平成 1 7 年 度 遺 伝子 工 学 試 験 問題 (注意)松 下 ・丹生谷 の問題 に対す る答案を、それぞれ別 々の解答用紙 に分けて書 いて A せ 。 よ (3) / / ヽ4 次 の説 明文 を読 んで 、以下 の ( 1 ) ∼ や、 敵 の 問題 1 . 姥 めに'あB露 , 力 ド ぜ 鵠 ) 題1から問題3まであります。 提出す ること。 (問 形質転換 の頻度」を 「 <形 質転換 の頻度 と効率> 大 腸菌 の形質転換 について 、 「 形質 ベ クター 、「 形質転換 の効率」を 「 転換 に用 いた細胞 の うち形質転換 された細胞 の害J合」 DNA l μ gを 用 いた場合に得 られると期待 される形質転換 コロニー の数」と定義す る。 例 えば、108の細胞 を選択寒天培地に塗布 して コロニーが 1009個得 られた場合 の形質転 5の な り、100 pgのPUCl18ベ クター を用 換 の頻度 は 103.108=10‐ 計算式 によ り 10 5と ■1 0 0 p g = 1 0 1 / p g D N A = いて コ ロニ ー が 1 , 0 0 0 個得 られ た場合 の形質転 換 の効 率 は、1 , 0 0 生 107/μ gDNAの 計算 式 によ り 1 0 7 / μ g D N A と な る。 れd I I I で切 断 しアル カ リフ ォス フ ァタ ー ゼ処 理 によ り脱 リン酸 化 ー n g / μl の 九 処理 した 5 0 雫g / 4 1 の P U C l 1 8 ベ クタ 生 μl を 、財 ガd I I I で切 断 した 1 0 0 ` < 形 質 転換 実 験 > 財 ` ヽ こ ′ ?` 更応液のう p h a g e D N A t t P l総外積 と る が で連結反応 した。この連結方 卜付 転換に用いた (④ とす る)。また、対照実験 として、制限酵素で切断しヱR を持: 1 島 岳爆才( O t l i う ュニの PUCl18プ ラスミ ドl μlを形質転換 に用 いた (①とする)。形質転換のための大 腸菌 のコンピテ ン トセルは、塩化 カルシウム法により3 mlの 大腸菌培養液から 0.3 ml コンピテ ントセルを用いた。 のコンピテ ン トセルを作製 し、1種 類 の形質転換 に041 mlの 形質転換では、DNA溶 液 l μl(③ または ①)と コンピテ ン トセル 0.l mlを 混合 して 氷上に20分 静置 し、42℃で熱処理 した後、LB液 体培地 0.4耐 を加え、そのうちの0.l ml を、アンピシリンを含 む選択寒天培地に塗布 し、37℃で一晩培養 した。その結果、選択 寒天培地 に生 じたコロニーの数は、③ で 400、⑥ で 200で あった。 (1)① の結果から形質転換の効率はいくらになるか、計算式とともに答えよ。 (2)① の結果から形質転換の頻度はいくらになるか、計算式 とともに答えよ。ただし、 コンピテ ン トセル作製時 の対数増殖期 の大腸菌培養液 の細胞密度 は l x 108 cells/mlで あったとする。 (3)③ の結果から連結反応の効率 (ベクターのうちの何%が 環状に連結されたか)は い くらになるか、計算式 とともに答えよ。ただし、環状でないベクターの形質転 換の効率はゼロとし、形質転換の効率はプラスミドのサイズによって変化 しない ものとして計算す ること。 砲 【も 問題 2 . 下記 の ( A )に 示 した塩基配列 の大文字で示 した領域 は (B)に 示 した アミノ酸配列 のペ S― の融合タンパク質 プテ ドをコー ドする。 このベ プテ ドを 事utath10netransferase(GST)と として大腸菌 で合成するためのプラスミ ドを、(C)に示 した pGEX…6P-1プ ラスミ ドをベ クター に用 いて作製す る実験 について以下 の (1)∼ (2)の 問いに答えよ。 … (A)塩 基 配 列 ataaagccAT ド ヾ GTCTAAAGCT GCCCATACAT ATTTCTTCCA 、GACACAGTAG ctttcttgtc ー CGAGTATACA CCGATATCAA TGTGCTTCCC ACTGAGGGCT GCAGAAACTA GCAGGATGAG (B)ア ミ ノ酸配列 MSKARVYTDINVLRAHTYFLQVRAAETSRMRTQ クター のマルチク ローニングサイ トの塩基配列情報 (C)PGEX-6P-1ベ Pro Gly A「 g 'CTG:GGA TCCtCCG CTG GAA GTT CTG T‐ rC CAG GGG CC]teU Gly Ser Pro 。 G r C P C ヽ 丼 鞄阻 6 P , 1 ( 2 74 ‐ 5 9 70‐ 1) p6EX‐ PreS6飼oド PrOtease l L e u G l u LVe』 u P h e G lt Rt ↓P r o His T T BamHI t e9‐ 十 、 4ト T 'fあ │が 稔揺 !\ 本 パ骨` 電 と, 。 hセ」1 も EcoR V ,( ,々 θ 4浄 ︲ ° )ポ 卜 q ピ 8蕊 H ll AFXa l 強 E ll Mよ」l ケ │り VP' θ 夕′ ( 1 ) 垣 しθRI切 断部位 とX/201切 1に 挿入できるように 目的 断部位を利用 して PGEX-6P… 遺伝子 を増幅す るためのオ リゴヌクレオチ ドを 1セ ッ ト (2本 )設 計 し、その配 列 を答えよ。配列 は 5'か ら3'の 方向で書 くこと。 (2)目 的断片を PcR法 によ り増幅 した後 、どうい う手順 で 目的プラスミ ドを作製す るか、その実験 の概略 について説明せよ。 躙ユ 説 以下 の 4間 の うち, 2間 を選んで, (1)無 細胞翻訳系 合 ‐ 1浮 車 し な あ ダ 声 ギ 1皆 、^ (2)大 腸菌内で組換えタンパク質 を大量発現す るための必要条件 (3)組 換えタ ンパ ク質のアフィエ ティ精製法 (4)酵 母ツーハ イブリッ ド法
© Copyright 2024 ExpyDoc