平成26年度 事業報告書 自 平成 26 年 4 月 01 日 至 平成 27 年 3 月 31 日 事業概況 文化事業は、定例講演会を航空会館において4回開催し、機関誌冊子版「航空と文化」を7月と1 月に発行しました。また、航空統計要覧2014年版を12月に発行しました。航空遺産継承基金は、知 覧特攻平和会館に展示中の「飛燕」について南九州市および川崎重工業(株)と調整を進め、同館で の展示を平成 27 年度上期で終了し川崎重工業(株)の協力を得て修復を行うこととしました。また、継 続して東日本に所在する航空機の悉皆調査も行っています。 航空スポーツ事業は、国際航空連盟の活動として総会・各種目別の委員会へ本年度も参加しまし た。世界選手権では、熱気球世界選手権とハンググライディング世界選手権おいて日本人初の世界 チャンピオンとなり、また、ハンググライディング世界選手権では団体も日本代表チームが初団体優勝 に輝きました。さらには模型航空コントロールライン曲技世界選手権ジュニア部門で日本人初のジュニ ア世界チャンピオンになり、また、国際オリンピック委員会傘下の大会であるアジアビーチゲームズの パラグライダーアキュラシー種目で日本代表チームが銅メダルを獲得するなど、高い事績を挙げ、競 技者のレベルは確実に上がっています。 全国地域航空システム推進協議会は、要望でもある国内線地方路線の維持活性化方策のための 新たな制度として「地方航空路線活性化プログラム」が創設され、選択された8路線では9月から取組 が開始されました。 国際線発着調整事務局業務は、成田、関西、羽田、新千歳空港の4空港における国際線・国内線 に関する冬ダイヤ、夏ダイヤの調整作業を中心として、IATA(国際航空運送協会)会議等への貢献 に加え、事務局の中立性、公平性、透明性等を更に推進するため業務を実施しました。 当協会の収益に関しましては、収益事業の根幹であります航空会館不動産収入の減少傾向により 収支が悪化しておりますが、中長期的に当協会の運営が円滑に行われるよう、かねてより検討して参 りました、人事・賃金制度や組織・人員体制、及び各諸経費の見直し等の各課題を「事業検討プロ ジェクト」として実行した結果、黒字体質へ向け一定の成果が現れました。 この様な努力の結果、本年度も予定した事業を全て行うことができました。 各事業の詳細は後頁の通りとなりますので、ご参照願います。 第1 Ⅰ.会 庶 務 事 項 議 1.評議員会 第3回評議員会を平成26年6月24日に開催し、平成25年度の決算、評議員の選任、 理事の選任について承認可決した。 第4回評議員会を平成26年8月1日に、途中で選任された理事および補欠選任された 評議員の任期満了を統一する為の定款変更について、書面によるみなし決議を行い承認可 決した。 2.理事会 第6回理事会を平成26年6月9日に開催し、平成25年度事業報告並びに平成25年 度決算(貸借対照表、正味財産増減計算書、並びに同付属明細書)、平成25年度 公益目 的支出計画実施報告書、評議員会の招集、顧問の選任について承認可決した。 また、会長、副会長、専務理事並びに常務理事(代表理事、業務執行理事)の職務執行状 況、定款の変更について後日書面による決議を行う事に並びに理事2名の選任(案)つい て報告があった。 第7回理事会を平成26年6月24日に常務理事の1名の選定について書類によるみな し決議を行い承認可決した。 第8回理事会を平成26年7月15日に開催し、定款変更する為の書面による評議員会 の招集について、書面によるみなし決議を行い承認可決した。 第9回理事会を平成27年3月24日に開催し、平成27年度 事業計画及び予算につい て承認可決した。 3.常任理事会 平成26年度は常任理事会を11回開催し、重要な案件について審議し、協会事業の確 実な執行と監督を実施した。 第1回 平成26年 4月22日 表彰委員会委員変更について承認。各事業活動状況の報告。 第2回 平成26年 5月27日 各事業活動状況の報告。 第3回 平成26年 6月 9日 総務室からの報告。 第4回 平成26年 7月22日 各事業活動状況の報告。 第5回 平成26年 9月24日 航空機操縦士養成連絡協議会参加について承認。各事業活 動状況の報告。 第6回 平成26年10月28日 各事業活動状況の報告。 第7回 平成26年11月25日 各事業活動状況の報告。 第8回 平成26年12月15日 FAI東京総会招致検討委員会の設置について承認。各事業活 動状況の報告。 第9回 平成27年 1月27日 各事業活動状況の報告。 第10回 平成27年 2月24日 各事業活動状況の報告。 第11回 平成27年 3月24日 平成27年度 事業計画及び収支予算案、航空会館貸し会議 室の特別対応について承認。各事業活動状況の報告。 Ⅱ.役員人事 1.理 事 平成26年 6月24日 就任(2名) 釜 和明 (長谷川聰氏退任補欠選任) 松井 康一 (木村隆一郎氏退任補欠選任) 平成26年 6月24日 退任(1名) 大内 学 平成26年 6月24日 就任(1名) 下枝 堯 (大内学氏退任補欠選任) 2.評議員 第2 事 業 実 績 Ⅰ.文化事業 1.講演会の開催 (1)「航空と宇宙」定例講演会の実施 昭和58年の開講以来、幅広い分野から講師を迎えて航空と宇宙に関する定例講演会を開催 している。平成26年度の定例講演会は、航空会館に於いて下表のとおり開催した。 回/ 開催日 263回 5月19日 264回 8月2日 265回 演 「空のパイオニア 題 ・ 講 師 参加人数 ∼飯沼金太郎と亜細亜航空学校∼」 航空史研究家 小暮 「日本で生まれ育った高性能紙飛行機」 日本紙飛行機協会会長 二宮 達夫 康明 『空の日・宇宙の日』記念特別講演会 1.「紫電改から救難飛行艇 US-2/ 日本独創技術航空機・開発秘話」 新明和工業株式会社 取締役専務執行役員 石丸 寛二 9月9日 70名 110名 150名 2.「世界初の宇宙帆船「IKAROS」が切り拓く太陽系大航海時代」 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 助教 森 治 266回 1月27日 「リチウム電池と危険物輸送」 キノシタ・エビエーション・コンサルタンツ代表 木下 達雄 110名 (注)第265回の『空の日・宇宙の日』記念特別講演会は、例年通り一般社団法人日本航空宇宙学 会ならびに公益社団法人日本航空技術協会との共催である。 2.展示会の実施 航空会館6階展示コーナーにおける展示を下表の通り行った。 展 示 期 間 展 平成26年6月∼ 平成27年3月 示 内 『日本陸海軍の翼』 模型50機 容 斉藤 義雄 3.航空図書館 (1)利用状況 (H26.4∼H27.3の実績) 項 目 当該期 月 平 均 1日平均 開館日数 (日) 237 20 ━ 入館者数 (人) 3275 273 14 貸出登録証発行数(件) 45 4 ━ (一般) 34 5 3 ━ ━ ━ 6 1 ━ 内 訳 (件) (大学・短大等の学生) (小・中・高生) 貸出利用者数 (人) 616 51 3 貸出冊数 (冊) 1533 128 6 複写利用者数 (人) 740 62 3 2371 198 10 52 4 ━ 資料照会・利用案内件数(件) ビデオ利用本数 (本) (2)資料受入状況 (H26.4∼H27.3の実績) 購 国内 図 書(冊) 入 国外 寄 計 国内 贈 国外 総計 計 13 3 16 342 46 388 404 雑 誌(種類) 5 35 40 59 8 67 107 資 料(件数) 2 0 2 22 0 22 24 ビデオ・DVDソフト(本) 0 1 0 23 0 0 24 4.機関誌・図書の刊行 機関誌冊子版「航空と文化」は年2回発行し、広く航空宇宙にテーマを求めて編集してい る。当協会ウェブサイト内に開設のWEB版「航空と文化」は冊子版から記事の転載を含め て随時更新している。インターネット時代を反映し、多くの読者からアクセスされている。 (1)冊子版「航空と文化」 №109(1,500部)、No.110(1,600部)を発行した。 「航空と文化」№109 夏季号 平成26年7月15日発行 「航空と文化」№110 新春号 平成27年1月15日発行 (2)WEB版「航空と文化」 2014年4、8、9月、2015年1、2月の各月に更新した。 (3)航空宇宙年史 WEB版として、2012年11月∼2013年4月の年史を製作・公開した。 (4)航空統計要覧 「航空統計要覧2014年版」 平成26年12月15日発行。 (1)及び(2)の概要は、別表1(付1∼2頁)の通り。 Ⅱ.航空遺産継承基金事務局業務 ・ 戦前の民間航空機に関する書籍『J-BIRD 写真と登録記号で見る戦前の日本民間航空機(仮題)』 の発行に向けて準備を進めた。 ・ 知覧特攻平和会館に展示中の「飛燕」について南九州市および川崎重工業(株)と調整を進め、 同館での展示を平成27年度上期で終了し川崎重工業(株)の協力を得て修復を行うこととした。 ・ 東日本に所在する航空機の悉皆調査を進めた。 ・ その他、航空遺産の調査寄贈資料の整理・修復、資料の貸出などの活動を実施した。 1.賛助員 平成26年度賛助員の状況は以下の通り。 特別賛助員(累計)10名、1団体 法人賛助員 35口(10法人) 個人賛助員 35口(34名) 2.特別顧問及び専門委員 (1)特別顧問 林 良博 独立行政法人国立科学博物館館長 三輪 嘉六 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館館長 (2)専門委員 鈴木 一義 独立行政法人国立科学博物館科学技術史グループグループ長、当協会 評議員 中山 俊介 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所保存修復科学センター 近代文化遺産研究室長 藤田 俊夫 航空史家 藤原 洋 航空史家、当協会評議員 横山 晋太郎 前かかみがはら航空宇宙博物館参事、独立行政法人国立文化財機構東 京文化財研究所客員研究員 3.活動報告 (1)航空資料保存に関する研究 前年に引き続き、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所と共同で実施している資 料保存に関する研究を継続した。 (2)寄贈資料 以下の資料を初めとする寄贈を受けた。 1)ヤエガキ醸造機械㈱の製作した自作航空機ヤエガキ式YJ-01型などの資料 2)ファーストフライトカバーのコレクション 3)「初風」「東風」および「神風」号に関するものを初めとする航空に関する歴史資料 4)「報知日米号」の青森県小川原(おがわら)湖における写真データ 5)帝国飛行協会の銘が彫られた銀製の盃一対 6)東京飛行機製作所および大日本航空(株)の飛行機に関係する写真9枚 7)戦後最初に女性として滑空機の操縦士技能証明書を取得した方が撮影した航空機を主 とした写真アルバム2冊 8)大日本航空の双発輸送機三菱MC-20「妙高」号の関連資料 9)飛燕に関する写真50枚のデジタルデータ 10)ロケット戦闘機「秋水」などの青焼図面 11)航研機の絵葉書等 12)第2次世界大戦の陸軍機の配電盤、鹵獲した外国機の動画および昭和50年前後に調 布飛行場で撮影した動画 (3)写真資料等の貸出 1)陸軍試作戦闘機キ106の写真2枚のデジタルデータを中日新聞に 2)九五式水上偵察機の写真8枚のデジタルデータを模型製作会社に 3)九三式中間練習機の写真1枚のデジタルデータを(株)仏教タイムス社に 4)堀越二郎などの写真10枚のデジタルデータを(株)きらに 5)「オリンピア・マイゼ」の写真等2枚のデジタルデータをフマズ・ワークショップに 6)帝国飛行協会会報第1巻第1号の表紙デジタルータを株式会社YMTに 7)奈良原式4号の写真1枚のデジタルデータをカミシロデザイン事務所(有)に 8)一〇式艦上雷撃機などの写眞2枚のデジタルデータをモデルアート社に 9)ハンス・グラーデ、会式1号、奈良原式2号、零戦の写真、計4枚のデジタルデータを 有限会社大悠社に 10)「航研機」をはじめとする計7枚の写真のデジタルデータを株式会社きらに 11)一式戦闘機「隼」の写真1枚のデジタルデータをフジテレビジョンに 12)「伊藤式A2型」グライダーの垂直尾翼の写真1枚のデジタルデータを千葉県佐倉市に (4)その他 1)旧陸軍三式戦闘機「飛燕」を知覧特攻平和会館に引き続き貸出した。 2)故山崎好雄氏、平木國夫氏の図書・写真などの資料の整理作業を、東京文化財研究所 において実施した。 3)『朝日新聞』から、帝国飛行協会が 100 年前の 6 月に兵庫県の鳴尾競馬場で開催した 民間飛行大会について、6 月 4 日に取材を受け 6 月 20 日の朝刊で紹介された。 4)水戸市立博物館で 2 月 14 日から 3 月 22 日まで開催された特別展「憧れの空へ −民 間パイロットの先駆け 武石浩玻−」を後援し、資料の貸出および展示内容への助言 を行った。 5)損傷の進行が懸念される掛図 2 本「航空機之発達」「飛行機に依る文化的使用」の修 復を専門業者に依頼し実施した。 6)航空機の悉皆調査の一環として、海上自衛隊下総航空基地、および山梨県、長野県、 群馬県に所在する航空機の調査を東京文化財研究所と共に実施した。 Ⅲ.航空スポーツ普及・振興事業 1.概況 航空スポーツ活動において、大会開催や競技者数は大きな変化はなく、数年来の平均的な 実績で推移している。国際航空連盟(FAI)の活動は、総会・委員会については、例年の 通り、年次総会(タイ)に当協会の萩尾副会長、小柳航空スポーツ室長が出席し、また各国 で開催されたFAI種目別7委員会に、航空スポーツ統括団体から代表委員が出席し、選手 権も例年の通りに参加した。 愛好者に目を向けると、若い世代の減少や余暇の過ごし方の変化などが相まって各種目と も減少傾向が続いており、構成年齢も高齢化の道を辿っている。若い世代への興味を喚起す る努力と子供達への地道で継続的な情報発信や働きかけを継続することが、航空スポーツを 普及・振興し、かつ、愛好者を獲得して、活動の活性化するための重要な課題となっている。 一方、世界選手権では、ブラジルで7月に開催された熱気球世界選手権において、藤田雄 大選手が日本人初の世界チャンピオンとなり、6月にフランスで開催されたハンググライ ディング世界選手権でも磯本容子選手が日本人初の世界チャンピオンとなり、また、団体で も日本代表チームが初めて団体優勝に輝いた。さらにはポーランドで8月に開催された模型 航空コントロールライン曲技世界選手権ジュニア部門で横山和哉選手が日本人初のジュニア 世界チャンピオンになり、また、国際オリンピック委員会傘下の大会であるアジアビーチ ゲームズのパラグライダーアキュラシー種目で日本代表チームが銅メダルを獲得するなど、 高い事績を挙げ、競技者のレベルは確実に上がっている。 当協会が把握している日本国内で発生した航空スポーツ重大事故(対象期間:平成26年 4月1日から平成27年3月31日)は、4件(死亡者数2名)であった。各統括団体に対 して組織的な安全対策構築に取り組むように、また、愛好者一人一人には機材整備・技量向 上・地域気象判断は勿論のこと、航空スポーツのモットーである「安全に楽しく・他人に迷 惑をかけない自己責任」の認識を徹底するように、引き続き各統括団体を通じて働きかけを 行った。航空スポーツ団体の活動状況は、別表2(付 3 頁)の通りである。 なお、「JASPA基金」は平成18年度で旧会員へのサービスを終了し、当協会で行う 航空スポーツ教室等、スカイスポーツの普及振興のための原資として活用してきたが今年度 で原資を使い切ったので終了となった。 2.国際航空連盟(FAI)に関する活動 (1) 第108回FAI総会が開催され、日本代表として当協会より2名が出席した。 会 議 名 第108回 総会 期 間 2014年10月17日 ∼18日 開 催 地 出 席 者 パタヤ 萩尾 裕康 (タイ) 小柳 幸男 (2) 種目別国際エア・スポーツ委員会、技術委員会に関する活動 各委員会の開催期間、開催地及び出席者は下表の通り。 会 議 名 国際模型航空委員会 国際医学生理学委員会 国際曲技飛行委員会 国際マイクロライト 委員会 国際ハング・パラグライ ディング委員会 国際滑空委員会 国際気球委員会 期 間 開 催 地 2014年04月10日 ローザンヌ ∼12日 (スイス) 2014年06月27日 ローザンヌ ∼29日 (スイス) 2014年11月08日 ヴロツワフ ∼9日 出 ローザンヌ ∼6日 (スイス) 者 日本模型航空連盟 廣瀬 春信 (公社)日本滑空協会 嶋田 和人 (公社)日本航空機操縦士協会 (ポーランド) 2014年12月4日 席 鐘尾 みや子 日本パラモーター協会 五十嵐 亮弥 2015年02月20日 ベルグラード (公社)日本ハング・パラグライ ∼23日 (セルビア) ディング連盟 2015年02月27日 ローザンヌ ∼28日 (スイス) 2015年03月18日 ローザンヌ ∼21日 (スイス) 岡 芳樹 (公社)日本滑空協会 甲賀 大樹 市吉 三郎 日本気球連盟 3.選手権等 平成26年4月∼平成27年3月に実施された日本選手権、日本で開催された国際競技会 (カテゴリーⅠ、Ⅱ)は、熱気球、模型航空機、ハンググライダー、パラグライダー、マイ クロライトの5種目、計22サブクラスが公認され、内21が開催された。 海外で開催されたFAI国際競技会(世界選手権、大陸選手権)には、熱気球、飛行機 (曲技)、滑空機、模型航空機、ハンググライダー、パラグライダー、パラモーター種目に 日本選手が参加(派遣)した。また、国際オリンピック委員会が管轄するアジアビーチゲー ムズのパラグライダー種目にも日本選手が参加(派遣)した。 各種競技会の実績は、別表3(付4∼5頁)の通り。 4.記録の公認等 平成26年4月∼平成27年3月に当協会が認定した日本記録は、滑空機3件、パラグラ イダー1件、パラシューティング1件であった。また、FAIより認定された国際記録は、 滑空機2件(アフリカ大陸記録)、パラシューティング1件(アジア大陸記録)であった。 別表4(付10∼11頁)を参照。 5.航空スポーツ教室、こども模型飛行機教室 「スカイ・キッズ・プログラム」の開催 子供達に航空スポーツを安全に楽しむ機会を提供することにより、空に対する憧れや科学 する心、自然に親しむ心を醸成することを目的に理論と体験を組み合わせた「航空スポーツ 教室」と「こども模型飛行機教室」(こども模型飛行機教室全国推進委員会共催)を「スカ イ・キッズ・プログラム」として昨年に引き続き実施した。 (1) 航空スポーツ教室 以下1箇所で開催し、熱気球の係留体験搭乗後、模型飛行機教室(ゴム動力飛行機 製作、飛行)及びパラグライダーふわり体験を実施した。指導については、日本気 球連盟、日本模型航空連盟、(公社)日本ハング・パラグライディング連盟の協力 を得た。 愛知県知多郡武豊町立衣浦小学校(2月15日、参加者:59名) (2) こども模型飛行機教室(こども模型飛行機教室全国推進委員会共催) 15箇所(参加者574名)で開催した。教室では、オリジナルの座学用DVD (飛行の歴史、航空スポーツ紹介)や揚力実験装置等を用いて座学を行ない、オリ ジナルゴム動力模型飛行機(スカイ・キッズ号)の製作、飛行調整・ミニ競技を実 施した。 6.青少年航空宇宙絵画国際コンテスト 国際航空連盟(FAI)が主催する青少年を対象とした国際絵画コンテスト「2015FAI ヤング・アーティスト・コンテスト」の国内予選を、昨年に引き続き開催した。 今回は「F AI ワー ル ド エ アゲ ー ム ズ ・ド バ イ 2015の ポ ス タ ーを 作 ろ う (原 題 ; C r e a t e a p o s t e r f o r t h e F A I W o r l d A i r G a m e s D u b a i 2 0 1 5 )」をテーマ に全国より総数195名から応募があり、平成27年2月24日開催の審査会の結果、下表の 通り9名が入賞した。入賞9作品はFAIの国際コンテストに日本代表として出品した。 優秀賞 クラス 6∼ 9歳 (年少) 10∼13歳 (年中) 14∼17歳 (年長) 氏 名 住 所 題 名 渡部 朔矢 埼玉県上尾市 ドバイの風をおいかけろ 長谷川 瑠泉 愛知県春日井市 みんなともだち 佐々木 大壱 山口県山口市 とべ!!ドバイの空へ! 鶴田 雅也 埼玉県三郷市 天高く舞い上がれ 中塚 有紗 神奈川県横浜市 ドバイの空の夢 谷 神奈川県横浜市 ドバイの空に描く物語 広瀬 ジュリア 長野県須坂市 Fly To Your Dreams 縣 勇記 神奈川県川崎市 ドバイの空とラクダ 関 花子 岡山県総社市 美しいドバイと輝く空 和華 7.JASPA基金 JASPA基金を設立して12年目に当たり平成18年度で旧会員自治体へのサービスを 終了した残金で、基金の趣旨による事業を当協会で行った。主な事業は、以下の通りであ り、別表5(付14頁)に基金事業費用報告をまとめた。 なお、JASPA基金は今年度で基金を使い切ったため終了となった。 ・航空スポーツ教室 1箇所開催(航空スポーツ教室「スカイ・キッズ・プログラム」参照) ・スカイスポーツシンポジウム共催 ・青少年航空宇宙絵画国際コンテストの国内選考業務 8.主催・後援事業 主催・後援事業等は、別表6(付14∼16頁)の通り。 Ⅳ.表彰・弔慰援護事業 1.表彰 (1)平成26年度表彰 6月18日開催の表彰委員会で、平成26年度の日本航空協会賞各賞の受賞者を決定し、 9月19日に国際航空連盟(FAI)賞各賞の伝達式、日本記録証授与式を兼ねた航空関係者表 彰式を航空会館において行った。 1)日本航空協会賞 種 類 受 賞 者 (敬称略) 航 空 亀 齢 賞 大西 勇一、諏訪 正廣、時田 保夫、野中 繁吉 航 空 功 績 賞 神永 晉、須郷 隆、藤田 勝利 航空スポーツ賞 礒本 容子、ハンググライディング女子世界選手権日本代表チーム、藤田 雄大 2)国際航空連盟(FAI)賞 種 類 受 賞 者 ポール・ティサンディエ・ ディプロマ 伊藤 英明、吉田 正克 FAIエア・スポーツ・メダル 髙橋 徹、鬼島 義昭、斎藤 喜章、市川 展 (敬称略) 協会賞及びFAI賞の詳細は、別表7(付17∼19頁)の通り。 日本記録の詳細は、別表4(付10∼11頁)の通り。 2.弔慰援護 航空関係物故者6名について、航空育英会を継続実施し、平成26年度の給付奨学金総額 は1,212千円、受給奨学生の人数は9名で、その内訳は、小学生2名、中学生4名、専 門2名、大学生1名であった。 Ⅴ.航空交流事業 1.新年賀詞交歓会 当協会が世話役の代表となって毎年開催する恒例の賀詞交歓会は、平成27年1月4日 航空会館において、うえの賢一郎大臣政務官、本田勝事務次官、武藤浩国土交通審議官、 田村明比古航空局長、航空関係者418名が出席して盛大に行われた。 2.航空神社祭事 平成26年9月19日に航空会館9階屋上の航空神社において、航空各社代表、祭神で ある航空殉職者・功労者の遺族の参列を得て、靖国神社神官の出張奉仕により航空神社 平安祈願例大祭を実施した。 平成27年1月4日に新年祭を執り行うとともに、毎月、当協会管理職の出席のもとに 参拝を執り行った。 Ⅵ.全国地域航空システム推進協議会 事務局業務 平成 26 年 6 月 13 日の通常総会にて承認された事業計画及び収支予算計画に基づき、 次の通り事業活動を行った。羽田空港における新たなる発着枠配分(2014 夏ダイヤより) における「政策コンテスト」(地域と航空会社のパートナーシップによる)が実施され、山 形・鳥取・石見の 3 路線の運航が開始された。また、当協議会の要望でもある国内線地方 路線の維持活性化方策のための新たな制度として「地方航空路線活性化プログラム」が創 設され、選択された 8 路線では 9 月から取組が開始された。また、乗員の養成・確保対策 の検討が航空機操縦士養成連絡協議会で進められている。 1.研究調査 以下のテーマにて、米国における航空路線維持・拡充に係る助成制度について、特に SCASDP 制度を中心に、「地方航空路線活性化プログラム」を含むわが国の将来の航空路線 維持・拡充に係る助成スキームに対する示唆を得、制度設計上の提言を行うことを目的と し、東京工業大学大学院屋井研究室及び桜美林大学橋本特任教授に海外現地調査を含み下 記の研究調査を委託した。 テーマ 米国における航空路線維持・拡充に係る 助成制度について 委託先 東京工業大学大学院 教授 屋井 桜美林大学 特任教授 橋本 運輸政策研究所客員研究員 鉄雄 安男 2.研修会等の開催 (1)研修会 平成 27 年 1 月 26 日、「研修会」を開催し、以下のテーマと講師による講演を実施し た。参加者数は 110 名であった。 テーマ 講 師 航空機材の変遷と今後の開発動向 桜美林大学特任教授 運輸政策研究所客員研究員 橋本 安男 パイロットの現状と養成の充実について 危機管理・リスクマネジメント講師 航空評論家 ・日本航空機長 小林 宏之 平成 27 年度における航空局予算について 国土交通省 大臣官房参事官(航空予算) 航空局 予算・管財室 村田 茂樹 3.国への要望等の取り組み 地域航空システム推進のため、以下の項目について国への要望活動を実施した。 (1)6 月 13 日 国土交通省 総会終了後、会長の蒲島郁夫熊本県知事により、全部で 7 項目にわたり要望を行った。 1) 首都圏への地域航空の安定的乗り入れの早期実現について 2) 地方が管理する空港の老朽化対策及び整備等に対する助成制度の拡充について 3) 低騒音の地域航空機に係る空港の運用制限等の緩和について 4) 離島航空路線維持対策の拡充について 5) 地方航空路線の維持対策について 6) 地域航空事業者の経営強化対策について 7) 震災、災害を踏まえた空港機能の強化について (2)12 月 1 日 国土交通省 会長県の吉田誠 熊本県交通政策課長を中心に、6 月 13 日の要望のうち、上記 7 項目 のうち 3)を除く 6 項目を重点項目として掲げ、特別要望を行った。 4.その他 (1)地域振興のための啓発活動として「地域航空フォーラム」の開催を検討したが、調整 がつかず本年度の開催を見送ることとした。 Ⅶ.「空の日」・「空の旬間」実行委員会事務局業務 平成26年度は、以下の通年事業を実施した。 (1)第62回「空の日」航空関係功労者大臣表彰 9月19日に国土交通省共用大会議室にて実施した。 (2)広報活動 青少年向けに開設している空の日ホームページの普及と充実、Facebook、協賛各社・団体 保有の機関誌等紙面への空の日に関する記事掲載 (無償)、航空教室、空港イベント等で の「空の日」ポスター告知、普及振興グッズの配布、「くにまる」の着ぐるみを各イベント 会場等で活用し、広報活動に努めた。 (3)中学生派遣事業 海外派遣コース(4泊6日)は、成田地区の中学生6名を対象とし、B787の製造を 行っているボーイング・エバレット工場等の航空関連施設見学、本邦航空会社の操 縦士養成施設見学、現地高学生との交流会等を実施した。 (4)絵画コンテストの支援 応募チラシ印刷費一部補助と国際コンテストに入賞した1名へ複製パネルを贈呈した。 (5)地方事業の支援 全国の空港等で開催される空の日イベントを実施する全ての実行委員会に少額配賦す ることとし、意欲的なイベントを計画している空港等(11箇所)に追加配賦を行っ た。 (6)啓発事業の支援 青少年を対象とする「航空教室等」および航空スポーツ分野の安全に関する講演会、 講習会等の取り組みに対して事業費の一部を支援した。 Ⅷ.国際線発着調整事務局業務 平成20年1月、我が国の混雑空港である成田国際空港及び関西国際空港の国際線発着調 整業務が当協会に委嘱されたが、平成22年2月新たに東京国際空港(羽田)における国際線・ 国内線発着調整業務が追加委嘱された。加えて、平成24年8月新千歳空港における国際線・国 内線発着調整業務が追加委嘱された。従って、平成26年度においては、成田、関西、羽田、新 千歳空港の4空港における国際線・国内線に関する冬ダイヤ、夏ダイヤの調整作業を中心として、 IATA(国際航空運送協会)会議等への貢献に加え、事務局の中立性、公平性、透明性等を更 に推進するため下記に示すような業務を実施した。 1.2014年冬ダイヤ、2015年夏ダイヤの調整 成田国際空港、関西国際空港、東京国際空港(羽田)及び新千歳空港の国際線・国内線ス ケジュールに関し、IATAのWSG(Worldwide Slot Guidelines) 及び当該空港のローカ ル・ガイドラインに基づき、下記の調整を日本乗り入れ航空会社(約100社)と実施した。 (1)2014年冬ダイヤ(10.26,2014 ‒ 3.28,2015)の調整 1)IATA SC (Slot Conference) 事前調整 2014年冬ダイヤの調整に当たり、前年同期の運航実績を各航空会社に送付(4月中 旬)、運航実績の相互確認を行い、各航空会社からの希望スケジュールの提出(5月初 旬)を受け、希望スケジュールを規制値内に収めるよう調整し、初期回答(5月末)を 内外の航空会社に対して行った。 2)IATA SC(Slot Conference) 134回会議への参加 SC134回会議がアラブ首長国連邦アブダビにて6月10日∼12日の間開催され、日本 乗り入れ航空会社と個別面談方式により2014年冬ダイヤにおけるスケジュール調整を 行った。 (2)第4回首都圏空港発着調整委員会の開催 レベル3の混雑空港(成田、羽田空港)を対象として、空港当局、管制機関、参入航空会 社等で構成される首都圏空港発着調整委員会が平成22年度に設置された。 2015年夏ダイヤから成田国際空港の発着回数が3万回増加し30万回/年となること から、成田国際空港の規制値の議題を中心として第4回首都圏空港発着調整委員会を9月2 6日、航空会館において開催した。主たる議題は、成田国際空港に関する施設拡張計画、運 用実績、スロットの監視、東京国際空港(羽田)に関する施設拡張計画、運用実績、スロッ トの監視、2015年夏ダイヤに向けた調整方針等であった。 (3)2015年夏ダイヤ(3.29 ‒ 10.24,2015)の調整 1)IATA SC(Slot Conference) 事前調整 2015年夏ダイヤの調整に当たり、前年同期の運航実績を各航空会社に送付(9月中 旬)、運航実績の相互確認を行い、各航空会社からの希望スケジュールの提出(10月初 旬)を受け、希望スケジュールを規制値内に収めるよう調整し、初期回答(10月下 旬)を内外の航空会社に対して行った。 2)IATA SC(Slot Conference) 135回会議への参加 SC135回会議がチェコ共和国プラハにて11月11日∼14日の間開催され、日本乗り 入れ航空会社と個別面談方式により2015年夏ダイヤにおけるスケジュール調整を行った。 特に、成田国際空港発着枠3万回増枠に関しては、新規航空会社、現在乗り入れている航空 会社から、スケジュールの改善に向けた多くの要望があった。 2.WWACG、IATAのJSAG会議への貢献 発着調整事務局の国際的組織であるWWACG(Worldwide Airport Coordinators Group)会議 のコアーメンバー(7ヶ国)と、IATAのJSAG(Joint Slot Advisory Group:航空会社の スケジューラー(7航空会社)と空港の発着調整事務局(7ヶ国)との合同会議)会議に参加し、 日本としての貢献を行った。 これらの会議では、スケジュール調整に関する問題点の抽出、問題の解決に向けた議論、得ら れた解決案を反映するためIATAのWSGの規則改定の実施等について幅広く議論がなされる が、これら会議に日本及びアジア太平洋地域の代表として参加し各種提言を行った。 (1)WWACG/C20コアーメンバー会議、JSAG/42会議への参加 IATA SC134回会議に先立ち、WWACG/C20コアーメンバー会議が6月8日、I ATAのJSAG/42会議が6月9日、アラブ首長国連邦アブダビで開催され、問題点解決 に向けた議論を行った。 (2)WWACG/C21コアーメンバー会議、JSAG/43会議への参加 WWACG/C21コアーメンバー会議が9月9日、IATAのJSAG/43会議が9 月10日、スイス国ジュネーブのIATA本部にて開催され、問題点解決に向けた議論を 行なった。 (3)WWACG/C22コアーメンバー会議、JSAG/44会議への参加 IATA SC135回会議に先立ち、WWACG/C22コアーメンバー会議が11月9日、 IATAのJSAG/44会議が11月10日、チェコ共和国プラハで開催され、問題点解決 に向けた議論を行った。 (4)WWACG/C23コアーメンバー会議、JSAG/45会議への参加 WWACG/C23コアーメンバー会議が3月3日−4日、IATAのJSAG/45会 議が3月5日の間スペイン国マドリッドのIATA地域事務所にて開催され、問題点解決 に向けた議論を行なった。 3.APACA(アジア太平洋発着調整事務局連合)会議の 開催 オーストラリア・日本が中心となってアジア太平洋地域における発着調整事務局の連合設立の働き かけを行ない、SC127会議において正式にAsia/Pacific Airport Coordinators Association (APACA)が発足した。このAPACAの目的は、アジア太平洋地域の各コーディネーターが抱える問題 点の共有、解決策の模索、IATAガイドラインの啓蒙等であり、発着調整組織の国際的組織である WWACGの下部機関として活動することである。 (1)APACA/8会議 SC134会議期間中の6月10日、第8回APACA会議を開催した。第8回会議では、インド ネシア発着調整事務局の紹介、SPR(Slot Policy Review)の活動報告、WSGの改訂(レベル2空 港)等について議論を行った。 (2)APACA/9会議 SC135会議期間中の11月11日、第9回APACA会議を開催した。APACA設立から4 年が経過したため、議長、副議長(2名)の改選があった。改選の結果、議長はオーストラリア、副 議長はインド、日本(事務局)が決定した。第9回会議では、APACA議長、副議長の選出結果、 SC構造に関するSC134投票結果、SAL後の調整(アンケート結果) 、調整パラメターについて の議論を行った。 4.国際線発着調整事務局の中立性等の推進 IATAのWSGには、国際線発着調整事務局の中立性、公平性、透明性等の確保に関するガ イドラインが定められているが、当協会として更にこれらを推進するため、又アジア太平洋地域 の主要メンバーとして下記に示すような種々の取り組みを行った。 (1)アジアン・ブリーズ第33号(ノルウェイ発着調整事務局特集)を発刊した。 (4月) (2)アジアン・ブリーズ第34号(オランダ発着調整事務局特集)を発刊した。 (6月) (3)アジアン・ブリーズ第35号(ポルトガル発着調整事務局特集)を発刊した。 (8月) (4)本邦航空会社、外国航空会社を対象として発着調整業務セミナーを開催した。 (9月) (5)第4回首都圏空港発着調整委員会を開催した。 (9月) (6)アジアン・ブリーズ第36号(チェコ発着調整事務局特集)を発刊した。 (10月) (7)航空局からの要請に基づき、フィリピン国マニラ空港の混雑状況の調査を実施した。 (11月) (8)アジアン・ブリーズ第37号(イタリア発着調整事務局特集)を発刊した。 (12月) (9)航空保安大学校へ講師を派遣し、これから全国各地に赴任していく航空管制官、航空管制運航 情報官、航空管制技術官を対象として、国際線発調整業務概要の説明を行った。(27年2月) (10)航空局からの要請に基づき、ベトナム国の空港調査を実施した。 (2月) (11)アジアン・ブリーズ第38号(スペイン発着調整事務局特集)を発刊した。 (2月) 5.日本乗り入れ航空会社数 現在、国際線発着調整事務局において、スケジュール調整を行っている日本乗り入れ航空会社 数は、延べ100社であり空港毎に下表のとおりである。 地 域 成田国際空港 東京国際空港 関西国際空港 新千歳空港 (羽田) 日本 9 8 8 11 北米(カナダ、メキシコ含) 8 4 6 2 欧州 13 3 6 1 アジア・オセアニア、南太平 43 18 6 2 79 35 43 14 洋 その他(中東、アフリカ等) 合 計 4 67 0 28 Ⅸ.航空会館運用事業 1.会館運営活動 (1)航空会館のテナント貸室事業 日頃寄せられるテナントからのご意見に対して、安全・衛生的、快適に利用出来るよう に日々のきめ細かな管理・運営に努めた。 航空会館竣工時からのテナントである8階のレストラン「スエヒロ」が平成26年1月 31日をもって退去し、2月7日に東京地裁へ破産手続きを開始、平成27年3月19 日破産が確定した。跡テナントとして関西電力(株)と平成27年4月1日からの契約 を締結する事ができた。 3階ワンフロアーと1階のカフェを賃借している航空会館最大テナントである中沢フー ズ(株)が平成27年6月30日をもって退去すると平成27年1月7日に申し入れが あった。跡テナントについては誘致活動中である。 (2)貸し会議室事業 近隣の貸会議室との競争の中、サービスレベルの維持し、他の貸し会議室では行ってい ない顧客へのきめ細やかな対応で差別化を図っているが、本年度予算は未達となった。 営業:日祝営業の推進、常顧客訪問、Web広告対策(Web広告とSEO対策)。 設備:放送設備のリニューアル(2階201会議室) (3)設備管理業務の見直し 航空会館の設備管理業務について、平成26年4月1日よりニチビル(株)へ変更し、 更なる効率化を図り、費用の削減効果が得られた。 Ⅹ.航空クラブ 広く航空に携わる人々を中心に設立された航空クラブは発足から36年目を迎えた。 本年度の会員動向は、特別法人会員の退会およびご高齢の会員の退会も続出し、会員 数は減少し427名となった。 航空クラブの活動としては、伊藤元重氏、木村友泉氏を講師とした卓話会の開催、 機内食工場および機体工場見学会を実施した。また、航空局航空ネットワーク部長の 平垣内氏による新春卓話会を開催した。 同好会の活動としては、俳句同好会は、高齢化による会員の減少によりしばらく休会 することとなったが、囲碁、書道、太極拳、写真の各同好会は、航空会館会議室を利用 して毎月、定例会や大会を開催し、会員相互の親睦と啓発に努めた。 機関誌「航空クラブニュース」は2回刊行し、卓話会の内容や各同好会の活動紹介 などを掲載し、会員に情報を提供した。 会員数並びに活動実績は、次の通り。 (1)会員数(平成27年3月31日現在) 東 京 地 方 個 人 会 員 60 9 69 推 薦 会 員 95 14 109 特 別 会 員 76 3 79 特別法人会員 155 15 170 386 41 427 合 計 (2)航空クラブニュース 発行号 発行月 119 平成26年 8月 120 平成27年 1月 計 附属明細書 「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する附属 明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」に該当する事項はありません。 別 表 付 -0- 別表1 (1)冊子版「航空と文化」№109、110号目次 109号(夏季号) ・お茶の間飛行機ビルダー ─自分で作った飛行機で空を飛ぶ─ 日本マイクロライト航空連盟理事 藤田恒治 ・自作・超軽量動力機の許可申請─フィッシャー FP−303の場合─ 守谷フライングオーナーズクラブ 石原能行 ・空のパイオニア・飯沼金太郎と亜細亜航空学校 航空史研究家 小暮達夫 ・2014青少年航空宇宙絵画国際コンテスト (2014FAIヤングアーティストコンテスト国内予選) 日本航空協会 ・新たな重要航空遺産の認定について 日本航空協会 ・一般財団法人日本航空協会 平成25年度事業報告および平成26年度事業計画 日本航空協会 110号(新春号) ・新年のご挨拶 一般財団法人日本航空協会会長 野村吉三郎 ・MRJロールアウト∼Flying into the future∼ 三菱航空機株式会社技術本部副本部長 佐倉 潔 ・日本で生まれ育った高性能紙飛行機 日本紙飛行機協会会長 二宮康明 ・紫電改から救難飛行艇US−2/日本独創技術航空機・開発秘話 新明和工業株式会社取締役専務執行役員 石丸寛二 ・世界初の宇宙帆船「IKAROS」が切り拓く太陽系大航海時代 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系助教 森 治 ・平成26年度「空の日」航空関係者表彰式 日本航空協会 (敬称略) 付 -1- (2)WEB版「航空と文化」 掲載日 平成26年度の掲載内容 タ イ ト ル 執筆者 小野田淳次郎 2014.4.25 我が国の固体ロケットと宇宙科学 2014.8.20 お茶の間飛行機ビルダー ―自分で作った飛行機で 藤田恒治 空を飛ぶ― 2014.8.20 ノール262の領収とあの頃のパリ 粂喜代治 2015.1.05 新年のご挨拶 野村吉三郎 2015.1.16 MRJ ロールアウト ∼ Flying into the future ∼ 佐倉 潔 2015.02.20 日本で生まれ育った高性能紙飛行機 二宮康明 (敬称略) 付 -2- 備 考 機 体 数 愛 好 者 全 体 数 会 員 数 実 施 種 目 ︵ ト ピ ッ ク ス 含 (モーターグライ ダー) ・ジャイ ロプレーン 約 150機 388機 全体とし て製作活動が低 調である 。女性及び若い 人の参加 が少ない。 鳥人間の 滑空機部門出場 者は毎年 30機程度製作飛 行してい る。 国土交通 省航空局通達 (国空乗第2077号 )に基づ く「航空安全講習 会」の 開催、 飛行訓練装置(F TD)での技量維 持訓練 等を実 施した。 飛行機 約380機 ヘリコプ ター 約210機 約 590機 ︶ 付 -3- 前年に 比べて特に大きな 変化は ない。 国土交 通省航空局通達 (国空乗第2077号 )に基づ く「航空安全講習 会」等 を実施 した。 国土交 通省への登録機数 は661機 約300機 全国の 現在活動している 団体、 クラブ所属者から の推定 人数 約3,000人 JSA 会員のうち個人会 員の合 計人数 571人 会員数は 、平成13年から国際 航空連盟(FAI)へ報告する実 活動者に合わせて 有効会員数とした。 日本航空協 会認定団体の活動 状況 (★:現在認 定統括団体なし) 会員数、 機体登録機数は 過去6年間大きな変 化は ない。 公認大会数 は16大会 (延べ参 加機数482機) 世界選手権 において日本 人初の世 界チャンピオン を輩出。 固定翼機及び ヘリコプター 109機 ジャイロプレーン 163機 (2010年12月現在) 国土交通省への登録機数 個人所有 が主なので機体 数からの 推定人数 鳥人間コ ンテスト出場者 数を含む 全国の気 球クラブ数や大 会等の参 加者数からの推 定人数 上記は有 効機体登録数。 気球連盟 への累計機体登 録数は1,493機 約2,700人 約 325人 約7,000人 第2種 航空身体検査受検 者から の推定人数(飛行 機・回 転翼・滑空機) JAPA 会員(約 6300 名)の うち自家用操縦士 技能証明 所有者の推定人 数 EXAL への加盟クラブ 数からの 推定人数 NKR個 人、家族、 法人 会員とし て登録された人 数 約 550人 約 125人 1,51 2人 (グライダー) 動力滑 空機 滑空機 ・ヘリコ プター ヘリコプ ター (熱気球型飛行船) 飛行機 (J SA ) ・固定翼 機 ( JA PA) 自作航空 機 ( NK R) (公 社 ) 日 本 滑 空 協 会 ガス気球 ( E XA L) 日本気球連盟 ( 公 社 )日 本 航 空 機 操縦士協会 熱気球 エクスペリメンタル 航空機連盟 2014年航空スポーツ団体別活動状況 明 全体 的に中高年齢層に愛 好者 が多い。 若年層の 新規 参入はR/C ヘリで微 増の 傾向がある。 コン トロールライン曲技 世界 選手権ジュニア部門 で日 本人初のジュニア世 界チ ャンピオンを輩出。 模型 の種類が多いので推 定困 難。 国際 級競技機はR/C機が 主体 で概略機数としては 2,000∼3,000機とみられ る。 不 模型 の売上からの推定人 数 約75,000人 JM Aの正会員及び準会 員の 合計人数 6,8 30人 ・模 型ロケット 明 会員 数は年々減少して い るが 、技能証の発行は増 加し ている。 ハン グ女子世界選手権に て個 人、団体優勝を獲 得。 アジ アビーチゲームズア キュ ラシー種目団体銅メ ダル 取得。 ・ハンググライダー 363機 ・パラグライダー 1,079機 安全 性委員会への型式 登 録数 (累計) 不 過去 からの更新・新規 登 録に よる推定人数 約30,000人 JH F会員数の内訳 ハン ググライダー 853人 パラ グライダー 7,499人 8,352人 40代から50代を中心と し た 30代以上の社会人の 愛 好 者が多く女性は少な い。 国 土交通省航空局通達 (国空乗第2077号)に基 づ く 「航空安全 講習会」等 を 実施した。 ・舵面操縦型 1,184機 ・体重移動操 縦型 314機 ・パラシュー ト型 109機 ( 2014年12月現在) 国土交通省への登録機数 約1 ,500機 国 土交通省への登録機 数 か らの推定 約2 ,000 人 J ML会員登録者数 580 人 ・パラシュ ート型 ・ヘ リコプター他 ・グ ライダー ・舵面操縦 型 (超軽量動力機) マ イクロライト (J ML ) ・体重移動 操縦型 (補助動力付 を含む) ・パラグライダ ー ・ハンググライ ダー (J HF ) (N PO )日 本 マ イ ク ロ ライト航空連盟 ・電 動機 ・エ ンジン機 ・ゴ ム動力機 模型 航空機 (J MA ) 日本模型航空連盟 (公 社 ) 日 本 ハ ン グ ・ パ ラ グライディング連盟 活 動数と有効数はほ ぼ維 持 されている。 40代∼60代の愛好者が 多 い。 会員数からの推定機数 ・パラモーター 1,200機 ・パワ ードハン ググライ ダー 5∼10機 約1 ,200 機 過 去からの登録機数よ り 推 定人数 約4 ,000 人 J PMA会員登録者数 1,024人 (RWF1、RWF2) ・ パワードハング グライダー (RPF1、RPF2) ・ パラモーター ( JP MA ) 日本パラモ ーター協会 − − − ・フリーフライイン グ ・フリースタイル ・フォーメーション スカイダイビング ・アキュラシー パラシューティング ★パラシューティング 2014 年12月31日現 在 別表2 別表3 1)日本で開催した国際競技会(CAT−1) 種 目 (名 称) 選手権者名 開 催 日 場 所 2014.11.20 ∼24 栃木県 宇都宮市 茂木町 芳賀町 参加国/数 日本人成績 2,4,6,8,9, 1.熱気球 2014とちぎ熱気球 インターナショナル チャンピオンシップ Joe HEARTSILL (U.S.A) 17カ国 29機/チーム 11∼14,16, 18∼21,25, 26,28 2)公認した日本選手権 等 種 目 (名 称) 1.熱気球 平成26年度(第31回) 熱気球日本選手権 2.模型航空機 F1A フリーフライト・グライダー F1B フリーフライト・ゴム動力機 F1C フリーフライト・エンジン機 選手権者名 開 催 日 場 所 2014.10.30 ∼11.03 佐賀県佐賀市 嘉瀬川河川敷 和田 光信 小我野 光博 江連 明夫 2014.11.01 ∼03 千葉県旭市 藤田 雄大 参加数 41機 8名 23名 6名 F1D フリーフライト・室内機 木原 一正 2014.10.26 長野県松本市 やまびこドーム 14名 F2B コントロールライン・曲技 村松 督浩 2014.10.03 ∼05 福井県南条郡 南越前町 リトリートたくら 42名 F3A ラジオコントロール・曲技 音田 哲男 2014.09.03 ∼07 栃木県宇都宮市 宇都宮RCフライングクラブ 羽黒飛行場 40名 F3P ラジオコントロール・ 室内曲技 音田 哲男 2014.07.13 長野県松本市 信州スカイパーク やまびこドーム 12名 F3B ラジオコントロール・ グライダー 吉田 正秀 2014.11.14 ∼16 兵庫県姫路市的形 模型グライダー滑空場 40名 42名 F3C ラジオコントロール・ ヘリコプター 伊藤 寛規 2014.10.02 ∼05 宮城県柴田郡川崎町 アーベント専用飛行場 F3D ラジオコントロール・ パイロンレーシング 佐藤 義則 2014.05.15 ∼17 福島県福島市 ラジオコントロール・ 手曳航グライダー 小川 仁 2014.05.17 ∼18 埼玉県児玉郡上里町 模型グライダー場 25名 静岡県静岡市 柳町安倍川緑地公園 28名 F3J F3K ラジオコントロール・ ハンドランチグライダー 朝妻 豊彦 2014.10.25 ∼26 ふくしまスカイパーク 付 -4- 9名 F5B ラジオコントロール・ 電動グライダー F5D ラジオコントロール・ 電動パイロンレーシング 3.CategoryⅡ(HG Class1) 2014 ハンググライディング 日本選手権 in 板敷山スプリング フライト CategoryⅡ(PG アキュラシー) 2014 パラグライディングアキュ ラシー日本選手権 in 獅子吼 CategoryⅡ(PG アキュラシー) パラグライディングアキュラシー グランプリ in 富士山 CategoryⅡ(HG Class5) 2014 ハンググライディング・ クラスⅤ日本選手権 in 茨城 CategoryⅡ(パラ・クリスカントリー) 2014パラグライディング 日本選手権 in 池田山 2014.10.11 ∼12 千葉県野田市 野田市スポーツ公園 中止 2014.11.22 三重県伊賀市下拓植 KFC飛行場 総合 大門浩二 女子 磯本容子 2014.03.19 ∼23 茨城県石岡市 板敷山エリア 2014.07.26 ∼27 石川県白山市 獅子吼高原スカイ レジャーエリア 上山 憲一 総合 吉富周助 女子 伊藤まり子 中止 板垣 直樹 不成立 CategoryⅡ(パラ・クリスカントリー) スカイグランプリ in 吉野川2014 総合 成山基義 女子 山下敦子 4.マイクロライト 超軽量動力機(舵面操縦型) 石川 雅浩 超軽量動力機(体重移動操縦型) 田中 匠 2014.09.06 ∼07 2014.10.10 ∼13 2014.10.10 ∼13 2014.05.03 ∼05 2014.09.13 ∼15 10名 54名 28名 内 女子5名 山梨県南都留郡 富士河口湖町 河口湖スカイリゾート 茨城県石岡市 足尾エリア 26名 岐阜県揖斐郡池田町 池田山フライトエリア 67名 内 女子11名 徳島県三好郡 東みよし町 水の丸エリア 山形県西置賜郡白鷹町 白鷹場外離着陸場 付 -5- 12名 7名 3)後援した競技会 種 目 (名 称) 1.熱気球 2012熱気球ホンダ・グランプリ 第1戦 渡良瀬バルーンレース2014 選手権者名 開 催 日 場 所 参加数 総合1位 B.U.M.Balloon Team (パイロット 藤田 雄大) (上田 諭) 2014.04.04 ∼06 栃木県栃木市藤岡町 渡良瀬遊水地周辺 23機 29機 第2戦 佐久バルーン フェスティバル2014 (水上 孝雄) 2014.05.03 ∼05 長野県佐久市 千曲川スポーツ交流広場 第3戦 鈴鹿バルーン フェスティバル2014 台風のため中止 2014.10.11 ∼13 三重県鈴鹿市 鈴鹿川河川緑地、 鈴鹿サーキット 第4戦 2014佐賀インター ナショナル・バルーンフェスタ (藤田 雄大) 2012.10.30 ∼11.03 佐賀県佐賀市 嘉瀬川河川敷 40機 (Joe HEARTSILL) 2012.11.20 ∼24 栃木県宇都宮市、 芳賀町、茂木町 29機 上士幌バルーンチーム (パイロット 菅原 博治) 2014.08.08 ∼11 北海道河東郡上士幌町 航空公園と近隣一帯 佐藤 将史 2015.02.28 ∼03.01 新潟県小千谷市西中 第5戦 2014とちぎ熱気球 インターナショナル チャンピオンシップ 第41回 北海道バルーン フェスティバル 第39回 おぢや風船一揆 競技機 24機 35機 付 -6- 種 目 (名 称) 選手権者名 開 催 日 第55回 全日本学生グライダー競技 選手権大会 栗野翔太 (慶応義塾大学) 団体 慶応義塾Discus 2015.03.01 ∼08 埼玉県熊谷市 妻沼滑空場 14校 19チーム 46名 2015.02.18 ∼24 千葉県関宿町 NPO関宿滑空場 7校 55名 2014.09.07 ∼14 埼玉県熊谷市 妻沼滑空場 6校 22名 個人 柴田 翔 (東京大学) 団体 東京大学 第54回 全国七大学総合体育大会 航空の部 個人 栗野 翔太 (慶応義塾大学) 団体 慶應義塾大学 第17回 東京六大学対抗 グライダー競技会 4)選手を派遣した世界選手権、アジア選手権 目 (名 称) 1.熱気球 21st FAI World Hot Air Balloon Championship 2014 所 参加数 個人 2.滑空機(グライダー) 種 場 選手権者名 等 開 催 日 場 所 参加国 日本人 成績 雄大(日本) 2014.07.18 ∼26 Rio Claro ブラジル 22カ国 58機 1,24,31 36,53 2nd FAI Junior World Hot Air Balloon Championship Dominic Bareford (GBR) 2014.08.31 ∼09.06 Vichy フランス 15カ国 30機 28,29 1st FAI Women's World Hot Air Balloon Championship Nicola Scaife (AUS) 2014.09.08 ∼13 Leszno ポーランド 16カ国 38機 10,33, 37 個人 Maciej Pospieszynski (POL) 団体 チェコ共和国 2014.07.22 ∼08.02 Torun Airport ポーランド 10カ国 32名 23 (内 女性 1名) 2014.07.22 ∼08.02 Torun Airport ポーランド 12カ国 36名 24 (内 女性 2名) 2014.08.23 ∼30 Matkopuszta Airport ハンガリー 2014.06.22 ∼07.06 Räyskälä フィンランド 2.エアロバティック 17th FAI World Glider Aerobatic Championships 5th FAI World Advanced Glider Aerobatic Championships 藤田 個人 Romain Vienne (FRA) 団体 ポーランド 19th FAI European Aerobatic Championships 3.滑空機(グライダー) 33rd FAI World Gliding スtンダードクラス Championships(フラップ無) Bert Schmelzer(BEL) 33rd FAI World Gliding 15m クラス Championships(フラップ有) Sebastian Kawa(POL) 18m クラス Karol Staryszak(POL) 4.模型航空機 F1D フリーフライト・ 室内機 個人 Lee Yuan Kang (USA) 2014.07.21 ∼08.11 2014.04.01 ∼05 Leszno ポーランド Slanic Prahova ルーマニア 参戦 中止 23カ国 42名 15 15mクラス 26カ国 46名 6 18mクラス 27カ国 46名 31 12カ国 28名 14,25, 27 付 -7- 団体 アメリカ 団体7 F2B コントロールライン・ 個人 Burrger Igor 曲技 (SVK) 団体 中国 ジュニア 横山和哉 (日本) 2014.08.09 ∼08.16 Wloclawek ポーランド 27カ国 69名 9,17, 26 ジュニア1 団体5 F3P ラジオコントロール 室内曲技 個人 Gemot Bruckmann (AUT) 団体 オーストリア 2015.03.14 ∼21 Pruszkow ポーランド 17カ国 54名 41,42, 46 団体13 個人 Marc Levy (FRA) 団体 フランス 2014.07.19 ∼26 Marmande フランス 15カ国 39名 17,26, 37 団体9 2014.07.19 ∼26 Marmande フランス 11ヵ国 25名 5,21 団体7 15カ国 46名 18,34, 36 団体8 F4C ラジオコントロール フライングスケール F4H ラジオコントロール 個人 David Kopal フライングスケール (CZE) (STAND-OFF) 団体 フランス F5B ラジオコントロール・ 個人 Frattini Remo 電動グライダー (ITA) 団体 ドイツ 2014.08.23 ∼29 TURNAU オーストリア F5D ラジオコントロール・ 個人 Hacker Ondrej 電動パイロン・ (CZE) レーシング 団体 チェコ共和国 2014.08.23 ∼29 Turnac オーストラリア 11カ国 29名 26,27 団体10 F3J ラジオコントロール・ 個人 Littva Jan 手曳航グライダー (SVK) 団体 チェコ共和国 2014.07.13 ∼20 Martin スロバキア 30か国 80名 30,46, 79 団体20 種 目 (名 称) 選手権者名 開 催 日 S1B スペースモデル 高度 個人 Mazzaraccihio Antonio (ITA) 団体 ロシア 2013.08.22 ∼30 S3A スペースモデル パラシュート 滞空時間 個人 Mazzaraccihio Antonio (ITA) 団体 セルビア 〃 スペースモデル ブーストグライダー 滞空時間 個人 Yordanov Plamen (BUR) 団体 ロシア スペースモデル ストリーマー 滑空競技 S4A S6A S8E/P S9A スペースモデル ロケットグライダー 滞空時間 スペースモデル ジャイロコプター 滞空時間 2014 アジアオセアニア 大陸選手権(カテゴリー1) 場 所 参加国 日本人 成績 18カ国 48名 36 18カ国 54名 22 〃 〃 19カ国 53名 51 〃 個人 Malmyga Leszek (POL) 団体 ロシア 〃 20カ国 53名 53 〃 個人 Lu Zheng (CHN) 団体 中国 〃 15カ国 38名 35 〃 個人 Stoyanav Toshko (BUL) 団体 ブルガリア 〃 個人 音田 哲男 (日本) Kaspichan ブルガリア 団体14 〃 20カ国 48名 46 団体18 2014.05.10 ∼17 Pattaya City THAILAND 9カ国 30名 付 -8- 1,2,3 団体1 F3A ラジオコントロール 曲技 5.ハング・パラグライダー 第20回 FAI ハンググライ ディング(クラス1) 世界選手権 団体 日本 2015.02.28 ∼03.13 第13回 FAI ハンググライ ディング女子世界選手権 個人 磯本 容子 (日本) 団体 日本 2014.06.21 ∼07.05 アネシー フランス 13か国 21名 1,5,11,13 18,20 団体 1 第6回 FAI ハンググライ ディング(クラス5) 世界選手権 個人 Tim Grabowski (GER) 団体 オーストリア 2014.06.21 ∼07.05 アネシー フランス 13カ国 41名 9,13,18 21,22,28 団体 4 第1回 FAI ハンググライ ディング(スポーツクラス) 世界選手権 個人 Mario Alonzi (FRA) 団体 フランス 2014.06.21 ∼07.05 アネシー フランス 13か国 30名 13 団体 10 第14回 FAI パラグライ ディング世界選手権 個人 Honorin Hanard (FRA) 団体 ドイツ 女子 Ssiko Fukooka Naville(FRA) 2015.01.10 ∼25 Roldanillo コロンビア 38カ国 148名 16,49,67, 74,83,104 団体 13 女子 2 第4回アジアビーチゲームズ 個人 Widyananto Thomas 2014.11.14 航空スポーツ(パラグライダ (INA) ∼23 ーアキュラシー) 団体 韓国 ※IOC/JOC競技会 プーケット タイ 8カ国 53名 6,10,21, 23 団体 3 6.パラモーター 8th FAI World Paramotor Championships PF1(Foot Launch) Matkópuszta airfield ハンガリー 16か国 60名 44,60 団体 14 個人 Alexandre Mateos (FRA) 団体 フランス 2014.08.06 ∼16 バシャ デ ブラボ メキシコ 20カ国 95名 30,49,50, 70,73,77, 82,85 団体 13 個人 Christian Ciech (ITA) 団体 イタリア 付 -9- 別表4 1)記録の公認 1. 大陸記録の認定(FAI) 種 目 氏 名 記 録 滑空機(African) 15m級 一般 300km三角コース速度 市川 展 162.30km/h 滑空機(African) 15m級及びオープン級 一般 100km三角コース速度 市川 展 171.83km/h パラシューティング(Asian) Largest Formation 一般 ※アジア大陸記録 岡田 浩孝 小野寺ひとみ 河田 泰夫 黒川 昭子 小林 信敏 小林 伸彦 志村 詠子 志村 直茂 髙嶋 孝行 中野 郷 中野 有香 中野 優子 広野 和彦 増田 大輔 村上 学 目﨑 奈々 山本 航介 17名で構成する Formation 飛行年月日・飛行場所・認定日 2013.11.28 ナミビア共和国 ビッテルバッサー滑空場 2014.08 2013.12.11 ナミビア共和国 ビッテルバッサー滑空場 2014.08 2014.03.02 アメリカ合衆国 アリゾナ州 Eloy 2014.08 付 - 10 - 2. 日本記録の公認 種 目 滑空機 15m級 一般 500km往復コース速度 氏 市川 展 名 記 録 145.16km/h 飛行年月日・飛行場所・認定日 2013.12.17 ナミビア共和国 ビッテルバッサー滑空場 2014.08.06 付 - 11 - 滑空機 オープン級 一般 1000km三角コース速度 市川 展 (同乗者 廣常朱美) 滑空機 オープン級 一般 自由三角コース距離 市川 展 (S/L未所持 同乗者あり) パラグライダー 一般 目的地直線距離 山崎 能啓 パラシューティング(Asian) Largest Formation 一般 青野 池田 岡田 甲斐 小林 嶋田 志村 志村 眞貝 高嶋 中野 西本 平岡 平野 広野 前原 増田 松本 宮城 村上 目崎 山本 依田 昌 武彦 浩孝 鮎子 信敏 理 詠子 直茂 源太 孝行 郷 有希 かほり 陽子 和彦 大介 大輔 智晴 隆之 学 奈々 航介 育子 133.68km/h 2013.12.31 ナミビア共和国 ビッテルバッサー滑空場 2014.08.06 1,090.47㎞ 2014.01.02 ナミビア共和国 ビッテルバッサー滑空場 2014.08.06 215.4㎞ 2014.11.07 ブラジル (キシャダ∼ポランガ) 2014.12.01 23名で構成する Formation 2015.02.13 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 Lake Elsinore 2015.03.06 * 大陸記録は平成26年度にFAIより認定された記録、日本記録は平成26年度に認定した記録を記載。 付 - 12 - 2)FAIスポーティング・ライセンス(2014年1月1日∼12月31日) 種 FAIスポーティング・ライセンス発行 目 熱 気 新規発行 更 新 合 計 有効登録者数 (12月31日現在) 球 10 13 23 92 人 力 飛 行 機 0 5 5 5 滑 機 9 34 43 87 模 型 航 空 機 36 29 65 132 パラシューティング 19 2 21 34 ハンググライダー (含パラグライダー) 19 50 69 229 超 軽 量 動 力 機 1 0 1 4 飛 機 1 0 1 7 そ の 他 (Rotor craft) 0 0 0 0 95 133 228 590 空 行 合 計 3)資格証の発行数(2014年1月1日∼12月31日) 1.滑空機 種 目 1. FAI国際滑空記章 ※( )内は、内数 種 目 件 数 銀 章(※認定証のみ) 8(1) 金 章(※認定証のみ) 4(3) ダイヤモンド距離章 2 ダイヤモンド高度章 0 平 成22年 4月1日より 、認定 証書 ダイヤモンド目的地章 5 の み 発 行し 、 バッ ジ は申 請 者の 3ダイヤモンド章 0 選択性とした。 750km章(※認定証のみ) 0(0) 1,000km以上章 0 2. 飛行成績証明書 滞 空 5時間 (5H) 15 距 離 50km(5K) 10 高 度 1,000m(1M) 13 距 離 300km(3K) 4 高 度 3,000m(3M) 3 目的地 300km(3D) 5 高 度 5,000m(5M) 0 距 離 500km(5D) 2 ※ 記 章 発行 ( 単一 科 目達 成 時及 距 離 750km(7D) 0 び複数科目の最終項目達成 距 離 1,000km(10D) 0 付 - 13 - 時)を除く。 距 離 1,500km(15D) 0 2.模型航空機 種 目 種 目 件 数 1. 技能証 R/C ヘリコプター C/L 飛行機 A級 11 B級 18 C級 9 D級 1 E級 0 A級 5 B級 4 C級 1 D級 0 付 - 14 - 3.パラシューティング 種 目 種 1.落下傘降下士技能証 2.国際パラシューティング技能証 目 件 数 A技能証 0 B技能証 0 C技能証(銀) 1 D技能証(金) 0 A技能証 0 B技能証 0 C技能証 0 D技能証 0 別表5 JASPA基金事業費明細報告 期首基金残高 158,281 平成26年度事業費 航空スポーツ普及振興事業 ① 航空スポーツ教室(スカイ・キッズ・プログラム)の実施 ② スカイスポーツシンポジウム 30,000 ③ 青少年航空宇宙絵画国際コンテスト実施 151517 416,560 事業費合計 598,077 期末基金残高(H27年度へ繰越額) 0 1)主催事業 別表6 名 称 航空スポーツ教室 スカイ・キッズ・プログラム(第31回) 開 催 日 2015.02.15 場 所 愛知県知多郡武豊町立衣浦小学校 参加人数 59名 付 - 15 - 名 称 開 催 日 こども模型飛行機教室 (全国15箇所、参加者数563名) 場 所 渋谷区立富谷小学校 参加人数 (講師) /東京都渋谷区 42名 (和田光信) 2014.06.22 千葉県立現代産業科学館 /千葉県市川市 27名 (山科達雄) 2014.07.05 目黒区立鷹番小学校 /東京都目黒区 36名 (渡久地政光) 2014.07.24 練馬区立大泉第六小学校 /東京都練馬区 27名 (岡田栄二) 2014.08.16 延岡市民体育館 /宮崎県延岡市 27名 (島崎一) 航空科学博物館 20名 (塙隆之) 2014.05.17 *参加者数は子供のみ 2014.09.20 2014.09.27 2014.10.04 2014.10.12 2014.11.08 2014.12.16 2014.12.20 2015.01.17 2015.02.15 2015.03.11 /千葉県山武郡 東京ビッグサイト西2ホール /東京都江東区 84名 (指導員のみ) 日向市立富高小学校 /宮崎県日向市 22名 (松島安則) /埼玉県熊谷市 50名 (指導員のみ) 妻沼滑空場 ホンダエアポート /埼玉県比企郡 君津市立小糸小学校 /千葉県君津市 東海市民体育館 /愛知県東海市 千葉県立現代産業科学館 /千葉県市川市 豊町立衣浦小学校 /愛知県知多郡 国分寺市立教育センター /東京都国分寺市 55名 (山科達雄) 56名 (山科達雄) 60名 (和田光信) 26名 (山科達雄) 21名 (和田光信) 10名 (山科達雄) 付 - 16 - 2)共催事業:主催実行委員会構成団体の一員として参画 名 称 第20回 スカイスポーツ シンポジウム (一社)日本航空宇宙学会主催 開 催 日 2014.11.29 場 所 日本大学理工学部駿河台校舎 備 考 136名 (事務局含) 3)後援事業 名 称 開 催 日 場 所 備 考 第39回 二宮忠八翁 飛行記念大会 2014.05.03 愛媛県八幡浜市 市民スポーツパーク グラウンド 来場者数 1,000人 第28回 札幌航空ページェント 2014.07.20 北海道札幌市 札幌飛行場 (陸上自衛隊丘珠駐屯地) 入場者数 50,000人 第37回 鳥人間コンテスト 選手権大会2014 2014.07.26 ∼27 滋賀県彦根市 松原水泳場周辺 出場機数 34機 2014 北海道スカイスポーツ フェア イン 当麻 2014.07.27 北海道上川郡当麻町 当麻スカイパーク 雨天のため 中止 兵庫県豊岡市 コウノトリ但馬空港 来場者数 54,000人 尾島RCスカイポート 来場者数 35,000人 コウノトリ但馬空港フェスティ バル' 14 第28回RC航空ページェント 2014.08.30 ∼31 2014.11.03 4)協力事業 名 空まつり2014 称 開 催 日 2014.11.16 場 所 千葉県野田市 野田市スポーツ公園 備 考 来場者数 1,300人 付 - 17 - 付 - 18 - 別表7 Ⅰ.平成26年度 日本航空協会賞 受賞者一覧 1.航空亀齢賞 <長年にわたり航空の発展に尽力され、且つ数え年90歳になられた方に長寿を祝福する賞> お おにし 大西 ゆ ういち 勇一氏 (90歳) す わ 諏訪 ま さひろ 正廣氏 (89歳) と き た 時田 や す お 保夫氏 (89歳) の な か 野中 しげ よし 繁吉氏 (89歳) 昭和45(1970)年自作機「スバルプレン」で、茅ヶ崎の馬入川河口 から大島空港まで往復120kmの洋上飛行を達成するなど、自作機の 実用と安全性の証明に寄与し、常識を覆した飛行を可能にするなど して皆に夢を与えた功績は大きい。 推薦:〔エクスペリメンタル航空機連盟〕 全日本空輸(株)の前身である日本ヘリコプター輸送(株)に入社後、 次々と新たな施策展開に挑戦し、航空需要の開拓発展に取り組み、 民間航空の発展に貢献されました。 〔元全日本空輸(株)顧問 推薦:全日本空輸(株)〕 航空公害研究センター所長として、空港における航空機騒音等の予 測手法(航空機騒音予測計算の方法などを確立し、国と地方公共団 体が実施する空港周辺の環境対策と空港の建設等に大きく貢献され ました。 〔元(財)航空公害防止協会航空公害研究センター所長 推薦:(一財)空港環境整備協会〕 昭和 47(1972)年イギリスで開催された模型航空機フリーフライト 室内機(F1D)国際大会に、日本人として初めて参加し、当時「壁」 といわれた 40 分を超える滞空記録も打ち立て、昭和 59(1984)年の 国内初の FAI 世界選手権大会開催にも尽力、また模型飛行機教室な どで長年に渡り、子供たちに模型飛行機の楽しさを通じて航空への 理解を深める活動もされました。 推薦: 〔日本模型航空連盟〕 2.航空功績賞 <航空に関する文化、科学技術および事業等の発展に著しく寄与された方またはグループに贈る賞> か みな が 神永 すすむ 晉氏 (67歳) す ご う 須郷 たかし 隆氏 (75歳) ふ じ た 藤田 かつとし 勝利 (70歳) Honda Aircraftの開発しているHondaJetにおいて、脚システムを担当し、 このステアリング制御のソフトウエア開発において、米国連邦航空局が定 める開発保証レベルのレベルB認証を我が国で初めて取得し、米国向け 航空機用電子機器のソフトウエア開発参入に大きく貢献されました。 〔元住友精密工業(株)社長 推薦: (一社)日本航空宇宙工業会〕 T−4中等練習機、観測ヘリコプターOH−1など各種航空機の営業に従 事し、BK117ドクターヘリ、エンブラエル社との共同開発、次期固定翼哨 戒機(P−X)および次期輸送機(C−X)2機種同時開発、ボーイング787 共同開発・生産の実現を通じて我が国航空宇宙産業の科学技術の発展 に貢献されました。〔元川崎重工業(株)航空宇宙カンパニープレジデント 推薦:(一社)日本航空宇宙工業会〕 航空法研究を主軸に、航空企業活動から派生する民事責任の研究に励 み、『航空賠償責任法論』の著述など航空法の学問的体系化を行い、ま た、カナダ・マギール大学航空宇宙法研究所で得た知見と人脈をもとに航 空法の研究成果、航空運送人の責任制度に関する情報を国内外に積極 的に発信し続けてこられました。 〔近畿大学法科大学院教授 推薦:日本空法学会〕 付 - 19 - 3.航空文化賞 <航空の進歩発展に顕著な功績があった個人に贈る賞> 該当者なし 4.航空スポーツ賞 <航空スポーツのFAI世界記録を樹立、または、同世界選手権者となった個人、グループに贈る賞> いそもと 礒本 ようこ 容子氏 ハンググライディ ング女子世界選手 権日本代表チーム ふじた 藤田 ゆうだい 雄大氏 第13回ハンググライディング(クラス1)女子世界選手権優勝 (平成26年7月) 第13回ハンググライディング(クラス1)女子世界選手権団体優勝 (平成26年7月) (チームリーダー:大沼浩、選手:礒本容子、 野尻知里、桜井さやか、谷古宇瑞子、内田秀子、鈴木樹子) 第21回熱気球世界選手権優勝(平成26年7月) ※年齢は受賞時年齢 Ⅱ.国際航空連盟(FAI)賞伝達 1.ポール ティサンディエ ディプロマ (The Paul Tissandier Diploma) <団体組織等で指導的役割を果たし、航空スポーツの発展に顕著な業績のあった個人に贈る賞> いとう ひであき 伊藤 英明 氏 (64歳) よしだ まさかつ 吉田 正克 氏 (74歳) 日本気球連盟の初代事務局長及び理事を務める一方、長きにわたり インストラクターとして後進の指導育成に精励し、パイロットとし て国内外の大会に参加するなど熱気球の普及に貢献されました。 〔推薦:日本気球連盟〕 日本滑空協会理事として、学生や社会人団体の中心的存在として、 我が国におけるグライダースポーツの普及に努め、また競技会や訓 練飛行における技術と安全確保のレベル向上に貢献されました。 〔推薦:(公社)日本滑空協会〕 2.FAI エア・スポーツ・メダル (The FAI Air Sports Medal) <航空スポーツに関連した委員会業務、競技会運営、若年層の教育訓練等に顕著な功績や貢献が あった個人又は団体に贈る賞> たかはし 髙橋 とおる 徹氏 (66歳) 日本気球連盟の初代事務局長及び理事を務める一方、長きにわたり インストラクターとして後進の指導育成に精励し、パイロットとし て国内外の大会に参加するなど熱気球の普及に貢献されました。 〔推薦:日本気球連盟〕 付 - 20 - きじま よしあき 鬼島 義 昭氏 (70歳) さいとう よしあき 斎藤 喜 章氏 (61歳) いちかわ まこと 市川 展氏 (48歳) 自家用操縦士に対して安全情報の提供など航空安全推進活動を積極 的に行うとともに、管制官との意見交換会等に尽力し、後進の指導 育成を務めるなど航空スポーツ普及に貢献されました。 〔推薦:(公社)日本航空機操縦士協会〕 ふくしま飛行協会の理事長として、研修や観光イベント等農道空港 の活用に尽力し、また曲技飛行機の競技ボックスの地上標識を設置 し曲技競技会を開催するなど航空スポーツの普及振興に貢献されま した。 〔推薦:(公社)日本航空機操縦士協会〕 グライダーの競技会や世界選手権に参戦するとともに、海外におい て記録飛行に挑戦し、多くの日本記録を樹立している。また競技に おける後進の指導など航空スポーツの普及振興に貢献されました。 〔推薦:(公社)日本滑空協会〕 ※年齢は受賞時年齢 付 - 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