を護り大切にしているかのようですが本当にそう でしょうか? 幼い子どもには主張や意志などと呼 べるものはない、子どもの自己主張はただの我儘 だ、という議論です。しかしそうした土壌がしつ けと称した虐待を生んできました。しょうがいしゃ も同じように言われ、例えばしょうがい女性が子 どもを産みたいといった時に、自分で育てられな しょうがいしゃの権利 ついての議論が起こった時、日本の人権意識の低 しょうがいや精神しょうがいのある人の意思決 定をどのように考えるかということについては まだまだ議論が未熟です。その人の最善の利益 をその人以外の人が決めることができるのか? しかしだからといってその人のいいなりになる こととも違います。私たち支援者は常に、その 人の最善の利益を考えて支援しますが、その人 は本当にどうしたいと思っているのか? 果たし てそれで良かったのか、確かめ、誤っていたら 反省し常に自らのありようも問い直しながら真 摯にしょうがいしゃに対峙する姿勢が問われま す。分からないことに分かったふりをせず、わ かるまで格闘し続けることがこの仕事の醍醐味 いのに産みたいなんて言うのは自分勝手な我儘だ であり、だからこそ何かが分かったり共感し合 というわけです。それどころか、適齢期になると えた時の喜びはひとしおです。耐えるだけの時 子宮摘出が本人の意志に反して行われてきた歴史 間や悩むばかりの時があっても、いつかはそれ があります。ハンセン病患者もそうでした、男性 に自分なりの答えを出してやるんだ!という自 には収容施設で断種手術が行われていました。 尊心だけは失わないでいたいものです。 理事長 遠藤 良子 ささやかな贅沢 ました。愛知県は喫茶店の数が多い、さらには、 国立駅北口にもオープンした某○○珈琲の定番 先日、或るテレビ報道番組で、最近の健康寿命 メニューのようにモーニングセット(余談です の県別ランキングを伝えていました。それによる が、以前、喫茶店でモーニングセットを注文し と、愛知県が男性 1 位、女性3位、総合2位とい たら、タオルと歯磨きセットが出て来たという うことでした。愛知県出身(と言っても、実家は 古いコントが妙に記憶に残っていますが、その 隣の岐阜県ですが)の私にとっては嬉しいニュー モーニングセットではありません)が安価で多 スでした。 くの人に親しまれています。奇しくも私が青少 番組では、なぜ愛知県の健康寿命が他県に比べ上 位になっているかも次のように分析、紹介してい 年期を過ごした地元のある喫茶店に朝早くから 近隣の農家や、高齢者の皆さんがお値打ちのモー ニングセットとコーヒを味わいながら、そこに 茶マウンテンがありました)での友人たちとの語 集まる顔なじみのお客さん同士で談笑する風景 らいや、新入社員時代に会社近くにあった喫茶店 が映しだされていました。つまり、そこが憩の に、先輩たちと必ず朝集まり、昼食後に行くとい 場、「たまりば宙」なのです(いささか強引な う習性が身について、東京に転勤になった後も、 こじつけになりました)。 会社に入る前に、喫茶店で新聞や本を読む習慣は 健康寿命を延ばすためには、このように、外 残っていました。(またまた余談ですが、この場合、 出する、コミニュケーションをはかる、物事に ここでの寄り道で事故があった場合は業務上、通 興味を持つといった要素が大きいのではないか 勤途上での労災の認定がうけられないので注意が とまとめ、また、愛知県には天むす、ひつまぶし、 必要です。) 小倉トースト、あんかけスパゲッテイ等の食を そうした毎朝のささやかな贅沢、楽しみが、会 研究?し、物珍しい食べ物が多くあることも、 社に行くというよりも喫茶店に行き、その延長線 健康寿命を延ばすために一役買っているのでは 上に会社があったという感覚が、目覚ましもかけ ないかとも付け加えていました。 ずに朝起きられた要因だったかも知れません。自 私に関して言えば、愛知県出身といっても、 分にとってまずは、会社寿命を延ばしてくれた習 もはや、東京での出稼ぎ生活が長くなってしま 慣でもあり、家庭と職場の中間地点、オアシスで いましたが、それでも、三つ子の魂百まででは もあったかなと番組をみて思った次第です。 ないですが、学生時代の学生街の喫茶店(その 中には、のちに名古屋グルメで有名になった喫 終末期の医療について 事務局長 山田 一道 呼吸器につながれ、しかもグローブをはめられ、 手首を拘束されていました。母親の意識はちゃん 現在、姫路で一人暮らしの母親(90 歳)の遠 としていて、私が来たことも認識していましたが、 距離介護中。兄が近くに住んでいたのですが、5 苦しそうでした。「これはどういうことです?」と 年前に事故で先に逝ってしまったので、私が主と 拘束について、まず看護師さんに聞きました。当 して面倒を見ています。介護についてもいろいろ 直医がやってきて「自力呼吸が弱いので人工呼吸 言いたいことがありますが、今回は、母親が肺炎 器をつけました。痰が溜まったり、人工呼吸器と で入院してからの医療について、少し怒りを含め 自分の呼吸が合わず苦しかったりするので、無意 て書きます。 識のうちに器具を外そうとします。だからやむな 6月の日曜の午後、母親の入院している病院か く拘束しています」とのこと。なんかおかしいと ら電話があり、当直医から「容態が急変し酸素量 思いつつ、身体拘束に関する同意書にサインし、 「よ が不足しているのでキカンソーカンしたいのです ろしくお願いします」と告げました。 がよろしいですか?」と問われ「それは後で外れ 翌日、主治医回診の後、人工呼吸器は外れました。 るものですか?」「外れます、一週間が目途です」 自力呼吸は出来るとの判断です。(昨日の当直医の 「分かりました、よろしくお願いします」という 人工呼吸器をつける判断は正しかったのか?とい やり取り(気管挿管という漢字は後でネットで調 う疑問がぬぐえません)しかし気管挿管は続き、 べた)。 身体拘束も続きました。母親は私に向かってしゃ 急いで新幹線に飛び乗り、その夜8時頃、病室 べりたそうだったし、いつも気管挿管の方を指し にたどり着きました。驚いたことに、母親は人工 て外してくれと言っている表情でした。看護師さ んが胃潰瘍の薬を点滴しているので私が「なぜ?」 力も衰えましたが、やっと週明けからゼリー状 と聞きました。「気管挿管の違和感や身体拘束のた のものは食べられるようにもなりました。 めストレスで胃潰瘍や胃に穴が開いたりすること 口は息をするためだけにあるわけではなく、 があるので、胃の粘膜を守るための薬です」??? むしろしゃべったり食べたりするためにあるの 胃潰瘍になるほどのストレスを与える「治療」っ です。生きるってことは生命の維持と同じ意味 て何?母親は肺炎と闘っているのか?それとも気 ではありません。そのことをつくづく感じまし 管に挿入された異物と闘ってるのか? た。母親の意思を確かめた上で、主治医と話し 幸い肺機能は順調に回復し、その週末に気管挿 て、今後同じような容態になっても気管挿管は 管は外れましたが、一週間の疲れ、不眠のせいで しないという方針を確認しました。 母親は3日間ほど昏々と眠りました。すっかり体 組織運営部長 佐藤 秀和 SV スーパーバイザー のコーナー 活かし、活かされ… い人」だと言えます。 「いい人」をベースに各々 どこの職場でもいえることですが、色々なタ うにスーパーバイズしているつもりです。 「各々 イプのスタッフが仲間として同じ法人に勤めて のよさを活かす」ことは、難しいことです。こ います。新卒で初々しいスタッフ、3 年目を迎え れが出来ればスタッフも法人も前に前に進めま て自分の仕事に自信と見通しがついているス す。よさを活かすには、自分の欠点も知った上 タッフ、6 年目を迎え、サービスを受ける人にとっ で努力し、欠点を少しでも少なくしていくこと て万全を考えていろいろと試行錯誤をしながら が必要です。丹羽も、よさをスタッフに活かさ 仕事に没頭しているスタッフ。どのスタッフを れて、欠点を少なくする努力を致します。 の持っているよさを活かして、仕事に向けるよ 見ても、かいゆうのスタッフの特色は、みんな「い SV 丹羽 康子 アジサイの花の色もあせてきて早くも 7 月、 支え合う関係 今年も半分過ぎてしまいました。夏休みもすぐ 目の前です。今年の夏休みも、たくさんの思い 出ができると良いですね。 最近、支援の中で歩くことが良くあります。 支援者として、その方と一緒に歩くと 1 時間以 上歩いても苦にならないのです。しかし、支援 が終わっての帰り道、一人で 20 分歩くときの道 のりの長さ、時間の長さ。大変長く感じるのです。 きらきらを形に この差は何なのでしょう?利用者の方、支援 者ということではなく、二人の仲で大きく支え あっている力があるのかなと考えています。車 椅子を押しながら歩いても同じことを感じるの です。支え合うという力の関係をもっと考えて みます。 SV 松田 誠一 アルバイト、ボランティアの方を含めると、た かいゆうを利用されている方は、たくさんい くさんの人が、たくさんの形で、力を貸してく らっしゃいます。子供から大人の方まで、本当 れています。そこには多様な考え、価値観、気 にたくさんの方々です。同時に私達スタッフ、 持ちが存在していて、どれもこれもキラキラと、 素敵な物ばかりです。もちろん利用者の皆さまの れるかが重要になってきます。そのことによっ 気持ちや考えも同じことです。 て、いろいろなキラキラを形に出来るのです。 ふと、周りを見てみると、人がたくさんいて、 私達は、人として必要なこと、大切なことに 人の中で生きていることに気づかされます。そん 時々は立ち戻り、みんなで考えることが大切な な中で、必要なこと、大事なことって何なのか? のだと実感します。そして、それらをみんなと たとえば効率的な仕組み、時間を有効に使うこと 共有することが重要と考えます。コミュニケー は組織にとって、とても重要なことです。それと ション ! 一緒に考えていきましょう。よろし 同時に大切なことは、コミュニケーションをとる くお願い致します。 ということ。時間を有効に使えるようにするため SV 冨永 誠二 にも、いかにスマートにコミュニケーションをと それぞれの 場所から くじらハウス Tel 042-505-7034 Fax 042-505-7035 介護保険法による ヘルパー派遣事業所 大人のアトリエの皆さんで、 念願だった歌舞伎座に行ってきました。 美しかった~! 障害者総合支援法による すごかった~! ヘルパー派遣事業所 また行きた~い! はじめまして。今年の 4 月からくじらハウス で働かせていただいています、松原勇紀と申し ます。私はくじらハウスの近くにある福祉の専 門学校に通っていて、その時から、くじらハウ スでアルバイトをしていました。職員になって 三ヶ月の間に研修に参加したり、母校に講師で 招かれたりと、いろんな経験をさせていただい ています。仕事をして嬉しかったことは、なに より利用者の方の笑顔が見られたりすることで す。今後もいろんな経験をして利用者の方々に より良い支援をしていきたいと思っています。 これからよろしくお願い致します。( 松原 ) ( 稲川 ) ぐるーぷほーむ はじめの一歩ハウス 「かいゆうだより」をご覧になってる皆様、は じめまして。今年 1 月にかいゆうに入社しました 中村と申します。3 月に一歩ハウスとくじらハウ スとの兼任となり、4 月からは一歩ハウスの専任 となりました。なので、一歩の一員となってから まだたったの 3 ヶ月強しかたっていません。なに しろ一歩ハウスはやること、覚えることが多くて、 まだまだ全然慣れません。にもかかわらず温かい 入居者の皆さんと心強い先輩職員や地域の皆様の おかげで、日々の業務を楽しくやらせて頂いてお ります! 今、7 月 12 日開催の「七夕のつどい」の準備 と並行してこの文章を書いています。「七夕のつ どい」で一歩ハウスを紹介するにあたって必要な 一歩ハウスの成り立ちや歴史を前理事長の松田か が設立したグループホームであることなど、一 歩ハウスには様々な日本初や日本一があって全 国的にも有名なグループホームだということで した。そのグループホームの一員として働くと いうこと…、とても身の引き締まる思いです。 そんな一歩ハウスで働いている私ですが、こ の度、松田に教わったこと以外にもうひとつ“日 本一”を発見しました!。それは一歩ハウスは 「日本一笑顔が沢山あるグループホーム」だと いうことです。いつ、いかなる時も一歩ハウス には笑いが絶えません。職員も入居者さんもい つもニコニコして日々暮らしています。こんな 素敵な職場の一員になれたこと、本当に嬉しく 思っております!今後ともよろしくお願い致し ます。( 中村) ら、いろいろと興味深い話を聞いている最中です。 特に印象的だったのは一歩ハウスは日本初の NPO 来歩ハウス 「山中湖マラソン」 内藤 克仁さん メゾン・ド・歩人 じめてのマラソンということもあり、練習方法 も手探りで始め、本番を迎えました。時間内ゴー ルならず、その上ひどい筋肉痛。。。本人は初め て体験した痛みだったと思います。M さんは昨年 のタイムを更新できました。T さんに「来年も走 る?」と聞いてみると「あ~~~!」と、もち ろんと言わんばかり。 一緒に走ったスタッフ 毎年恒例の山中湖マラソン(一周のコース:山 も「貴重な経験」だった 中湖はくじらの形)。歩人からは M さんが参加し と達成感を噛みしめてい ていましたが、今年は加えて T さんも参加しまし ました。反省点も多かっ た。T さんは幼少期走ることをせず、走れるよう たですが来年に向けて糧 になったのが遅かったそうです。父母、スタッフ に出来ればと思います。 もそんな T さんの挑戦が心配でした。初参加、は (小野) はじめまして。メンゾ・ド・歩人の一之木詩門と申します。歩人で働き始め、約3ヶ月が経ちました。 最近、自分が「すごいな」と感動したエピソードを紹介します。 T さんのある行動なのですが、他入居者の K さんがリビングまで来るのを難儀していたところ、T さ んが何も言わずに、すーっと手を引いて K さんの席まで連れてきてくれました。T さんの相手を思い やる気持ちが伝わり、「この仕事をしていて良かった」と改めて感じました。 自分も T さんを見習って常に相手の気持ちを考えられる支援者になっていければと思います。 (一之木) すうぇる 梅雨真っ盛りな日々が続いていますね。気温差 くじらハウスをメインに支援を行っておりまし の激しい日々ですが、利用者の方もスタッフも元 た。その時から支援をさせて頂いた利用者の方 気に過ごしています。これから夏シーズンで旅行 も、すうぇるにはいらっしゃいます。 やイベントもあるので、皆の思い出が増える様に これからも、利用者の日々の変化に目を向け 出来ればと思っております。そんな私は、すうぇ て一緒に楽しく過ごしていきたいと思いま るで働き始めて 3 か月が経とうとしています。月 す!! よろしくお願いします。(坂本) 日の流れの早さをつくづく感じています。以前は、 とれいる 近頃は蒸し暑い日も多く、いよいよ夏本番に や山中湖マラソンもあったりと、イベントが盛 突入しようとしています。とれいるでは体調を りだくさんでした。それぞれのイベントで入居 崩してしまった方もいて、より一層入居者さん・ 者さん・スタッフ共に楽しむことができました スタッフ共に体調管理に気をつけねば、と思っ が、その中で出てくる課題や反省点もあり、そ ています。 さて、とれいるでは今年度が始まり、4 月に 1 れをしっかりスタッフで話し合い、ご家族とも 協力して次につなげていきたいと感じました。 日外出で横浜へ。5 月にはみんなで昭和記念公 7 月に入り、夏のイベントもあるので、この夏を 園の「まんパク」へ行ったり、青柳 2 周年行事 とれいるらしく元気に過ごしていきたいと思い ます!(渡部) くじら工房 くじら工房 たまりば宙 セブンイレブン 地域活動支援センター 谷保駅 Tel/Fax 042-843-3450 5月に三菱東京UFJ銀行の新任研修生4名 <新人アルバイトさんの紹介> が、くじら工房で研修を行いました。今までの 4月半ばから、高校1年生の「五十嵐凌河さん」 研修生さん達は研修が終わった後の配属先が決 が週に2~3回入っています。勉強と部活とア まっていて、複雑な心境の中、研修を過ごして ルバイトの両立は大変ですが頑張っています。 いましたが、今年の研修生は東西南北どこへ行 また、木口修治さんも気持ちを新たに6月から くのか何も知らされないまま2日間の研修を過 くじら工房に携わってくれています。 ごしていました。それが研修の集中力をあげた よろしくお願いします。(三浦) のか、とてもチームワークがよく、くじら工房 のメンバーを楽しませる方法を一生懸命考えつ つ、全員が自分の良さを発揮し、ピアノ、話術、 たまりば宙 サッカー、学生時代の長いバイト経験も生かし、 OPEN 10:30 ~ 18:30 月~土 最後の日のバーベキューとレクレーションはメ ンバー、スタッフと共に楽しく過ごさせていた だきました。 Tel/Fax 042-843-0443 宙の前の日除けに植えたゴーヤがこの頃の天気 に伸び悩んでいます。早くお酒のつまみにならな <畑> 春に植えたマリーゴールドは踏まれても踏ま れても頑張って芽を出し、花を咲かせ、ミニひ まわりも7月になって花を咲かせました。ジャ ガイモの花も次々と咲いて、次に咲くのは「い んげん」か「とうもろこし」どちらでしょう? いか願っています。 さて、宙では場所貸しが本格的にスタートしま した。 ・友人とミシンを使って洋裁をやりたい。 ・ピアノの練習をしたい。 これから草むしりが大変ですが、じゃいがいも ・ミニコンサートをやりたい の収穫が楽しみです。 ・会議に使いたい。 ・作品展をやりたい。 <メンバーのこと> 等、その他にちょっとミシンを使いたい。パソコ 先日一人のメンバーの新たな特技が見つかり ンで検索したい。いろいろなご要望にお応えでき ました。ハンドシュレッダーです。自分でレバー るようにしたいと思います。宜しくお願い致しま を回さなければならないのですが、充電要らず す。(阿部) で好きなだけできます。シュレッダーのレバー みなみかぜ を回すのには結構力が要ります。Sさんはなか なか車から降りて外に出られない人ですが、室 内でできる作業が見つかって驚いているスタッ フの反応がおかしいのかニコニコしていまし caffe 南風 手作りケーキとお好きな飲み物をどうぞ 11:00 ~ 18:00(土日休み) た。素敵なハンドシュレッダーを提供してくれ 第 3 土曜 営業&イベント開催 たメンバーのお母様、ありがとうございます。 042-572-8034 相談支援センター宙 Tel/Fax くじらハウスと兼用 計画作成を通して様々なお話を伺っている てはいけないハードルの一つ、といえばそうかも と、何らかの知的なしょうがいがある方のライ しれません。ですが、私としてはそう言って納得 フステージには、大きな節目が三つあるという するのではなく、例えば、18 歳以降にもご本人 ことを感じます。 の希望・関心や体調等の変化に合わせて通所先を 一つめは、6 歳の就学時。「どこの小学校を選 変える、あるいは複数の場所に通うということを ぶのがよいのか」。二つめは、高校卒業時。「今 地域全体で推奨し、そのような通所スタイルの実 後、どこに通うか」。三つめは、親御さんの高 現を、ご本人を中心に関係機関が協力し合って実 齢化に伴い、ご本人の生活スタイルの変化を余 現させていくような地域になれば、高校卒業時に 儀なくされるとき。「送迎ヘルパーを頼まない おける大きなプレッシャーが軽減されるのではな と通所先に行けない」「グループホームに入れ いか、などと考えます。計画相談の制度が始まっ たい」etc.。知的なしょうがいがあることが理 たことで、通所先に関して、高校卒業後もご本人 由となって選択肢が限られたり、必ずしも最も やご家族に情報提供をしたり、実習先を探す等の 望む形にはならなかったり、希望を叶えるため 調整をしたりする役割を担う民間機関が出来まし に様々な苦労が必要となったりするので、親御 た。微力ながら、相談支援センター宙でもそのよ さんにもご本人にも、大きくプレッシャーがか うなお手伝いをいたしますので、どうぞお声をお かるときなのだと思います。 かけ下さい。(白川) それらは、誰でもが人生の中で時々越えなく くじらっこ 放課後等デイサービス Tel/Fax 042-505-4661 今年度早々、防災グッズ、備蓄品の点検を ない方)のみ。後の方へは事後報告です。お子様 行い、それらの入れ替えを行いました。避難 にも当日、通所してからお話をしました。今回の 訓練の日程も立て、第 1 回目の避難訓練の日 参加者は 8 名。防災頭巾やヘルメットを被り、谷 に向けて計画を立てている中、日本各地で地 保第三公園まで避難しました。混乱や不安になる 震発生や火山活動の情報を耳にするようにな ことも無く、予定より早く避難することができま り、「天災は忘れた頃にやってくる」「備えあ した。イレギュラーなことが苦手な子どもが殆ど れば憂いなし」という【ことわざ】を思い出 です。被り物をするなども苦手なことの一つです しました。 が、日頃の積み重ねでしょうか、予測を上回る子 日々の直接支援も大切なことですが、計画 ども達の柔軟性に感動です。避難訓練実施後の反 性をもって利用者様の生活の一部を支える間 省や課題の殆どがスタッフに向けたものでした。 接的な支援(準備)も重要だと感じます。 第二回避難訓練は 9 月を予定しています。今回 そして 6 月 16 日火曜日、今年度第 1 回目の とは違うメンバーで行う予定でいますが、こちら 避難訓練を実施致しました。訓練に当たり、 も事前に通知はせずに、子ども達の様子を見させ 事前に通知をした方は 1 名(学齢が低く、サー て頂こうと考えています。(鍋島) ビス提供時刻終了時間までの利用が出来てい
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