ぽこ・あ・ぽこ通信第92号(2015年7月15日発行

1994 年 10 月 17 日第 3 種郵便物認可(毎月 3 回 5 の日) 2015 年 7 月 15 日 HISK 通巻 746 号
広島県障害者団体定期刊行物協会
代表者 池田正則 福山市引野町南 1 丁目 6 番 11 号
ジョイ・ジョイ・ワーク引野内
第 92 号
【2015 年 7 月15日】
特定非営利活動法人 ぽでーる 多機能型事業所 ぽこ・あ・ぽこ
連絡先:〒737-0154 広島県呉市仁方桟橋通 10-3
Tel:0823-79-5119 Fax:0823-79-5179
E メール:[email protected]
4 月 11 日土曜日
家族、利用者さんみんなで飲んで食べて
楽しいひと時を過ごしました。
4 月 29 日 呉みなとまつりでよさこいを
踊りました。
あおり(マイクを持って曲に合わせて踊り子
たちを煽る係)も活躍!
よさこいクラブ前田先生、お世話になりまし
た。そしてこれからもよろしくお願いします。
年間購読料
1,000 円
ぽこあぽこ活動報告
エアロビクラブの面々
5 月 10 日 エアロビ発表会!!!
エアロビクラブ発足はや数年。これまで大きな発表
会はありませんでしたが、この度仁方文化連盟祭で
踊る機会がありました!!!
ダンスクラブの方々と一緒に踊りました。
スポットライトを浴び気持ちよかったです。
また練習に励み、次の発表会に備えます!!!
ちなみに講師は宮迫先生。毎週木曜日来てくださっ
ています。
5 月 12 日、15 日
2 班に分かれてボーリングに行きました。
1.
10 ポイントでボーリングを楽し
みました(^O^)
ボーリングの玉が重いという
方用マシーンもあります。
ボーリングは苦手…とい
う方もゆっくりできるス
ペースがあります。
ジュースを飲みながら観
戦だけでも楽しいです。
2.
6月2日、12日
2 班に分かれて消防見学!!!
はしご車は想像以上に高かった
です。地震体験もでき、盛りだく
さんの経験ができました。
消防士さん、やさしく説明してく
れました。かっこよかったです。
6月9日
仁方小学校3年生見学!!!
子供たちはいろいろなことに興味津々。いっぱい質
問をしてくれました。
障がいって誰にでも起こり得ること、たまたまその
障がいを持った方々がここを利用されていること
を説明しました。
いろいろ自分たちが出来ることを自然にできる大
人になってほしいと話をしました。
今度は、小学生が、ぽこあぽこのメンバーさんと交
流会を計画してくれるそうです。
今から楽しみにしています。
ぽこあぽこ外観変貌報告
以前、某福祉保健部部長さん H 田さんが、ぽこあぽこを見て
「出崎、ここはサティアンみたいじゃ」と言われました。それはな
いでしょうよと思いましたが、客観的に見ると…。確かに。
いろいろな建物が入り乱れております。
第三者委員さんも、どこが事務所なのかわかりにくいとの指摘が
ありました。そこで、“いらんことしい”のスタッフ島が、事務所案内
の矢印を作りました。事務所はとりあえず、どこにあるかわかるよ
うになりました。めでたし、めでたし。
おしゃれな坪庭もあります。
そう、ここはサティアンではないのだ。(バカボンのパパ風に)
施設内研修報告
3.
4.
5 月 18 日
先生の話の中に良い言葉が沢山あると感じた。当たり前過ぎて言
うことの少ない「いただきます」「ありがとう」と言うことを大
事に生活して行こうと思った。利用者さんの良いところもたくさ
ん見つけ、一緒に活動できる感謝を利用者さんに伝えて行きたい。
職員全員
※資料の中お詩を抜粋します
か
わ
い
そ
う
で
か
な
わ
ん
5 月 28 日
須賀 正宏
島 智之
出崎 直美
利用者家族
で
も
お
か
あ
さ
ん
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く
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ど
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け
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こ
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き
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く
り
す
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き
ら
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ど
う
し
て
で
す
か
Aさんが入院して退院したことを機に、今までの支援方法を見直
し、統一した支援を行うための話し合いをAさんの母親、講師の
先生を交えて行った。
自宅でも、事業所でも見通しのある生活をしていく。
本人の好きな活動を探しながら、様々な活動ができるよう工夫し
ていく。
自閉症の特性として、見通しをつける想像力や、記憶力に問題が
ある。予定外の日常を受け容れていけるように、同じスケジュー
ルを組まず、変更があることに慣れて行く。
6月 15日
職員全員
6月 15日
職員全員
書いて文字にすることが大切。そうすることで主観だったものが
客観的になり、できているところや、できていないところが具体
的にわかる。視点がずれているということも書くことで発見でき
ることがある。利用者さんの「良いところ」「努力しているとこ
ろ」「困ったところ」を客観的に見て行きたい。
心の中で思っていても、相手には伝わらない。言葉にして相手に
伝えることでよりよい人間関係に繋がって行く。
褒められて嫌な気がする人はいない。積極的に褒めたりありがと
うを伝えて行きたい。
今年度の新しい取り組みとして、利用者さんへの第三者評価だけ
ではなく、職員の第三者委員を選任(労務士で社会福祉士でもあ
る畝田谷先生)した。6 月は職員全員に職場内アンケートを配布
し、先生が分析し、問題点を把握し、今後講師を行う予定。
職員全員が生き生きと働ける職場にするためには、風通しの良い
職場であることは必須。指摘があれば、謙虚に改善できる職員で
ありたい。(出﨑)
施設外研修報告
5 月 25 日
植田 耕二
6月4日
~5 日
中島 満江
出崎 直美
6月6・7日
中島 満江
原 佳恵
1.
カーコミュニケーション(人と人との情報やメッセージを伝えた
り交換すること)における「ズレ」について学んだ。
運転するのは人間ということをお互いが理解しておき、適切な判
断を心がける個々のドライバーの意識が必要。
パッシング、クラクションなど非言語で意思を伝えようとする難
しいコミュニケーション。送り手、受け手ともに、譲り合いの気
持ちがあれば、コミュニケーションはうまく行く。
今の福祉業界は良いサービスを提供するのは当たり前の時代。良
い仕事をしているから認められるのではなく、外部が法人に何を
求めているか、何をするかが求められている。
人によって成り立っている業界である。
とても参考になる研修だった。今まできちんと新人研修をしてい
なくてごめんなさいと言う申し訳ない気持ちになった。新人研修
は今までのやり方を見直し、計画的にカリキュラムを組んでいき
たい。今後に明るい兆しが見えた研修だった。
SSTとは…ソーシャルスキルトレーニング(社会生活技能訓練)
人付き合い、コミュニケーションの練習。
いろいろなやり方を一通り練習した。現場で実践するには、複雑
でないものから取り入れて行きたい。1対1で少しずつ始めて行
きたい。
ぽこを利用している方々は、自分の課題を伝える事が困難な方が
多いので、そこは職員が課題を見つけ、アプローチしていく必要
があると思った。
何かの参考になればと思ったので…。
プラス言葉で行きましょ。
プラス言葉
明るくなる言葉
やる気がでる言葉
感謝の言葉
元気になる言葉
やさしい言葉
人を褒める言葉
マイナス言葉
暗くなる言葉
元気がなくなる言葉
やる気がなくなる言葉
不平・不満
悪口・文句
愚痴・泣き言・心配ごと
人を喜ばせる言葉
人に嫌な思いをさせる言葉
嬉しい
ありがとうございます
ついてる
楽しい
感謝しています
簡単だ
幸せだ
頑張ります
出来る
豊かだ
充実している
いける
大好き
素晴らしい
面白い
言葉には不思議な力があります。
プラスの言葉をいつも使っていると、またこういう
言葉を使いたくなるような嬉しい出来事がどんど
ん起こります。
いやだ
難しい
じゃまくさい
忙しい
出来ない 困った
疲れた
つらい
むかつく だめだ
やばい
ゆるせない
苦しい
問題だ
つまらない
不幸だ
だるい
ついていない
言葉には不思議な力があります。
マイナスの言葉をいつも使っていると、またこうい
う言葉を使ってしまうような嫌な出来事が起こっ
てしまいます。
思考に気をつけなさい。
言葉に気をつけなさい。
行動に気をつけなさい。
習慣に気をつけなさい。
性格に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
それはいつか行動になるから。
それはいつか習慣になるから。
それはいつか性格になるから。
それはいつか運命になるから。
☚マザーテレサの言葉
2. 場所:ぽこあぽこ
3. 参加費:1 回 500 円
4. 10 名様限定
ピラティスはじめませんか?
5.
ぽこあぽこでは職員の腰痛予防、体幹を鍛えるため、福利厚生の一環として、4 月から月に 4 回
(曜日不定期)17 時 45 分から 1 時間、先生を招いて、ピラティスを行っています。
地域の方で、ピラティスに興味のある方、ぽこで職員と一緒にピラティスをしませんか?
動きやすい服装で来てください。屋内シューズもシートも何もいりません。
日程が毎月変わりますので、まずは電話でお問合せください。 (79-5119 担当:難波)
ピラティスって何?
身体と精神を結合して同時にコントロールすることにより、それぞれ別々に
行なったときよりも効果的に精神と肉体を強化することのできる革新的な方法、
スキルです。結果として、精神の解放(ストレスからの解放)としなやかで疲れにくい、
怪我の少ない、強い筋肉が得られます。今は呼吸法を中心に学んでいます。
ピラティスをしたあとは、爽快感を得ることができます。
就労移行事業報告 ぶれいぶ・ぽこ・あ・ぽこ
報告者 原佳恵
4 月 1 日に立ち上がった就労移行事業です。
特別支援学校を卒業してすぐに、福祉サービスを利用するのではなく、
いったん、就労へチャレンジしないといけないと国からの方針が出たため、
なんとなくやらないといけないかな的にスタートしました。
名前は、「ぶれいぶ ぽこ・あ・ぽこ」。
ぽこあぽこが展開している事業が、「ほっぷ(生活介護)」「すてっぷ(就労
継続B型)」「じゃんぷ(相談支援)」「あっぷ(居宅介護・行動援護・同行援護)」
「すりーぷ(短期入所)」「どらいぶ(有償運送)」とかで、最後の韻が「ぷ」とか
「ぶ」で終わるので今回は「ぶれいぶ(果敢なとか勇敢なという意味)」という、またまた韻が良い感じの
命名となりました。
「上司から原さんに任せたい」という打診があったのは、今年に入ってからでしたので、それから民家を
借り、活動しやすいよう部屋を掃除し、構造化(工夫)し、活動の計画を立て…という怒涛の日々を送りまし
た。
始動して2ヵ月が経ちました。現在メンバーさんは 5 名で活動しています。主にパソコンの練習、履歴書の
書き方の勉強、数学、英語、国語もやっています。給食の配膳も手伝います。
就労移行事業では利用者さんが少ないので、集中的に関わることができています。
1 人 1 人にあったスケジュールを毎日組み、スケジュールに沿って活動しています。
振り返りノートを作り、毎週自分の目標を立ててもらっています。目標を考える利用者さんの顔は真剣そ
のものです。そして金曜日に振り返りの時間をとり、その目標に向けて努力したことなどを発表していま
す。発表の時は、みんなとても緊張していますが、終わった後は拍手をもらい、笑顔がこぼれます。生き生
きと輝きながら充実した毎日を過ごしています。
先日SST研修にも行ったので、積極的にSSTも行い、就労につなげていきたいと思っています。
今は、基本中の基本である挨拶の練習も取り入れています。
3ヵ月に 1 回くらいは、職場見学にも行きたいと思っています。
一般就労と言ってもどんなものなのか、実際に見学し、体で何かを
感じてもらいたいと思っています。
5 月は吉浦にある小柴クリーニングに行きました。
障がい者雇用を積極的にしている会社だと聞きました。
初めての見学でみなさんドキドキでしたが、従業員さんの話を真剣に
聞いていました。真面目に働く姿、オートマティックな機材、見るもの
全てに 圧倒されるとともに、全てが新鮮でした。
とても暑い中で、てきぱき動かれてました。寒ければすぐ、暖房、
暑ければすぐ冷房をかけている私ですが、クリーニングはこんな
暑い中やっているのだと思うと、頭が下がる思いでした。
↑見学するメンバーさん
いろいろな会社を見学し、ハローワークと連携し、就労を目指して行きたいと
思っています。
少人数で関わることで、利用者さんをしっかりアセスメントでき、今までできな
いと思っていたことも、できるようになっています。この仕事をしていて良か
ったと思うとともに、今まで逆に何をしていたのかと反省しています。
↑もくもくと働く
従業員さん
就労移行事業を任されて本当に良かったと思います。今後もひとり1人のオー
ダーメイド支援を心がけて行きたいと思っています。
正会員ご入会【順不同・敬称略】
仁方地区女性会
竹内直美
大下リエ
橋川由縁
焼本数利
青木芙美子
吉本瑠璃子
住原富美子
西岡則子
高瀬奈緒美
増本みのり
田中玲子
髙美枝子
金谷仁美
山本利枝 匿名
1.
ありがとうございます!
【順不同・敬称略】
濱田洋子
ムライ理容院
平岡
…バザー用品寄贈
地域の方…お菓子寄贈
山川…コーヒー寄贈
平井…洗剤寄贈
宮久保憲治…寄付金
職員有志…寄付金 地域の方…コーヒー寄贈
編集後記
2.
とても元気な小学生が見学に来てくれました。説明をする私を見て、女の子複数ざわつきました。
そして私を見て、小さな声で質問しました。「おとこ?おんな?」
いいんですよ。素直で。はい。
わからないところは全部聞いてください。ええ。若き好奇心、私は尊重しますよ。
一瞬どう答えようか迷いましたが、正直に「女です」と言うと、「えーーー?」と再度ざわつきが。
小学生、正直です。そうかー。やっぱりどっちか迷うかーーーー。ふむ。
ありがとう、小学生。私は女子力をつけるべく、今から精進してまいります。
気付かせてくれてありがとう。(出﨑)