平成 26年度「第 3回さかい介護スマイルディ」実施報告 昨年の 11月 29日、大阪ブロックでは、堺市健康福祉局長寿社会部介護保険課が、在 宅高齢者等を介護している家族等が介護から一時的に離れ、心身のリフレッシュをする ことで介護の身体的、精神的負担の軽減を図る「介護者の休息…「レスパイト」」の大 切さを多くの方へ周知すること、そして介護への理解と認識を深め、地域社会での支え 合いや交流を促進することを目的に開催された「第 3回さかい介護スマイルデイ」 (会 場は、堺市鳳にある「おおとりウィングス」 )に参加、協力を行いました。 この催しの中で大阪ブロックは、歩行器や杖、車いす等の福祉用具の展示と福祉用具 に関する相談コーナーを設け、立ち寄った方々のご相談に対応しました。また、「福祉 用具でらくらく介護」と題した寸劇を 2回公演し、在宅生活の中で介護保険制度を活用 し、福祉用具のレンタルや購入をどのように行うかを、寸劇を通してわかり易く解説し ました。 初めての試みだった寸劇は、時間のない中での台本作成に、全体での読み合わせも一 度きり。本番ぎりぎりまで各自が台本を確認し、殆どぶっつけ本番という強硬なスケジ ュールで舞台に立ちました。また、他の調整もありながら配役に加わり、演じてくださ った堺市の担当者の協力もあり、無事に公演することができました。後にアンケートか ら、劇の中でベッドの組み立てをされ、わかり易い言葉で説明されていて良かった。福 祉用具の活用が参考になった。寸劇を頑張っておられ、大変良かった。もっと福祉用具 を展示してほしかった。などの感想をいただいたことで少し自信となり、これを機に、 他団体から協力要請があれば積極的に協力し、今までにない形での福祉用具の普及啓発 に取り組んでいきたいと思っています。 また、我々以外に、松竹芸能の春やすこさんによる「やすこ流“ええ格好せん”介護」 と題したトークショーやお笑い福祉士、千里亭だし吉さんによる「落語&腹話術」で、 会場は笑いが絶えず、大いに盛り上がった催しでした。 「介護者の休息」というこの催しの主旨が、参加された方々に伝わり、私たち大阪ブ ロックとしても参加協力ができたことで、福祉用具の活用がご本人の自立支援、そして 介護者の負担軽減となるということを知っていただけたのではないでしょうか。 よい機会を持てたことに感謝しています。有難うございました。 (大阪ブロック事務局作成)
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