第68回 「チチリン会」のご案内

各 位
第68回 「チチリン会」のご案内 ※チチリン会:秩父と輪読を合わせ、さらに学びを通じて参加する人皆さんの「心の鐘」をチリリンと鳴らすような「ときめきや感動」が得られますように、という願いを込めて名付けました。
※稲盛塾長著書・機関誌等の深い理解を通じて、フィロソフィを血肉化し、参加者ひとり一人の心を高める、会社をよくする、
地域社会の発展に寄与することを目的とする。
前回の学びから・・・機関誌134号 われ虚心に経営を語る「一杯のジュースから始まった私たちのビジネス 有限会社ライフ 小野寺聡」
◎5年で10店舗出店という目標
こうしてフレッシュジュース専門店を開業したものの、取引先や農家さんからは、量の少ない仕入のため、果物を配達してくれず、信頼を得
るのに苦労したことを覚えています。実の親からは、「そんな水商売で何年食べていけるのか」と言われました。
店で売るのはフレッシュジュースという冷たい飲み物だけですから、寒い季節などは大変でした。売上はあっという間に下がりました。
周囲からは「言わんこっちゃない。これでは売上は上がらない。値下げした方がよい」と言われましたが、私たちは一切値引きはせず、廃
棄が出ても品質と鮮度を落とさないように営業を続けました。
◎オレンジ一個を何回で切るか
そして、スタッフとのミーティングに加えて、私たちはマニュアルから根拠のない数字やルールがないかどうか、現場で徹底的に見直してい
例えば、調理方法も徹底的に数値化していきました。オレンジ一個切るのに何回包丁で切るのかというところまでマニュアル化して、その
テストを社内で定期的に実施しています。そのため、マニュアルはかなり細かく、膨大な量になります。現在では紙媒体のマニュアルだけで
はなく、すべてのスタッフがパソコンやスマートフォンからオンラインでビデオ閲覧できるようにしています。
「当座買い」の考え方も私なりに読み解き、業務に取り入れています。この当座買いは、初めての塾長例会で稲盛塾長に直接質問をさせ
て頂いた事です。「私たちの考えるフレッシュジュースを作るには、果物やコップなどの材料には良いものを使わなければなりません。そうす
ると、大量に買わなければ原価が高くなってしまうのですが、どうしたらよいでしょうか」
こんな私のつたない質問に対して、塾長から「高くても価値のある商品なら堂々と値付けしなさい。材料は必要な時に必要なだけ買う事
です。」と答えて頂きました。
※日時:平成27年8月5日〈水〉
※場所:大曽根商事会議室〈輪読会〉 輪読会(DVD鑑賞予定):17時15分~18時30分〈予定〉 住所:埼玉県秩父市黒谷280-1 〒368-0001 電話0494-25-2091
コンパ~心ときめくコンパ~:18時30分頃~
※勉強会会費:無料 コンパ:1000円
〈オードブル等軽食&ソフトドリンクで、楽しく、心で学び、磨き合いましょう〉
7月8日(水)に行われた「チチリン会」において、心に深く感じた、強く印象に残った内容・言葉・フレーズなど
・家族と仕事のパートナーを同時に失っているのに、頑張っている➝「もうだめだという時が仕事の始まり」小野寺さんの経験した家族と仕
事のパートナーを同時に失うという事に比べれば、自分が「もうだめだ」等と言うのは恥ずかしい事だと思った。〈若尾雅之〉
・5年で10店舗出店という目標➝仕事を始める時からしっかりとした目標を立て、それに向かって努力していけば目標以上もできると改め
て感じた。〈堀口学〉
・例会での「動機善なりや私心なかりしか」「感謝をする事」「利他の心」➝チチリン会で学んでいる言葉で、相手の立場になって物事を考え
る事が自分にとっての喜びにつながるという事を、今回の小野寺さんの話を読んでさらに大切さを学びました。〈引間照夫〉
・他にこうした店がないのなら私たちがやる価値があるはずだ➝このような他の人と違った意識、物事の捉え方が新しい仕事やそのやり方
を作っていくのだと感じた。〈柳田江津子〉
・もうダメだという時が仕事のはじまり➝もうダメだ。と思う事はあるが、そこから工夫したり努力して成功するので、本当にこの通りだと思っ
た。何事も諦めず、無限の可能性を信じ努力し続けたい。〈髙野可彬〉
・妥協するようになったらスタッフの退職率が飛躍的に高くなった➝妥協してしまうと、無意識に表面に出てしまい周囲に影響を与えてしまう
から、妥協してしまいそうな所も、あと少し頑張ろうと思います。〈彦久保紫穂〉
・オレンジ一個を何回で切るのか➝オレンジ一個を何回包丁で切るのかという所までこだわって、マニュアルにするのがすごいと思いまし
た。一つ一つの仕事を小さな所まで大切にしているという感じを受けました。〈宮谷京介〉
・自分の事しか考えていない私の事を、従業員はお見通しだったのだと思います➝「自分の事しか考えていな」と思われる行動、動作はす
ぐに周囲の人にはわかってしまう事だと思いました。〈深津尚史〉
・経営には理念という土台がなくてはいけません。会社が大きくなる前に理念をしっかりしなくてはならないのですよ➝自社の経営理念も
似ているのですが、物心両面の幸福を全従業員で常に考えながら、ただ漫然と作業するのではなく高い目標を持っていきたいです。〈茂木
尚子〉
・もうダメだという時が仕事のはじまり➝小野寺様の“もうダメだ”という事柄が本当に辛い出来事で、子どもがいる私にとっては、想像しただ
けで私なら仕事をしていられないだろうなと思ってしまいました。そんな中でも会社の為に、皆の為にという信念で仕事に打ち込んだ小野寺
様は本当にすごいと思いました。私もそれくらいガムシャラに仕事をしなければ・・・と思いました。厳しい状況に陥っても、それらを跳ね返す
勢いで仕事をしていきたいです。〈光畑瑞季〉
・ビジネスというものは考え方によってどうにでもなる➝仕事をしていく上で、「利他の心」を持っているか、自分の事しか考えていないかで、
周りの人との信頼関係も変わってしまうのかなと思いました。〈小久保洋子〉
・社員は産地へ行き、実際の農作業を行い、生産者とのコミュニケーションや商品に対する愛情を深める➝当社でも工場ではどのような作
業や環境で仕事をしているのかを見学し、危ない個所等を指摘して下さるお客様はとてもありがたいと思いますし、お互いに信じあえる関係
で仕事を進めていく事はとても大切だと思います。〈加藤和子〉
・「もうダメだという時が仕事のはじまり」という言葉を支えに、もう一度頑張ろうと取り組んだ➝良い事ばかりではなく、悪い事も人生にはあ
ると改めて感じ、逆境に立った時、心が沈んだ時、私もこの言葉を励みに踏ん張れたら良いと思いました。〈巣山早苗〉
出席希望の方は、必要事項を記入の上、直接、大曽根商事㈱までFAXまたはメールにてお申込みをよろしくお願いします。
締め切り日 7/29(水)
ふりがな
氏名
会社名
住所
輪読会
電話番号
出席 ・ 欠席
コンパ
出席 ・ 欠席
事務局:柳田江津子、高柳順一、浅海敏子、大谷香穂里〈大曽根商事㈱内 電話:0494-25-2091 FAX:0494-25-0885〉
大曽根商事㈱
《FAX》
0494-25-0885
《メール》
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