熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル説明書 1 事業の概要 (1) 事業の目的 熊野市有馬町芝園・志原尻地区は、平成 23 年度に三重県が公表した、満潮時に東北地方太 平洋沖地震と同等規模の東海・東南海・南海地震が連動して発生した場合、地震により防潮 堤の機能が失われた状態では、発生から 13 分後に最大高さ約 14m の津波が到達すると想定さ れている。この津波から避難するため、地震発生後 5 分後に徒歩で避難を開始した場合、避 難可能時間は 8 分となる。高齢者等の安全な避難を考慮した避難可能距離は国土交通省都市 局「津波避難を想定した避難路、避難施設の配置及び避難誘導」についての「津波避難実態 調査」結果を基に、徒歩による平均速度を平野部では 0.78 秒として、0.78m/秒×8 分×60 秒 =374m となる。これや住宅等の立地を考慮して避難困難地となる芝園地区と志原尻地区にそ れぞれ約 300 人が避難可能な施設として津波避難タワー2 基が必要となっている。 その設計者及び工事施工者として最も相応しい者を選定する設計施工一括発注に係るプロ ポーザルを実施するものである。 (2) 事業計画の概要 本事業の事業計画の概要は、次のとおりである。 ① 整備予定地 <芝園地区> 熊野市有馬町字松原 5731 番 5 <志原尻地区> 熊野市有馬町字松原 4701 番 ② 敷地面積 <芝園地区> 図測 550.56 ㎡ <志原尻地区> 図測 489.63 ㎡ ③ 用途地域等 都市計画区域内非線引き区域(建ぺい率 70%、容積率 200%) ④ 地 質 整備予定地は、平成 25 年 12 月に当市が「津波避難タワー建設工事地質 調査業務委託」により、2 カ所とも地質調査を行っており、その結果を添 付するので参考とすること。 なお、技術提案書の提出者で、プロポーザルの結果特定され本件契約を 受注した際、実施設計時等に改めて地質調査が必要であると判断した場合 は、地質調査を実施することを可とし、実施する場合は、見積徴取時に当 該地質調査に係る概算費用も見積に含めること。ただし、その費用も予定 価格の範囲内とする。 ⑤ 想定浸水深 <芝園地区> 約 2m(県想定による) <志原尻地区> 約 2m(県想定による) ⑥ 整備建築物 津波避難タワー(津波一時避難施設) ⑦ 規 避難場所面積 150 ㎡以上(0.5 ㎡/1 人) ⑧ 主要構造及び高さ 模 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造又はプレキ ャストコンクリート造 避難場所までの地上高 6m以上 ⑨ 水深係数 a=3.0 を基本とするが、設計者が根拠を提示することにより、水深係数 を低く設定することも可とする。 (水深係数を低く設定する場合は、技術 -1- 提案時に根拠資料とともに申し出ること。) ⑩ 適用基準等 整備建築物に適用する基準等は、次のとおりである。 ア 建築基準法、建築基準法施行令、建築基準法施行規則等 イ 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)、公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)、 建築物解体工事共通仕様書・同解説、建築設計基準・同解説、建築構造設計基準・同解 説・建築構造設計基準の資料、各種構造設計指針・同解説、建築基礎構造設計指針、建 築工事設計図書作成基準、建築工事標準詳細図、敷地調査共通仕様書、擁壁設計標準図、 構内舗装・排水設計基準等 ウ 官庁施設の基本的性能基準、官庁施設の総合耐震・対津波計画基準等 エ 「津波避難ビル等に係るガイドライン」、 「港湾の津波避難施設の設計ガイドライン」 「津 波に対し構造耐力上安全な建築物の設計法等に係る追加的知見について(技術的助言)」 、 「津波防災地域づくりに関する法律」、「津波防災地域づくりに関する法律施行令」、「津 波防災地域づくりに関する法律施行規則」、「津波浸水想定を設定する際に想定した津波 に対して安全な構造方法等を定める件」、「津波避難ビル等の構造上の要件の解説(国土 交通省国土技術政策総合研究所)」等 オ 三重県ユニバーサルデザインのまちづくり施設整備マニュアル、三重県景観計画解説書、 三重県景観色彩ガイドライン、三重県公共事業景観形成指針、三重県公共事業景観形成 ガイドブック、三重県建設発生土管理基準等 カ 三重県建築設計業務委託共通仕様書等 キ 公共建築工事積算基準、公共建築工事標準単価積算基準、公共建築数量積算基準、公共 建築工事共通費積算基準、公共建築工事内訳書標準書式(建築工事編) ・同解説、公共建 築工事見積標準書式(建築工事編) 、公共建築工事内訳書作成要領(建築工事編)等 ク その他必要な資料等 (3) 技術提案を求めるテーマ 本プロポーザルを行うにあたり、技術提案を求めるテーマは、次のとおりである。 ① 津波避難タワーの耐震性・耐津波安全性 本件整備予定の津波避難タワー(津波一時避難施設)は、南海トラフ巨大地震を想定し た津波一時避難施設であることから、当該地震規模の地震で倒壊せず、更にその後襲来す る巨大津波にも耐え、避難場所に避難した避難者の安全を確保する必要がある。 このことから、当該津波避難タワーには、南海トラフ巨大地震にも耐えうる耐震性・耐 津波安全性が求められるため、津波避難タワーの耐震性・耐津波安全性について、整備効 果が得られるような技術提案を行うこと。 ② 避難の容易さ 本件整備予定の津波避難タワー(津波一時避難施設)は、高齢者、乳幼児、障がい者等 の災害時要援護者や避難が遅れた人等の真に「他の施設に避難することが出来ず、地区内 の避難施設に避難しなければ助からない者」が、発災後に緊急的に避難することを想定し ている。 また、災害は、四季や天候、昼夜を問わずに発生するおそれがあることから、これらを も考慮したうえで、いかに素早く円滑に避難を行うかが重要となる。 -2- このことから、当該津波避難タワーへの避難の容易さ、円滑な避難のための工夫につい て、整備効果が得られるような技術提案を行うこと。 ③ 経済性 当該タワー建設に係る費用(現場建設までの総額)や今後の維持管理(方法や費用)に ついても出来るだけ安価・安易であることが求められる。 このことから、整備する津波避難タワーについての建設に係る費用(現場建設までの総 額)や今後の維持管理(方法や費用)について、整備効果が得られるような技術提案を行 うこと。 ④ 任意のテーマ 津波避難タワー整備に関して、提案者が独自に開発した技術内容、立地の状況を考慮し た景観的配慮、建設に係る工程、津波避難タワーを含む敷地全体の平常時における利活用 方法や防犯性等、提案者が当該津波避難タワーの設計に関して特に取り入れたい内容につ いて、整備効果が得られるような技術提案を行うこと。 任意のテーマに関する技術提案は、提案者の任意とし、第二次審査の際の加点要素とす る。 (4) 事業実施スケジュール 本事業の実施スケジュールは、次のとおりである。 ① 基本・実施設計(地質調査を行う場合は地質調査を含む)等 契約の翌日から平成 27 年 10 月 28 日(水)まで ② 本体・外構工事等 設計完了日の翌日 平成 27 年 10 月 29 日(木)から平成 28 年 3 月 30 日(水)まで (5) 事業実施上の条件 事業実施上の条件は、次のとおりである。 ① 参加表明書及び技術提案書を提出者しようとする者の間に、次の基準のいずれかに該当 する関係がないこと。 ア 資本関係 次のいずれかに該当する二者の場合。ただし、子会社又は子会社の一方が更生会社又は 更生手続が存続中の会社である場合は除く。 (ア) 親会社と子会社の関係にある場合。 (イ)親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合。 イ 人的関係 次のいずれかに該当する二者の場合。ただし、(ア)については、会社の一方が更生会社 又は更生手続が存続中の会社である場合は除く。 (ア) 一方の会社の役員が、他方の会社の役員を現に兼ねている場合。 (イ)一方の会社の役員が、他方の会社の管財人を現に兼ねている場合。 ② 管理技術者(※1)及び主たる分担業務分野の主任担当技術者(※2)を各々1 名配置すること。 ③ 管理技術者は、一級建築士であること。 ④ 管理技術者及び主たる分担業務分野(※3)(総合分野)の主任担当技術者は、参加表明書 及び技術提案書の提出者の組織に所属していること。 ⑤ 管理技術者は、各主任担当技術者を兼任していないこと。また、分担業務分野のうち総 -3- 合及び構造分野の主任担当技術者についても、他の分担業務分野の主任担当技術者を兼任 していないこと。 ⑥ 管理技術者及び各主任担当技術者の手持ち業務について、携わっている業務(本業務を 含まず特定後、未契約の業務を含む。)が、原則として 5 件未満であること。 ⑦ 主たる分担業務分野(総合分野のうち、積算に関する業務を除く業務。 )を再委託しない こと。 ⑧ 構造分野において、参加表明書及び技術提案書の提出者又は協力事務所(再委託先のう ち、分担業務分野の主任担当技術者が所属する事務所をいう。以下同じ。)が、他の参加表 明書及び技術提案書の提出者の協力事務所となっていないこと。 ⑨ 業務の一部を再委託する場合であって、再委託先である協力事務所が、事業実施上の条 件のうち①及び②に該当しないこと。 注:※1 「管理技術者」とは、契約の履行に関し、委託業務の処理の技術上の管理をつ かさどる者及び業務の管理及び統轄等を行う者をいう。 ※2 「主任担当技術者」とは、管理技術者の下で各分担業務分野における担当技術 者を総括する役割を担う者をいう。 ※3 分担業務分野の分類は次のとおりとする。なお、参加表明書及び技術提案書の 提出者においてこれ以外の分野を追加することは差し支えないが、その場合、 「熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル参加 表明書作成要領」 (様式 4 の 2)に従い当該分野の業務内容及び分野を追加する 理由等を明確にしておくこと。 ただし、この場合において当該分野の技術者の評価は行わない。 なお、次の分担業務分野を分割して新たな分野として設定してはならない。 分担業務分野 (6) 総 合 構 造 業 務 内 容 平成 21 年国土交通省告示第 15 号別添一第1項第一号及び第二 号において示される「設計の種類」における「総合」 同上「構造」 その他 本工事の仕様書等は「熊野市津波避難タワー整備事業特記仕様書」のとおりである。 2 担当部局 〒519-4392 熊野市井戸町 796 番地 熊野市役所 防災対策推進課 電話番号 0597‐89‐4111(代表)(内線 315、336) F A X 0597‐89‐4277(直通)e-mail:[email protected] 担当 中西補佐、宇城係長 3 参加表明書の作成及び記載上の留意事項 参加表明書の作成及び記載上の留意事項については、 「熊野市津波避難タワー整備事業設計施 工一括発注・公募型プロポーザル参加表明書作成要領」による。 4 技術提案書の提案者を選定するための評価基準(第一次審査) -4- 各評価項目における評価内容の詳細は、次のとおりとする。 なお、技術提案書の提案者を選定するための評価は、設計業務を行う者について評価の対象 とし、建設工事を行う者については、参加資格の有無についての審査のみを行う。 (1) 参加表明書の提出者が有する各種資格、登録 参加表明書の提出者が有する各種資格、登録の評価については、次のとおりとする。 資格・登録名称 建設コンサルタント登録 評価する資格・登録 本業務に該当する分野の建設コンサルタントについて、建設 コンサルタント登録規程(昭和 52 年 4 月 15 日建設省告示第7 17 号)に基づく国土交通大臣の登録 ISO9000 シリーズ 国際標準化機構(ISO)が定めた品質マネジメントシステ ム(ISO9000 シリーズ)について、公益財団法人日本適合性 認定協会が認証した認証機関による認証・登録 ISO14000 シリーズ 国際標準化機構(ISO)が定めた環境マネジメントシステ ム(ISO14000 シリーズ)について、公益財団法人日本適合 性認定協会が認証した認証機関による認証・登録 ※ 各種資格・登録の評価については、当該資格と同等であると判断できる説明資料を提 出した場合、同等の評価を行う。 (2) 参加表明書の提出者が有する管理技術者及び各主任担当技術者の資格 参加表明書の提出者が有する管理技術者及び各主任担当技術者が有する資格について、評 価する資格は次のとおりとする。 資格評価表 分担業務分野 評価する資格 管理技術者 ①一級建築士 総 合 ①一級建築士 構 造 ①構造設計一級建築士 ※ ②二級建築士 ②一級建築士 ③二級建築士 海外の資格については、当該資格と同等であると判断できる説明資料を提出した場合、 同等の評価を行う。 ※ 「技術士」の資格は、当該分野における技術士とする。 (3) 参加表明書の提出者が有する技術力 参加表明書の提出者が有する技術力に係る同種業務は、津波避難タワーの新築又は増築に 係る基本設計及び実施設計の業務とする。 過去の同種業務の評価については、当該業務に係る受賞等の有無、実績の写真、図面等を 基に総合的に判断する。 (4) 管理技術者及び各主任担当技術者の研修実績 管理技術者及び各主任担当技術者の研修実績については、公益財団法人建築技術教育普及 センターを事務局とする建築CPD運営会議の発行する建築CPD情報提供制度のCPD実 績証明書における実績を評価する。 CPD実績証明書は、参加表明書提出期限日の 3 ヶ月前の日以降の発行日のものとし、証 明書発行申請日の 1 ヶ月前の日から過去1年間における認定時間を取得単位とする。 -5- ※ (5) 認定時間とは建築CPD運営会議が認定する時間をいい、1時間=1認定時間とする。 管理技術者及び各主任担当技術者の専任性 管理技術者及び各主任担当技術者の専任性について、平成 27 年 6 月 22 日現在における手 持ちの設計業務(本業務を含まず特定後、未契約の業務を含む。)を評価する。 (6) 各主任担当技術者の信頼度 各主任担当技術者の信頼度について、当該技術者の参加表明書の提出者による直接雇用の 有無を評価する。 (7) 提案者の地域性 市内に支店又は営業所を有しているかを評価する。 5 選定・非選定に関する事項 (1) 技術提案書の提出者の選定数 参加表明書の提出者のうち、評価の合計点の高いものから技術提案書の提出者として応募 者が多数の場合は5者程度を選定する。 (2) 参加表明書の提出者には、第一次審査結果通知書により通知する。 なお、第一次審査通過者に対しては、技術提案書の提出を要請する。 (3) 選定・非選定の有無及び非選定理由に対する問い合わせ及び異議申立ては一切受け付けな いものとする。ただし、平成 27 年 6 月 25 日(木)の翌日までに第一次審査結果通知書が参 加表明書の提出者の手元に届いていない場合において、参加表明書の提出者が、選定・非選 定の有無に対する問い合わせを行う場合を除く。 6 技術提案書の作成及び記載上の留意事項 技術提案書の作成及び記載上の留意事項については、 「熊野市津波避難タワー整備事業設計施 工一括発注・公募型プロポーザル技術提案書作成要領」による。 7 技術提案書を特定するための評価基準(第二次審査) 各評価項目における評価内容の詳細は、次のとおりとする。 (1) 業務の理解度 業務の理解度については、技術提案書の内容、プレゼンテーション及びヒアリングの結果 により、業務内容、業務背景、手続の理解度を総合的に評価する。 ただし、選考委員の半数以上が、業務の理解度について「不十分」との評価を行った場合 は、技術提案書を特定しない。 (2) 業務に対する取組意欲 業務に対する取組意欲については、技術提案書の内容、プレゼンテーション及びヒアリン グの結果により、積極性が見られる場合に優位に評価する。 ただし、選考委員の半数以上が、業務に対する取組意欲について「不十分」との評価を行 った場合は、技術提案書を特定しない。 (3) 業務の実施方針 業務の実施方針については、技術提案書の内容、プレゼンテーション及びヒアリングの結 果により、業務への取組体制、設計チームの特徴、特に重視する設計上の配慮事項等につい -6- て(ただし、技術提案を求めるテーマに対する内容を除く。)、的確性(条件との整合性が取 られているか等)、独創性(工学的知見に基づく独創的な提案がされているか等)、実現性(提 案内容が理論的に裏付けられており、説得力のある提案となっているか等)等を総合的に評 価する。 ただし、選考委員の半数以上が、業務の実施方針について「不十分」との評価を行った場 合は、技術提案書を特定しない。 (4) 技術提案を求めるテーマに対する技術提案 前記「技術提案を求めるテーマ」の各テーマに対する技術提案の評価については、技術提 案書の内容、プレゼンテーション及びヒアリングの結果により、各々のテーマに対する、そ の的確性、独創性、実現性を考慮して総合的に評価する。 また、前記「技術提案を求めるテーマ」のうち、④の任意テーマに対する技術提案の評価 については、総合的に評価し、評価結果に応じて評価の合計点に加点を行う。 更に、各テーマに対する技術提案と業務の実施方針や各テーマに対する技術提案の間の整 合性についても、総合的に評価し、評価結果に応じて評価の合計点から加点又は減点を行う。 8 プレゼンテーション及びヒアリング (1) 次のとおりプレゼンテーション及びヒアリングを行う。 ① 実施場所:熊野市役所 ② 実 施 日:平成 27 年 7 月下旬(予定) ③ 出 席 者:配置予定の管理技術者又は主任担当技術者 ④ そ の 他 ア プレゼンテーション及びヒアリングでは、上記7「技術提案書を特定するための評価 基準」のうち、(1)から(4)までの評価項目について、質疑応答を行う。 イ プレゼンテーション及びヒアリング時における技術提案書の加除訂正及び差替え並 びに追加資料の提出及び提示は認めない。 (2) プレゼンテーション及びヒアリングの日時、会場、留意事項等は、技術提案書の提出者の 選定後、別途通知する。 9 特定・非特定理由に関する事項 (1) 技術提案書を提出した者の中から、評価の合計点が最上位であるものを1者(以下「最優 秀者」という。)、最上位に次ぐものを1者(以下「次点者」という。 )特定する。 最優秀者及び次点者には、技術提案書審査結果通知書により特定された旨を通知する。 また、提出した技術提案書が特定されなかった者に対しては、特定されなかった旨及びそ の理由(非特定理由)を同じく技術提案審査結果通知書により通知する。 (2) 最優秀者及び次点者の特定に際し、評価の合計点が同点であった場合は、見積書の結果、 安価な者を特定する。 (3) 特定・非特定の有無及び非特定理由に対する問い合わせ及び異議申立ては一切受け付けな いものとする。 10 見積書の作成方法 技術提案書の提出者は、技術提案書の提出時に、本件事業に係る費用について、別に定める -7- 様式(別添様式第1号)により、見積根拠がわかるように作成し、提出すること。 (1) 基本設計及び実施設計業務:特記仕様に記載された成果物作成に係る見積 (2) 確認申請等各種業務 :確認申請等、その他必要と考えられる業務に係る見積 (3) :敷地測量、地質調査(提案者が、詳細設計時に現地における 敷地調査業務 地質調査が必要と認める場合に限る。)、土壌検査に係る見積 (4) 11 建築工事一式 :建築工事一式に係る見積 説明書の内容についての質問の受付及び回答 説明書の内容についての質疑応答は、次のとおりとする。 (1) 質問の受付期間 ① 参加表明書に係る質問 平成 27 年 6 月 4 日(木)から平成 27 年 6 月 10 日(水)まで (土、日曜日、国民の休日は除く。受付時間は、午前 8 時 30 分から午後 5 時 00 分まで) ② 技術提案書に係る質問 平成 27 年 6 月 26 日(金)から平成 27 年 6 月 30 日(火)まで (土、日曜日、国民の休日は除く。受付時間は、午前 8 時 30 分から午後 5 時 00 分まで) (2) 受付場所 2 の担当部局 (3) 質問方法 質問は、別に定める様式(別添様式第2号)により、郵送(配達証明付き書留郵便に限る。 受付期間内に必着。)FAX、e-mail(FAX及び e-mail による場合は、送信確認を 2 の担 当部局に電話により行うこと。)により受け付ける。 (4) 回答 質問に係る回答は、次のとおり、市のホームページに掲載する。 ①参加表明書に係る質問の回答 平成 27 年 6 月 15 日(月) ②技術提案書に係る質問の回答 平成 27 年 7 月 6 日(月) 12 その他の留意事項 (1) 本手続において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本円に限る。 (2) 同種又は類似業務の実績については、日本国内における同種又は類似業務の実績をもって 判断する。 (3) 提出期限までに参加表明書を提出しない者及び技術提案書の提出者に選定された旨の通知 を受けなかった者は、技術提案書を提出できないものとする。 (4) 参加表明書及び技術提案書の作成、提出、プレゼンテーション及びヒアリングに関する費 用は、提出者の負担とする。 (5) 参加表明書及び技術提案書に虚偽の記載をした場合には、参加表明書又は技術提案書を無 効とする。 (6) 提出された参加表明書及び技術提案書が次のいずれかに該当する場合は、原則その参加表 -8- 明書及び技術提案書を無効とする。 ① 参加表明書、技術提案書の全部又は一部が提出されていない場合 ② 参加表明書、技術提案書と無関係な書類である場合 ③ 他の業務の参加表明書、技術提案書である場合 ④ 白紙である場合 ⑤ 「熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル募集公告」、 「熊 野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル説明書」、 「熊野市津 波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル参加表明書作成要領」、「熊 野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル技術提案書作成要領」 等に指示された項目を満たしていない場合 ⑥ 発注者名に誤りがある場合 ⑦ 発注案件名に誤りがある場合 ⑧ 提出者名に誤りがある場合 ⑨ その他、未提出又は不備がある場合 (7) 参加表明書及び技術提案書の取扱いは、次のとおりとする。 ① 提出された参加表明書及び技術提案書を、発注者の了解なく公表、使用してはならない。 ② 提出された参加表明書は返却しない。なお、提出された参加表明書は、技術提案書の提 出者の選定以外に提出者に無断で使用しない。 ③ 提出された技術提案書は返却しない。なお、提出された技術提案書は、技術提案書の特 定以外に提出者に無断で使用しない。また、特定された技術提案書を公開する場合には、 事前に提出者の同意を得るものとする。 (8) 提出期限以降における参加表明書、技術提案書及び資料の差し替え及び再提出は認めない。 また、参加表明書及び技術提案書に記載した配置予定の技術者は、原則として変更できな い。ただし、病気休暇、死亡、退職等のやむを得ない理由により変更を行う場合には、同等 以上の技術者であるとの発注者の了解を得なければならない。 (9) 受託者が提出した参加表明書及び技術提案書の内容については、当該業務の特記仕様書等 に反映するものとする。 (10) 提案内容を適切に反映した特記仕様書等の作成のため受託者に対し、業務の具体的な実施 方針について提案を求めることがある。 (11) 当該業務の手続きにおいて特定するものが決定した場合には、速やかに公表するものとす る。 (12) 技術提案書の作成のために発注者より受領した資料は、発注者の了解なく公表、使用して はならない。 -9- 別添様式第1号(熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル説明書関係) 平成 熊野市長 河上 共同企業体の名称 敢二 年 月 日 様 ・ 代表者 特定建設工事共同企業体 住所(所在地) 商号又は名称 代表者職氏名 印 熊野市津波避難タワー整備事業 事業費見積額提案書 熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル募集 公告及び説明書に基づき、各項を承諾の上、下記の金額をもって参加します。 なお、下記の金額は、取引に係る消費税及び地方消費税の額を加算した金額 とします。 金 額 百万 千 (消費税及び地方消費税を含む) ※ 金額は、算用数字で記入し、金額の前の枠には、「¥」を記入すること。 ※ 単体企業の場合は、「共同企業体の名称」部分を削除すること。 円 別添様式第1号(熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル説明書関係) 熊野市津波避難タワー整備事業 事業費見積額提案書(内訳書) ・ 特定建設工事共同事業体 科目 1 単位 設計業務費 (1) 直接人件費 1式 (2) 諸経費 1式 (3) 技術経費 1式 (4) 特別経費 1式 (5) 確認申請手数料 1式 設計業務費 2 計((1)~(5)) 敷地調査業務費 (1) 敷地測量費 1式 (2) 地質調査費 1式 (3) 土壌検査費 1式 敷地調査業務費 3 計((1)~(3)) 工事管理業務 (1) 直接人件費 1式 (2) 諸経費 1式 (3) 技術経費 1式 (4) 特別経費 1式 (5) 完了検査申請手数料 1式 4 建設工事費 (1) 本体 1式 (2) その他付属施設 1式 (3) 外構工事 1式 直接工事費計a((1)~(3)) 1式 共通仮設費(積上げ) 1式 共通仮設費(率) 1式 共通仮設費計 b 1式 純工事費 c(a+b) 1式 現場管理費(率)d 1式 金 額 (円) 構成比 (%) 摘要 別添様式第1号(熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル説明書関係) 工事原価 e(c+d) 1式 一般管理費等(率)f 建設工事費計 合 (e+f) 1式 1式 計(1~3) (消費税及び地方消費税を除く。) ※ 上記の科目が満たされたものであれば、任意様式でも可 別添様式第2号(熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザル説明書関係) 平成 熊野市長 河上 敢二 年 月 日 様 住 所 事務所名 代表者名 電話番号 F A X 質 問 書 熊野市津波避難タワー整備事業設計施工一括発注・公募型プロポーザルについて、 次の項目の質問をします。 質問事項(参加表明書・技術提案書) ※ 質問がない場合は、質問書を提出する必要はありません。
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